JPH11149597A - 画像形車両感知装置 - Google Patents
画像形車両感知装置Info
- Publication number
- JPH11149597A JPH11149597A JP31862297A JP31862297A JPH11149597A JP H11149597 A JPH11149597 A JP H11149597A JP 31862297 A JP31862297 A JP 31862297A JP 31862297 A JP31862297 A JP 31862297A JP H11149597 A JPH11149597 A JP H11149597A
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- Japan
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- vehicle
- camera
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- approaching
- sensing device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 広いエリアでの車両の台数、平均交通量、渋
滞状況検知を可能とする分解能が高く、高精度の車両感
知装置の提供。 【解決手段】 遠去用ＴＶカメラ２と接近用ＴＶカメラ
３からなるカメラ部１を計測開始点と計測終了点の中間
点に設置して１台の車両を接近方向と遠去方向で連続的
に広範囲で撮影し、撮影した映像を信号処理部４によっ
て画像処理し、計測領域中の１台ごとの車両検出と追尾
による平均速度算出、交通渋滞状況の把握をおこなう。
滞状況検知を可能とする分解能が高く、高精度の車両感
知装置の提供。 【解決手段】 遠去用ＴＶカメラ２と接近用ＴＶカメラ
３からなるカメラ部１を計測開始点と計測終了点の中間
点に設置して１台の車両を接近方向と遠去方向で連続的
に広範囲で撮影し、撮影した映像を信号処理部４によっ
て画像処理し、計測領域中の１台ごとの車両検出と追尾
による平均速度算出、交通渋滞状況の把握をおこなう。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定領域の道路に
存在する個々の車両の存在検出や交通状況計測をする画
像形車両感知装置に関する。
存在する個々の車両の存在検出や交通状況計測をする画
像形車両感知装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のＣＣＤカメラを用いた車両感知装
置は、１台のカメラからの映像を処理して車両を感知す
るものであり、ほぼ直下を通過する車両の感知、速度計
測、車種判定等を行っていた。
置は、１台のカメラからの映像を処理して車両を感知す
るものであり、ほぼ直下を通過する車両の感知、速度計
測、車種判定等を行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術による車両
感知装置の第１の問題点は、１台のＴＶカメラ映像によ
りカメラ直下付近から一定領域に存在する車両を１台毎
に検出する空間形車両感知装置では、直下付近から約１
００ｍ程度の領域しか高精度で計測することができない
ことである。
感知装置の第１の問題点は、１台のＴＶカメラ映像によ
りカメラ直下付近から一定領域に存在する車両を１台毎
に検出する空間形車両感知装置では、直下付近から約１
００ｍ程度の領域しか高精度で計測することができない
ことである。
【０００４】その理由は、１台のＴＶカメラで直下から
遠方までを撮像した場合に、１００ｍ以上の遠方ではカ
メラの分解能が限界に達し、車両の存在を誤感知、未検
出するためである。また、カメラの分解能を向上させた
場合には、コストの増加や処理エリアの減少が問題とな
る。
遠方までを撮像した場合に、１００ｍ以上の遠方ではカ
メラの分解能が限界に達し、車両の存在を誤感知、未検
出するためである。また、カメラの分解能を向上させた
場合には、コストの増加や処理エリアの減少が問題とな
る。
【０００５】第２の問題点は、夕方、車幅灯のみで走行
する車両を検出する場合、前方の車幅灯が小さかった
り、この車幅灯が暗い場合には接近方向では車両を検出
できない場合があることである。
する車両を検出する場合、前方の車幅灯が小さかった
り、この車幅灯が暗い場合には接近方向では車両を検出
できない場合があることである。
【０００６】その理由は、ＴＶカメラの取り付け方向が
特定の一車線を計測する場合に車両が接近する方向（以
下「接近方向」）または遠去する方向（以下遠去方
向」）のどちらかに限定して設置されているためであ
る。
特定の一車線を計測する場合に車両が接近する方向（以
下「接近方向」）または遠去する方向（以下遠去方
向」）のどちらかに限定して設置されているためであ
る。
【０００７】本発明の目的は、直下から遠方までの一定
領域の車両の存在およびこの車両の速度を接近方向から
遠去方向まで連続的に検出する車両感知装置を提供する
ことにある。
領域の車両の存在およびこの車両の速度を接近方向から
遠去方向まで連続的に検出する車両感知装置を提供する
ことにある。
【０００８】また、本発明の他の目的は、直下付近から
遠方までの一定領域における渋滞状況を検出する車両成
知器を提供することにある。
遠方までの一定領域における渋滞状況を検出する車両成
知器を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の発明
は、車両が接近する方向を撮像する第１のＴＶカメラ
と、車両が遠去する方向を撮像する第２のＴＶカメラ
と、前記第１のＴＶカメラの映像をもとに接近する車両
を検出する接近車両検出部と、前記第２のＴＶカメラの
映像をもとに遠去する車両を検出する遠去車両検出部
と、前記接近車両検出部と前記遠去車両検出部によって
連続的に検出された信号を処理して１台の車両の検出信
号とし、該１台の車両の平均速度を計測する総合判定部
と、外部にデータを送出するための外部Ｉ／Ｆ部とを具
備する事を特徴とする画像形車両感知装置を提供する。
は、車両が接近する方向を撮像する第１のＴＶカメラ
と、車両が遠去する方向を撮像する第２のＴＶカメラ
と、前記第１のＴＶカメラの映像をもとに接近する車両
を検出する接近車両検出部と、前記第２のＴＶカメラの
映像をもとに遠去する車両を検出する遠去車両検出部
と、前記接近車両検出部と前記遠去車両検出部によって
連続的に検出された信号を処理して１台の車両の検出信
号とし、該１台の車両の平均速度を計測する総合判定部
と、外部にデータを送出するための外部Ｉ／Ｆ部とを具
備する事を特徴とする画像形車両感知装置を提供する。
【００１０】また請求項２に記載の発明は、請求項１に
記載の画像形車両感知装置において、前記総合判定部
が、検出された車両の台数および平均速度と渋滞状況と
の関連から計測領域における交通渋滞状況を把握する機
能を有することを特徴とする。
記載の画像形車両感知装置において、前記総合判定部
が、検出された車両の台数および平均速度と渋滞状況と
の関連から計測領域における交通渋滞状況を把握する機
能を有することを特徴とする。
【００１１】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を参照して詳細に説明する。図１を参照すると、本発
明の実施の形態は計測開始点となる信号機７から計測終
了点となる２００〜３００ｍ遠方までのほぼ中央に設置
し、遠去用ＴＶカメラ２と接近用ＴＶカメラ３を有する
カメラ部１と、このカメラ部１の映像を処理する信号処
理部４により構成される。
面を参照して詳細に説明する。図１を参照すると、本発
明の実施の形態は計測開始点となる信号機７から計測終
了点となる２００〜３００ｍ遠方までのほぼ中央に設置
し、遠去用ＴＶカメラ２と接近用ＴＶカメラ３を有する
カメラ部１と、このカメラ部１の映像を処理する信号処
理部４により構成される。
【００１２】遠去用ＴＶカメラ２はカメラ部１の直下付
近から信号機７までの最大４車線の領域に存在する遠去
車両５を撮像し、接近用ＴＶカメラ３はカメラ部１の直
下付近から計測終了点までの領域に存在する接近車両６
を撮像するものである。
近から信号機７までの最大４車線の領域に存在する遠去
車両５を撮像し、接近用ＴＶカメラ３はカメラ部１の直
下付近から計測終了点までの領域に存在する接近車両６
を撮像するものである。
【００１３】信号処理器４はカメラ部１からの映像を取
得して、計測開始点から計測終了点までの領域における
車両の交通情報を検出するものである。
得して、計測開始点から計測終了点までの領域における
車両の交通情報を検出するものである。
【００１４】次に本発明の動作について図１、図２を参
照して説明する。遠去用ＴＶカメラ２と接近用ＴＶカメ
ラは、路上約８〜１０ｍの高さにあるカメラ部１内に下
方斜めに配置し、その角度にて直下付近から遠方約１０
０〜１５０ｍまでを撮影できる画角を有し、矢印Ａの方
向に移動する車両を計測開始点から計測終了点までの２
００〜３００ｍをほぼ連続して撮影するためのものであ
る。
照して説明する。遠去用ＴＶカメラ２と接近用ＴＶカメ
ラは、路上約８〜１０ｍの高さにあるカメラ部１内に下
方斜めに配置し、その角度にて直下付近から遠方約１０
０〜１５０ｍまでを撮影できる画角を有し、矢印Ａの方
向に移動する車両を計測開始点から計測終了点までの２
００〜３００ｍをほぼ連続して撮影するためのものであ
る。
【００１５】このときの視野はカメラ部の高さに応じて
両ＴＶカメラの視野がほぼ連続するように合わせる。図
２を参照するとカメラ部ｌ内の遠去用ＴＶカメラ２、接
近用ＴＶカメラ３の映像信号は信号処理器４に入力し、
処理される。第１の映像信号は遠去車両検出部９、第２
の映像信号は接近車両検出部８に入力され、Ａ／Ｄ変換
器によるディジタル画像変換後、車両検出の信号処理が
行われる。
両ＴＶカメラの視野がほぼ連続するように合わせる。図
２を参照するとカメラ部ｌ内の遠去用ＴＶカメラ２、接
近用ＴＶカメラ３の映像信号は信号処理器４に入力し、
処理される。第１の映像信号は遠去車両検出部９、第２
の映像信号は接近車両検出部８に入力され、Ａ／Ｄ変換
器によるディジタル画像変換後、車両検出の信号処理が
行われる。
【００１６】両検出部の検出結果は、総合判定部１０に
入力され、接近画像と遠去画像の境目を通過した車両は
１台の車両として認識される。仮に接近車両検出部８か
らの車両検出結果がない場合でも遠去車両検出部９によ
って車両検出結果が出力されれば車両の存在を出力す
る。
入力され、接近画像と遠去画像の境目を通過した車両は
１台の車両として認識される。仮に接近車両検出部８か
らの車両検出結果がない場合でも遠去車両検出部９によ
って車両検出結果が出力されれば車両の存在を出力す
る。
【００１７】また両方向において特定の車両を追尾し、
平均速度を算出する。検出された車両の存在、速度は外
部Ｉ／Ｆ部１１により外部にデータ送出する。
平均速度を算出する。検出された車両の存在、速度は外
部Ｉ／Ｆ部１１により外部にデータ送出する。
【００１８】以上、本発明の一実施形態の動作を図面を
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
参照して詳述してきたが、本発明はこの実施形態に限ら
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設
計変更等があっても本発明に含まれる。
【００１９】
【発明の効果】これまでに説明したように、この発明に
よる第ｌの効果は、接近方向又は遠去方向のいずれかで
未検知になった場合でも他方の検知結果により車両検出
できることである。その理由は、２台のＴＶカメラを接
近車両方向と遠去車両方向に向けて配置する事により撮
影範囲を拡大し、特定の車両を両方向で連続的に撮像
し、その映像を１台の信号処理器で処理することができ
るためである。
よる第ｌの効果は、接近方向又は遠去方向のいずれかで
未検知になった場合でも他方の検知結果により車両検出
できることである。その理由は、２台のＴＶカメラを接
近車両方向と遠去車両方向に向けて配置する事により撮
影範囲を拡大し、特定の車両を両方向で連続的に撮像
し、その映像を１台の信号処理器で処理することができ
るためである。
【００２０】また、この発明による第２の効果は、交通
渋滞状況の計測精度を向上できることである。その理由
は、計測領域内で車両の平均速度を計測して、交通渋滞
情報を算出することができるためである。
渋滞状況の計測精度を向上できることである。その理由
は、計測領域内で車両の平均速度を計測して、交通渋滞
情報を算出することができるためである。
【図１】 本発明の一実施形態による画像形車両感知装
置の概要を表す図
置の概要を表す図
【図２】 本発明の一実施形態による画像形車両感知装
置の構成を示すブロック図
置の構成を示すブロック図
１：カメラ部 ２：遠去用ＴＶカメラ ３：接近用ＴＶカメラ ４：信号処理部 ８：接近車両検出部 ９：遠去車両検出部 １０：総合判定部 １１：外部Ｉ／Ｆ部
Claims (2)
- 【請求項１】 車両が接近する方向を撮像する第１のＴ
Ｖカメラと、 車両が遠去する方向を撮像する第２のＴＶカメラと、 前記第１のＴＶカメラの映像をもとに接近する車両を検
出する接近車両検出部と、 前記第２のＴＶカメラの映像をもとに遠去する車両を検
出する遠去車両検出部と、 前記接近車両検出部と前記遠去車両検出部によって連続
的に検出された信号を処理して１台の車両の検出信号と
し、該１台の車両の平均速度を計測する総合判定部と、 外部にデータを送出するための外部Ｉ／Ｆ部とを具備す
る事を特徴とする画像形車両感知装置 - 【請求項２】 前記総合判定部は、検出された車両の台
数および平均速度と渋滞状況との関連から計測領域にお
ける交通渋滞状況を把握する機能を有することを特徴と
する請求項１に記載の画像形車両感知装置
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31862297A JPH11149597A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 画像形車両感知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31862297A JPH11149597A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 画像形車両感知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11149597A true JPH11149597A (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=18101201
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31862297A Pending JPH11149597A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 画像形車両感知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11149597A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007148870A1 (en) * | 2006-06-21 | 2007-12-27 | Lux Technology Inc. | Apparatus for detect overspeed vehicle |
| KR100996482B1 (ko) | 2009-04-02 | 2010-11-24 | 상지영서대학 산학협력단 | 원거리 차량 추적 시스템 및 방법 |
| CN104200671A (zh) * | 2014-09-09 | 2014-12-10 | 安徽四创电子股份有限公司 | 一种基于大数据平台的虚拟卡口管理方法及系统 |
| CN110958423A (zh) * | 2018-09-26 | 2020-04-03 | 浙江宇视科技有限公司 | 一种车辆检测率确定方法及装置 |
| FR3099961A1 (fr) * | 2019-08-12 | 2021-02-19 | Psa Automobiles Sa | Estimation de la vitesse moyenne d’un trafic d’au moins un vehicule sur un troncon de route |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP31862297A patent/JPH11149597A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007148870A1 (en) * | 2006-06-21 | 2007-12-27 | Lux Technology Inc. | Apparatus for detect overspeed vehicle |
| KR100812765B1 (ko) | 2006-06-21 | 2008-03-12 | 럭스테크 주식회사 | 과속 차량 단속 장치 |
| KR100996482B1 (ko) | 2009-04-02 | 2010-11-24 | 상지영서대학 산학협력단 | 원거리 차량 추적 시스템 및 방법 |
| CN104200671A (zh) * | 2014-09-09 | 2014-12-10 | 安徽四创电子股份有限公司 | 一种基于大数据平台的虚拟卡口管理方法及系统 |
| CN110958423A (zh) * | 2018-09-26 | 2020-04-03 | 浙江宇视科技有限公司 | 一种车辆检测率确定方法及装置 |
| CN110958423B (zh) * | 2018-09-26 | 2021-08-31 | 浙江宇视科技有限公司 | 一种车辆检测率确定方法及装置 |
| FR3099961A1 (fr) * | 2019-08-12 | 2021-02-19 | Psa Automobiles Sa | Estimation de la vitesse moyenne d’un trafic d’au moins un vehicule sur un troncon de route |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991102 |