JPS6340422Y2 - - Google Patents

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JPS6340422Y2
JPS6340422Y2 JP1982025532U JP2553282U JPS6340422Y2 JP S6340422 Y2 JPS6340422 Y2 JP S6340422Y2 JP 1982025532 U JP1982025532 U JP 1982025532U JP 2553282 U JP2553282 U JP 2553282U JP S6340422 Y2 JPS6340422 Y2 JP S6340422Y2
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JP
Japan
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light
container
label
tube
window
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JP1982025532U
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JPS58130912U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は瓶容器等に貼着されたラベルの有無を
検知する検知装置に関するものである。
ラベル貼付機を通過した瓶や容器には全てにラ
ベルが貼着されている筈であるが、種々の原因に
よつて所定の位置に貼られていなかつたり、全く
貼られていない場合もある。
このような状態に対処するために従来は第6図
に示すような検知機を使用してラベル貼着の有無
の検知を行なつた。
すなわち投光管3と受光管4で構成する光電管
1′の前を容器Mが通過するよう配置し、容器M
にラベルLが貼着されている場合には投光管3か
ら投光された光はラベルLに反射して受光管4で
この反射した光を受光する。
ラベルLが貼着されていない場合には投光管3
から投光された光は所定の強さで反射してこない
ので受光管4で受光することができず、その結果
ラベルの有無を判断するものである。
しかしこの従来の装置は次に示すような欠点を
有する。
〈イ〉 上記のように従来の装置の測定原理は、
光の反射を所定の強さで受光した場合に、ラベ
ルLが貼着されていると判断し、光の反射がそ
れより弱い場合には、ラベルLが貼着されてい
ないと判断するものである。
従つて、例えば瓶内の内容物が白色で、ラベ
ルも白色などのようにラベルと内容物が同色で
ある場合には投光管3から投光された光はラベ
ルLが貼着されていない場合でも内容物に反射
してしまい検知が不可能である。
〈ロ〉 ラベルLを貼着する容器の種類によつて
特に反射の良好な容器の場合にはラベルLも容
器Mも判断できないため検知することができな
い。
〈ハ〉 従来の装置は、検知機1′と容器Mとの
間が離れている。
そのため、容器Mの半径の誤差や容器移動に
伴なう揺動により検知機1′と容器M表面との
間の距離が不均一となりそのため検知機1′に
よる検知も微妙に相違し正確な検知ができな
い。
〈ニ〉 また、従来の装置は、検知機1′と容器
Mとの間隙に、室内照明等の他の光が入り込
み、測定の妨げになるおそれがある。
本考案は以上のように、検知機と容器との間隙
部間に光を反射させて行う従来のラベル有無の検
知装置の欠点を改善するためになされたもので容
器の種類やラベルの色に影響を受けることなく正
確にラベルの有無を検知するラベル検知装置を提
供することを目的とする。
〈本考案の原理〉 上記のように従来装置の測定原理は、検知機
1′と容器Mとの間隙部間に光を反射させて行う
ものであり、光の反射を所定の強さで受光した場
合に、ラベルLが貼着されていると判断し、光の
反射がそれより弱い場合には、ラベルLが貼着さ
れていないと判断するものである。
それに対して本考案は、検知装置と容器との間
隙部間に投光管と受光管を配置し、投光管と受光
管の容器側の各端部を容器に接触するよう構成し
たものである。
そして、投光管から投光された光を、ラベルが
遮断した場合にラベルが貼着されていると判断す
る。
また、投光管から容器の厚み内に投光された光
を、受光管で受光した場合に、ラベルが貼着され
ていない状態であると判断するものである。
次に本考案の実施例について説明する。
本考案の検知装置は光電管本体1と光束管2で
構成する。
〈イ〉 光電管本体 光電管本体1は第1図に示すように投光管3と
受光管4で構成した公知のものを利用する。
投光管3で投光された光の反射光を受光管4で
受光する構造のものである。
また調整つまみ11を回動することにより投光
管3の投光角度を調整できるようになつている。
〈ロ〉 光束管 光束管2は光を反射しながら長距離を伝達する
性質を有するガラス繊維等公知のものを使用す
る。
光束管2内の光は反射して進むから光束管2が
曲がつても一端から入つた光は正確に他端まで到
達する。
〈ハ〉 アーム 一方容器M群を移送するコンベア6の両側には
垂直の回転軸51を設立し、この軸51にアーム
5を固定する。
アーム5は1本の鋼板、L字状板、円盤(軸5
1は円心以外に設ける)などの形状を有し、コン
ベア6の両側から、通過する容器M側に多少露出
しており、かつコンベア6外への押し出しが容易
であるようにばね7で引くか加圧しておく。
〈ニ〉 光束管の配置 1本の光束管2の一端面は光電管本体1の投光
管3の直前に位置せしめ、その他端はアーム5に
対して軸51とほぼ直交方向に挿入し、その端面
をアーム5のコンベア側に露出させて投光窓21
を構成する。
他の1本の光束管2の一端面は光電管本体1の
受光管4の直前に位置せしめ、その他端面は投光
窓21と接近した受光窓22としてアーム5側面
に開設する。
本実施例の場合は、容器Mの周面の一部にラベ
ルLが貼着されている場合である(全周にわたつ
て貼着されていない)。
そのため、一方のアーム5にのみ投光窓21と
受光窓22とを設けたのでは、ラベルLの貼着さ
れていない部分を計測するおそれがある。
従つて、第1図に示すように、他方のアーム5
にも同様に投光窓21と受光窓22とを設け、少
なくとも容器M周面の半周以上に貼着されたラベ
ルLの計測漏れがないようにする。
なお、両側のアーム5にそれぞれ設けた投光窓
21と受光窓22は、検知装置1を共有してもよ
いし、別途に設置してもよい(図示せず)。
次に作動について説明する。
〈イ〉 容器の移送 第1図において容器Mはラベル貼付機(図示せ
ず)を通過してコンベア6に載つて移動する。
コンベア6に載つて移動してきた容器Mは、こ
のコンベア6内に突出する両アーム5の側面を押
し広げながらアーム5間を通過する。
押し広げられたアーム5は容器Mの通過の後、
バネ7の収縮によつてストツパー8に係止し再び
コンベア6内にアーム5の側面を突出する。
〈ロ〉 ラベル有無の検知 容器Mがアーム5の側面と接する際に投光管3
から投光された光は一方の光束管2内を案内され
アーム5の側面に露出する投光窓21から容器M
の表面に投光される。(第2図) 容器Mの表面にラベルLが貼着されている場合
には投光窓21をラベルLが被覆してしまい、投
光窓21で投光した光を遮断するため受光窓22
で受光されることはない。
従つて貼着されるラベルの色彩や反射率などに
影響を受けることなくラベルLの存在を検知する
ことができる。(第4図) 容器Mの表面にラベルLが貼着されていない場
合には投光窓21で投光された光は容器Mの厚み
内で反射するのでこの反射した光を受光窓22が
受光する。(第5図) このとき容器Mの厚み内で反射するという意味
は、透明または半透明の部材で形成された容器M
の躯体内において、投光された光が乱反射すると
いうことであり、その乱反射した光の一部を受光
窓22で受光するわけである。
受光された光は光束管2を介して受光管4へ連
絡されラベルLの不存在を検知する。
〈ハ〉 その他の実施例 以上の実施例はコンベア6両側に配置する両ア
ーム5に投光窓21と受光窓22をそれぞれ形成
した場合について説明したが、ラベルLが容器M
の全周に貼着される場合にはいずれか一方のアー
ム5のみに投光窓21と受光窓22を形成しラベ
ルL貼着の検知をすることも可能である。
この場合の作動は前記実施例の場合と同様であ
る。
本考案の装置は以上説明したようになるから次
のような効果を期待することができる。
(イ) 従来装置は、投光した光の反射の強弱によつ
てラベルの有無を判断するものである。
従つて、容器内の内容物の色彩とラベルの色
が同色の場合等には、内容物にも光が反射して
しまうため、反射光の強弱による判断では非常
に不正確である。
また、光の反射率の大きい容器にラベルを貼
着する場合にも、反射光の強弱による判断では
非常に不正確となる。
それに対して本考案は、アームに設けた投受
光窓を、ラベルが遮断するか否かによつて、ラ
ベルの有無を判断することができる。
そのため、従来のように反射光の強弱を読み
取るような不確実な方法をとる必要がない。
従つて、容器の反射率や内容物の色彩等に左
右されることなく、正確にラベルの有無を検知
することができる。
(ロ) 従来装置は、検知装置と容器との間が離れて
いる。
そのため、容器の半径の誤差や容器移動に伴
う揺動により、検知装置と容器との間の距離が
不均一となり、測定に微妙な誤差が生じる。
しかし本考案は、容器の両側から容器に接触
するよう不勢したアームを設け、そのアームの
容器側の側面に、投受光窓を容器表面と接触す
るよう配置し、ラベルの有無を検知する構造で
ある。
そのため、容器はアームによつて挟持され、
投受光窓と容器が接触した状態で、ラベルの有
無を検知することができる。
従つて、投受光窓と容器との距離が不均一と
なることはなく、正確にラベルの有無を検知す
ることができる。
(ハ) 従来装置は、検知装置と容器との間隙に、室
内照明等の他の光が入り込み、測定の妨げにな
るおそれがある。
しかし本考案は、上記のように投受光窓と容
器が接触した状態で、ラベルの有無の検知測定
を行うことができるため、測定時に投受光窓と
容器との間には間隙が生じない。
従つて、室内照明等の他の光が入り込むおそ
れがなく、正確にラベルの有無を検知すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案による検知装置の一実施例説明
図、第2図:第1図における−の断面図、第
3図:投光帯、受光帯の説明図、第4,5図:検
知状態の説明図、第6図:従来の装置の説明図、 1:検知装置、2:光束管、3:投光管、4:
受光管、5:アーム、6:コンベア、7:バネ、
8:ストツパ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンベアの移動方向の左右両側に、コンベア上
    の容器と接触するように付勢した一対のアームを
    設け、 導光性を有する2本の光束管の各端をそれぞれ
    光電管本体の投光管と受光管に接近して位置せし
    め、 投光管の光を入力する光束管の他端面を投光窓
    として形成し、 受光管に向けて光を伝達できる光束管の他端面
    を受光窓として形成し、 この投光窓と受光窓とが容器表面に接するよう
    に、 アームの容器との接触面側に、投光窓と受光窓
    とを接近させて配置したことを特徴とする、 ラベル有無の検知装置。
JP2553282U 1982-02-26 1982-02-26 ラベル有無の検知装置 Granted JPS58130912U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2553282U JPS58130912U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 ラベル有無の検知装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2553282U JPS58130912U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 ラベル有無の検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58130912U JPS58130912U (ja) 1983-09-03
JPS6340422Y2 true JPS6340422Y2 (ja) 1988-10-21

Family

ID=30037500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2553282U Granted JPS58130912U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 ラベル有無の検知装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS58130912U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348700A (en) * 1976-10-15 1978-05-02 Yotsumaru Masayuki Method of checking label packaging papers

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5348700A (en) * 1976-10-15 1978-05-02 Yotsumaru Masayuki Method of checking label packaging papers

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JPS58130912U (ja) 1983-09-03

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