JPH0312764Y2 - - Google Patents

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JPH0312764Y2
JPH0312764Y2 JP14902783U JP14902783U JPH0312764Y2 JP H0312764 Y2 JPH0312764 Y2 JP H0312764Y2 JP 14902783 U JP14902783 U JP 14902783U JP 14902783 U JP14902783 U JP 14902783U JP H0312764 Y2 JPH0312764 Y2 JP H0312764Y2
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JP
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tape
pad
light
receiver
reflector
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JP14902783U
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JPS6056651U (ja
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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、テープパツドから繰り出しているテ
ープの残量が少なくなつたときこれを光電的に検
出するテープ端検出装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、ケーブルに紙、プラスチツク、金属等の
テープを巻き付けるテーピング機では、運転中に
テープがなくなるとこれを自動的に検出して運転
を停止させ、新しいテープパツドをセツトして前
のテープの端末と新しいテープの始端とをジヨイ
ントして、運転を再スタートすることが一般に行
われている。
このような際に使用されている従来のテープ端
検出装置としては、次のようなものがある。
(A) パツド受け側にレバーを取り付け、パツド径
が小さくなると、そのレバーが突出してリミツ
トスイツチが作動するタイプのもの。
(B) 誘導形或いは静電容量形の近接スイツチをパ
ツド受けに取り付け、パツド径が小さくなり、
テープが近接スイツチ上からなくなると近接ス
イツチが作動するタイプのもの。
(C)投光器と受光器又は投受光器を使用するもの。
(C−1) パツドがなす平面の延長上で且つパ
ツドで遮光される位置に投光器と受光器を相対
向させて設置し、パツド径が小さくなり、光軸
上のテープがなくなると受光器に光が入射して
スイツチが作動するタイプのもの。
(C−2) パツド受けに反射体として全反射テ
ープを貼り付けておき、パツド径が小さくな
り、該全反射テープが露出されると、投受光器
から出した光の反射光が該投受光器に帰つてき
て、スイツチが作動するタイプのもの。
しかしながら、(A),(B)タイプのものでは、テー
ピングヘツドにスリツプリングを取付けなければ
ならない欠点がある。また、(A)タイプのものの中
で、パツド受けとテープが一体になつて回転する
タイプのものでは、突出したレバーにテープが当
るため使用できない欠点がある。更に、(B)タイプ
のものでは、センサーの性質上、パツド材質の影
響があり、例えば誘導形では非金属パツドは使用
できない欠点がある。
次に(C−1)タイプのものでは、投光器と受
光器の光軸のわずかなずれで検出不能になる欠点
がある。(C−2)タイプのものでは、金属テー
プは反射率が高く、全反射テープとの比較で反射
光の差が少ないため、判断ができなくなり、使用
できない欠点がある。
[考案の目的] 本考案の目的は、テープの材質に関係なく、ま
たスリツプリングを必要とせず、設置位置の厳し
い制限を受けずにテープ端を検出できるテープ端
検出装置を提供することにある。
[考案の構成] 本考案は、テープパツドを配置する面上で且つ
前記テープパツドのパツド径が小さくなると露出
される位置に設けられた反射体と、前記反射体の
受光面に前記テープパツドを介して対向する位置
に設けられていて該反射体に向けて光を出すと共
に前記パツド径が小さくなつて該反射体が露出さ
れたときの前記光の反射光を受光する投受光器と
を備えたテープ端検出装置において、前記反射体
として受光面が乱反射面となつている乱反射体が
用いられれ、前記投受光器はその光軸が前記乱射
体の受光面に垂直な軸に対して傾斜して配置され
ていることを特徴とする。
このようにすると、テープの反射率に関係なく
検出を行うことができ、またテープの材質別によ
る感度調整が不要になる。かつまた、投受光器の
取付角度の許容範囲が広いので、設置位置や角度
の厳しい制限を受けなくなる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図乃至第2図を参
照して詳細に説明する。テーピング機1は、パツ
ド受け2がその中心に貫通支持されたホローシヤ
フト3、このホローシヤフト3の端部に取付けら
れたVプーリ4、このVプーリ4に掛けられたV
ベルト5を介して図示しない駆動源により駆動さ
れるようになつている。パツド受け2には、テー
プパツド6が取り付けられて回転されつつホロー
シヤフト3の中心を通るケーブル7の外周にテー
プ8が巻き付けられるようになつている。本実施
例のテープ端検出装置9は、テープパツド6を配
置するパツド受け2の面上で且つ該テープパツド
6のパツド径が小さくなると露出される位置に設
けられた乱反射テープよりなる乱反射体10と、
該乱反射体10にテープパツド6を介して対応し
た位置で該テープパツド6の面(又は乱反射体1
0の受光面)に垂直な軸Zに対してθなる角度で
光軸を傾斜させて配置した投受光器11とから成
つている。投受光器11は、周知のように授光部
と受光部とが並列又は同心状等の隣り合わせ配置
で設けられていて、授光部から出した光が反射体
(この場合では、乱反射体10)で反射されて帰
つて来るのを受光部で受光する構造になつてい
る。θとしては、15゜〜60゜の範囲で、好ましくは
30゜〜40゜の範囲である。また、乱反射体10とし
ては、例えば白系のプラスチツクテープの表面に
接着剤を介して白くて光沢があり、直径0.1mm以
下の微小球状の多数のアルミ製又はガラス製粉末
などを均一に付着させたものを用いる。
このようなテープ端検出装置9において、スチ
ールテープからなるテープパツド6の場合は、投
受光器11から発した光はテープパツド6に当つ
てほぼ全反射して反対側へ反射する。従つて、乱
反射体10がテープパツド6でかくれている間は
投受光器11が作動しない。テープパツド6のテ
ープ8の残量が少なくなつて乱反射体10が現わ
れると、投受光器11から照射された光が乱反射
する。この乱反射光は、十分な大きさで投受光器
11に受光されて該投受光器11が作動する。
第2図は、反射率の高い金属テープからなるテ
ープパツド6に照射された光が全反射したときの
反射率の推定カーブを点線で示している。角度θ
が15゜以上になると、光の光源側に反射する光量
は投受光器11を作動させるに不十分な量にな
り、該投受光器11は作動せず、誤動作を防止で
きる。角度θが15゜より小さいと反射量が増加し、
テープがなくならないうちに投受光器11を作動
させることになり、不適当である。また、角度θ
が60゜より大きくなると、テープがなくなつても
乱反射体10からの反射量が投受光器11を作動
させるのに十分でなく、やはり不適当である。
なお、紙テープパツド等の反射率の小さいパツ
ドでは如何なる角度で投光してもパツドからの反
射光は投受光器11を作動せず、支障なく正常な
検出動作を行わせることができる。
本考案は、センター巻きのテーピング機に限ら
ず、タンゼンシヤル型テーピング機、鋼帯巻き
機、サイド巻きテーピング機等にも同様に適用す
ることができる。
また、本考案はテーピング機に限らず、テープ
そのものの巻取り機、或いはテープをテープ巻き
以外に使用する場合においても、その残量が少な
くなつたのを検出する場合のあらゆる材料のテー
プに対しても本考案は同様に適用できるものであ
る。
[考案の効果] 以上説明したように本考案に係るテープ端検出
装置は、反射体として乱反射体を用い、この乱反
射体の受光面に垂直な軸に対して光軸を傾斜させ
て投受光器を設置したので、テープの反射率に拘
らずテープ残量の検出を行うことができる。ま
た、本考案の如く構成すると、投受光器の取付け
方向の許容範囲が大きく、使用中に取付け方向の
狂いが生じても、正常に検出動作を行える利点が
ある。更に、本考案によれば、テープの材質別に
よる感度調整が不要になり、またスリツプリング
も不要であり、且つ特別な費用増加を招かずに実
施できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテープ端検出装置を備えたテ
ーピング機の一例を示す縦断面図、第2図はテー
プパツドに対する投受光器の配置角度の関係を示
す斜視図である。 1…テーピング機、2…パツド受け、3…ホロ
ーシヤフト、4…Vプーリ、5…Vベルト、6…
テープパツド、7…ケーブル、8…テープ、9…
テープ端検出装置、10…乱反射体、11…投受
光器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープパツドを配置する面上で且つ前記テープ
    パツドのパツド径が小さくなると露出される位置
    に設けられた反射体と、前記反射体の受光面に前
    記テープパツドを介して対向する位置に設けられ
    ていて該反射体に向けて光を出すと共に前記パツ
    ド径が小さくなつて該反射体が露出されたときの
    前記光の反射光を受光する投受光器とを備えたテ
    ープ端検出装置において、前記反射体として受光
    面が乱反射面となつている乱反射体が用いられ、
    前記投受光器はその光軸が前記乱射体の受光面に
    垂直な軸に対して傾斜して配置されていることを
    特徴とするテープ端検出装置。
JP14902783U 1983-09-27 1983-09-27 テ−プ端検出装置 Granted JPS6056651U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14902783U JPS6056651U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 テ−プ端検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14902783U JPS6056651U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 テ−プ端検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6056651U JPS6056651U (ja) 1985-04-20
JPH0312764Y2 true JPH0312764Y2 (ja) 1991-03-26

Family

ID=30330929

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14902783U Granted JPS6056651U (ja) 1983-09-27 1983-09-27 テ−プ端検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6056651U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2717386B2 (ja) 1995-08-10 1998-02-18 株式会社オフィスエイド ジグソーパズル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2717386B2 (ja) 1995-08-10 1998-02-18 株式会社オフィスエイド ジグソーパズル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6056651U (ja) 1985-04-20

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