JPS63403Y2 - - Google Patents

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JPS63403Y2
JPS63403Y2 JP1983124889U JP12488983U JPS63403Y2 JP S63403 Y2 JPS63403 Y2 JP S63403Y2 JP 1983124889 U JP1983124889 U JP 1983124889U JP 12488983 U JP12488983 U JP 12488983U JP S63403 Y2 JPS63403 Y2 JP S63403Y2
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JP
Japan
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air
slicer
blade
cutting
blown
Prior art date
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JP1983124889U
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English (en)
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JPS6032001U (ja
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Priority to JP12488983U priority Critical patent/JPS6032001U/ja
Publication of JPS6032001U publication Critical patent/JPS6032001U/ja
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Publication of JPS63403Y2 publication Critical patent/JPS63403Y2/ja
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  • Milling, Drilling, And Turning Of Wood (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建築、木工業界で用いるスライサー用
のテーブルを乾燥冷却する装置。詳しくは含水材
の切削によりぬらされるテーブル面へ、これに沿
わせて一側から他側へ空気を吹き出させて、テー
ブル面の乾燥、冷却と、塵の吹き飛ばしを行わ
せ、製品のしみや、擦傷を防止すると共に、テー
ブルや切削刃、刃口金の熱歪みを防止する装置に
関する。
従来のスライサーは、図面第1図に示す様に切
削刃1と刃口金2とを備えるテーブル3に、動力
により駆動される送りベルト4を対設し、この送
りベルト4によりテーブル3面へ材料を圧接移送
させて突板を削成させるもので、材料を煮沸又は
蒸煮処理により柔軟化して使うから、材料が含水
していて切削時に水と共に樹液を滲出させ、この
樹液がテーブル、定規、切削刃、刃口金等の鉄分
と作用して帯色液を生じ、この帯色液が削成され
る突板に滲み込んでしみを造るから、このしみを
臭酸、トリクロールエチレン等の薬剤を使つて抜
いているが、しみ抜きは手間がかゝつて、且つ薬
剤により手荒れ等を起す危険があり、又、しみ抜
きは不完全で白つぽい木の場合はしみが残つて、
製品突板の商品価値を著しく低下する欠点があつ
た。
本考案は、この欠点を解消するためになしたも
ので、材料の含水によりぬれたテーブル上へ一側
から他側へ空気を吹出させ、テーブル面の乾燥
と、冷却、塵の吹飛ばしを行わせて、製品のしみ
による汚染をなくすと共に、塵による擦傷の発生
と、切削刃や刃口金の熱歪みを防止して商品価値
の高い突板が得られるスライサーを提供すること
を目的としている。
次に本考案に関する装置の実施の一例を図面に
基いて説明する。
図面第2図及び第3図において5はスライサー
におけるテーブルで、その中央部に送材方向に対
し大きな斜交角を与えた切削刃6と、この切削刃
6に接近平行する刃口金7とを取付けてある。
8,8は前記したテーブル5の一側に立設した一
対のコラムで、このコラム8,8に送りねじ9に
より昇降調整される昇降体10を支持させてあ
る。11,12は昇降体10の両端に軸支した一
対のローラで、送りベルト13を無端状に張設
し、この送りベルト13をモータ14により、送
材方向だけか、送材、返材の二方向かへ回転させ
て、材料をテーブル5面へ圧接して片道送り、或
は往復送りが行われる様にしてある。15は前記
テーブル5上の前記コラム8,8とは反対側に設
けた送材定規で、この定規15に案内させて送材
を行わせる。16は前記した定規15に設けた送
気手段で、図面第3図に示す様に定規15に所定
の間隔で多数の空気吹出口aを設け、これら吹出
口aに送気管17を接続して送気管17の弁18
を開くと前記吹出口aからテーブル5面に沿わせ
て一側から他側へ空気を吹き出させるか、図面第
4図に示す様に定規15に所定の間隔であけた多
数の空気吹出口aを送気室19に連通させて、こ
の室19から送られる空気を吹出口aからテーブ
ル5面に沿わせて一側から他側へ空気を吹き出さ
せるかするものである。
本考案に関する装置の実施の一例は前記の通り
構成されているから、図面第1図〜第3図に示す
送気手段16を用いる場合、送気管17の弁18
を開けば多数の吹出口aからテーブル5面に沿つ
て一側から他側へ空気が吹き出す。従つて、この
状態においてテーブル5上へ材料を供給し、この
材料を送りベルト13によりテーブル5へ圧接し
ながら移送すれば、材料に切削刃6が切込んで下
面から突板を削り出すもので、この時は吹出口a
から吹出す空気は材料に当つている。しかし材料
が通過するとテーブル5面に沿つてその一側から
他側へ吹き出し、柔軟化のために煮沸、蒸煮等の
処理を施されて含水している材料から搾れてテー
ブル5面へ附着し、これをぬらしている水膜とこ
れが蒸発した湯気をテーブル5の外側へ吹き飛ば
すと共に、材料から出たり、空気中から落ちたり
した塵をも吹き飛ばす。従つて、次の材料切削が
行われる迄には、テーブル5面をぬらしていた樹
液を含む水分は発散してしまい、テーブル5、定
規15、切削刃6、刃口金7等の鉄分と反応する
ことがない。従つて、しみを造る帯色液が成生さ
れないため、次の材料の切削に伴い削り出される
突板にしみを生ずることがないし、又、次の切削
前にテーブル5上の塵が完全に吹き飛ばされて、
切削の際突板をこすらないから、製品の擦傷の発
生がなく、更に吹出し空気は、テーブル5や切削
刃6、刃口金7等を冷却し、これら部材の熱歪み
を軽減させるため、材料の切削は常時適確に行わ
れて均一な突板の削成を可能とするものである。
本考案に関する装置は送気手段によりテーブル
面に沿つて一側から他側へ空気を吹き出させたか
ら、煮沸、蒸煮により含水して切削時、樹液を含
んだ水分の滲出でテーブルをぬらす材料を切削す
る場合、吹出し空気により水分が速かに乾かさ
れ、樹液をテーブル、定規、切削刃、刃口金等の
鉄分と反応させないから、帯色液が生成されて製
品突板にしみを付けることがなくなり、しみ抜き
に手数を煩わすことなくしみのない高品位の製品
が得られる。
又、テーブル面に沿つて一側から他側へ吹き出
す空気は、テーブルに乗る塵をテーブルの外へ吹
き飛ばし、これにより切削中の製品がこすられな
い様にするため、製品に塵による擦傷を生ずるこ
とがなく、更に、テーブルや切削刃、刃口金は吹
出し空気により冷却されて熱歪みを抑えられ、各
部が所期の精度を保持するため、突板削成は確実
に行われて均一な優良製品の製造を可能とする。
テーブルの一側から他側へ吹き出す空気により、
材料からテーブル上に滲出した水分や樹液や、テ
ーブル上に乗る塵を横へ吹き飛ばし、送材ベルト
には付着させないようにすることができるから、
水分の付着による送材ベルトのスリツプと、塵の
付着による摩擦の減少を防止して、これらに起因
する送材不良の発生を皆無とすることができる。
等の特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスライサーを示す側面図。第2
図は本考案に関する装置を採用したスライサーの
側面図。第3図は同上のテーブル部分の平面図。
第4図は装置の要部の構造を示す縦断正面図。第
5図は同上の他の例を示す縦断正面図である。 図中5はテーブル、6は切削刃、13は送りベ
ルト、16は送気手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 切削刃を備えるテーブルに、動力により駆動さ
    れる送りベルトを対設し、この送りベルトにより
    テーブル面へ材料を圧接移送させて突板を削成さ
    せるスライサーにおいて、前記テーブルの一側に
    該テーブル面に沿つて一側から他側へ空気を吹き
    出させる送気手段を配設したことを特徴とするス
    ライサーにおける製品のしみ防止装置。
JP12488983U 1983-08-11 1983-08-11 スライサ−における製品のしみ防止装置 Granted JPS6032001U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12488983U JPS6032001U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 スライサ−における製品のしみ防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12488983U JPS6032001U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 スライサ−における製品のしみ防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6032001U JPS6032001U (ja) 1985-03-05
JPS63403Y2 true JPS63403Y2 (ja) 1988-01-07

Family

ID=30284537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12488983U Granted JPS6032001U (ja) 1983-08-11 1983-08-11 スライサ−における製品のしみ防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6032001U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS473677U (ja) * 1971-02-04 1972-09-06
JPS537894B2 (ja) * 1972-11-30 1978-03-23

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5053795U (ja) * 1973-09-12 1975-05-22
JPS51127197U (ja) * 1975-04-09 1976-10-14
JPS5280195U (ja) * 1975-12-12 1977-06-15
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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6032001U (ja) 1985-03-05

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