JPS6340208Y2 - - Google Patents

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JPS6340208Y2
JPS6340208Y2 JP1983111951U JP11195183U JPS6340208Y2 JP S6340208 Y2 JPS6340208 Y2 JP S6340208Y2 JP 1983111951 U JP1983111951 U JP 1983111951U JP 11195183 U JP11195183 U JP 11195183U JP S6340208 Y2 JPS6340208 Y2 JP S6340208Y2
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JP
Japan
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switch
vacuum cleaner
hose
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suction port
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JP1983111951U
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JPS6021263U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、掃除機本体の吸込口にホースを連
結して掃除動作を行なうようにした電気掃除機に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、電気掃除機は、吸込口を有する掃除機
本体の底部に自在前車輪および後車輪を設け、床
面上を移動自在としている。しかし、この種電気
掃除機の場合、使用性の向上のため掃除機本体の
外観、重量ともに小型、軽量化の傾向にあるが、
掃除機本体を床面上で移動させる際、吸込口に連
結されたホースで引つ張りながら行なう必要があ
り、使いづらいのが現状である。
そこで、従来より、掃除機本体を内蔵のモータ
によつて自動走行させるようにした電気掃除機が
提案されている。
たとえば、特公昭47−29870号公報には、ホー
スの引つ張り等により掃除機本体に前進方向の衝
撃が加えられた時に、この衝撃により揺動手段を
後退回動させてスイツチを閉成させ、電動機を駆
動して掃除機本体を短距離だけ自動走行させる電
気掃除機が示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、前記公報のものでは、掃除機本体に加
わる前進方向の衝撃を揺動手段で間接的に受けて
スイツチを作動させる構成であるため、ホースの
引つ張りによつてはスイツチが作動しない場合が
生じ、スイツチの作動が確実に行なわれない恐れ
がある。
この考案は、従来の技術の有するこのような問
題点に留意してなされたものであり、その目的と
するところは掃除機本体の移動を該本体の自動走
行によつて行なわせる場合に、吸込口に連結した
ホースの引つ張りにより確実にスイツチを作動さ
せてモータを駆動できる電気掃除機を提供しよう
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
つぎに、前記目的を達成するためのこの考案の
構成を、実施例に対応する図面を用いて説明す
る。
この考案による電気掃除機は、前面に吸込口6
を有する掃除機本体1と、該本体1に内設された
モータ11と、本体1の底部に設けられモータ1
1により回転して本体1を走行させる自走用の車
輪16と、本体1の前面に吸込口6を覆うように
設けられ該吸込口6の前方に位置する挿入口17
aを有するカバー17と、該カバー17内に前後
に摺動自在に設けられかつ後方へ摺動付勢された
スイツチリング18と、挿入口17aを通して吸
込口6に連結されたホース22と、該ホース22
の基部に設けられスイツチリング18に後方より
係止した係止部としてのクランプフツク25a
と、カバー17内に設けられスイツチリング18
の前方への摺動を検出してオンするスイツチ20
と、該スイツチ20のオンによりモータ11を駆
動する駆動回路とを備えてなるものである。
〔作用〕
そして、掃除機本体1を移動させる場合、ホー
ス22を引つ張ると、ホース22のクランプフツ
ク25aがカバー17内のスイツチリング18を
その付勢に抗して前方へ直接摺動させるので、ス
イツチ20が確実にオンし、駆動回路によりモー
タ11が駆動して車輪16が回転し、本体1が走
行する。
ここで、駆動回路に、ホース22の引つ張りに
よりモータ11を一定時間のみ駆動させる機能を
付加すれば、掃除機本体1の不要な暴走が防止で
きる。
〔実施例〕
つぎにこの考案を、その1実施例を示した図面
とともに詳細に説明する。
図面において、1は上面が開口された主ケース
2と該主ケース2の上面開口を開閉自在に閉塞す
る上ケース3とにより構成された掃除機本体であ
り、上ケース3は主ケース2の後部上縁の支軸4
により回動自在に支持されている。5は主ケース
2の後部に内蔵された電動送風機、6は主ケース
2の前面に形成され掃除機本体1内の集塵室7に
連通する吸込口であり、掃除機本体1内には吸込
口6より集塵室7を通つて電動送風機5に至る風
路が形成されている。8は集塵室7に収容され吸
込口6より流入された空気中の塵埃を捕集するフ
イルター、9は主ケース2の前部下面に回転自在
に設けられた自在前車輪、10は主ケース2の後
部両側に回転自在に支持された1対の後車輪であ
る。
11は主ケース2の後側底部に配設された自走
用のモータであり、減速機構により適切な回転数
に減速された左右方向の回転軸11aを有する。
12は主ケース2の後部下面の中央側に形成され
たほぼ半円状の凹部であり、該凹部12の周壁の
一部に連結孔13が透設されている。14はモー
タ11の回転軸11aに軸着され一部が連結孔1
3より凹部12内に導入されたローラ、15は凹
部12の下方に支持された支軸、16は支軸15
に回転自在に支持され上半部が凹部12内に収容
された自走用の駆動輪であり、駆動輪16の外周
面の一部が前記ローラ14の外周面に当接すると
ともに、駆動輪16が自在前車輪9および後車輪
10とともに床面A上に接し、両後車輪10のそ
れぞれの床面Aとの接地点間を結ぶ線上もしくは
これに近接した位置に駆動輪16の床面Aとの接
地点が位置し、モータ11の駆動による回転軸1
1aの回転力がローラ14を介して駆動輪16に
伝達され、掃除機本体1の走行を可能にしてい
る。
17は主ケース2の前面に吸込口6を覆うよう
に設けられたフロントカバーであり、吸込口6の
前方に位置する挿入口17aが透設されている。
18はパイプ部18aが吸込口6に前後に摺動自
在に嵌合されるとともに鍔部がフロントカバー1
7内に収容されたスイツチリングであり、パイプ
部18aの外周のOリング19により吸込口6の
内壁面との間が気密にシールされている。20は
フロントカバー17内の主ケース2の前面に固定
されたスイツチであり、該スイツチ20の作動部
20aの前面にスイツチリング18の鍔部の下部
のスイツチ動作部18bが位置し、スイツチリン
グ18の摺動によりスイツチ20が操作される。
21はフロントカバー17とスイツチリング18
の鍔部の上部のスプリング受け18cとの間に介
在されスイツチリング18を後方へ付勢するスプ
リングであり、該スプリング21によりスイツチ
20の作動部20aは常時は押圧された状態にあ
り、押圧解除によりスイツチ20がオンする。
22は吸込口6に着脱自在に連結された吸気用
のホースであり、該ホース22に一体のジヨイン
トパイプ23をフロントカバー17の挿入口17
aより挿入してスイツチリング18のパイプ部1
8aに嵌合することにより連結される。24はジ
ヨイントパイプ23に一体のクランプカバー、2
5はクランプカバー24に保持され先端にクラン
プフツク25aを一体に有する板ばね状のクラン
プ、26はクランプカバー24に出没自在に設け
られ前記クランプ25を押圧操作するクランプ釦
であり、ホース22の連結時、クランプ25のク
ランプフツク25aがフロントカバー17内にお
いてスイツチリング18の鍔部のクランプ受け1
8dに係合自在となり、ホース22を引つ張る
と、クランプフツク25aがクランプ受け18d
に係合してこれを前方へ引くため、スイツチリン
グ18がスプリング21の付勢に抗して前方へ移
動し、スイツチリング18のスイツチ動作部18
bがスイツチ20より離れ、該スイツチ20が作
動する。
27はモータ11の通電回路を制御する制御部
であり、スイツチ20と制御部27との直列回路
が電源端子B,B′間に接続されている。28は
制御部27により制御されるリレー等の開閉器で
あり、スイツチ20のオフ後、数秒等の規定時間
だけ開閉器28がオンするようになつており、該
開閉器28とモータ11とが電源端子B,B′間
に直列接続されている。
なお、前記モータ11においては、掃除機本体
1のコンセントが電源プラグに接続されていない
時、ホース22の引つ張り等で掃除機本体1に力
が加わると、クラツチが働らいてモータ11が減
速機構から切り放され、駆動輪16が軽く空転す
るようになつている。
つぎに、前記実施例の動作について説明する。
第1図および第3図に示すように、ホース22
のジヨイントパイプ23を吸込口6に連結した状
態において、電動送風機5を駆動すると、ホース
22の先端に接続された吸込具(図示せず)より
流入され塵埃を含んだ空気流は、ホース22を通
つて吸込口6より集塵室7内に流入し、塵埃がフ
イルター8において捕集される。
そして、掃除機本体1の移動のためホース22
を引つ張ると、前述したように、ホース22のジ
ヨイントパイプ23に一体のクランプ25がスイ
ツチリング18を前方へ移動させるため、スイツ
チ20がオンとなり、制御部27により開閉器2
8がオンになるとともに、スイツチ20がホース
22の引つ張り解除により再びオフになつたのち
規定時間が経過するまでオン状態が継続される。
したがつて、ホース11への通電が開始され、モ
ータ11の駆動により回転軸11a、ローラ14
を介して駆動輪16が第1図に示す矢印方向に回
転し、掃除機本体1がホース22の引つ張られた
方向、すなわち前方に走行し、前記規定時間の経
過後、停止し、次の引つ張り力が働くのを待つ。
したがつて、前記実施例によると、従来のよう
にホース22で掃除機本体1を引つ張り回す必要
がなく、ホース22のわずかな引つ張りにより掃
除機本体1を自走させることができ、使用性が向
上するものであり、しかも、ホース11の駆動は
ホース22の引つ張り解除後規定時間で停止する
ため、掃除機本体1が暴走することもなく、掃除
の進行状態に応じた掃除機本体1の走行が可能に
なり、より使用性が向上するものである。
また、自走用の駆動輪16の接地点が両後車輪
10の接地点間を結ぶ線上もしくはその近傍にあ
るため、掃除機本体1の前部が持ち上げられた場
合にも駆動輪16が確実に接地し、掃除機本体1
の方向転換性も良好になるものである。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の電気掃除機による
と、掃除機本体の吸込口に連結されたホースの引
つ張りにより、モータを駆動させて自走用の車輪
を回転し、掃除機本体を走行させることができる
ため、掃除機本体をホースにより引きずりながら
移動させる必要がなく、掃除動作における使用性
が向上するものであり、しかも、ホースの係止部
をスイツチリングに後方より係止させ、ホースの
引つ張りによりスイツチリングを前方へ摺動させ
てスイツチをオンさせる構成であるため、ホース
自身によりスイツチを作動させることができ、ホ
ースの引つ張りによりスイツチが確実にオンし、
掃除機本体の走行を安定して行なうことができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の電気掃除機の1実施例を示
し、第1図は全体の切断側面図、第2図は斜視
図、第3図は掃除機本体とホースとの連結部の切
断側面図、第4図はモータの通電回路図である。 1……掃除機本体、6……吸込口、11……モ
ータ、16……駆動輪、22……ホース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面に吸込口を有する掃除機本体と、該本体に
    内設されたモータと、前記本体の底部に設けられ
    前記モータにより回転して前記本体を走行させる
    自走用の車輪と、前記本体の前面に前記吸込口を
    覆うように設けられ該吸込口の前方に位置する挿
    入口を有するカバーと、該カバー内に前後に摺動
    自在に設けられかつ後方へ摺動付勢されたスイツ
    チリングと、前記挿入口を通して前記吸込口に連
    結されたホースと、該ホースの基部に設けられ前
    記スイツチリングに後方より係止した係止部と、
    前記カバー内に設けられ前記スイツチリングの前
    方への摺動を検出してオンするスイツチと、該ス
    イツチのオンにより前記モータを駆動する駆動回
    路とを備えてなる電気掃除機。
JP11195183U 1983-07-19 1983-07-19 電気掃除機 Granted JPS6021263U (ja)

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JP11195183U JPS6021263U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 電気掃除機

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JP11195183U JPS6021263U (ja) 1983-07-19 1983-07-19 電気掃除機

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JPS6021263U JPS6021263U (ja) 1985-02-14
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Families Citing this family (6)

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JPS5132900A (ja) * 1974-09-05 1976-03-19 Shinto Senko Kk Horiesuteruseninokakoho

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