JPS6339993B2 - - Google Patents

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JPS6339993B2
JPS6339993B2 JP57216537A JP21653782A JPS6339993B2 JP S6339993 B2 JPS6339993 B2 JP S6339993B2 JP 57216537 A JP57216537 A JP 57216537A JP 21653782 A JP21653782 A JP 21653782A JP S6339993 B2 JPS6339993 B2 JP S6339993B2
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JP
Japan
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tape
casing
upper half
top plate
cassette
Prior art date
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Application number
JP57216537A
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English (en)
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JPS59107472A (ja
Inventor
Yoshiaki Wakui
Hiroyuki Umeda
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to US06/557,280 priority patent/US4669021A/en
Priority to DE19833344474 priority patent/DE3344474A1/de
Priority to KR1019830005844A priority patent/KR840007787A/ko
Priority to FR838319750A priority patent/FR2537762B1/fr
Priority to GB08333065A priority patent/GB2134076B/en
Publication of JPS59107472A publication Critical patent/JPS59107472A/ja
Priority to KR2019880005179U priority patent/KR890000356Y1/ko
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
    • G11B23/087Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends using two different reels or cores
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/04Magazines; Cassettes for webs or filaments
    • G11B23/08Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はテープを収納する筐体とテープ保護用
蓋とよりなる構成のテープカセツトに関する。
従来技術 一般に、VTR用テープカセツトは、テープを
収納する筐体を上ハーフと下ハーフとを組合わせ
てなり天板にテープ巻回状態確認用窓を設けた構
成とし、この筐体にテープ保護用蓋を取付けてな
る構成としてある。またテープカセツトは、装置
側のテープ端検知手段により、テープの透明リー
ダテープ及びトレーラテープを光学的に検知され
て、テープ端を検知される構成としてある。
また近年、記録再生装置の小型化に伴つてテー
プカセツトも小型となつてきている。このテープ
カセツトの小型化が進むと、上記窓とテープ端検
知手段の受光部とが近ずいて、窓を通して筐体が
入射した光により、テープ端検知手段が誤つて動
作する誤動作が発生し易くなつてしまうという問
題点があつた。
また、従来のテープカセツトでは、リールブレ
ーキ手段等との関連で、窓を形成しうる位置は限
定され、上記の誤動作がより発生し易いものとな
る。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決したテープカセツト
を提供することを目的とするものであり、その手
段は、上ハーフと下ハーフとよりなり、内部に二
つのテープリールを並設してなる筐体と、 該筐体の前面に設けたテープ保護用蓋と、 該筐体内の背面近傍に該テープリールに近接離
間可能に設けてあるテープリール制動体と、 上記筐体の上記上ハーフの天板及び背面壁より
該筐体の前面方向にL字形状に張り出しており、
上記テープリール制動体の移動範囲の略全範囲に
亘つて該テープリール制動体の上記上ハーフの天
板方向への変位を規制するストツパリブと、 上記上ハーフの天板に形成された、該背面壁に
沿う方向を長手方向とする略長方形のテープ巻回
状態確認用窓とよりなり、 該窓が上記ストツパリブに対向する位置まで上
記筐体の背面に寄せられた部位に配設され、且つ 上記ストツパリブのうち上記天板より張り出し
ている基部は上記窓に臨む位置まで存在する構成
としたものである。
実施例 第1図A,B,C及び第2図は夫々本発明にな
るテープカセツトの一実施例を示す。各図中、テ
ープカセツト1は、カセツト筐体2とこの前面2
A側の開閉蓋3とより大略構成してある。
カセツト筐体2は、第3図に併せて示すよう
に、上ハーフ4と下ハーフ5(共にABS樹脂製)
とを組合わせてなる構成であり、内部には供給リ
ール6及び巻取リール7が上ハーフ4に固定され
た略V字状のリール押え用板バネ8により下ハー
フ5側に押圧付勢されて収納してある。9はリー
ルブレーキ機構であり、筐体2の内部のうち背面
2Bの近傍に設けてある。下ハーフ5の前面側
は、中央部をローデイングポール嵌入用切欠開口
5aとされ、左右端側を相対的に前方に振り出し
た前方張出し部5b,5cとされ、これらの外縁
に沿つてカセツト高さの1/2高さの垂立壁を設け
てなる形状としてある。この垂立壁のうち特に切
欠開口5aの左右側に臨む部分は、他の部分とは
異なり、上ハーフ4の天板4aに当接する高さ位
置まで突出したテープカセツト全高垂立壁10,
11としてある。この全高垂立壁10,11に
は、切欠開口5a側の面に略S字形の蓋開閉用カ
ム溝10a,11aが、反対側の面に半円柱状の
テープガイド10b,11bが形成してある。
磁気テープ12は、供給リール6より引き出さ
れ張出し部5b内を通りテープガイド11bに案
内されて張出し部5bより抜け出し、切欠開口5
aの前側を横切り、別の張出し部5a内に進入し
ここでテープガイド10bに案内されて張出し部
5a内を通つて巻取リール7に到るテープパス1
2Aを形成する。テープガイド10b,11b
は、磁気テープ12がテープカセツト外に引き出
された状態においても、カセツ筐体2の出入口で
テープを案内する。ここで、テープガイド10
b,11bは、上下ハーフの垂下、垂立壁に形成
してあるテープガイドを組合わせてなるものでは
なく、全高垂立壁10,11に形成されているた
め、高さ方向の途中に段差は表われず、磁気テー
プ12をこれを傷付ける恐れなく良好に案内す
る。
開閉蓋3は、外側蓋体20と内側蓋体21とが
組合わされた構造であり、カセツト筐体2の前面
2A側に組付けられており、第2図に示すように
閉蓋され、第4図に示すように開蓋される。閉蓋
状態では、外側蓋体20と内側蓋体21とが協働
して磁気テープ12をその外側と内側とより覆つ
ている。
外側蓋体20は、大略、カセツト筐体2の上面
の一部にまでかかる前面壁20aと、この左右の
側壁20b,20cと、内側蓋体支持用垂下腕部
20d,20eとよりなる。垂下腕部20d,2
0eは、全高垂立壁10,11の切欠開口5a側
の面に近接対向するように前面壁20aより垂下
してある。この外側蓋体20は、第5図及び第6
図に併せて拡大して示すように、側壁20b,2
0cの略中心の軸20b―1,20c―1を夫々
下ハーフ5の垂立壁と上ハーフ4の垂下壁とが協
働して形成する軸受部内に挾まれてテープカセツ
ト1の高さ方向上略中央の位置に回動可能に支持
されている。
内側蓋体21は、大略、細長の上板21aと、
これより斜下前方に向かつて突出した内側壁21
bとよりなる。内側壁21bは垂下腕部20d,
20eの間の寸法より僅少小なる幅寸法としてあ
り、側端面中、略中央に側方に突出した支軸であ
る突起21c(他方は図示せず)、下側にアーム部
21d(他方は図示せず)を有する。この内側蓋
体21は、突起21cが垂下腕部20d、20e
の下端側の孔に嵌合し、且つアーム部21dの先
端側のカムフオロワである軸部21e(他方は図
示せず)がカム溝10aに移動可能に嵌合した状
態となつている。即ち、内側蓋体21は、カセツ
ト筐体2に対しては軸部21eが対応するカム溝
10a,11a内に嵌合して連絡され、外側蓋体
21に対しては内側壁21bの左右端壁側を回動
可能に支持されており、カム溝10a,11aに
より、外側蓋体20に対する回動姿勢を制御され
る。
閉蓋状態では、第2図に示すように、外側蓋体
20は反時計方向に回動しており、内側蓋体21
は軸部21eをカム溝10aの外部位置P1で案
内規制されて時計方向に回動しておりその内側壁
21bの外端縁が外側蓋体21の前面壁21aの
下端縁に当接している。これにより、切欠開口5
aの前方を横切る磁気テープ12は表面と上側縁
側を外側蓋体21の前面壁21aにより覆われ、
裏面と下側縁側を内側蓋体21の内側壁21bに
より覆われて、完全に保護されている。また内側
蓋体21の細長上板21aは、上ハーフ4の天板
4aと同一高さ位置とされて、カセツト筐体2の
前面寄りの上面開口を覆つている。なお、開閉蓋
3は、第5図に示すように、捩りコイルばね22
により閉蓋方向に付勢されており、後述するロツ
ク機構により閉蓋位置にロツクされている。捩り
コイルばね22は、軸20c―1に嵌装され、一
腕部を上ハーフ4の側面上の突起23、他腕部を
側壁20c上の突起20c―2に夫々係止されて
取付けられている。
開閉蓋3は、テープカセツト1が装置内に装着
されてポツプアツプ機構が作動位置に到る動作に
より、第6図に示されるように、ロツク機構を解
除されて(これについては後述する)、装置側の
ピン24が当接することにより、外側蓋体20が
ばね22に抗して時計方向に約90度回動されて開
蓋される。内側蓋体21は左右の軸部21eを対
応するカム溝10a,11aにより案内されて、
外側蓋体20に対して反時計方向に回動して内側
壁21bの下端縁が磁気テープ12を避ける格好
で、軸20b―1,20c―1を中心に時計方向
に移動する。即ち、カム溝10a,11aは、開
蓋動作時に内側壁21bの下端縁がテープを引つ
掛けてテープを傷めることがないように、下端縁
を迂回させて移動させるような形状としてある。
ここで、カム溝10a,11aは、上下ハーフの
垂直壁に形成されている部分的カム溝が連絡され
て構成されているのではなく、全長に亘つて一の
垂立壁10,11に形成されているため、途中に
接続段差部が絶対的に表われない構造となり、カ
ム精度も良くなる。このため、開閉蓋動作時、軸
部21eは対応するカム溝10a,11a内を途
中で引つ掛かることなくスムーズに移動し、内側
蓋体21は安定に回動する。重には、蓋3を多数
回開閉させた後にも軸部21eがカム溝10a内
でがたつくようなことも無く、開閉蓋3及びこれ
と関連する機構は高信頼性を有する。
なお、開蓋状態で、内側蓋体21は、突起21
cと、カム溝10aの上部位置P2に嵌合してい
る軸部21eとにより位置規制されて、第4図に
示す状態にある。細長上板21aは上ハーフ4の
天板4aの上面には当接していずこれより多少浮
いた状態にあり、開閉蓋3の構造等に余裕を積極
的に持たせている。即ち、各部の寸法ばらつきが
あつたとしても、内側蓋体21が上ハーフ天板と
カム溝とにより両側よりきつく押え付けられる状
態とならないようにしてある。
また開閉蓋3は、ピン24による開蓋方向の力
を解除されると、ばね22により反時計方向に回
動して自動的に第2図及び第5図に示す閉蓋状態
となる。また閉蓋状態において、第1図Bに示す
ように、外側壁体20は前面壁20aの下縁左右
側の切欠20a―1,20a―2が下ハーフ5の
前方張出し部5b,5cの先端突出部5b―1,
5c―1に嵌合し、内側蓋体21は上板21aが
外側蓋体20の左右側壁20bと20cとの間に
嵌合して、同図中左右方向への変位を制限されて
いる。
開閉蓋3はカセツト筐体2の右側壁に設けてあ
るロツク機構30により閉蓋位置にロツクされて
いる。このロツク機構30は、大略、ロツクレバ
ー31より構成される。ロツクレバー31は、第
1図A,B、第5図乃至第7図に示すように、ロ
ツク用係合腕部32及びロツク解除用腕部33に
加えて細長腕部34を一体的に形成された樹脂成
形品であり、上ハーフ4の外側側壁4bと内側側
壁4cとの間の偏平空間35及び下ハーフ5の外
側側壁5dと内側側壁5eとの間の偏平空間36
(上記偏平空間35と連続する)内に収容されて、
上部を上ハーフ4に埋設されたピン37に軸支さ
れて設けてある。開閉蓋3は、第5図に示すよう
に、外側蓋体20の側壁20cの内側に突設して
ある略ホームベース形の係合突起20c―3をロ
ツク用係合腕部32のフツク部32aにより係合
されて、閉蓋位置にロツクされている。
上記細長腕部34は、弾性的に撓みうるように
構成されたものであり板ばねとして機能する。こ
の細長腕部34は、第5図において、ロツク用係
合腕部32の途中より上方に突き出し反時計方向
に湾曲して左方向に延在するように形成してあ
り、フリーな状態では同図中二点鎖線で示す如く
になる。なお、この細長腕部34は先端側をロツ
ク用係合腕部32より離れる方向に撓ませた状態
で上ハーフ側壁の突起25に係止してあり、ロツ
クレバー31は細長腕部34の弾性力により時計
方向に回動付勢された状態にあり、フツク部32
aは係合突起20c―3に積極的に係合してい
る。なお、この細長腕部34はカセツトの組立時
にロツクレバー31の回動位置を規制するのに利
用される。
またロツク解除用腕部33の最下部には側方に
突出した突起33aが設けてあり、この突起33
aは下ハーフ5の外側側壁5dの下側の空間38
内にカセツト筐体の側面より突出せずに位置す
る。なお、この突起33aはカセツトの組立時に
有効に利用される。
なお、上記のロツク機構30は、カセツト装着
時に装置側のロツク解除レバーにより解除され
る。即ち、テープカセツト1を水平に最終位置ま
で挿入することにより、ロツク解除レバー進入口
39(第1図B参照)を通つて相対的に進入した
ロツク解除レバー40がロツクレバー31のロツ
ク解除用腕部33の下部を相対的に押す。これに
より、ロツクレバー31は第6図に示すように細
長腕部34の撓み弾性力に抗して反時計方向に回
動し、フツク部32aが係合突起20c―3より
外れてロツクが解除される。また、ロツク機構3
0は、下方より挿入されるロツク解除レバー41
によつても上記の場合と同様にロツクを解除され
る。
次に光学的テープ端検出手段について、第1図
A,C等を参照して説明する。
カセツト筐体2には、テープ端検出用ランプを
収納するための円筒状のランプ収納部50が左右
方向上中央で且つ切欠開口5aに臨む位置に設け
てある。また、外側蓋体20の各側壁20b,2
0cには、矩形状の開口20c―5(他方は図示
せず)が設けてある。この開口20c―5は、第
6図に示すように、蓋3の開蓋状態でカセツト筐
体2の側壁の開口51と一致して、開口51が開
いた状態となる。また側壁20b,20cは開口
51のシヤツタとして機能し、蓋3が閉じている
ときには、第5図に示すように開口51を塞いで
いる。
テープカセツト1は、左右の開口51(他方は
図示せず)が装置素子の受光素子52,53と対
向する位置に蓋3が開蓋した状態で装着される。
これにより、ランプ収納部50内に収納されたテ
ープ端検出用ランプ54よりの光は、一方では開
口51、開口20c―5を通つて受光素子53に
向かう光路L1を形成し、他方では同様に開口を
通つて受光素子52に向かう光路L2を形成する。
磁気テープの両端部は透明リーダ及びトレーラテ
ープとしてある。これにより、ランプ54と受光
素子52,53によりテープ端末が光学的に検出
される。また光路L1,L2は夫々供給リール及び
巻取リールの上下のリールフランジの間を通つ
て、テープカセツト1中、開閉蓋3寄りの位置に
形成してある。
次にテープの巻回状態を外部より目視で確認す
るための窓(以下テープ巻回状態確認用透明窓と
いう)について、第8図A,Bを併せ参照して説
明する。
テープ巻回状態確認用透明窓60は、略長方形
状をなし、カセツト筐体2の上面のうち背面2B
寄りの位置に配してある。この透明窓60は、第
8図A,Bに示す透明板61を上ハーフ4の細長
開口4dに内側より嵌合させて接着固定してなる
構造である。透明板61は、周縁部を幾分下降し
た段部61aとされ、且つ第8図A中左右方向上
中央の上下側を切欠61b,61cとされた形状
のものであり、一方の切欠61bを上ハーフ4の
天板4aより垂下してあるブレーキ用ストツパリ
ブ4eに嵌合させて、位置決めされて取付けられ
る。ここで、位置決め用の切欠が61b,61c
で示すように両側に設けてあるため、透明板61
は左右方向についての向きを限定されずに、即
ち、左右方向上どちらの向きでも取付けることが
出来、組立作業性が良い。
また透明窓60は、カセツト筐体2の上面のう
ち背面2B寄りの位置に配してあるため、この位
置は前記の光路L1,L2及び開口51,20c―
5より離れた位置となる。このため、カセツト装
着状態において、外部よりの光が透明窓60を通
つてカセツト筐体2内に進入しても、この進入し
た光がカセツト内のテープループの外側を通つて
開口51にまで到達することは無く、外部よりの
光によりテープ端を誤つて検出する誤動作は起こ
らない。従つてこの透明窓60の配置構成は、特
に小型のテープカセツトに適用して効果が大であ
る。また透明窓60よりカセツト内を覗き込んで
も、リール押え用の板ばね8がみえてしまうこと
が無く、デザイン的にも好ましい。なお、透明窓
60を背面2B近傍に配置し得た理由は、ブレー
キ用ストツパリブ4eをL字形状として、天板4
aよりの張り出し部を短くしたためである。
次に上記リール押え用板ばね8の上ハーフ4へ
の取付構造について、特に第1図A、第2図を参
照して説明する。
標準型のテープカセツトはカセツト筐体自体が
大きく、板ばねは、その複数の孔を上ハーフに設
けてある複数の対応する突起に嵌合させた状態で
熱溶着させて固定してある。しかし、この取付構
造をそのまま小型のテープカセツトに適用する
と、板ばねの固定個所の面積が狭くなる関係上、
上ハーフの突起は径が小さいものとなり、固定部
分の強度が非常に弱いものとなつてしまい、信頼
性に欠けることになる。
そこで、上記のテープカセツト1においては、
板ばね8については、その固定部分を、中央に一
個の孔8a、一端側に切欠凹部8bを設けた形状
とし、上ハーフ4については、天板4aより突出
した一個の円柱突起4fと、ランプ収納部50の
外周壁よりこれと天板4aとの隅部に突出したリ
ブ突起4gとを設けた構成としてある。板ばね8
は、孔8aを円柱突起4fに嵌合させ、切欠凹部
8bをリブ突起4gに嵌合させて、熱溶着させて
固定してある。
ここで、孔8aは一個であるため、板ばね8の
上ハーフとの当接部分の面積が狭くなつても、標
準型テープカセツトの板ばねの孔の径と同等又は
それ以上の径としてある。これに対応して、円柱
突起4fも標準型テープカセツトの突起と同等の
径としてある。このため、板ばね8は、円柱突起
4fにより十分に堅固に固定され、且つリブ突起
4gにより更に補強された状態で固定される。ま
た、リブ突起4gと切欠凹部8bとは、板ばね8
の取付状態での向きを定める作用をする。
次にリールブレーキ機構9について、第1図
A、第2図、第3図を参照して説明する。
ブレーキ構造体は、略立方体形状のブレーキ本
体部材70と、先端が左右に離れた状態で部材7
0に植設してある一体の薄板状の柔軟性を有する
ブレーキ片71,72とよりなる。部材70は、
左右側を下ハーフ5上に突設してあるリブ5f,
5gに案内されて、上側を上ハーフ4側のブレー
キ用ストツパリブ4eにより位置規制されつつ、
下ハーフ5の底板上を矢印A1,A2方向に移動し
得る。通常の状態では、部材70は圧縮コイルば
ね73により矢印A1方向に附勢されて同方向に
移動しており、ブレーキ片71,72が夫々供給
リール6及び巻取リール7の下側フランジの周縁
の歯部74,75に噛合して、両リールを制動し
ている。なお、このとき、部材70は、当該部材
70の矢印A1方向の所定以上の移動を阻止する
ために下ハーフ5より突設してある一体のストツ
パ突起5h,5iにより移動を制限される直前の
位置にある。
テープカセツト1を装置に装着すると、装置側
の先端円錐形状のブレーキ解除棒76が下ハーフ
5の底面開口5jを通つてカセツト内に進入し、
部材70の貫通孔の傾斜面70aを押して部材7
0をばね73に抗して矢印A2方向に移動させる
(後退させる)。部材70の後退により、一対のブ
レーキ片71,72は、ストツパ突起5h,5i
により案内されて先端側が狭まりつつ後退し、対
応する歯部74,75より離れ、各リール6,7
の制動が解除される。なお、ストツパ突起5h,
5iは、部材70に対するストツパの他に、ブレ
ーキ片71,72の拡がりを規制する役目も果た
す。
上述の如く、本発明になるテープカセツトによ
れば、以下に挙げる効果を有する。
ストツパリブはリール制動体を規制するため
のものであり、ある程度の長さが必要とされる
が、ストツパリブの形状がL字形状であるた
め、テープ巻回状態確認用窓の配設位置がスト
ツパリブの長さにより制限されることが無く、
窓を筐体の背面に極く近い位置に配設すること
が出来る。これにより、窓は装置側のテープ端
検知手段の受光素子より十分離間した位置とな
り窓より入射した外部の光により、テープ端検
知手段が誤動作をする事故を無くすことが出
来、然してテープカセツトの小形化を図つても
テープ端検出手段の信頼性が損なわれることを
確実に防止し得る。
ストツパリブを、その張り出し基部が上ハー
フの背面壁より天板のうち窓に臨む位置までの
範囲に亘る構成としてあるため、ストツパリブ
と天板との間に空間が無いため成形金型が簡単
な構造となり、上ハーフの成形が容易となり、
更には規制部を十分な強度を有する構造とし
得、また更には窓に嵌合される透明板の位置決
めとして利用し得る。
ストツパリブはテープリール制動体の変位規
制をテープリール制動体の移動範囲の略全範囲
に亘つて行なう構成であるため、テープリール
制動体は常時その上面を移動方向全長に亘つて
規制されることになり、テープリール制動体の
移動時にチヤタリングが生ずることがなく、テ
ープリール制動体のスムーズな移動を簡単な構
成によつて実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,Cは夫々本発明になるテープカ
セツトの一実施例の一部切截平面図、正面図、右
側面図、第2図は第1図中―線に沿うテープ
カセツトの縦断側面図、第3図はテープカセツト
筐体の上下ハーフを分離して示す図、第4図は開
閉蓋が開いた状態での開閉蓋周りの構造を示す断
面図、第5図及び第6図は夫々開閉蓋(外側蓋
体)が閉じている状態及び開いている状態をロツ
ク機構等と併せて拡大して示す側面図、第7図は
ロツクレバーのカセツト筐体への組込み状態を示
す第5図中―線に沿う断面矢視図、第8図
A,Bは夫々透明窓用の透明板の平面図及び正面
図である。 1…テープカセツト、2…カセツト筐体、2A
…前面、2B…背面、3…開閉蓋、4…上ハー
フ、4a…天板、4d…細長開口、4e…ブレー
キ用ストツパリブ、5…下ハーフ、6…供給リー
ル、7…巻取リール、9…リールブレーキ機構、
20…外側筐体、21…内側筐体、30…ロツク
機構、50…ランプ収納部、51…開口、52,
53…受光素子、54…ランプ、60…テープ巻
回状態確認用透明窓、61…透明板、70…ブレ
ーキ本体部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上ハーフと下ハーフとよりなり、内部に二つ
    のテープリールを並設してなる筐体と、 該筐体の前面に設けたテープ保護用蓋と、 該筐体内の背面近傍に該テープリールに近接離
    間可能に設けてあるテープリール制動体と、 上記筐体の上記上ハーフの天板及び背面壁より
    該筐体の前面方向にL字形状に張り出しており、
    上記テープリール制動体の移動範囲の略全範囲に
    亘つて該テープリール制動体の上記上ハーフの天
    板方向への変位を規制するストツパリブと、 上記上ハーフの天板に形成された、該背面壁に
    沿う方向を長手方向とする略長方形のテープ巻回
    状態確認用窓とよりなり、 該窓が上記ストツパリブに対向する位置まで上
    記筐体の背面に寄せられた部位に配設され、且つ 上記ストツパリブのうち上記天板より張り出し
    ている基部は上記窓に臨む位置まで存在する構成
    のテープカセツト。
JP57216537A 1982-12-10 1982-12-10 テ−プカセツト Granted JPS59107472A (ja)

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