JPS6339972B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339972B2 JPS6339972B2 JP1264580A JP1264580A JPS6339972B2 JP S6339972 B2 JPS6339972 B2 JP S6339972B2 JP 1264580 A JP1264580 A JP 1264580A JP 1264580 A JP1264580 A JP 1264580A JP S6339972 B2 JPS6339972 B2 JP S6339972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- groove
- winding
- forming surface
- core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000009792 diffusion process Methods 0.000 description 6
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高抗磁力テープに適用して好適な磁気
ヘツドに関するものである。
ヘツドに関するものである。
メタルテープ等の高抗磁力テープに映像情報等
を高密度で記録するには飽和磁束密度の高いセン
ダスト等金属磁性材料を狭トラツク幅（例えば10
〜30ミクロン〔μ〕）で使用する必要がある。し
かし、全厚が10〜30〔μ〕程度の金属磁性材料か
らなる２つのコア半体を、中間にコイル巻線孔を
持つようにいわゆるバツクギヤツプ側のみを接合
して構成した磁気ヘツドは、フロントギヤツプ側
に接合部をもたないので機械的強度に難点があつ
た。たとえば、第１図ａに示す磁気ヘツドは、同
図ｂに示す如く、一方のセンダストブロツク１に
設けた巻線孔２のバツクギヤツプ側の一部と接着
剤充填溝３とに銀ロウ等の接着剤４を充填して、
他方のセンダストブロツク５に衝き合わせ溶着し
た後、スライシング等の所定の機械加工を経て形
成されたものであるが、これはフロントギヤツプ
部に接合部を持たない関係上、機械加工の途中或
いは使用中に図示の如くフロントギヤツプのずれ
を生じるおそれがあつた。また巻線孔２における
接着剤の占有域を大きくして機械的強度を大きく
しようとすると、それだけ巻線域が小さくなつて
出力低下をもたらしてしまう欠点もあつた。
を高密度で記録するには飽和磁束密度の高いセン
ダスト等金属磁性材料を狭トラツク幅（例えば10
〜30ミクロン〔μ〕）で使用する必要がある。し
かし、全厚が10〜30〔μ〕程度の金属磁性材料か
らなる２つのコア半体を、中間にコイル巻線孔を
持つようにいわゆるバツクギヤツプ側のみを接合
して構成した磁気ヘツドは、フロントギヤツプ側
に接合部をもたないので機械的強度に難点があつ
た。たとえば、第１図ａに示す磁気ヘツドは、同
図ｂに示す如く、一方のセンダストブロツク１に
設けた巻線孔２のバツクギヤツプ側の一部と接着
剤充填溝３とに銀ロウ等の接着剤４を充填して、
他方のセンダストブロツク５に衝き合わせ溶着し
た後、スライシング等の所定の機械加工を経て形
成されたものであるが、これはフロントギヤツプ
部に接合部を持たない関係上、機械加工の途中或
いは使用中に図示の如くフロントギヤツプのずれ
を生じるおそれがあつた。また巻線孔２における
接着剤の占有域を大きくして機械的強度を大きく
しようとすると、それだけ巻線域が小さくなつて
出力低下をもたらしてしまう欠点もあつた。
本発明は磁気ヘツドのフロントギヤツプ部にお
ける機械的強度を大きくすることができ、しかも
巻線域を必要量だけ設けることができる磁気ヘツ
ドを提供しようとするものである。すなわち本発
明は、磁気ヘツドコアのフロントギヤツプ構成面
と巻線孔の間に、フロントギヤツプ構成面の下端
を規定する空間と、該空間と巻線孔とを連絡する
接着剤層とを設けてなる磁気ヘツドを提供しよう
とするものである。
ける機械的強度を大きくすることができ、しかも
巻線域を必要量だけ設けることができる磁気ヘツ
ドを提供しようとするものである。すなわち本発
明は、磁気ヘツドコアのフロントギヤツプ構成面
と巻線孔の間に、フロントギヤツプ構成面の下端
を規定する空間と、該空間と巻線孔とを連絡する
接着剤層とを設けてなる磁気ヘツドを提供しよう
とするものである。
かかる磁気ヘツドはその製法手順を示すことに
より明らかにすることができるので以下、第２図
に従い説明する。先ず、第２図ａに示す如く、用
意したセンダスト製コアブロツク１０の一面に、
接着剤を充填するための溝１１，１２を互いに平
行に、またいずれもブロツクの幅いつぱいに設け
る。そして、各溝に銀ロウ１３，１４を充填した
後、第２図ｂに示すように、さらに拡散防止溝１
５及び巻線溝１６を設ける。ここで拡散防止溝１
５はその溝縁１５ａによつて巻線溝１６の反対側
のフロントギヤツプ構成面１７の下端（通称デプ
スエンド）を規定し、その間口の大きさは接着剤
層１８による後述の接合時にその影響がフロント
ギヤツプ構成面１７に及ばない程度に選ばれ、加
工歪の少ないエツチング法により成形されてい
る。巻線溝１６は第１図ａの溝１１の中程に、そ
の深さが溝１１の深さの３倍以上となるように成
形される。かくしてフロントギヤツプ構成面１７
と巻線溝１６の間に拡散防止溝１５に相当する空
間と接着剤層１８とが形成される。次いでブロツ
ク１０の加工表面を研磨し、さらにこの研磨表面
のフロントギヤツプ構成面１７及びバツクギヤツ
プ構成面１９にギヤツプ長を規定するSiO2等の
スペーサ（図示省略）を設ける。そして、かかる
処理を行つたコアブロツクと他方のコア半体とな
るコアブロツクとを衝き合わせて溶着を行ない、
次いで所定のコアチツプとなるようにスライシン
グ等を行なう。かくして、第３図に示すような磁
気ヘツドチツプを得ることができる。このとき、
同図ｂの拡大図に示す様に、接着剤層１８の溶着
動作によりフロントギヤツプ構成面１７に向けて
拡散層２０が形成されようとする。しかしその拡
散層は拡散防止溝１５の存在により、磁気特性に
大きな影響を及ぼすフロントギヤツプ構成面１７
には至らず、特性の劣化をもたらさない。一方、
この接着剤層１８は巻線溝１６のフロントギヤツ
プ構成面１７側でコア半体を接合するようにして
いるので該当部の機械的強度を著しく向上させる
ことができる。またブロツクの接合時、巻線溝１
６の両側に設けた接着剤層はいずれも対向するコ
アブロツクに接合して巻線溝には流入しないの
で、その占積率を低下せしめることはなく、した
がつてコイルの巻回数の低下ひいては再生出力の
低下をもたらすおそれはない。
より明らかにすることができるので以下、第２図
に従い説明する。先ず、第２図ａに示す如く、用
意したセンダスト製コアブロツク１０の一面に、
接着剤を充填するための溝１１，１２を互いに平
行に、またいずれもブロツクの幅いつぱいに設け
る。そして、各溝に銀ロウ１３，１４を充填した
後、第２図ｂに示すように、さらに拡散防止溝１
５及び巻線溝１６を設ける。ここで拡散防止溝１
５はその溝縁１５ａによつて巻線溝１６の反対側
のフロントギヤツプ構成面１７の下端（通称デプ
スエンド）を規定し、その間口の大きさは接着剤
層１８による後述の接合時にその影響がフロント
ギヤツプ構成面１７に及ばない程度に選ばれ、加
工歪の少ないエツチング法により成形されてい
る。巻線溝１６は第１図ａの溝１１の中程に、そ
の深さが溝１１の深さの３倍以上となるように成
形される。かくしてフロントギヤツプ構成面１７
と巻線溝１６の間に拡散防止溝１５に相当する空
間と接着剤層１８とが形成される。次いでブロツ
ク１０の加工表面を研磨し、さらにこの研磨表面
のフロントギヤツプ構成面１７及びバツクギヤツ
プ構成面１９にギヤツプ長を規定するSiO2等の
スペーサ（図示省略）を設ける。そして、かかる
処理を行つたコアブロツクと他方のコア半体とな
るコアブロツクとを衝き合わせて溶着を行ない、
次いで所定のコアチツプとなるようにスライシン
グ等を行なう。かくして、第３図に示すような磁
気ヘツドチツプを得ることができる。このとき、
同図ｂの拡大図に示す様に、接着剤層１８の溶着
動作によりフロントギヤツプ構成面１７に向けて
拡散層２０が形成されようとする。しかしその拡
散層は拡散防止溝１５の存在により、磁気特性に
大きな影響を及ぼすフロントギヤツプ構成面１７
には至らず、特性の劣化をもたらさない。一方、
この接着剤層１８は巻線溝１６のフロントギヤツ
プ構成面１７側でコア半体を接合するようにして
いるので該当部の機械的強度を著しく向上させる
ことができる。またブロツクの接合時、巻線溝１
６の両側に設けた接着剤層はいずれも対向するコ
アブロツクに接合して巻線溝には流入しないの
で、その占積率を低下せしめることはなく、した
がつてコイルの巻回数の低下ひいては再生出力の
低下をもたらすおそれはない。
第１図は従来例を示し、同図ａは磁気ヘツドチ
ツプの構成斜視図、同図ｂはコアブロツクの接合
状態を示す側面図である。第２図ａ，ｂは本発明
の磁気ヘツドの製造工程説明図、第３図ａは本発
明の磁気ヘツドの側面図、同図ｂはその部分拡大
図である。 主な図番の説明、１７…フロントギヤツプ構成
面、１６…巻線孔（溝）、１５…拡散防止溝（空
間）、１８…接着剤層。
ツプの構成斜視図、同図ｂはコアブロツクの接合
状態を示す側面図である。第２図ａ，ｂは本発明
の磁気ヘツドの製造工程説明図、第３図ａは本発
明の磁気ヘツドの側面図、同図ｂはその部分拡大
図である。 主な図番の説明、１７…フロントギヤツプ構成
面、１６…巻線孔（溝）、１５…拡散防止溝（空
間）、１８…接着剤層。
Claims (1)
- １ 磁気ヘツドコアのフロントギヤツプ構成面と
巻線孔の間に、前記フロントギヤツプ構成面の下
端を規定する空間と、該空間と前記巻線孔とを連
絡する接着剤層とを設けてなる磁気ヘツド。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1264580A JPS56111117A (en) | 1980-02-04 | 1980-02-04 | Magnetic head |
| US06/231,321 US4404608A (en) | 1980-02-04 | 1981-02-04 | Magnetic head with an improved inner core |
| DE19813103767 DE3103767C2 (de) | 1980-02-04 | 1981-02-04 | Magnetkopf |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1264580A JPS56111117A (en) | 1980-02-04 | 1980-02-04 | Magnetic head |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56111117A JPS56111117A (en) | 1981-09-02 |
| JPS6339972B2 true JPS6339972B2 (ja) | 1988-08-09 |
Family
ID=11811094
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1264580A Granted JPS56111117A (en) | 1980-02-04 | 1980-02-04 | Magnetic head |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS56111117A (ja) |
-
1980
- 1980-02-04 JP JP1264580A patent/JPS56111117A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56111117A (en) | 1981-09-02 |
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