JPS6339922Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6339922Y2
JPS6339922Y2 JP8564881U JP8564881U JPS6339922Y2 JP S6339922 Y2 JPS6339922 Y2 JP S6339922Y2 JP 8564881 U JP8564881 U JP 8564881U JP 8564881 U JP8564881 U JP 8564881U JP S6339922 Y2 JPS6339922 Y2 JP S6339922Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resistor
spring
fuse
fixed
melting point
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8564881U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57197605U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP8564881U priority Critical patent/JPS6339922Y2/ja
Publication of JPS57197605U publication Critical patent/JPS57197605U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6339922Y2 publication Critical patent/JPS6339922Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Resistors (AREA)
  • Fuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は抵抗器本体に異常電流が流れて過負荷
状態になつた時、電流を自動的に遮断し、例えば
テレビ、ビデオ、音響機器等のセツトの損傷を防
ぐ機能を有するヒユーズ抵抗器に関するものであ
る。
最近のセツトにおいては、セツトの小形化、低
電力化の傾向にあり、それにともないヒユーズ抵
抗器としても、異常時における印加電力が定格電
力に対し低倍率であつても動作し、電流遮断を行
うものが要求されている。
従来のヒユーズ抵抗器の例としては、(1)溶断形
抵抗皮膜を使用するもの、(2)抵抗皮膜上に低融点
物質を塗付するもの、(3)抵抗皮膜とそれを支持ま
たは保護している材料との熱膨張係数の差を利用
するもの、(4)部分的に電流通路を狭くして熱集中
化を起こし溶断させるもの等があるが、いずれも
定格電力の4〜5倍という低倍率で溶断させるの
は困難であつた。
また、ばね性を持たせた導電線を利用したヒユ
ーズ抵抗器としても従来、各種実用化されている
が、構造上コストが高くなる、形状が大きくなる
等の欠点があつた。
本考案の目的はこのような従来の欠点を除去
し、低電力倍率で、安定かつ正確に電流を遮断
し、定格動作時には、一般の抵抗器と同等の性能
を有するヒユーズ抵抗器を提供することであり、
以下、図面と共に実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例の斜視図であり、図
において、1および2は例えばセラミツクまたは
プラスチツクを基体とし、表面に導電膜を被覆
し、この導電膜の一部を溝切り等により取り除き
所定の抵抗値にした固定抵抗器である。3はばね
性を持たせた導電線よりなるばねで、固定抵抗器
1,2のそれぞれのリード線1a,2aと導電性
低融点物質である共晶はんだ4より接続される。
5は固定抵抗器1,2をはめ込むためのはめ込み
部5aを両端に有する樹脂成形収納ケースであ
る。このはめ込み部5aは、樹脂成形収納ケース
5の両端に平行に設けられており、固定抵抗器
1,2をばねの力を働かせた状態で平行に保持す
る。尚、1b,2bは固定抵抗器1,2の反対側
のリード線であり、固定抵抗器1,2が平行に保
持されるのでリード線1b,2bも平行となり、
プリント基板等への取り付けが容易となる。
このように構成されたヒユーズ抵抗器において
異常電流が流れて過負荷状態になつた時、固定抵
抗器1,2で発生した熱がリード線1a,2aを
伝つて共晶はんだ4を溶かすことにより、変位状
態のばね3が復帰し、リード線1aまたは2aと
ばね3との接続が離れ電気的に遮断される。
第2図は本考案の第2の実施例を示す斜視図で
あり、第1の実施例とはめ込み部5bの向きが異
なつている。すなわち、はめ込み部5bは、樹脂
成形収納ケース5の両端に平行にかつはめ込み方
向が同一方向になるように設けられている。この
ようにはめ込み部5bを形成することにより固定
抵抗器1,2を同一方向からはめ込むことができ
る。その他の点は第1の実施例と同様である。
尚、第1,第2の実施例において、ばね3の両
端に固定抵抗器1,2を接続したが、どちらか一
方をシヨートジヤンパー抵抗器にしても良い。シ
ヨートジヤンパー抵抗器はセラミツクまたはプラ
スチツクを基体とし、表面に導電膜を被覆してな
るもので、その抵抗値は固定抵抗器1または2と
比べて非常に小さくほとんど零である。従つて異
常電流が流れて過負荷状態になつた時に、シヨー
トジヤンパー抵抗器で発生する熱に比べて固定抵
抗器1または2で発生する熱の方が多く、必ず固
定抵抗器1または2とばね3との接続部で共晶は
んだ4が溶融し、ばね3がはずれて電気的に遮断
される。すなわち、遮断部分を選択することがで
きる。
また、低融点物質の融点を変えれば溶断特性を
自由に変化させることができる。
本考案は以上のように構成したので、以下のよ
うな効果を有する。
(1) 樹脂成形収納ケースを用いその両端にはめ込
み部を平行に設けているので、樹脂の弾力性を
利用することにより抵抗器を簡単にはめ込むこ
とができ、また両端の抵抗器を一定間隔に保ち
つつ確実に保持できる。さらにはめ込まれた抵
抗器からのリード線が平行になつているのでプ
リント基板等の穴に挿入するのが容易となり、
取り付け作業を効率的に行うことができる。
(2) 固定抵抗器で生じた熱が低融点物質に伝わ
り、溶けた時にばねの復帰力が働くために、低
電力倍率でかつ溶断時間もほとんどばらつかず
電流を遮断することができる。
(3) プリント基板等に本考案のヒユーズ抵抗器を
はんだ付けにより取り付ける場合、リード線か
らの熱伝導を抵抗器により抑えるので、ばねを
接続している低融点物質が溶け機能を失うのを
防止することができる。
(4) ヒユーズ抵抗器の端子として、抵抗器の端子
構造(キヤツプ部とリード線)をそのまま使用
でき、信頼性が高く、コストも安い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
本考案の他の実施例の斜視図である。 1,2……固定抵抗器、3……ばね、4……共
晶はんだ、5……樹脂成形収納ケース、5a,5
b……はめ込み部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の固定抵抗器と第2の固定抵抗器またはシ
    ヨートジヤンパー抵抗器との間にばね性を持たせ
    た導電線を導電性低融点物質により接続し、樹脂
    成形収納ケースの両端に平行に設けたはめ込み部
    に前記導電線のばねの力を働かせた状態で前記固
    定抵抗器またはシヨートジヤンパー抵抗器をはめ
    込んで保持してなるヒユーズ抵抗器。
JP8564881U 1981-06-11 1981-06-11 Expired JPS6339922Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8564881U JPS6339922Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8564881U JPS6339922Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57197605U JPS57197605U (ja) 1982-12-15
JPS6339922Y2 true JPS6339922Y2 (ja) 1988-10-19

Family

ID=29880928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8564881U Expired JPS6339922Y2 (ja) 1981-06-11 1981-06-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6339922Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57197605U (ja) 1982-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6307462B2 (en) Low profile mount for metal oxide varistor package with short circuit protection and method
US4527144A (en) Thermal cut-off device
JP3377031B2 (ja) 回路保護素子の接続構造
JPH0748929B2 (ja) サージ吸収器
US2966649A (en) Fuse resistor
US5550527A (en) Resistor device for controlling a rotational speed of a motor
JPS6022538Y2 (ja) チツプ型ヒユ−ズ
JPS6339922Y2 (ja)
JPS6111879Y2 (ja)
JPS6242502Y2 (ja)
JPH0478104A (ja) 過電流保護部品
US4926542A (en) Method of making a surface mount wirewound resistor
US4884053A (en) Surface mount wirewound resistor and method of making the same
JPH09306319A (ja) 過電圧・過電流保護装置
JPS5823138A (ja) ヒユ−ズ回路板
JPH0336073Y2 (ja)
JPH0973848A (ja) 過電圧・過電流保護装置
JPS58127301A (ja) ヒユ−ズ抵抗器の製造法
JPH0542598Y2 (ja)
JPS6350809Y2 (ja)
JP2505566B2 (ja) 温度ヒュ−ズ付き抵抗器の製造方法
JPS6231966Y2 (ja)
JPS6341752Y2 (ja)
JPS5823160Y2 (ja) 温度ヒュ−ズ
JP2550465Y2 (ja) 通信端末機器用プロテクタ