JPS6339704Y2 - - Google Patents

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JPS6339704Y2
JPS6339704Y2 JP1985120820U JP12082085U JPS6339704Y2 JP S6339704 Y2 JPS6339704 Y2 JP S6339704Y2 JP 1985120820 U JP1985120820 U JP 1985120820U JP 12082085 U JP12082085 U JP 12082085U JP S6339704 Y2 JPS6339704 Y2 JP S6339704Y2
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JP1985120820U
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JPS6230263U (ja
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、感熱性孔版印刷において、感熱性孔
版印刷用原版を製版する際に、切り抜いた複数の
絵、文字等を位置あわせして割り付け、製版用原
稿とするための製版用レイアウト用紙に関する。
[従来の技術] 第3図は、感熱性孔版印刷用原版の製版原理を
示す模式的側面図である。
図中、1は製版時(及び印刷時)の基台となる
圧板である。圧板1の上面1aには原稿2が載置
されており、原稿2の上面2aには画像部3(例
えば、絵、写真、文字等)のカーボン層が上面2
aより盛り上つて付着している。(図では誇張し
た表現となつている。) そして、原稿2の画像部3側(上面2a側)に
は、感熱フイルム4が重ねられている。この状態
で、光源5を有する光線照射ユニツト6を感熱フ
イルム4の上面に押し付け、原稿2と感熱フイル
ム4を密着させながら光線を照射させれば、原稿
2の画像部3を構成するカーボン層が光線の熱を
吸収して感熱フイルム4を画像の形状に穿孔する
ので、所望の孔版印刷用原版を得ることができ
る。
上記製版作業において使用される原稿2は、好
みのイラストやレタリング文字などを切り貼りし
て作製することが多い。従来は、目分量によつて
これらの切り抜きを無地の台紙上に割り付け、糊
等によつて貼り付けて、原稿を作製していた。
[考案が解決しようとする問題点] ところが、切り抜きを貼り付ける台紙には、位
置合せの目安になる印等が何もないので、切り抜
きのレイアウトが容易でないという問題点があつ
た。
また、製版作業において、光源を発生させた時
には、原稿の画像部3(カーボン層)からガス、
水蒸気等が発生することが知られている。そし
て、これらのガス等は、感熱フイルム4と原稿2
の画像部3との密着性を悪化させ、画像部3から
感熱フイルム4への熱伝達に障害を引き起こすも
のと考えられている。従つて、前記ガス等を逃が
さなければ、製版状態は悪化してしまう。ところ
が、従来は、切り抜き原稿と台紙との間には、全
面にわたつて糊等の粘着剤が塗布されていたた
め、前記ガス等は原稿の下方に抜けて逃げていく
ことができず、製版結果に不具合を生じてしまう
ことがあつた。
[考案の目的] 本考案は、前記の点に鑑みてなされたもので、
切り貼り原稿の位置合せが容易で、感熱性孔版の
製版性が良好な製版用レイアウト用紙を提供する
ことを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 前記の目的を達成するため、本考案の製版用レ
イアウト用紙は、少くとも一方の面に光吸収性の
低いインキでレイアウト用の罫線が印刷されてい
る台紙と、前記台紙の少くとも一方の面に間隔を
おいて所定の厚さで塗布され、該台紙との間に空
隙をおいて原稿を保持する粘着剤と、を具備する
ことを特徴としている。
[作用] 本考案の製版用のでレイアウト用紙は、台紙の
表面に光吸収性の低いインキでレイアウト用の罫
線が印刷されているので、該罫線を目安にすれ
ば、製版画像に影響を与えることなく、複数の切
り抜き原稿の位置合せが容易となり、正確かつ速
に原稿の割り付けを行なうことができる。
また、台紙の表面の一部には、あらかじめ粘着
剤が塗布されているので、切り抜き原稿に粘着剤
を塗布する手間が省け、前記切り抜き原稿のでレ
イアウトはさらに容易となる。
また、前記粘着剤は、台紙の全面に塗布されて
いる訳ではなく、間隔をおいた部分をもつて所定
の厚さで台紙上に塗布され、保持した原稿と台紙
との間には空隙が設けられるようになつているの
で、製版時に画像部から発生するガス等は、感熱
フイルムと原稿との間に閉込められることなく、
外部に放散されることになる。従つて、本考案の
製版用レイアウト用紙を使用しても製版性が悪化
することはない。
[実施例] 以下、本考案の実施例について説明する。
第1図は、本考案の一実施例である製版用レイ
アウト用紙7を示す斜視図である。
図において、8は不透明紙よりなる長方形状の
台紙である。台紙8の上面8aには実質的に感熱
孔版に至らない光吸収性の低いインキで、縦横に
でレイアウト用の罫線9が印刷されている。ま
た、台紙8の上面8aの多数箇所には、粘着剤1
0がドツト状に塗布されている。そして、台紙8
の上面8aには、透明なフイルム11が着脱自在
に貼り付けられて、該上面8aを保護している。
次に、本実施例の製版用レイアウト用紙7の使
用方法について説明する。
まず、台紙8の上面8aにかぶせてあるフイル
ム11をはがす。
そして、切り抜いたイラストや文字等の原稿1
2を該上面8aにのせ、罫線9を目安に位置を決
める。
そして、指先等で軽く押えると、原稿12を台
紙8の上面8aに貼りつき、レイアウトされた原
稿が完成する。
次に、以上のようにして作製した原稿によつて
感熱製版を行なう場合の作用について説明する。
第2図は、上記作用を示すための模式的側面図
である。
図中、13は製版時(及び印刷時)の基台とな
る圧板である。圧板13の上面13aに、切り抜
き原稿12が貼り付けられた製版用レイアウト用
紙7を台紙8を下にして載置し、該原稿12の上
面に感熱フイルム14を重ねる。そして、光線照
射ユニツト15を、該感熱フイルム14の上面に
押し付け、原稿12と感熱フイルム14を密着さ
せながら光線を照射させれば、原稿12の画像部
16を構成するカーボン層が光線の熱を吸収して
感熱フイルム14を画像の形状に穿孔するので、
所望の孔版印刷用原版を得ることができる。
この場合において、光源5の発光時には、原稿
12の画像部16から、ガス、水蒸気等が発生す
る。しかし、原稿12と台紙8とは密着している
訳ではなく、ドツト状に離れて配設された粘着剤
10を介して両者は接着されている。即ち、ドツ
ト状の各粘着剤は間隔をおいて所定の厚さで塗布
されているので、原稿12と台紙8との間には空
隙が生じ、前記ガス等は、原稿12と感熱フイル
ム14との間に閉込められることなく、外界に逃
げだすことができる。従つて、本実施例の製版用
レイアウト用紙7を使用しても、製版性に悪影響
はなく、良好な感熱性孔版印刷用原版を得ること
ができる。
また、以上の実施例では、台紙8が不透明紙で
あつたが、トレーシングペーパーのように透明な
紙を用いてもよい。この場合、台紙の一方の面に
罫線を印刷し、他方の面に粘着剤をドツト状に付
着させる構成とすることができる。そして、この
場合、台紙全体に微細な穴を形成しておけば、製
版時に原稿の画像部から発生するガス等を、さら
に効率よく外界に逃がすことができる。
また、以上説明した各実施例では、粘着剤をド
ツト状に付着させる例を示しただけであるが、粘
着剤の配設形状は別にドツト状だけに限られるも
のではなく、例えば線状、メツシユ状であつても
かまわない。
また、台紙に設ける罫線の形状も、方眼状だけ
でなく、斜眼状等他の形状であつてもよい。
さらに、罫線と粘着剤を、台紙の両面に設ける
ようにしてもよい。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、光吸収
性の低いインキで罫線が印刷された台紙の面の一
部に、間隔をおいて所定の厚さで粘着剤を塗着さ
せて、台紙との間に空隙をおいた状態で切り抜き
原稿を任意のレイアウトで台紙上に貼り付けられ
るように構成したので、切り抜き原稿の位置合せ
が容易で、しかも、感熱孔版の製版性を悪化させ
ない製版用レイアウト用紙を実現することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は、一実施例の製版用レイアウト用紙を使用
して行う感熱孔版作業を示す模式的側面図、第3
図は、感熱性孔版印刷用原版の製版原理を示す模
式的側面図である。 7……製版用レイアウト用紙、8……台紙、9
……罫線、10……粘着剤、12……原稿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少くとも一方の面に光吸収性の低いインキでレ
    イアウト用の罫線が印刷されている台紙と、前記
    台紙の少くとも一方の面に間隔をおいて所定の厚
    さで塗布され、該台紙との間に空隙をおいて原稿
    を保持する粘着剤と、を具備することを特徴とす
    る製版用レイアウト用紙。
JP1985120820U 1985-08-08 1985-08-08 Expired JPS6339704Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985120820U JPS6339704Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985120820U JPS6339704Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6230263U JPS6230263U (ja) 1987-02-23
JPS6339704Y2 true JPS6339704Y2 (ja) 1988-10-18

Family

ID=31009497

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985120820U Expired JPS6339704Y2 (ja) 1985-08-08 1985-08-08

Country Status (1)

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JP (1) JPS6339704Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115045U (ja) * 1981-01-01 1982-07-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6230263U (ja) 1987-02-23

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