JPS6339523Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6339523Y2 JPS6339523Y2 JP8191382U JP8191382U JPS6339523Y2 JP S6339523 Y2 JPS6339523 Y2 JP S6339523Y2 JP 8191382 U JP8191382 U JP 8191382U JP 8191382 U JP8191382 U JP 8191382U JP S6339523 Y2 JPS6339523 Y2 JP S6339523Y2
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- Japan
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- wick
- combustion
- lamp
- flame tube
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- Prior art date
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- Expired
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 27
- 241000217776 Holocentridae Species 0.000 claims description 23
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 19
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000003208 petroleum Substances 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 description 2
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は、灯芯の構造を改良した芯昇降式の石
油燃焼装置に関する。
油燃焼装置に関する。
芯昇降式の石油燃焼装置は、周知のように、燃
焼筒を構成する内炎筒と外炎筒との間に、これら
の載置部である芯ガイドキヤツプと火皿部との間
から灯芯を突出させ、この灯芯に点火することに
より灯芯から燃料を気化させ、燃焼筒内にて完全
燃焼させるものである。このような石油燃焼装置
の灯芯として、その外周面に金属繊維を一体に織
り込んだものがある。このように構成すると、金
属繊維により、前記内炎筒および外炎筒からの輻
射熱や、火皿部からの熱伝導が受けやすくなり、
灯芯自体の温度が高くなる。このように灯芯自体
の温度を高くして石油の気化を促進させることに
より、放置石油や異種石油使用時に生じる灯芯へ
のタール付着を防止しようとしたものである。
焼筒を構成する内炎筒と外炎筒との間に、これら
の載置部である芯ガイドキヤツプと火皿部との間
から灯芯を突出させ、この灯芯に点火することに
より灯芯から燃料を気化させ、燃焼筒内にて完全
燃焼させるものである。このような石油燃焼装置
の灯芯として、その外周面に金属繊維を一体に織
り込んだものがある。このように構成すると、金
属繊維により、前記内炎筒および外炎筒からの輻
射熱や、火皿部からの熱伝導が受けやすくなり、
灯芯自体の温度が高くなる。このように灯芯自体
の温度を高くして石油の気化を促進させることに
より、放置石油や異種石油使用時に生じる灯芯へ
のタール付着を防止しようとしたものである。
しかし、従来のこの種灯芯は、金属繊維を設け
た部分が、前記載置部から燃焼筒内に突出した部
分の高さ方向中間部まで達しているものであつ
た。このため燃焼筒内に突出し、かつ金属繊維が
設けられた部分は、この金属繊維により燃焼部の
輻射熱を直接受けるため灯芯の高温化を促する上
で効果はあるものの、燃焼の影響も受けることに
なり、灯芯自体の温度分布に差が生じる。このよ
うに温度分布に差が生じると、温度の低い方にタ
ールが付着し易くなり、タール付着防止効果とし
ては不充分であつた。またタールが付着すると、
このタールは灯芯と金属繊維との隙間に入り込み
この間を膨張させて灯芯の厚さを増大させてしま
う。このため、灯芯の厚さが火皿と芯ガイドとの
間隙より大きくなり、灯芯の降下動作にとつて障
害となり、灯芯が完全に下らなくなる危険性が生
じる。
た部分が、前記載置部から燃焼筒内に突出した部
分の高さ方向中間部まで達しているものであつ
た。このため燃焼筒内に突出し、かつ金属繊維が
設けられた部分は、この金属繊維により燃焼部の
輻射熱を直接受けるため灯芯の高温化を促する上
で効果はあるものの、燃焼の影響も受けることに
なり、灯芯自体の温度分布に差が生じる。このよ
うに温度分布に差が生じると、温度の低い方にタ
ールが付着し易くなり、タール付着防止効果とし
ては不充分であつた。またタールが付着すると、
このタールは灯芯と金属繊維との隙間に入り込み
この間を膨張させて灯芯の厚さを増大させてしま
う。このため、灯芯の厚さが火皿と芯ガイドとの
間隙より大きくなり、灯芯の降下動作にとつて障
害となり、灯芯が完全に下らなくなる危険性が生
じる。
本考案の目的は、変質灯油等の使用時における
タール付着防止が充分に行われ、その結果灯芯の
降下動作に支障を生じることのない安全性の高い
石油燃焼装置を提供することにある。
タール付着防止が充分に行われ、その結果灯芯の
降下動作に支障を生じることのない安全性の高い
石油燃焼装置を提供することにある。
本考案による石油燃焼装置は、燃焼筒を構成す
る内炎筒と外炎筒との間に、これらの載置部から
灯芯を所定高さ突出させてこれを燃焼位置とする
ものであり、この突出した部分の灯芯温度が高
く、しかもその温度分布が一様になるように、灯
芯に金属繊維を一体に織り込むとともに、この金
属繊維の上辺高さを、灯芯が燃焼位置にあると
き、前記載置部とほぼ等しい高さ以下で、かつ載
置部からの熱伝導を直接受けられる高さに位置す
るように設定したものである。
る内炎筒と外炎筒との間に、これらの載置部から
灯芯を所定高さ突出させてこれを燃焼位置とする
ものであり、この突出した部分の灯芯温度が高
く、しかもその温度分布が一様になるように、灯
芯に金属繊維を一体に織り込むとともに、この金
属繊維の上辺高さを、灯芯が燃焼位置にあると
き、前記載置部とほぼ等しい高さ以下で、かつ載
置部からの熱伝導を直接受けられる高さに位置す
るように設定したものである。
以下本考案を図面に示す一実施例を参照して説
明する。
明する。
第１図および第２図において、１１は燃焼筒
で、内炎筒１２、外炎筒１３および図示しない外
筒をそれぞれ互いに間隔を保つて同心状に配置
し、かつ図示しないクロスピンにて一体的に結合
したものである。１５は筒状を成す芯ガイドで、
その外周には灯芯１６が昇降可能に設けられる。
１７は芯ガイドキヤツプで、芯ガイド１５の上端
部に被冠されており、その外縁部は、固定タンク
１８の上端に設けられた火皿部１９とともに、内
炎筒１２および外炎筒１３の載置部２０となる。
２１は金属繊維で、灯芯１６の外周面に一体に織
り込まれる。ここで、この金属繊維２１はその上
辺部２１ａの位置を、前記灯芯１６が図示燃焼位
置にあるとき、前記載置部２０である火皿部１９
の上面とほぼ等しいか、あるいはこれよりやや下
方、すなわち載置部１９からの熱伝導を受けられ
る高さに位置するよう設定する。
で、内炎筒１２、外炎筒１３および図示しない外
筒をそれぞれ互いに間隔を保つて同心状に配置
し、かつ図示しないクロスピンにて一体的に結合
したものである。１５は筒状を成す芯ガイドで、
その外周には灯芯１６が昇降可能に設けられる。
１７は芯ガイドキヤツプで、芯ガイド１５の上端
部に被冠されており、その外縁部は、固定タンク
１８の上端に設けられた火皿部１９とともに、内
炎筒１２および外炎筒１３の載置部２０となる。
２１は金属繊維で、灯芯１６の外周面に一体に織
り込まれる。ここで、この金属繊維２１はその上
辺部２１ａの位置を、前記灯芯１６が図示燃焼位
置にあるとき、前記載置部２０である火皿部１９
の上面とほぼ等しいか、あるいはこれよりやや下
方、すなわち載置部１９からの熱伝導を受けられ
る高さに位置するよう設定する。
上記構成において、灯芯１６の載置部２０から
燃焼筒１１内に突出した部分は、燃焼時、内炎筒
１２および外炎筒１３からの輻射熱を受けて温度
上昇する。また金属繊維２１を設けた部分は、燃
焼筒１１からの熱により加熱された載置部２０か
らの熱伝導を受ける。このため、燃焼筒１６内に
突出した部分の下部、すなわち載置部２０近くの
温度も上昇する。このように輻射熱と熱伝導とを
バランス良く受けるため、金属繊維２１を設けな
いものに比べ、上記突出部の温度は高くなる。ま
た金属繊維を設けたが、第３図に示す如く、その
上辺部が突出部の中間部にまで達していたものに
比べ、温度分布はほぼ一様となる。
燃焼筒１１内に突出した部分は、燃焼時、内炎筒
１２および外炎筒１３からの輻射熱を受けて温度
上昇する。また金属繊維２１を設けた部分は、燃
焼筒１１からの熱により加熱された載置部２０か
らの熱伝導を受ける。このため、燃焼筒１６内に
突出した部分の下部、すなわち載置部２０近くの
温度も上昇する。このように輻射熱と熱伝導とを
バランス良く受けるため、金属繊維２１を設けな
いものに比べ、上記突出部の温度は高くなる。ま
た金属繊維を設けたが、第３図に示す如く、その
上辺部が突出部の中間部にまで達していたものに
比べ、温度分布はほぼ一様となる。
すなわち、第３図のものでは、灯芯１６の突出
部先端であるＡ部では230℃、突出部中間である
Ｂ部では280℃、突出部下部であるＣ部では220℃
となり、温度分布に差が生じた。これに対し、第
４図で示す本考案におけるＡ部では230℃、Ｂ部
では225℃、Ｃ部では225℃とほぼ一様になつた。
なお、図示していないが、金属繊維を設けないも
のでは、Ａ部で220℃、Ｂ部で200℃、Ｃ部で170
℃となる。
部先端であるＡ部では230℃、突出部中間である
Ｂ部では280℃、突出部下部であるＣ部では220℃
となり、温度分布に差が生じた。これに対し、第
４図で示す本考案におけるＡ部では230℃、Ｂ部
では225℃、Ｃ部では225℃とほぼ一様になつた。
なお、図示していないが、金属繊維を設けないも
のでは、Ａ部で220℃、Ｂ部で200℃、Ｃ部で170
℃となる。
上記結果から明らかなように、本考案のものは
従来の金属繊維２１を持たないものに比べ灯芯１
６自体が高温となつて燃焼の気化が促進される。
また第３図で示す金属繊維は持つがその上辺部が
突出部の中間部にまで達するものに比べ灯芯１６
の突出部分の温度分布が一様になるため、タール
が付着し易い低温部分が生じなくなる。このため
局部的なタール付着が生じなくなり、この局部的
なタール付着による灯芯１６の下降動作困難が生
じることはない。
従来の金属繊維２１を持たないものに比べ灯芯１
６自体が高温となつて燃焼の気化が促進される。
また第３図で示す金属繊維は持つがその上辺部が
突出部の中間部にまで達するものに比べ灯芯１６
の突出部分の温度分布が一様になるため、タール
が付着し易い低温部分が生じなくなる。このため
局部的なタール付着が生じなくなり、この局部的
なタール付着による灯芯１６の下降動作困難が生
じることはない。
以上のように本考案によれば、灯芯の燃焼筒内
に突出した部分が、充分に高温となり、かつその
温度分布が一様となるため、局部的なタール付着
およびそれに起因する灯芯の下降動作不良が生じ
ることはない。また変質石油使用での燃焼持続時
間も従来比で1.5倍以上の耐久性を生じる等、
種々の効果がある。
に突出した部分が、充分に高温となり、かつその
温度分布が一様となるため、局部的なタール付着
およびそれに起因する灯芯の下降動作不良が生じ
ることはない。また変質石油使用での燃焼持続時
間も従来比で1.5倍以上の耐久性を生じる等、
種々の効果がある。
第１図および第２図は本考案による石油燃焼装
置の一実施例を灯芯部分について示す断面図およ
び斜視図、第３図は従来装置における灯芯の温度
分布を、第４図は本考案における灯芯の温度分布
をそれぞれ説明するための断面図である。 １１……燃焼筒、１２……内炎筒、１３……外
炎筒、１６……灯芯、２０……載置部、２１……
金属繊維、２１ａ……上辺部。
置の一実施例を灯芯部分について示す断面図およ
び斜視図、第３図は従来装置における灯芯の温度
分布を、第４図は本考案における灯芯の温度分布
をそれぞれ説明するための断面図である。 １１……燃焼筒、１２……内炎筒、１３……外
炎筒、１６……灯芯、２０……載置部、２１……
金属繊維、２１ａ……上辺部。
Claims (1)
- 燃焼筒を構成する内炎筒と外炎筒との間に、こ
れらの載置部から灯芯を所定高さに突出させてこ
れを燃焼位置とする石油燃焼装置において、前記
灯芯に金属繊維を一体に織り込むとともに、この
金属繊維の上辺高さを、灯芯が燃焼位置にあると
き、前記載置部とほぼ等しい高さ以下で、載置部
からの熱伝導を直接受けられる高さに位置するよ
うに設定したことを特徴とする石油燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8191382U JPS58185714U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 石油燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8191382U JPS58185714U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 石油燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58185714U JPS58185714U (ja) | 1983-12-09 |
| JPS6339523Y2 true JPS6339523Y2 (ja) | 1988-10-18 |
Family
ID=30090999
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8191382U Granted JPS58185714U (ja) | 1982-06-02 | 1982-06-02 | 石油燃焼装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58185714U (ja) |
-
1982
- 1982-06-02 JP JP8191382U patent/JPS58185714U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58185714U (ja) | 1983-12-09 |
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