JPS6339414B2 - - Google Patents
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- JPS6339414B2 JPS6339414B2 JP9318580A JP9318580A JPS6339414B2 JP S6339414 B2 JPS6339414 B2 JP S6339414B2 JP 9318580 A JP9318580 A JP 9318580A JP 9318580 A JP9318580 A JP 9318580A JP S6339414 B2 JPS6339414 B2 JP S6339414B2
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- Japan
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- embossing
- embossed
- printing
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- sheet
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、建築用材料あるいは家具調度品造作
材料などの化粧シート、特に意匠効果の良好なリ
アル感のあるエンボス化粧シートの製造方法に関
するものである。
材料などの化粧シート、特に意匠効果の良好なリ
アル感のあるエンボス化粧シートの製造方法に関
するものである。
従来、化粧シートを製造する際意匠効果を高め
る目的でフイルムの裏面に印刷し、その印刷面に
エンボス加工する方法が行なわれてきたが、他の
フイルムとラミネートする際同時に表面に艶調整
エンボスを施すと、印刷面のエンボスのシボが戻
つてしまい意匠効果がなくなつてしまつていた。
そこで印刷面のエンボスシボを戻らないようにす
るため最初のエンボス加工を高温で行ない次に低
温（シボ戻りしない温度）で艶調整エンボスをか
けるといつた方法が行なわれたが、密着が弱かつ
たり、艶ムラができるという欠点があつた。
る目的でフイルムの裏面に印刷し、その印刷面に
エンボス加工する方法が行なわれてきたが、他の
フイルムとラミネートする際同時に表面に艶調整
エンボスを施すと、印刷面のエンボスのシボが戻
つてしまい意匠効果がなくなつてしまつていた。
そこで印刷面のエンボスシボを戻らないようにす
るため最初のエンボス加工を高温で行ない次に低
温（シボ戻りしない温度）で艶調整エンボスをか
けるといつた方法が行なわれたが、密着が弱かつ
たり、艶ムラができるという欠点があつた。
本発明は、このような欠点を改良するためエン
ボス面を硬化型樹脂で埋め、加熱してもシボ戻り
がないようにし艶ムラのないしかも質感のあるエ
ンボス化粧シートを製造する方法を提供せんとす
るものである。
ボス面を硬化型樹脂で埋め、加熱してもシボ戻り
がないようにし艶ムラのないしかも質感のあるエ
ンボス化粧シートを製造する方法を提供せんとす
るものである。
本発明を図面に基づいて説明すると、第１図に
示す様に透明樹脂シート１の裏面に印刷インキ層
２及びベタインキ層３を形成した後インキ層側か
ら樹脂シート１にヘアーライン又は目の荒い梨
地、あるいは布目等のエンボス４を施し、そのエ
ンボスの上から耐熱性のある硬化型樹脂層５を形
成する。得られたシートは接着剤６を介して紙、
樹脂含浸紙、樹脂フイルム等の下台シート７にラ
ミネートされ、ラミネートの後に又は同時に艶調
整等の目的で樹脂シート１の表面に第２のエンボ
ス８を施されてエンボス化粧シートとなる。
示す様に透明樹脂シート１の裏面に印刷インキ層
２及びベタインキ層３を形成した後インキ層側か
ら樹脂シート１にヘアーライン又は目の荒い梨
地、あるいは布目等のエンボス４を施し、そのエ
ンボスの上から耐熱性のある硬化型樹脂層５を形
成する。得られたシートは接着剤６を介して紙、
樹脂含浸紙、樹脂フイルム等の下台シート７にラ
ミネートされ、ラミネートの後に又は同時に艶調
整等の目的で樹脂シート１の表面に第２のエンボ
ス８を施されてエンボス化粧シートとなる。
第２のエンボスを施す際の加熱は樹脂シート１
の表面がエンボス可能な程度に軟化する程度のも
のであるから硬化型樹脂層には全く影響が無く、
従つてエンボス４はほとんど熱による戻りを生じ
ない。
の表面がエンボス可能な程度に軟化する程度のも
のであるから硬化型樹脂層には全く影響が無く、
従つてエンボス４はほとんど熱による戻りを生じ
ない。
又、硬化型樹脂層として接着性のあるものを用
いることによつて接着剤を新めて使用せずにエン
ボス化粧シートを製造することもできる。すなわ
ち、樹脂シート１のエンボス４面に硬化型樹脂層
を塗布し、下台シート７を重ねてからその接着剤
を硬化させれば耐熱性の樹脂層が形成されるか
ら、次工程の第２のエンボス時に熱を加えてもエ
ンボスの戻りはほとんど発生しない。
いることによつて接着剤を新めて使用せずにエン
ボス化粧シートを製造することもできる。すなわ
ち、樹脂シート１のエンボス４面に硬化型樹脂層
を塗布し、下台シート７を重ねてからその接着剤
を硬化させれば耐熱性の樹脂層が形成されるか
ら、次工程の第２のエンボス時に熱を加えてもエ
ンボスの戻りはほとんど発生しない。
次に本発明の構成要素を説明する。樹脂シート
としては塩化ビニルフイルムが使用でき、透明又
は半透明なものを選ぶ。樹脂としては、ウレタン
系、アクリル系、エポキシ系、フエノール系、酢
酸ビニル系、クロロプレンゴム系、ニトリルゴム
系、不飽和ポリエステル系、ポリエステルアクリ
レート系、エポキシアクリレート系、ウレタンア
クリレート系、あるいはメラミンアクリレート系
の化学反応硬化、熱硬化、紫外線硬化、あるいは
電子線硬化型のものが使用でき、硬化型接着剤も
これと同系統のものが用いられる。
としては塩化ビニルフイルムが使用でき、透明又
は半透明なものを選ぶ。樹脂としては、ウレタン
系、アクリル系、エポキシ系、フエノール系、酢
酸ビニル系、クロロプレンゴム系、ニトリルゴム
系、不飽和ポリエステル系、ポリエステルアクリ
レート系、エポキシアクリレート系、ウレタンア
クリレート系、あるいはメラミンアクリレート系
の化学反応硬化、熱硬化、紫外線硬化、あるいは
電子線硬化型のものが使用でき、硬化型接着剤も
これと同系統のものが用いられる。
なお、印刷インキ層、ベタインキ層にパールイ
ンキを用いるとエンボスの効果は更に大きくな
る。
ンキを用いるとエンボスの効果は更に大きくな
る。
本発明は以上の様な構成から成るので次の様な
効果を有する。
効果を有する。
ヘアーラインあるいは、荒い梨地エンボスの
効果により、質感（立体感）の豊富な表現がで
きさらにエンボスが裏側からのため、表面にゴ
ミがたまり汚れるといつた心配がない。
効果により、質感（立体感）の豊富な表現がで
きさらにエンボスが裏側からのため、表面にゴ
ミがたまり汚れるといつた心配がない。
表面の艶コントロールが自由なため、マツト
面からグロス面まで、艶を自由にかえることが
でき模様にあつた艶での表現が可能となる。
面からグロス面まで、艶を自由にかえることが
でき模様にあつた艶での表現が可能となる。
実施例 １
0.15mmの透明塩化ビニルフイルムの裏面に、塩
化ビニルー酢酸ビニル系のグラビアインキを用
い、パールベタ（版深55μの版を用いる）及び着
色透明ベタ（版深55μの版を用いる）を含む４色
柄の桧板目模様を通常の印刷順とは逆にして印刷
した後、その印刷面に版深度30〜100μのヘアー
ラインエンボスを施した。次いでエンボス面にウ
レタン系樹脂を20〜30ｇ／m2（ドライ）塗布し十
分硬化させたのちにそのコート面にエチレン酢酸
ビニル系のエマルジヨンタイプの接着剤を20〜30
ｇ／m2（ドライ）塗布し、表面に梨地エンボスを
施して艶調整すると同時に坪量100ｇ／m2の樹脂
含浸紙とラミネートして艶消し表面を有し、しか
も質感の豊富な木目模様のあるエンボス化粧シー
トを得た。
化ビニルー酢酸ビニル系のグラビアインキを用
い、パールベタ（版深55μの版を用いる）及び着
色透明ベタ（版深55μの版を用いる）を含む４色
柄の桧板目模様を通常の印刷順とは逆にして印刷
した後、その印刷面に版深度30〜100μのヘアー
ラインエンボスを施した。次いでエンボス面にウ
レタン系樹脂を20〜30ｇ／m2（ドライ）塗布し十
分硬化させたのちにそのコート面にエチレン酢酸
ビニル系のエマルジヨンタイプの接着剤を20〜30
ｇ／m2（ドライ）塗布し、表面に梨地エンボスを
施して艶調整すると同時に坪量100ｇ／m2の樹脂
含浸紙とラミネートして艶消し表面を有し、しか
も質感の豊富な木目模様のあるエンボス化粧シー
トを得た。
実施例 ２
実施例１で用いた桧板目模様を印刷したフイル
ムの印刷面に版深度30〜100μのヘアーラインエ
ンボスを施した後、エンボス面にポリウレタン系
の接着剤を10〜30ｇ／m2（ドライ）塗布し、室温
で１〜２分間乾燥した後、坪量100ｇ／m2の樹脂
含浸紙とラミネートして硬化させる。次に表面に
梨地エンボスを施して艶調整すると、艶消し表面
を有し、しかも質感の豊富な木目模様のあるエン
ボス化粧シートを得た。
ムの印刷面に版深度30〜100μのヘアーラインエ
ンボスを施した後、エンボス面にポリウレタン系
の接着剤を10〜30ｇ／m2（ドライ）塗布し、室温
で１〜２分間乾燥した後、坪量100ｇ／m2の樹脂
含浸紙とラミネートして硬化させる。次に表面に
梨地エンボスを施して艶調整すると、艶消し表面
を有し、しかも質感の豊富な木目模様のあるエン
ボス化粧シートを得た。
図面は本発明のエンボス化粧シートの一例を示
す断面図である。 １……樹脂シート、２……印刷インキ層、３…
…ベタインキ層、４……エンボス、５……硬化型
樹脂層、６……接着剤、７……下台シート、８…
…第２のエンボス。
す断面図である。 １……樹脂シート、２……印刷インキ層、３…
…ベタインキ層、４……エンボス、５……硬化型
樹脂層、６……接着剤、７……下台シート、８…
…第２のエンボス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 透明樹脂フイルムの裏面に木目模様あるいは
布目模様等の図柄を印刷し、さらにその上からベ
タ層を印刷後、該印刷面にヘアーライン、目の荒
い梨地あるいは布目等のエンボスを施し、次いで
そのエンボス面に硬化型樹脂を塗布して硬化させ
て耐熱性樹脂層を設け、次いで紙等の下台シート
にラミネートした後で又はラミネートと同時に透
明フイルムの表面側に第２のエンボス加工を施す
ことを特徴とするエンボス化粧シートの製造方
法。 ２ 透明樹脂フイルムの裏面に木目模様あるいは
布目模様等の図柄を印刷し、さらにその上からベ
タ層を印刷後、該印刷面にヘアーライン、目の荒
い梨地あるいは布目等のエンボスを施し、次い
で、そのエンボス面に硬化型接着剤を塗布して紙
等の下台シートに重ねてラミネートし、該接着剤
を硬化させ、次いで透明樹脂フイルムの表面側に
第２のエンボス加工を施すことを特徴とするエン
ボス化粧シートの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318580A JPS5718211A (en) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | Production of embossed decorative sheet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9318580A JPS5718211A (en) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | Production of embossed decorative sheet |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5718211A JPS5718211A (en) | 1982-01-30 |
| JPS6339414B2 true JPS6339414B2 (ja) | 1988-08-04 |
Family
ID=14075510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9318580A Granted JPS5718211A (en) | 1980-07-07 | 1980-07-07 | Production of embossed decorative sheet |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5718211A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0688393B2 (ja) * | 1985-06-21 | 1994-11-09 | 大日本印刷株式会社 | 化粧材 |
| JP2011031437A (ja) * | 2009-07-31 | 2011-02-17 | Nissha Printing Co Ltd | 加飾シートの製造方法 |
-
1980
- 1980-07-07 JP JP9318580A patent/JPS5718211A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5718211A (en) | 1982-01-30 |
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