JPS6339244B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6339244B2
JPS6339244B2 JP21502084A JP21502084A JPS6339244B2 JP S6339244 B2 JPS6339244 B2 JP S6339244B2 JP 21502084 A JP21502084 A JP 21502084A JP 21502084 A JP21502084 A JP 21502084A JP S6339244 B2 JPS6339244 B2 JP S6339244B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
carpet
piles
tile
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP21502084A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6192627A (ja
Inventor
Yasuyoshi Tone
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saami Co Ltd
Original Assignee
Saami Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saami Co Ltd filed Critical Saami Co Ltd
Priority to JP21502084A priority Critical patent/JPS6192627A/ja
Publication of JPS6192627A publication Critical patent/JPS6192627A/ja
Publication of JPS6339244B2 publication Critical patent/JPS6339244B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)
  • Carpets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は特別の処置なしにパイルのうね落ちを
防止できるタイル状カーペツト及びその簡易且つ
的確な製造方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、第3図に示す如く所定の大きさの方形タ
イル状基盤10の両面に毛、合成繊維等からなる
ループ状パイル(図中一部を破線で示す)20
a,20bを該基盤10の一側面と同一方向(図
中矢印で示す)に連続的に延び且つ互いに並列す
る如く植立してなるタイル状カーペツトは知られ
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 前述したタイル状カーペツトにおいては、毛、
合成繊維等からなるループ状パイル20a,20
bが該基盤10の一側面と同一方向に連続的に延
び且つ互いに並列する如く植立しているので、こ
のタイル状カーペツトを床面に敷設する際に、床
面のスペースとの関係でその側部を側面に沿つて
切断すると、第4図に示す如くループ状パイル2
0a,20bの一部が基盤10の側面に露出した
り或いはループ状パイル20a,20bを支える
基盤10の側部が脆弱となることに起因して、ル
ープ状パイル20a,20bが基盤10の側部か
ら抜け落ちる、いわゆる“うね落ち現象”を生ず
るという問題点があつた。このような事を防止す
るため、従来は切断箇所を補強剤で補強したり或
いは縫い合わせる等の特別の処置を行つていた
が、これではこの種タイル状カーペツトの敷設作
業能率を向上させたり、作業コストの低減を図る
ことができなかつた。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明は前述の問題点を解決したタイル状
カーペツトを提供しようとするもので、その要旨
とするところは所定の大きさの方形タイル状基盤
の両面に毛、合成繊維等からなるループ状或いは
カツト状パイルを所定方向に連続的に延び且つ互
いに並列する如く植立してなるタイル状カーペツ
トにおいて、前記両面の各列のパイルの連続方向
が基盤の周側面に対して斜角と成り且つ一方の面
の各列のパイルの連続方向と他方の面のそれとが
互いに交差する如く構成したことにある。また、
第2の発明は前述の問題点を解決したタイル状カ
ーペツトの製造方法を提供しようとするもので、
その要旨とするところは所定の大きさの基盤の一
面に毛、合成繊維等からなるループ状或いはカツ
ト状パイルを所定方向に連続的に延び且つ互いに
並列する如く植立すると共に該基盤の他面に前記
と同様のパイルを前記連続方向と交差し且つ互い
に並列する如く植立してカーペツト体を形成し、
該カーペツト体を、各列のパイルの連続方向が基
盤の周側面に対して斜角と成る如く方形タイル状
にカツトすることにある。
(作用) 第1の発明によれば、植立した各列のパイルの
一端のみが基盤の側面に露出するのみであるか
ら、該基盤の側部を切除しても該列の一端以外の
パイルが該基盤の側部からうね落ちすることを防
止できる。また、両面の各列のパイルの連続方向
が互いに交差しているので、カーペツトの基盤の
強度も増大できる。第2の発明によれば、従来既
知のカーペツト製造装置を用いて、本発明に係る
タイル状カーペツトを簡易且つ的確に製造でき
る。
(実施例) 第1図は本発明に係るタイル状カーペツトの実
施例を示すもので、従来例と同一構成部分は同一
符号をもつて表す。すなわち、図中10は方形タ
イル状の基盤、20a,20bは基盤10の両面
に設けたループ状パイルである。
基盤10は通常パツキング層と称される部分
で、ポリエステル不織布等からなる一次基布11
とPVC層12とポリエステル不織布等からなる
二次基布13とPVC層14とポリエステル不織
布等からなる三次基布15とから成る。前記ルー
プ状パイル(一部は図中破線で示す)20a,2
0bは毛、合成繊維等からなり、各列の延び方向
が前記基盤10の周側面に対して斜角と成り且つ
各列が互いに並列する如く前記基盤10の一次基
布11及び三次基布15にそれぞれ植立されてい
る。また、基盤10の一面側のパイル20aの延
び方向と他面側のパイル20bの延び方向が互い
に交差するようになつている。
この様な構成になつているので、植立した各列
のパイル20a,20bの一端のみが基盤10の
側部に露出するのみであるから、該基盤10の側
部を切除しても該列の一端以外のパイル20a,
20bが該基盤10の側部からうね落ちすること
がない。従つて、このタイル状カーペツトを床面
に敷設する際に、床面のスペースとの関係でその
側部を側面に沿つて切断しても、その度に切断箇
所を補強剤で補強したり或いは縫い合わせる等の
特別の処置を行う必要がなく、この種タイル状カ
ーペツトの敷設作業能率を向上させたり、作業コ
ストの低減を図ることができる。また、このタイ
ル状カーペツトを組み合わせることによつて、杉
折模様、渦模様等の種々のデザインを構成でき
る。さらに、基盤10の両面を互いに交差したパ
イル20a,20bで覆つているので、基盤10
の強度を増大できる。
第2図は前述したタイル状カーペツトの製造方
法の説明図であつて、図中1は従来既知の製造装
置で製造された通常のカーペツト体で、所定長さ
で所定幅に形成されている。すなわち、1aは基
盤で、前述したタイル状カーペツトの基盤10と
全く同一の構造となつている。1b,1cはルー
プ状パイルで、毛、合成繊維等からなり、各列の
延び方向がカーペツト体1の幅方向側面に対して
直角に交わるように延びている。また、パイル1
bとパイル1cとの延び方向が互いに交差してい
る。本発明の特徴とする点は前述の如く製造され
たカーペツト体1を図中一点鎖線で示す各列のパ
イル1b,1cの植立方向が基盤1aの側面に対
して斜角と成るラインに沿つて既知のカツター装
置またはナイフを用いてカツトすることにある。
この様にすれば、前述したタイル状カーペツト
を従来既知の製造装置を用いて簡易且つ的確に製
造できるのである。また、各列のパイルの植立方
向が基盤の周側面に交わる斜角の大小は簡単に調
節できる。
なお、前記実施例ではループ状パイルについて
説明したが、カツト状パイルでも本発明を適用で
きる。
(効果) 以上説明したように第1の発明によれば、所定
の大きさの方形タイル状基盤の両面に毛、合成繊
維等からなるループ状或いはカツト状パイルを所
定方向に連続的に延び且つ互いに並列する如く植
立してなるタイル状カーペツトにおいて、前記両
面の各列のパイルの連続方向が基盤の周側面に対
して斜角と成り且つ一方の面の各列のパイルの連
続方向と他方の面のそれとが互いに交差する如く
構成したので、各列のパイルの一端のみが基盤の
側面に露出するのみであるから、該基盤の側部を
切除しても該列の一端以外のパイルが該基盤の側
部からうね落ちすることを防止できる。従つて、
このタイル状カーペツトを床面に敷設する際に、
床面のスペースとの関係でその側部を側面に沿つ
て切断しても、その度に切断箇所を補強剤で補強
したり或いは縫い合わせる等の特別の処置を行う
必要がなく、この種タイル状カーペツトの敷設作
業能率を向上させたり、作業コストの低減を図る
ことができる。さらに、両面の各列のパイルの連
続方向が互いに交差しているので、カーペツトの
基盤の強度を増大できる等の利点がある。さらに
また、このタイル状カーペツトを組み合わせるこ
とによつて、杉折模様、渦模様等の種々のデザイ
ンを構成できる等の利点がある。また、第2の発
明によれば、従来既知のカーペツト製造装置を用
いて、本発明に係るタイル状カーペツトを簡易且
つ的確に製造できる。また、各列のパイルの植立
方向が基盤の周側面に交わる斜角の大小は簡単に
調節できるので、種々のデザイン対応のこの種タ
イル状カーペツトを安価に製造できる等の利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の説明に供するもので、第1図は
本発明に係るタイル状カーペツトの実施例を示す
斜視図、第2図は本発明に係るタイル状カーペツ
トの製造方法の実施例を示す説明図、第3図は従
来のタイル状カーペツトを示す斜視図、第4図は
従来のタイル状カーペツトの切断部分の一部の拡
大断面図である。 10……タイル状カーペツトの基盤、20a,
20b……パイル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 所定の大きさの方形タイル状基盤の両面に
    毛、合成繊維等からなるループ状或いはカツト状
    パイルを所定方向に連続的に延び且つ互いに並列
    する如く植立してなるタイル状カーペツトにおい
    て、前記両面の各列のパイルの連続方向が基盤の
    周側面に対して斜角と成り且つ一方の面の各列の
    パイルの連続方向と他方の面のそれとが互いに交
    差する如く構成したことを特徴とするタイル状カ
    ーペツト。 2 所定の大きさの基盤の一面に毛、合成繊維等
    からなるループ状或いはカツト状パイルを所定方
    向に連続的に延び且つ互いに並列する如く植立す
    ると共に該基盤の他面に前記と同様のパイルを前
    記連続方向と交差し且つ互いに並列する如く植立
    してカーペツト体を形成し、該カーペツト体を、
    各列のパイルの連続方向が基盤の周側面に対して
    斜角と成る如く方形タイル状にカツトすることを
    特徴とするタイル状カーペツトの製造方法。
JP21502084A 1984-10-13 1984-10-13 タイル状カ−ペツト及びその製造方法 Granted JPS6192627A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21502084A JPS6192627A (ja) 1984-10-13 1984-10-13 タイル状カ−ペツト及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21502084A JPS6192627A (ja) 1984-10-13 1984-10-13 タイル状カ−ペツト及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6192627A JPS6192627A (ja) 1986-05-10
JPS6339244B2 true JPS6339244B2 (ja) 1988-08-04

Family

ID=16665400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21502084A Granted JPS6192627A (ja) 1984-10-13 1984-10-13 タイル状カ−ペツト及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6192627A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6314954A (ja) * 1986-07-07 1988-01-22 株式会社 サアミ 方形タイルカ−ペツト

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6192627A (ja) 1986-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3927501A (en) Random pattern shingle
EP2397059B1 (en) Cleaning sheet
JP2563369Y2 (ja) 面ファスナー用経編基布
US4704757A (en) Abrading material
JPS6339244B2 (ja)
JP2788194B2 (ja) 法面保護工の施工法
IE64497B1 (en) Tennis ball and method of manufacturing the same
JPS6192626A (ja) タイル状カ−ペツト及びその製造方法
US5024176A (en) Needlepoint sheet having octagonal openings and method of use thereof
JPH0212926Y2 (ja)
JPH0541961Y2 (ja)
JPH0886050A (ja) 屋根葺構造
US1795277A (en) Composition shingle
JPH0715834U (ja) 植生用ハニカム構造材
JP2603293B2 (ja) 土壌保護用ブロックマット
JPH0629211Y2 (ja) 土木用排水材
JPS6364542B2 (ja)
JPH0310272Y2 (ja)
JPS6311992Y2 (ja)
JP3384981B2 (ja) 床化粧材およびその連結構造
JPH02134077U (ja)
JP3199446B2 (ja) 建物の屋根葺き構造及び屋根葺き方法
JP2001037353A (ja) 防草シートとその敷設方法
JPS63111820A (ja) カーペット地
JPS592157Y2 (ja) アスフアルトシ−ト