JPS6339119Y2 - - Google Patents

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JPS6339119Y2
JPS6339119Y2 JP1984108100U JP10810084U JPS6339119Y2 JP S6339119 Y2 JPS6339119 Y2 JP S6339119Y2 JP 1984108100 U JP1984108100 U JP 1984108100U JP 10810084 U JP10810084 U JP 10810084U JP S6339119 Y2 JPS6339119 Y2 JP S6339119Y2
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JP
Japan
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brush
synthetic resin
resin ring
handle
paint
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JP1984108100U
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English (en)
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JPS60175696U (ja
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Publication of JPS6339119Y2 publication Critical patent/JPS6339119Y2/ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は提手が一体成形された塗料缶に関す
るものであつて、塗料缶を製造する分野及び塗料
を取扱う分野で利用されるものである。
(従来の技術) 従来、缶口部へ嵌装したリングの外側に弧状の
提げ手を一体成形により連設してなる提げ手付の
缶は知られている(例えば実公昭41−1820号、実
公昭53−32803号)。また缶とは別体とし、使用時
に缶に固定するようにした刷毛摺切片も知られて
いる。
(解決すべき問題点) 前記従来の提げ手付缶においては、缶口部に嵌
装されたリングは提げ手の固定にのみ寄与するも
のであつて、刷毛摺切片を必要とする場合には別
にこれを取付けなければならず、また缶口の密封
には何んら寄与することがないので、缶口の密封
は缶胴口縁部と蓋の周壁との金属面同士の接触に
頼ることとなり、気密性が不十分となり易かつ
た。
(問題点を解決する為の手段) この考案の提げ手付塗料缶は、缶胴口縁に缶蓋
密嵌用の合成樹脂リングが密嵌してあり、該合成
樹脂リングの内側に刷毛摺切片が突設してある。
該刷毛摺切片には刷毛掛止用の溝が設けてある。
一方前記合成樹脂リングの外側には提げ手が一
体成形によつて連設してある。該提げ手は前記合
成樹脂リングに沿つて設けられており、使用時に
は上方は折曲し得るようにしてある。すなわち、
折曲し得るよう、軟質の材料で形成するものとす
るが、必要により折曲を容易とすべく折曲部を成
形することもできる。
(考案の作用) この考案における合成樹脂リングは、缶口の気
密性を向上させる作用、刷毛摺切片及び提手を缶
胴に固定する作用を有する。そして、刷毛摺切片
及び提手は合成樹脂リングを介して一体化される
こととなる。
以下この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
(実施例 1) 周壁をテーパー状とした缶胴1の口縁部2に合
成樹脂リング3の嵌合溝が密嵌して固着してあ
り、前記合成樹脂リング3の上部には筒状部4が
形成してあり、該筒状部4の外側には缶蓋5の周
壁6が着脱自在に密嵌している。前記缶蓋5の周
壁6の内側には凸条7が環状に突設してあると共
に、該凸条7は前記筒状部4の外側面に環状に設
けた凹溝8に嵌装掛止している。また前記合成樹
脂リング3の外側下部にはストツパー9が所定間
隔で突設してあり、該ストツパー9の上縁は前記
缶蓋の周壁6の下縁に当接している。
前記合成樹脂リング3の内側には刷毛摺切片1
0が水平に突設してある。該刷毛摺切片10は近
接して設けられた2枚の小片10a,10aより
なり、各小片10aの一側には刷毛掛止用の溝1
1が設けてある。尚、小片10aの基部には溝2
2による折曲用肉薄部を設け、小片10aが溝2
2を中心として、折曲可能としてあり、周壁をテ
ーパー状とした缶胴を重ね合わせることができる
ようになつている。
前記合成樹脂リング3の外側には提手連結片1
2,12が直径的に突設してあり、該提手連結片
に円弧状の提手13の端部が連結してある。該提
手13は前記合成樹脂リング3と一体成形され、
これの外側に沿つて設けられており、缶体の上方
へ折曲可能としてある。また該提手の中央には幅
広部14が形成してある。
上記実施例によれば、缶蓋5の周壁6は、合成
樹脂リング3に密嵌していると共に、凸条7が凹
溝8に嵌装掛止しているので、確実な密封状態を
得ることができ、シングル蓋であつても塗料缶と
しての要求を満足させることができる。
またストツパー9を設けたので缶蓋5を嵌装す
る際の案内となり、缶蓋5を自動的に正しい状態
で嵌装することができる。
上記実施例は、刷毛摺切片10の内側縁で、刷
毛15に含まれた余剰の塗料を除去し、また溝1
1に刷毛を嵌装掛止する。また提手13に幅広部
14を設けたので、缶を片手で保持しつつ塗装作
業を行なう場合、前記幅広部14に親指を掛けれ
ば、安定保持することができる。
(実施例 2) 第4図の実施例は、合成樹脂リングをダブル蓋
用としたものであつて、缶胴1の口縁部2に密嵌
された合成樹脂リング3の上部に所定間隔で内筒
4aと外筒4bとを形成し、前記内外筒で筒状部
4を構成してあり、前記内外筒4a,4bで形成
された溝18に缶蓋17の周壁16が密嵌してい
る。前記周壁16は内壁16aと外壁16bとよ
りなる二重壁であつて、内壁16aは前記内筒4
aと、外壁16bは前記外筒4bと夫々当接して
いる。
この考案において提手13は、軟質材製であれ
ば合成樹脂リング3との連結部を中心として回転
し、容易に上方へ折曲されるが、必要により第5
図ないし第9図に示す折曲部構造とすることもで
きる。
すなわち、第5図は連結片12と提手13との
連結部に透孔18を折目に沿つて複数設けたも
の、第6図、第7図は提手13にその長手方向に
補強リブ19を設けると共に、折目において無リ
ブ部20を形成したもの、第8図、第9図は連結
部に蛇腹状部21を形成したもので、該蛇腹状部
に形成される山の数は一つでもよい。またこの考
案において、提手は二本設けることもできる。
(考案の効果) この考案によれば、缶胴の口縁部に密嵌した合
成樹脂リングに缶蓋を密嵌したので、合成樹脂と
金属との当接により缶を密封することとなり、気
密性の向上が図れると共に、金属粉が内容物に混
入するおそれもない。また合成樹脂リングに刷毛
摺切片及び提手を一体成形により連設したので、
刷毛摺切片及び提手をリングを介して一体化する
ことができると共に、刷毛摺切片の紛失や装着の
煩わしさを回避できる等の効果がある。又、刷毛
摺切片を構成した小片の基部を折曲可能としたの
で、空の状態の缶胴を重合できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例の一部を断面した正面
図、第2図は同じく一部を破切した平面図、第3
図は同じく使用状態の斜視図、第4図は同じく他
の実施例の一部を断面した正面図、第5図ないし
第9図は提手折曲部の構造を示す拡大図で、第5
図は透孔を設けたものの平面図、第6図はリブを
設けたものの平面図、第7図は同じく側面図、第
8図は蛇腹状部を設けたものの平面図、第9図は
同じく側面図である。 1……缶胴、2……口縁部、3……合成樹脂リ
ング、4……筒状部、5……缶蓋、10……刷毛
摺切片、13……提手。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 周壁をテーパー状とした缶胴の口縁に合成樹
    脂リングが密嵌固着してあり、該合成樹脂リン
    グの上側筒状部に缶蓋が着脱自在に密嵌してい
    ると共に、前記合成樹脂リングの下側内側に、
    基部に折曲用肉薄部を設けた小片による刷毛摺
    切片が突設され、下側外側には弧状の提げ手が
    設けてあることを特徴とした提げ手付塗料缶。 2 刷毛摺切片は、刷毛掛止用の溝を有する実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の提げ手付塗料
    缶。 3 刷毛掛止用の溝は、刷毛摺切片の一側又は両
    側に設けられた実用新案登録請求の範囲第2項
    記載の提げ手付塗料缶。
JP10810084U 1984-07-17 1984-07-17 提げ手付塗料缶 Granted JPS60175696U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10810084U JPS60175696U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 提げ手付塗料缶

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10810084U JPS60175696U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 提げ手付塗料缶

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60175696U JPS60175696U (ja) 1985-11-21
JPS6339119Y2 true JPS6339119Y2 (ja) 1988-10-14

Family

ID=30667310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10810084U Granted JPS60175696U (ja) 1984-07-17 1984-07-17 提げ手付塗料缶

Country Status (1)

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JP (1) JPS60175696U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573820U (ja) * 1980-06-06 1982-01-09

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS573820U (ja) * 1980-06-06 1982-01-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60175696U (ja) 1985-11-21

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