JPS6339033B2 - - Google Patents

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JPS6339033B2
JPS6339033B2 JP10230584A JP10230584A JPS6339033B2 JP S6339033 B2 JPS6339033 B2 JP S6339033B2 JP 10230584 A JP10230584 A JP 10230584A JP 10230584 A JP10230584 A JP 10230584A JP S6339033 B2 JPS6339033 B2 JP S6339033B2
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JP
Japan
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film piece
cylindrical body
circumferential surface
station
web
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JP10230584A
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Tsuneo Imatani
Hisakazu Yasumuro
Michio Watanabe
Hideo Kurashima
Kazuhisa Ishibashi
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Toyo Seikan Group Holdings Ltd
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Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフイルム片の貼着方法に関し、さらに
詳しくはフイルム片を缶体等の円筒体の外周面に
貼着方する方法に関する。
(従来の技術) 第1図に示されるような、継目なしの上部缶体
2と、同じく継目なしの下部缶体3の夫々の開口
端部2aおよび3aを接着剤層4を介して嵌合
し、接着された周面接合部5を有する金属缶1
が、特に炭酸飲料やビール等を収納用の耐圧容器
に好適であるとして提案されている。この場合接
着剤層4を形成する方法として、嵌合前の開口端
部に熱硬化型接着剤やスラリー型接着剤のような
液状接着剤の塗布、もしくは粉体型接着剤の静電
塗布等も考えられるが、内側になるべき開口端部
3aに熱接着性プラスチツクよりなるテープ状フ
イルム片を塗布、加熱する方法が、均一な厚さの
気孔等の欠陥のない接着剤層が安定して得られる
ので好ましい。
本発明者はさきに、特願昭57―35181号におい
て、このような熱接着性プラスチツクフイルムよ
りなるテープ片を缶体等の中空円筒体の開口端部
の外周面に自動的に熱接着する装置について提案
した。
(発明が解決しようとする問題点) この装置によるテープ片の熱接着は、間欠的に
公転する中空円筒体を、熱接着ステテーシヨンに
おいて定位置に保持した状態において行なわれ
る。そのため生産速度に限界があり、高速生産に
不適当であるという問題があつた。
(発明の目的) 本発明は以上に述べた従来技術の問題点に鑑み
なされたものであつて、本発明の目的は熱接着性
プラスチツク等よりなるフイルム片を、連続的に
公転する円筒体の外周面に、公転を続けながら貼
着する方法を提供することにある。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、本発明は円筒体の外
周面に貼着ロールの周面上のフイルム片を貼着す
る方法において、該円筒体を連続的に公転させな
がら、該公転方向に対し同一流れ方向に自転さ
せ、該円筒体の外周面が、該公転方向に対し同一
流れ方向に回転する該貼着ロールに、該フイルム
片を介して対接する貼着ステーシヨンに沿つて移
行している間、該円筒体の軸心の軌跡が、該貼着
ロールと同軸で、かつその半径が該貼着ロールの
外周面の半径、該フイルム片の厚さ、および該円
筒体の外周面の半径の和より僅かに小さい仮想円
筒面の一部となるように、該円筒体を該公転の半
径方向に移動させて、該円筒体の外周面を該フイ
ルム片と押圧下に接触させて貼着を行なうことを
特徴とするフイルム片の貼着方法を提供するもの
である。
(実施例) 以下図面を参照しながら本発明について説明す
る。
第2図は、本発明の方法が適用される、第1図
に示すタイプの下部缶体3の開口端部3aにテー
プ状のフイルム片を熱接着する装置6を示したも
のである。熱接着装置6は、ウエブ供給装置7、
フイルム片供給装置8、熱接着ロール装置9、お
よび缶体搬送装置10を備えている。
ウエブ供給装置7は、ウエブ11の送出し用リ
ール12およびルーパ13を備えている。ウエブ
11より切断されたフイルム片11aが、第1図
の接着剤層4を形成する場合のように、細幅(例
4〜10mm)で薄い(例えば30〜150μm)の熱可塑
性プラスチツクよりなるとき、ウエブ11にテン
シヨンが加わつた状態で、フイルム片供給装置8
のセグメント14に巻付けられると、後述の切断
の後にフイルム片11aが弾性収縮して、所定の
長さのフイルム片11aが得られなくなるおそれ
がある。ルーパー13は送出しリール12と、フ
イルム片供給装置8に設けられたピンチロール1
5の間で、ウエブ11にこのような悪影響を与え
る特に急激に大きなテンシヨンが加わるのを防止
するために設けられたものである。
13a1,13a2,13a3は定位置案内ロールで
ある。13b1,13b2は上下動可能案内ロールで
あつて、固定垂直軸13dに沿い上下に摺動可能
の可動支持体13cに、回転可能に取付けられて
いる。送出し用リール12の起動、停止等のさ
い、制御機構のタイムラグ等のため、ウエブ11
に大きなテンシヨンが加わろうとすると、案内ロ
ール13b1,13b2が上昇して、テンシヨンが緩
和されるように構成されている。なお16は、可
動支持体13cが対向する位置(下限位置)に達
したとき、送出し用リール12の回転を停止せし
めるための信号を発する近接スイツチである。
フイルム片供給装置8は、第3図に示すよう
に、ハウジングプレート17および固カムプレー
ト18に、水平軸19を介して軸支された回転盤
20および真空切換用ロール21、ならびにハウ
ジングプレート17に固着された真空切換用バル
ブ22を備えている。水平軸19はギヤ23を介
して図示されないモータにより定速連続回転さ
れ、従つて回転板20も矢印X方向(第2図)に
定速連続回転される。
回転盤20には、90度間隔で4組のガイドレー
ル24が設けられており、各ガイドレール24に
沿つて、4個のセグメント14a,14b,14
c,14dが、水平軸19の周りに公転しなが
ら、半径方向に摺動可能に設けられている。この
摺動は、カムプレート18に設けられたカム溝1
8aのプロフイル27によつて定められるタイミ
ングに従つて、カムローラ25およびカムシヤフ
ト26を介して行なわれる。
各セグメント14の外周面28にはウエブ11
およびフイルム片11aを挿通可能の凹溝28a
が形成されている。そしてセグメント14が半径
方向最外方に位置する状態、すなわち第2図のフ
イルム片送出ステーシヨンC(以下送出ステーシ
ヨンとよぶ)に位置するセグメント14cの状態
(本明細書においては拡張状態とよぶ)に、各セ
グメント14が同時に位置したとした場合に、凹
溝28aの円弧状の底面、すなわち周面29(本
明細書においては、ウエブ11およびフイルム片
11aと接触する外周面28の部分を周面とよ
ぶ)が共通の仮想円周面30上に、所定の円周方
向間隔lをおいて位置するように形成されてい
る。また周面29の円周方向長さは缶体3の開口
端部3aの外周長と実質的に等しく定められてい
る。
またセグメント14が半径方向最内方に位置す
る状態(本明細書においては収縮状態とよぶ)に
おいて、隣り合うセグメント14の周面29が隣
接(本明細書においては、接触している場合、お
よび第2図に示すように約5mm以下の間隙29b
を形成して接近している場合を含めて隣接とよ
ぶ)するようにセグメント14は形成されてい
る。
そしてカムプロフイル27は、ウエブ供給ステ
ーシヨンA(以下供給ステーシヨンとよぶ)にお
けるセグメント14a、その下流に位置するウエ
ブ切断ステーシヨンB(以下切断ステーシヨンと
よぶ)におけるセグメント14b、および供給ス
テーシヨンAの上流に位置するセグメント14d
が収縮状態にあり、かつ送出ステーシヨンCにあ
るセグメント14cが拡張状態にあるように形成
されている。
セグメント14の周面29には、ウエブ11お
よびフイルム片11aを真空吸着して凹溝28a
内に保持するための真空孔31が開口している。
真空孔31は可撓管32、真空切換用ロール2
1、真空切換用バルブ22および導管33を介し
て、図示されない真空装置に接続する。そして真
空切換用バルブ22には、導管33に接続する真
空用周溝22aが、供給ステーシヨンAから矢印
X方向に送出ステーシヨンCに至るまでの経路に
設けられており、一方送出ステーシヨンCの直後
から、矢印X方向に供給ステーシヨンAの直前に
至るまでの経路には、大気に開放された図示され
ない大気圧用周溝が、真空切換用ロール21の導
孔21aに接続するように形成されている。
供給ステーシヨンAに設けられたピンチロール
15は、エアシリンダー34(スプリング機構等
の他の緩衝性押圧機構でもよい)によつて、フイ
ルム片供給装置8に供給されるウエブ11をセグ
メント14aの周面29上にピンチする。
また回転盤20には、セグメント14と同数の
(図では4個の)ウエブ切断装置35が、収縮状
態にある各セグメント14の周面29の前端29
aに対応する位置に固設されている。ウエブ切換
装置35は、回転ソレノイド37と、ソレノイド
37の回転子37aの先端に固着されたブレード
36を備えており、周面29の間隙29bが切断
ステーシヨンBに達すると、図示されない近接ス
イツチの発する信号にもとづいて、回転子37a
が回転して、ブレード36が間隙29b上のウエ
ブ11の部分を、その幅方向に切断して、所定長
の(周面29の長さに実質的に等しい)フイルム
片11aをセグメント14b上に形成するように
構成されている。このさいウエブは真空吸着によ
つて、両セグメント14a,14bの周面上に保
持されているので、切断のさいズレが起るおそれ
がない。なおブレード36はカム機構等の機械的
機構によつて動作させてもよい。
セグメント14bは公転によつて送出ステーシ
ヨンCに達するが、それまでに拡張状態になる。
そして拡張状態において、先行するセグメント1
4b上のフイルム片11aと、後続のセグメント
14a上のフイルム片11aの間隔は、lに等し
い。
熱接着ロール装置9は、固定軸38と、その周
りを矢印Y方向に連続回転する接着ロール39を
備えている。接着ロール39は、金属製の内筒4
0と耐熱性弾性ゴム(例えばシリコンゴム)より
なる外筒41を備えており、外筒41は外周面の
長さがフイルム片11aの長さと実質的に等し
く、かつ円周に沿う間隔がlに実質的に等しい、
セグメント14と同数(図では同数であるが、必
ずしも同数でなくてもよい)の熱接着部41a
と、径が熱接着部41aより小さい、各熱接着部
41aの間に位置する小径部41bを有してい
る。かつ熱接着部41aの外周面が送出ステーシ
ヨンCを通過するように接着ロール39は配設さ
れている。そして熱接着部41aの外周面の周速
度が、拡張状態におけるセグメント14cの周面
29の周速度と等しくなるように、もしくはフイ
ルム片14aに永久伸びが生じない範囲で若干後
者より速くなるように、接着ロール39は、図示
されない駆動機構により回転される。
接着ロール39と固定軸38の間の、送出ステ
ーシヨンCから矢印Y方向に沿い、送出ステーシ
ヨンCとほぼ対向する位置にある熱接着ステーシ
ヨンDに至る経路に対応する部分には真空室42
が形成されており、真空室42は固定軸38の導
孔43、中心孔44を介して、図示されない真空
装置に連通する。熱接着部41aには半径方向に
真空室42まで延びる多数の真空孔45が形成さ
れていて、送出ステーシヨンCにおいて接着ロー
ル39に送出されたフイルム片11aは、熱接着
部41aの外周面上に真空吸着されて、熱接着が
終了するまで保持されるように構成されている。
なお、フイルム片供給装置8は、接着ロール3
9へのフイルム片11aの送出をスムースに行な
うための、接着ロール39との隙間調整機構(図
示されない)を備えている。
缶体搬送装置10は、矢印Z方向に連続回転す
る缶体送入ターレツト46、矢印W方向につまり
接着ロール39と同一流れ方向に連続回転して、
缶体3を公転させる缶体搬送ターレツト47、矢
印V方向に連続回転する缶体送出ターレツト、お
よび矢印U方向に連続的に循環移動して、接触す
る(下部)缶体3を矢印R方向に、つまり缶体3
の公転方向と同一流れ方向に、その開口端部3a
の周速度が、熱接着部41aの外周面の周速度と
ほぼ等しくなるように連続回転させる無限循環ベ
ルト49を備えている。
缶体搬送ターレツト47には、円周方向に沿い
等間隔に多数の缶体ホルダー50が配設されてい
る。缶体ホルダー50は缶体3をその軸線の周り
に回転自在に保持するマンドレル51、マンドレ
ル51の支持体52、支持体52の基部に固着さ
れ、軸受56に沿いスライド可能のスライド軸5
3、およびスライド軸53の下端に設けられたカ
ムローラ54を備えている。カムローラ54は、
図示されないカムプレートに形成されたカム曲線
55を有するカム溝(図示されない)に係合して
いる。
カム曲線55は大部分が、缶体搬送ターレツト
47の中心軸47aの中心を中心とする円周より
なるが、開口端部3aの外周面が接着ロール39
に、フイルム片11aを介して対接する領域であ
る熱接着ステーシヨンD(熱接着開始点がD1、終
了点がD2であつて、点D1より点D2に至る領域を
有する)と対向する位置において、図示のよう
に、缶体3の軸心3bの軌跡60が、接着ロール
39と同軸でその半径が、接着ロール39の熱接
着部41aの外周面の半径、フイルム片11aの
厚さ、および缶体の開口端部3aの外周面の半径
の和より僅かに小さい(弾性ゴムよりなる熱接着
部4の後記の押圧力による圧縮代に対応する値だ
け小さい;通常は0.05〜1.00mm程小さい)仮想円
筒面の一部となるように、缶体3を公転のほぼ半
径方向に移動させて、缶体3の開口端部3aと熱
接着部41aの外周面上に沿つて一定の押圧力が
加わるように形成されている。
なお熱接着部41a上のフイルム片11aの先
端と、開口端部3aが同時に熱接着ステーシヨン
Dの開始点D1に達するようにlの値は定められ
る。従つてlはv1P≒v2(l+lF)を満足する所定
値に定められる。ここにv1:熱接着部の周速、
v2:開始点D1寸前における缶体軸の周速、lF:フ
イルム片の長さ、P:開始点D1における缶体と、
後続の隣りの缶体間の周方向軸間距離。
缶体搬送ターレツト47の連続回転に従つて、
矢印W方向に公転し、後述の高周波誘導加熱コイ
ル57によつて開口端部3aを加熱された缶体3
は、熱接着ステーシヨンDの熱接着開始点D1
達すると、公転のほぼ半径方向内方に僅かに移行
して、熱接着ステーシヨンDにおいて、熱接着部
41a上のフイルム片11aと、回転しながら所
定の押圧下に接触して、開口端部3aにフイルム
片11aを熱接着される。
各支持体52には、缶体の開口端部3aに対向
して正面からみて円弧状の高周波誘導加熱コイル
57が設けられており、加熱コイル57は缶体3
がベルト49と接触して回転(自転)を開始する
とほぼ同時に、図示されない回転トランス等を介
して通電され、熱接着ステーシヨンDに達するま
でに、開口端部3aを熱接着可能温度にほぼ均一
に加熱し、熱接着が終了と同時に消勢されるよう
に構成されている。
(作用) 以上の熱接着装置6において、フイルム片11
aの送出を含む、缶体の開口端部3aへのフイル
ム片11aの熱接着は次のようにして行なわれ
る。
熱接着性のプラスチツク、例えば変性線状ポリ
エステル、ナイロン11又は12、カルボン酸変性ポ
リオレフイン等の比較的低融点で、かつ極性基を
有するプラスチツクよりなる所定幅と厚みのウエ
ブ11は、送出し用リール12から、ルーパ13
を通つて、ピンチロール15と接触し、ピンチロ
ール15の作用によりしわ等を発生することな
く、スムースにウエブ供給ステーシヨンAにおい
てセグメント14aの凹溝28aに入つて真空吸
着される。
セグメント14aが連続公転して、その周面2
9の前端29aが第2図に示すように、切断ステ
ーシヨンBに達すると、ウエブ切断装置35が動
作して、ウエブ11は前端29aにおいて切断さ
れる。さらにセグメント14aが公転して、その
周面29の後端が切断ステーシヨンBに達する
と、すなわちセグメント14aが第2図のセグメ
ント14bの位置に達すると、再びウエブ切断装
置35が動作して、ウエブ11は該後端において
切断される。切断のさいウエブ11にはテンシヨ
ンが加わつていないので、周面29の長さに実質
的に等しい、従つて缶体3の開口端部3aの外周
長に実質的に等しい(好ましくは該外周長より約
1〜5mm長い、この場合も本明細書においては実
質的に等しいとよぶ)所定長のフイルム片11a
が、高い寸法精度で形成される。
セグメント14aは公転を続け、その周面29
の前端29aが送出ステーシヨンCに達するまで
には、カムローラ25の動作により拡張状態(セ
グメント14cの状態)に達する。そして送出ス
テーシヨンCを超えた周面29部分に開口する真
空孔31の真空は解除され、該周面部分上のフイ
ルム片11aは、送出ステーシヨンCにおいて、
接着ロール39の熱接着部41a上に移行し、そ
の外周面上に真空吸着により保持される。なおセ
グメント14の周面29の前端29aと熱接着部
14aの外周面の前端が同時に送出ステーシヨン
Cに達するように、接着ロール39の初期位置調
節が行なわれる。このようにして所定間隔lをお
いて、フイルム片供給装置8から熱接着ロール装
置9に所定長のフイルム片11aが送出される。
一方缶体3は缶体送入ターレツト46から、缶
体搬送ターレツト47のマンドレン51に送入さ
れ、矢印W方向への公転と同時に、ベルト49に
より矢印R方向に自転されながら、その開口端部
3aを加熱コイル57により、熱接着可能温度ま
で誘導加熱されて、熱接着ステーシヨンDに達す
る。缶体3は自転を続けて、熱接着部41a上の
フイルム片11aは、予めプライマー(図示せ
ず)を塗布された開口端部3aに所定の押圧下に
熱接着される。熱接着終了とほぼ同時に加熱コイ
ル57は消勢され、開口端部3aにフイルム片1
1aを熱接着された缶体3は、公転を続けなが
ら、缶体送出ターレツト48に達し、次工程に送
出される。
本発明は以上の例によつて制約されるものでな
く、例えば本発明の方法は、缶体以外の円筒体の
外周面にシールテープ等のフイルム片を貼着(粘
着、糊着け等を含む)するため等にも適用しうる
ものである。従つてウエブの材料も使用目的に応
じて、紙、金属箔、織布あるいはこれらの積層体
等が選ばれる。
またセグメント14の数は、切断ステーシヨン
の両側に対応して各1個、および送出ステーシヨ
ンに対応して1個、計3個が最小数設けられれば
よい。そしてセグメントの数が多いほど、収縮状
態において外周面が円形に近づくので、ピンチロ
ールのジヤンピングが少なく、セグメントの高速
公転に有利であるが、セグメントの数を余り多く
すると、装置が過大になるので、用途に応じた数
を選定することが好ましい。また用途によつて
は、各セグメントの周面の長さ、およびその間隔
が一様でなくてもよい。さらにウエブ切断装置と
して、レーザ(隣り合うセグメントの周面が接触
している場合)、熱線等用途に応じ適宜のタイプ
のものを使用してもよい。またセグメント周面へ
のウエブの保持も、軽い粘着や静電吸着等によつ
て行なつてもよい。
(発明の効果) 本発明によれば、円筒体を連続的に公転しなが
ら、その外周面にフイルム片を貼着するので、高
速生産が可能であるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法が適用されて形成される
缶体を備える金属缶の例の縦断面図、第2図は本
発明の方法を実施するための装置の例を示す縦断
面図、第3図は第2図の―線に沿う横断面図
である。 3…缶体(円筒体)、3b…軸心、11a…フ
イルム片、39…接着ロール(貼着ロール)、6
0…缶体の軸心の軌跡、D…熱接着ステーシヨン
(貼着ステーシヨン)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒体の外周面に貼着ロールの周面上のフイ
    ルム片を貼着する方法において、該円筒体を連続
    的に公転させながら、該公転方向に対し同一流れ
    方向に自転させ、該円筒体の外周面が、該公転方
    向に対し同一流れ方向に回転する該貼着ロール
    に、該フイルム片を介して対接する貼着ステーシ
    ヨンに沿つて移行している間、該円筒体の軸心の
    軌跡が、該貼着ロールと同軸で、かつその半径が
    該貼着ロールの外周面の半径、該フイルム片の厚
    さ、および該円筒体の外周面の半径の和より僅か
    に小さい仮想円筒面の一部となるように、該円筒
    体を該公転のほぼ半径方向に移動させて、該円筒
    体の外周面を該フイルム片と押圧下に接触させて
    貼着を行なうことを特徴とするフイルム片の貼着
    方法。
JP10230584A 1984-05-21 1984-05-21 フイルム片の貼着方法 Granted JPS60168777A (ja)

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