JP5816569B2 - フィルム被嵌装置 - Google Patents

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Description

この発明は、キャップシールやラベル等の筒状フィルムをボトル容器等の被嵌体に被嵌するフィルム被嵌装置、特に、薄肉の筒状フィルム等に適したフィルム被嵌装置に関する。
薄肉フィルムによって形成された筒状ラベルLをボトル容器Bの胴部に被嵌するラベル被嵌装置としては、例えば、図12に示すようなものが開示されている。このフィルム被嵌装置80は、同図に示すように、筒状のラベルLが連続的に繋がった、シート状に折り畳まれた状態の長尺帯状のラベル形成基材Mを、円柱状のマンドレル81に被嵌することで所定状態に開口しながら、送給ローラ82によってマンドレル81の下部まで送給し、マンドレル81の中間部を取り囲むように、切断位置に設置されたカットユニット83によって所定長に順次切断することで個別のラベルLを形成した後、この開口された個別のラベルLをローラ84によって所定のラベル被嵌位置に順次送出することで、ラベル被嵌位置に順次搬送されてくる容器Bの胴部にラベルLを被嵌するようになっている。
前記ローラ84は、同図に示すように、ラベルLの送出方向に対して傾いた状態で配設されており、ラベルLをマンドレル81との間に挟み込んだ状態で、回転させることによって、ラベルLを周方向に回転させながら、下方側に送出するようになっている。
このように、ラベルLを周方向に回転させながら下方側に送出すると、筒状のラベルLが径方向外側に広がって、マンドレル81から突出したラベルLの下端部側が先すぼみしにくくなるので、薄肉フィルムによって形成されたラベルLであっても、ボトル容器Bの胴部に確実に被嵌することができるという利点がある。
特表2010−516567号公報
ところで、上述したようなラベル被嵌装置80では、マンドレル81の下端まで搬送したラベルLの下端部を、ローラ84とマンドレル81との間に挟み込んだ状態で待機させ、ボトル容器Bがラベル被嵌位置を通過する際に、その通過タイミングに合わせて、ローラ84を回転させて、ラベルLを周方向に回転させながら、マンドレル81の下方側に送出するといった具合に、ローラ84を間欠駆動させているので、図13に示すように、ローラ84が回転し始めてから、被嵌速度(ラベルLの下方向の移動速度)に対応する、ラベル送出方向の周速に換算した最終送出周速V0に到達するまでには、ある程度の加速時間Δtが必要となる。
このように、ローラ84が回転し始めてから、最終送出周速V0に到達するまでの間は、ラベルLを被嵌速度で下方側に送出することができないので、ラベルLの送出を開始した後、ボトル容器Bの胴部に被嵌するまでに要する時間(被嵌時間)toを短縮するには限界がある。
上述したように、ボトル容器Bをラベル被嵌位置で停止させずに、移動させながらラベルLを被嵌する場合、ラベルLの被嵌時間が長くなると、ラベルLをボトル容器Bに被嵌し始めてから、被嵌し終わるまでの間のボトル容器Bの移動距離が大きくなるので、図14(a)に示すように、ラベルLをボトル容器Bに確実に被嵌するためには、ラベルLの折径(直径D1)を大きくしなければならない。逆に、ラベルLの被嵌時間が短くなると、ラベルLをボトル容器Bに被嵌し始めてから、被嵌し終わるまでの間のボトル容器Bの移動距離が小さくなるので、同図(b)に示すように、ラベルLの折径(直径D2)を小さくしても、ラベルLをボトル容器Bに確実に被嵌することができる。しかしながら、上述したようなラベル被嵌位置では、被嵌時間を短縮するには限界があるので、折径を小さくするのにも限界があるということになる。
そこで、この発明の課題は、筒状フィルムを被嵌体に被嵌するために要する被嵌時間を短縮することができるフィルム被嵌装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、筒状フィルムをマンドレルに被嵌することによって開口しながら、下方側に順次送出することで、前記マンドレルの直下を通過する被嵌体に筒状フィルムを被嵌するようにしたフィルム被嵌装置において、所定長に切断された状態で前記マンドレルに被嵌された筒状フィルムを下方側に移送するフィルム移送手段と、前記フィルム移送手段によって移送されてきた筒状フィルムを、周方向に回転させながら下方側に送出する、回転軸が前記マンドレルの軸芯に対して傾いた状態で配設されたショットローラと、前記ショットローラを、前記マンドレルに対して接近離反させる接離機構とを備え、前記ショットローラを被嵌速度に対応する回転速度で連続回転させながら、前記接離機構が、筒状フィルムの被嵌タイミングにあわせて前記ショットローラを接近させ、筒状フィルムを前記マンドレルと前記ショットローラとの間に挟み込んで下方側に送出し、前記ショットローラが筒状フィルムを送出し終わった後に、前記ショットローラをマンドレルから離反させるように構成したことを特徴とするフィルム被嵌装置を提供するものである。
また、請求項2に係る発明は、長尺帯状の筒状フィルムをマンドレルに被嵌することによって開口しながら下方側に送出し、その長尺の筒状フィルムから所定長の筒状フィルムを切り離した後、その所定長の筒状フィルムを前記マンドレルの直下を通過する被嵌体に被嵌するようにしたフィルム被嵌装置において、前記マンドレルに被嵌された長尺の筒状フィルムを下方側に移送するフィルム移送手段と、前記フィルム移送手段によって移送されてきた長尺の筒状フィルムから所定長の筒状フィルムを切り離すサークルカッタと、前記サークルカッタによって切り離された所定長の筒状フィルムを、前記マンドレルとの間に挟み込むことによって周方向に回転させながら下方側に送出する、回転軸が前記マンドレルの軸芯に対して傾いた状態で配設されたショットローラと、前記ショットローラを、前記マンドレルに対して接近離反させる接離機構とを備え、前記ショットローラを被嵌速度に対応する回転速度で連続回転させながら、前記接離機構が、筒状フィルムの被嵌タイミングにあわせて前記ショットローラを接近させ、筒状フィルムを前記マンドレルと前記ショットローラとの間に挟み込んで下方側に送出し、前記ショットローラが筒状フィルムを送出し終わった後に、前記ショットローラをマンドレルから離反させるように構成したことを特徴とするフィルム被嵌装置を提供するものである。
以上のように、請求項1、2に係る発明のフィルム被嵌装置では、ショットローラを被嵌速度に対応する回転速度で連続回転させながら、接離機構が、筒状フィルムの被嵌タイミングにあわせてショットローラを接近させ、筒状フィルムをマンドレルとショットローラとの間に挟み込んで下方側に送出し、ショットローラが筒状フィルムを送出し終わった後に、ショットローラをマンドレルから離反させるようになっているので、筒状フィルムをマンドレルとの間に挟み込んだ状態で待機しているショットローラを、被嵌タイミングにあわせて回転させて、筒状フィルムを周方向に回転させながら、マンドレルの下方側に送出するといった具合に、ショットローラを間欠駆動させているため、ショットローラが回転し始めてから、所定の被嵌速度(ショットローラの最終送出周速)に到達するまでには、ある程度の加速時間が必要となる従来のフィルム被嵌装置とは異なり、筒状フィルムを送出開始時点から被嵌速度で送出することができる。
従って、従来のフィルム被嵌装置に比べて、筒状フィルムの送出開始後、筒状フィルムを被嵌体に被嵌するまでに要する時間(被嵌時間)を短縮することができ、これに伴って、筒状フィルムの折径を小さくすることができるという効果が得られる。
ところで、上述したように、従来のフィルム被嵌装置では、長尺の筒状フィルムから切り離した所定長の筒状フィルムをショットローラで下方側に送出するために、長尺の筒状フィルムから所定長の筒状フィルムを切り離す前に、長尺の筒状フィルムの下端部をショットローラとの間に挟み込んでおく必要があるが、ショットローラは長尺の筒状フィルムをマンドレルとの間に挟み込む際に、長尺の筒状フィルムの端部を周方向に回転させるので、長尺の筒状フィルムから所定長の筒状フィルムを切り離す時点では、長尺の筒状フィルムがよじれた状態となっており、切断した切り口が綺麗に仕上がらないといった問題がある。
しかしながら、請求項2に係る発明のフィルム被嵌装置では、サークルカッタが長尺の筒状フィルムから所定長の筒状フィルムを切り離した後に、接離機構が筒状フィルムの被嵌タイミングにあわせてショットローラを接近させ、マンドレルとショットローラとの間に挟み込んで周方向に回転させながら下方側に送出するようになっているので、所定長に切断する前の長尺帯状の筒状フィルムをショットローラに引き渡している従来のフィルム被嵌装置のように、長尺帯状の筒状フィルムがよじれることがなく、切り口となるラベルLの両端縁を綺麗に仕上げることができる。
この発明に係るフィルム被嵌装置の一実施形態であるラベル被嵌装置を示す正面図である。 同上のラベル被嵌装置を示す側面図である。 (a)は同上のラベル被嵌装置を構成しているマンドレルを示す正面図、(b)は同上のマンドレルを示す側面図である。 同上のラベル被嵌装置に搭載されたボトル検出センサを示す斜視図である。 (a)は同上のラベル被嵌装置を構成している接離機構を示す側面図、(b)は同上の接離機構を示す正面図、(c)は同上の接離機構を示す底面図である。 (a)、(b)は同上の接離機構の動作を示す部分側面図である。 同上のラベル被嵌装置の制御系を示す機能ブロック図である。 同上のラベル被嵌装置におけるフィードベルト、ショットローラ及び接離機構の動作を示すタイミングチャートである。 (a)は同上のラベル被嵌装置における被嵌時間を示すタイミングチャート、(b)は従来の被嵌装置における被嵌時間を示すタイミングチャートである。 他の実施形態であるラベル被嵌装置を示す正面図である。 同上のラベル被嵌装置を示す側面図である。 従来のラベル被嵌装置を示す概略構成図である。 同上のラベル被嵌装置におけるショットローラの動作を示すタイミングチャートである。 (a)、(b)はラベルの被嵌時間とラベルの折径(直径)との関係を説明するための説明図である。
以下、実施の形態について図面を参照して説明する。図1及び図2は、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等からなる厚さ15〜40μmのシュリンクフィルムに印刷等を施して形成された筒状のラベルLをボトル容器Bの胴部に被嵌するラベル被嵌装置1を示している。このラベル被嵌装置1は、同図に示すように、筒状のラベルLが連続的に繋がった、シート状に折り畳まれた状態のラベル形成基材LMから個別のラベルLを切り離しながら、このラベルLをラベル被嵌位置αに順次送出することで、ボトル搬送装置2によって所定の搬送ピッチでラベル被嵌位置αに順次搬送されてくるボトル容器Bの胴部に被嵌するようになっており、筒状ラベル供給装置に装着されたラベルロール(図示せず)から繰り出されたラベル形成基材LMを切断位置に断続的に送出する駆動ローラ11及び従動ローラ12からなる基材送出ユニット10と、この基材送出ユニット10によって送出されてきたラベル形成基材LMを被嵌することによって所定状態に開口するマンドレル20と、基材送出ユニット10とマンドレル20との間に配設された、ラベル形成基材LMを所定のカットピッチで順次切断することで、個別のラベルLを形成する固定刃31及び可動刃32からなるギロチン方式の基材切断ユニット30と、マンドレル20に被嵌した状態で切り離されたラベルLをマンドレル20の下方側に断続的に移送するラベル移送手段40と、このラベル移送手段40によって移送されてきたラベルLを受け取ってマンドレル20の下端側に送出するショットユニット50とを備えている。
前記マンドレル20は、図1〜図3に示すように、上端側が先細楔状のラベル開口部21と、このラベル開口部21の下部に連設された断面円形状のラベル整形部25とを備えており、ラベル開口部21の上端部に被嵌されたラベル形成基材LMがラベル開口部21の下方側に移送されることによって徐々に開口されていき、個別のラベルLに切り離された後、ラベル整形部25に被嵌されることで円筒状に整形されるようになっている。
前記ラベル開口部21の下半部には、ボトル容器Bの搬送方向の上流側及び下流側の側面に、周面が僅かに突出した状態で、一対の上位ローラ22、一対の中位ローラ23及び一対の下位ローラ24がそれぞれ回転可能に取り付けられており、ラベル開口部21の両側面には、各中位ローラ23の周面下部を露出させる窪み部21aが形成されている。
前記ラベル整形部25の外周面には、ラベルLとの接触面積を少なくするために、多数の縦溝25aが形成されており、ラベル整形部25の下端部には、ボトル容器Bの搬送方向に直交する位置に、後述するショットユニット50を構成している一対のショットローラ51との間にラベルLを挟み込む一対のローラ26が、その周面が僅かに突出した状態で、回転可能に取り付けられている。
また、ボトル容器Bの搬送方向の上流側には、反射型の光電センサからなるラベル検出センサ60が配設されていると共に、マンドレル20のラベル整形部25の下端部には、ラベル検出センサ60から射出された光を反射する反射鏡61が取り付けられており、ラベル移送手段40によってマンドレル20の下端位置まで移送されてきたラベルLを検出するようになっている。
また、図4に示すように、ラベル被嵌位置α付近におけるボトル容器Bの搬送方向の上流側には、ボトル容器Bの搬送経路を挟んでその両側に、反射型の光電センサからなるボトル検出センサ62と、このボトル検出センサ62から射出された光を反射する反射鏡63とが配設されており、ボトル搬送装置2によって搬送されてくるボトル容器Bを、ラベル被嵌位置αの直前位置で検出するようになっている。
前記ラベル移送手段40は、図1及び図2に示すように、マンドレル20のラベル開口部21に被嵌した状態で、基材切断ユニット30によってラベル形成基材LMから切り離されたラベルLを、ラベル開口部21との間に挟み込んでラベル整形部25に移送する、マンドレル20におけるボトル容器Bの搬送方向の上流側及び下流側にそれぞれ配設されたフィードベルトユニット40A、40Bから構成されており、フィードベルトユニット40A、40Bは、それぞれ駆動プーリ41と4個の従動プーリ42、43、44、45と、これらに掛け渡されるフィードベルト46とから構成されている。
前記駆動プーリ41及び従動プーリ44、45は、マンドレル20におけるラベル開口部21の下位ローラ24及び上位ローラ22、中位ローラ23に対応する位置にそれぞれ配設されており、下位ローラ24及び上位ローラ22、中位ローラ23との間にフィードベルト46を介して、ラベルLを挟み込むようになっている。
フィードベルトユニット40A、40Bの駆動プーリ41及び従動プーリ44、45は、それぞれ同一の支持部材に回転可能に支持されており、従動プーリ45が、マンドレル20におけるラベル開口部21に形成された窪み部21aに入り込むことで、中位ローラ23を介して、マンドレル20を支持するようになっている。
前記ショットユニット50は、図1及び図2に示すように、ラベル移送手段40によって移送されてきたラベルLを、周方向に回転させながら下方側に送出する一対のショットローラ51と、それぞれのショットローラ51を被嵌速度に対応する回転速度で連続回転させる一対のショットローラモータ52と、一対のショットローラ51をマンドレル20に対して接近離反させる接離機構53とから構成されている。
一方のショットローラ51は、ボトル容器Bの搬送方向の下流側に向かって下がり傾斜に、他方のショットローラ51は、ボトル容器Bの搬送方向の上流側に向かって下がり傾斜になるように、それぞれの回転軸がマンドレル20の軸芯に対して30度傾いた状態、即ち、マンドレル20の軸芯に対してショットローラ51が60度傾いた状態で、ボトル容器Bの搬送経路を挟んで両側に配設されており、図3(a)に示すように、マンドレル20におけるラベル整形部25の各ローラ26も、対応するショットローラ51と同方向に傾斜するように、それぞれの回転軸がマンドレル20の軸芯に対して30度傾いた状態でラベル整形部25に取り付けられている。
各ショットローラ51は、各ショットローラモータ52の回転軸にそれぞれ直結されており、各ショットローラモータ52を、それぞれの回転軸がマンドレル20の軸芯に対して逆方向に30度傾斜させた状態で支持することにより、各ショットローラ51を、それぞれ逆方向に傾斜させた状態で、それぞれの外周面をラベル整形部25の対応するローラ26の外周面に略接触させるようになっている。
従って、マンドレル20に被嵌されたラベルLを、ショットローラ51とマンドレル20との間に挟み込んでショットローラ51を回転させると、ラベルLが周方向に回転しながら下方側に送出されることになる。
前記接離機構53は、図5(a)〜(c)に示すように、ボトル容器Bの搬送方向におけるマンドレル20の下流側に配設された、ボトル容器Bの搬送方向に直交する方向に延びる支持プレート54と、この支持プレート54の下面に取り付けられたスライドレール55と、このスライドレール55に沿って進退する一対のスライダ56と、各スライダ56に取り付けられた、各ショットローラモータ52を支持する支持アーム57a、57bと、支持プレート54の下面に取り付けられた、それぞれの支持アーム57a、57bをマンドレル20に対して接近離反させる一対の駆動シリンダ58とから構成されており、各支持アーム57a、57bは、各ショットローラモータ52を、それぞれの回転軸がマンドレル20の軸芯に対して逆方向に30度傾斜させた状態で支持するようになっている。
一対の駆動シリンダ58は、図6(a)、(b)に示すように、一対のショットローラ51(各ショットローラモータ52)を相互に接近離反させる方向、即ち、同時に逆方向に進退させるようになっており、一対のショットローラ51を相互に接近させる(閉じる)ことによって、一対のショットローラ51がマンドレル20におけるラベル整形部25の対応するローラ26との間にラベルLを把持し、一対のショットローラ51を離反させる(開く)ことによって、一対のショットローラ51によるラベルLの把持を解除するようになっている。
図7は、このラベル被嵌装置1及びボトル搬送装置2から構成されるラベル装着システムの電気的構成を示すブロック図である。このラベル装着システムは、容器搬送制御装置2A及びラベル制御装置1Aを備えており、容器搬送制御装置2Aには、ラベル制御装置1Aが接続され、容器搬送制御装置2A及びラベル制御装置1Aの間では、ラベル装着動作に関するデータ及び制御信号等が互いに入出力されるようになっている。
前記容器搬送制御装置2Aには、ボトル搬送装置2のコンベア2aを動作させるためのコンベアモータ2bを駆動するインバータ71が接続されており、コンベア2aを動作させるための制御信号をインバータ71に出力すると、インバータ71からコンベアモータ2bに対して駆動信号が出力され、これにより、コンベアモータ2bが回転駆動され、コンベア2aがラベル被嵌装置1に向けてボトル容器Bを搬送する。
また、容器搬送制御装置2Aには、ボトル搬送装置2に搭載されたスクリュー等の容器ピッチ切り装置2cを動作させるための容器ピッチ切りモータ2dを駆動するインバータ72が接続されており、容器ピッチ切り装置2cを動作させるための制御信号をインバータ72に出力すると、インバータ72から容器ピッチ切りモータ2dに対して駆動信号が出力され、これにより、容器ピッチ切りモータ2dが回転駆動され、容器ピッチ切り装置2cがボトル容器Bを所定の搬送ピッチで搬送する。
また、容器搬送制御装置2Aは、コンベアモータ2b及び容器ピッチ切りモータ2dの回転速度を変化させることが可能とされ、これらの回転速度が変化されることにより、ボトル容器Bの搬送速度を変化させることができる。
前記ラベル制御装置1Aは、図示しないマイクロコンピュータを備えており、容器搬送制御装置2Aからの指令及び予め記憶された動作プログラムに基づいて、基材送出ユニット10の駆動ローラ11、基材切断ユニット30の可動刃32、ラベル移送手段40のフィードベルト46及びショットローラ51の各動作を制御するものである。ラベル制御装置1Aには、各種のデータを記憶するための図示しないメモリが備えられている。
また、ラベル制御装置1Aには、操作表示装置73が接続されており、センサアンプ78、79を介して、ラベル検出センサ60及びボトル検出センサ62が接続されている。
前記ラベル制御装置1Aには、基材送出ユニット10の駆動ローラ11を回転駆動するためのサーボモータからなるピッチ送りモータ10aを制御するサーボアンプ74が接続されており、ラベル検出センサ60及びボトル検出センサ62から出力されるラベル検出信号及びボトル検出信号に基づいて、駆動ローラ11を回転動作させるための制御信号をサーボアンプ74に出力すると、サーボアンプ74からピッチ送りモータ10aに対して駆動信号が出力され、これにより、ピッチ送りモータ10aが駆動して、駆動ローラ11が回転する。
前記ラベル制御装置1Aには、可動刃32を駆動するためのサーボモータからなる可動刃モータ30aを制御するサーボアンプ75が接続されており、ラベル検出センサ60及びボトル検出センサ62から出力されるラベル検出信号及びボトル検出信号に基づいて、可動刃32を進退動作させるための制御信号をサーボアンプ75に出力すると、サーボアンプ75から可動刃モータ30aに対して駆動信号が出力され、これにより、可動刃モータ30aが駆動して、可動刃32が固定刃31に対して進退する。
前記ラベル制御装置1Aには、フィードベルト46が掛け渡された駆動プーリ41を回転駆動するためのサーボモータからなるフィードベルトモータ40aを制御するサーボアンプ76が接続されており、ラベル検出センサ60及びボトル検出センサ62から出力されるラベル検出信号及びボトル検出信号に基づいて、駆動プーリ41を回転動作させるための制御信号をサーボアンプ76に出力すると、サーボアンプ76からフィードベルトモータ40aに対して駆動信号が出力され、これにより、フィードベルトモータ40aが回転駆動され、駆動プーリ41が回転してフィードベルト46が循環移動する。
前記ラベル制御装置1Aには、ショットローラ51を回転駆動するためのショットローラモータ52を制御するサーボアンプ77aが接続されており、ショットローラ51を回転動作させるための制御信号をサーボアンプ77aに出力すると、サーボアンプ77aからショットローラモータ52に対して駆動信号が出力され、これにより、ショットローラモータ52が回転駆動され、ショットローラ51が回転する。
前記ラベル制御装置1Aには、接離機構53の駆動シリンダ58に対するエアの供給を制御する電磁弁77bが接続されており、駆動シリンダ58に対するエアの供給信号を電磁弁77bに出力すると、電磁弁77bが開閉し、それに伴って、駆動シリンダ58が駆動して支持アーム57a、57bを進退させることで、ショットローラ51がマンドレル20に対して接近離反する。
以下、このラベル被嵌装置1の動作について、図8に示すタイミングチャートを参照しながら説明する。まず、図1及び図2に示す待機状態において、上述したボトル検出センサによってボトル容器Bが検出されると(T0)、ショットユニット50の接離機構53がショットローラ51をマンドレル20に接近させ、マンドレル20のラベル整形部25に被嵌された状態で待機しているラベルL(L1)をマンドレル20との間に挟み込む。ショットローラ51は、被嵌速度に対応する回転速度で定速回転しているので、ラベルL(L1)をマンドレル20との間に挟み込むことによって、ラベルL(L1)を周方向に回転させながら下方側に送出し、ラベル被嵌位置αを通過するボトル容器Bの胴部に被嵌する。そして、ラベルL(L1)がショットローラ51から離れた後に、接離機構53がショットローラ51をマンドレル20から離反させる(T1)。
また、ボトル検出センサによってボトル容器Bが検出されると(T0)、ラベル移送手段40も駆動を開始し、マンドレル20のラベル開口部21との間に把持している次のラベルL(L2)をマンドレル20のラベル整形部25に移送し始め、ラベルL(L2)の下端部がショットローラ51に把持される直前位置まできたときに、ラベルLの移送動作を一旦停止する(T2)。このとき、ラベルL(L2)の上端部は、ラベル移送手段40のフィードベルト46とラベル開口部21との間に把持された状態となっている。
また、ラベル移送手段40が駆動を開始した後、ラベルLの移送動作を一旦停止するまでの間(T0〜T2)に、基材送出ユニット10がラベル形成基材LMを下方側に送出することで、ラベル形成基材LMがマンドレル20のラベル開口部21に被嵌され、ラベル移送手段40によって、その下端部がラベル開口部21の下半部当りまで移送されており、切断位置からラベル形成基材LMの下端までの距離がラベル長に一致している。そして、ラベル移送手段40が駆動を停止している間に、基材切断ユニット30がラベル形成基材LMを切断することで、ラベル移送手段40のフィードベルト46とラベル開口部21との間に把持された状態で、ラベルLが切り離される。
ラベル移送手段40が駆動を停止した後、所定時間が経過した時点(T3)において、ラベル移送手段40が駆動を再開し、マンドレル20に被嵌されている上位及び下位の2枚のラベルLが僅かに下方側に移送され、下位のラベルL(L2)がラベル移送手段40から離れて待機位置(ラベルL(L2)の下端がマンドレル20のローラ26より僅かに下がった位置)に停止する。
このようにして、図1及び図2に示す待機状態となり、以下、同様の動作を繰り返すことになる。
なお、上述したように、マンドレル20の中心軸に対するショットローラ51の傾斜角度が60°であるので、ショットローラ51の周速をVとすると、ショットローラ51によるラベルLの下方側への送出速度Vd=V×cos60°で、ラベルLの回転速度(周速)Vc=V×sin60°となり、下方側への送出速度Vdをショットローラ51の「送出方向換算周速」と呼ぶことにする。
以上のように、このラベル被嵌装置1では、図9(a)、(b)に示すように、ショットローラ51を、従来のラベル被嵌装置におけるショットローラの最終送出周速V0と同一の送出方向換算周速である被嵌周速V0で定速回転させながら、接離機構53が、ラベルLの被嵌タイミングにあわせてマンドレル20に接近させ、ラベルLをマンドレル20とショットローラ51との間に挟み込んで下方側に送出し、ショットローラ51がラベルLを送出し終わった後に、ショットローラ51をマンドレル20から離反させるようになっているので、ラベルをマンドレルとの間に挟み込んだ状態で待機しているショットローラを、被嵌タイミングにあわせて回転させて、ラベルを周方向に回転させながら、マンドレルの下方側に送出するといった具合に、ショットローラを間欠駆動させているため、ショットローラが回転し始めてから、所定の被嵌速度(ショットローラの最終送出周速)に到達するまでには、ある程度の加速時間t1が必要となる従来のフィルム被嵌装置とは異なり、ラベルLを送出開始時点から被嵌速度で送出することができる。
従って、従来のラベル被嵌装置の被嵌時間tに比べて、このラベル被嵌装置1の被嵌時間Tを短縮することができ、これに伴って、ラベルLの折径を小さくすることができるという効果が得られる。具体的に説明すると、例えば、長さ160mmのラベルLを従来のラベル被嵌装置で被嵌する場合、被嵌時間tが40.5msで、その間のボトル容器の移動距離は8.3mmであるが、このラベル被嵌装置1を用いて同様のラベルLをボトル容器Bに被嵌すると、その被嵌時間Tは17.0msで、その間のボトル容器Bの移動距離は3.5mmとなり、このラベル被嵌装置1を使用すると、従来の装置を使用する場合に比べて、ラベルLの折径を7.5mm(直径を4.8mm)程度小さくすることができる。なお、図9(a)、(b)におけるそれぞれの網掛け表示部分の面積がラベルを被嵌する際のラベルの移動距離を示しており、同図(a)に示すラベル被嵌装置1における網掛け表示部分と、同図(b)に示す従来の被嵌装置における網掛け表示部分とは同一面積になっている。
従来のラベル被嵌装置のように、間欠回転するショットローラによって、ラベルLをボトル容器Bの胴部に被嵌する場合は、間欠回転するショットローラの最終送出周速V0に対応する回転速度を極端に大きくすることはできないが、このラベル被嵌装置1では、ショットローラ51を定速で連続回転させているので、従来のショットローラの最大回転速度の1.5倍程度まで増速することが可能となり、従来のラベル被嵌装置に比べて、ラベルLの被嵌時間を飛躍的に短縮することができる。
また、このラベル被嵌装置1では、ラベル移送手段40からショットローラ51にラベルLを受け渡す際、ラベル移送手段40のフィードベルト46と、ラベルLを周方向に回転させるショットローラ51がラベルLを同時に把持することがないので、ラベルLがよじれて損傷するおそれもない。
また、上述した実施形態では、マンドレル20の上流側にギロチン方式の基材切断ユニット30を配設しているが、これに限定されるものではなく、例えば、図10及び図11に示すラベル被嵌装置1aのように、マンドレル20によって開口されたラベル形成基材LMを所定長に切断するサークルカッタ30Aを、マンドレル20を取り囲むように配設することも可能である。
このラベル被嵌装置1aでは、上述したラベル被嵌装置1に搭載された、ラベルLをベルト搬送するラベル移送手段40に替えて、上下2個のローラ47、48からなるローラユニット40C、40Dを備えたラベル移送手段40が採用されており、切断位置からラベル形成基材LMの下端までの距離がラベルLの長さと同じになるように、ラベル移送手段40によってラベル形成基材LMを送出した時点で、ラベル移送手段40によるラベル形成基材LMの送出動作が停止され、サークルカッタ30AがラベルLを切り離すようになっている。このとき、ラベルLの下端は、マンドレル20のローラ26より僅かに下側に位置している。
その後、接離機構53が、ショットローラ51を、ラベルLの被嵌タイミングにあわせてマンドレル20に接近させ、ラベルLをマンドレル20とショットローラ51との間に挟み込んで下方側に送出し、ショットローラ51がラベルLを送出し終わった後に、ショットローラ51をマンドレル20から離反させるようになっている。
サークルカッタ方式の基材切断ユニットを使用している上述した従来のラベル被嵌装置では、ラベル形成基材から切り離したラベルをショットローラで下方側に送出するために、ラベル形成基材からラベルを切り離す前に、ラベル形成基材の下端部をショットローラとマンドレルとの間に挟み込んでおく必要があるが、上述したように、ショットローラはラベル形成基材をマンドレルとの間に挟み込む際に、ラベル形成基材の端部を周方向に回転させるので、ラベル形成基材からラベルを切り離す時点では、ラベル形成基材Mがよじれた状態となっており、サークルカッタで切断した切り口が綺麗に仕上がらないといった問題がある。
従って、こういった問題を解決するためには、サークルカッタがラベル形成基材からラベルを切り離した後にそのラベルをショットローラに引き渡すために、サークルカッタとショットローラとの間に、ラベルを周方向に回転させずに下方側に送出するラベル受け渡し用の送出ローラを配設しておく必要がある。
しかしながら、このラベル被嵌装置1aでは、サークルカッタ30AがラベルLを切り離した後に、ショットローラ51がラベルLの下端部をマンドレル20との間に挟み込んで、ラベルLを周方向に回転させながらボトル容器Bに被嵌するので、ラベル形成基材Mがよじれることがなく、ラベル受け渡し用の送出ローラを別途配設しなくても、切り口となるラベルLの両端縁を綺麗に仕上げることができる。
また、上述した各実施形態では、駆動シリンダ58によってショットローラ51をマンドレル20に対して水平方向に接近離反させる接離機構53を採用しているが、これに限定されるものではなく、例えば、ショットローラ51を揺動させることによってマンドレル20に対して接近離反させる接離機構を採用することもできる。さらに、ショットローラ51を駆動ベルトに代え、その駆動ベルトを部分的にマンドレル20に対して接近離反させるようにしてもよい。
また、上述した各実施形態では、ショットローラ51をマンドレル20の軸芯に対して60度傾斜させているが、これに限定されるものではない。ショットローラ51の傾斜角度は、5〜85度程度で設定することができるが、送出速度を得ながら、遠心力を得るためには、30〜70度が好ましく、45〜70度がより好ましい。
また、上述した各実施形態では、ショットローラ51がマンドレル20の下端位置に配設されているが、ショットローラ51の配設位置は、マンドレル20の下方位置であればよく、マンドレル20の下端位置に限定されるものではない。
また、マンドレルは、全体が剛性のある金属体等によって形成されている必要はなく、例えば、上述した実施形態におけるラベル整形部25の下端に、垂下する板バネを連設し、ショットローラがこの板バネとの間にラベルを挟み込む構成を採用する場合は、その板バネもマンドレルの構成要素に含まれる。
また、上述した実施形態では、長尺のラベル形成基材LMからラベルLを切り離して、ボトル容器Bの胴部に被嵌するラベル被嵌装置1、1aについて説明したが、これに限定されるものではなく、本発明のフィルム被嵌装置は、例えば、容器の口部に筒状のキャップシールを被嵌するキャップシール被嵌装置等、シート状に折り畳まれた筒状フィルムを開口しながら、容器等の被嵌体に被嵌する種々の装置に適用することができる。
シュリンクラベルやキャップシール等の筒状フィルムを容器等の被嵌体に被嵌する装置として利用することができる。
1、1a ラベル被嵌装置(フィルム被嵌装置)
1A ラベル制御装置
2 ボトル搬送装置
2A 容器搬送制御装置
2a コンベア
2b コンベアモータ
2c 容器ピッチ切り装置
2d 容器ピッチ切りモータ
10 基材送出ユニット
10a ピッチ送りモータ
11 駆動ローラ
12 従動ローラ
20 マンドレル
21 ラベル開口部
21a 窪み部
22 上位ローラ
23 中位ローラ
24 下位ローラ
25 ラベル整形部
26 ローラ
30 基材切断ユニット
30A サークルカッタ
30a 可動刃モータ
31 固定刃
32 可動刃
40 ラベル移送手段
40a フィードベルトモータ
40A、40B フィードベルトユニット
40C、40D ローラユニット
41 駆動プーリ
42、43、44、45 従動プーリ
46 フィードベルト
47、48 ローラ
50 ショットユニット
51 ショットローラ
52 ショットローラモータ
53 接離機構
54 支持プレート
55 スライドレール
56 スライダ
57a、57b 支持アーム
58 駆動シリンダ
60 ラベル検出センサ
61 反射鏡
62 ボトル検出センサ
63 反射鏡
71、72 インバータ
73 操作表示装置
74、75、76、77a サーボアンプ
77b 電磁弁
78、79 センサーアンプ
B ボトル容器(被嵌体)
L ラベル(筒状フィルム)
LM ラベル形成基材

Claims (2)

  1. 筒状フィルムをマンドレルに被嵌することによって開口しながら、下方側に順次送出することで、前記マンドレルの直下を通過する被嵌体に筒状フィルムを被嵌するようにしたフィルム被嵌装置において、
    所定長に切断された状態で前記マンドレルに被嵌された筒状フィルムを下方側に移送するフィルム移送手段と、
    前記フィルム移送手段によって移送されてきた筒状フィルムを、周方向に回転させながら下方側に送出する、回転軸が前記マンドレルの軸芯に対して傾いた状態で配設されたショットローラと、
    前記ショットローラを、前記マンドレルに対して接近離反させる接離機構と
    を備え、
    前記ショットローラを被嵌速度に対応する回転速度で連続回転させながら、前記接離機構が、筒状フィルムの被嵌タイミングにあわせて前記ショットローラを接近させ、筒状フィルムを前記マンドレルと前記ショットローラとの間に挟み込んで下方側に送出し、前記ショットローラが筒状フィルムを送出し終わった後に、前記ショットローラをマンドレルから離反させるように構成したことを特徴とするフィルム被嵌装置。
  2. 長尺帯状の筒状フィルムをマンドレルに被嵌することによって開口しながら下方側に送出し、その長尺の筒状フィルムから所定長の筒状フィルムを切り離した後、その所定長の筒状フィルムを前記マンドレルの直下を通過する被嵌体に被嵌するようにしたフィルム被嵌装置において、
    前記マンドレルに被嵌された長尺の筒状フィルムを下方側に移送するフィルム移送手段と、
    前記フィルム移送手段によって移送されてきた長尺の筒状フィルムから所定長の筒状フィルムを切り離すサークルカッタと、
    前記サークルカッタによって切り離された所定長の筒状フィルムを、前記マンドレルとの間に挟み込むことによって周方向に回転させながら下方側に送出する、回転軸が前記マンドレルの軸芯に対して傾いた状態で配設されたショットローラと、
    前記ショットローラを、前記マンドレルに対して接近離反させる接離機構と
    を備え、
    前記ショットローラを被嵌速度に対応する回転速度で連続回転させながら、前記接離機構が、筒状フィルムの被嵌タイミングにあわせて前記ショットローラを接近させ、筒状フィルムを前記マンドレルと前記ショットローラとの間に挟み込んで下方側に送出し、前記ショットローラが筒状フィルムを送出し終わった後に、前記ショットローラをマンドレルから離反させるように構成したことを特徴とするフィルム被嵌装置。
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