JPS6338813Y2 - - Google Patents

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JPS6338813Y2
JPS6338813Y2 JP1982051228U JP5122882U JPS6338813Y2 JP S6338813 Y2 JPS6338813 Y2 JP S6338813Y2 JP 1982051228 U JP1982051228 U JP 1982051228U JP 5122882 U JP5122882 U JP 5122882U JP S6338813 Y2 JPS6338813 Y2 JP S6338813Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
accessory case
edges
bag
sewn
shaped
Prior art date
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Expired
Application number
JP1982051228U
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English (en)
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JPS58152120U (ja
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Publication date
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Priority to JP5122882U priority Critical patent/JPS58152120U/ja
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Publication of JPS6338813Y2 publication Critical patent/JPS6338813Y2/ja
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  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、例えば化粧ポーチなどに用いられ
る袋状の小物入れに関する。
この種の小物入れとして、従来、上部中央にフ
アスナー付きの出し入れ口を設けた環状の胴周片
の面側縁に、対向状に位置せられる1対の略矩形
状の側面片の周縁を縫合して袋状に仕立てられた
ものが知られている。一方この種の小物入れは、
ハンドバツク等に入れて携帯用に用いられること
が多いため、特に婦人用のものでは、風合性に優
れた柔らかい材料地でつくられた柔軟なものが好
まれる傾向にあるが、このような柔らかい材料地
でつくられた上記のような構成に係るものは、そ
れ自体の保形性が悪いために型くずれを起こし易
く、殊に収納物が少ない場合とか、平均に収納さ
れない場合には、全体が著しく変形状態になつて
体裁が悪いというような欠点があつた。また、こ
のような欠点を除くため、従来、上記胴周片と側
面片との縫合線に沿つて一般に「玉縁」と呼ばれ
るような剛性の高いコード材を取付けることによ
り、全体の保形性を高めるようにする手法も知ら
れているが、この場合には、上記玉縁の存在が必
ずしも外観体裁の向上につながらず、しかもその
取付けが実際上かなり厄介で小物入れの縫製に多
くの手間を要し、生産能率が悪いというような問
題があつた。
この考案は、上記のような事項に鑑み、第1に
は柔軟な材料地を用いつつ全体の保形性を良好に
保ち、バツク形状を確かに保持し得るものとなす
こと、第2に、外観上の体裁において意匠性に優
れた独自の形態を付与しうること、第3に、縫製
を比較的簡単になし得て生産能率を高く維持しう
ること、の各要請をいずれも満足しうる袋状小物
入れの提供を目的とするものである。
以下、この考案の構成を図示実施例に基づいて
説明する。
第1図および第2図は、この考案の一実施例に
よる小物入れの製品形態を示すものであり、1は
環状の胴周片、2,3はその両側開口面に対向状
に位置せられた1対の略矩形状の側面片であり、
いずれもキルテイング布等の柔軟なシート状の材
料地からなるものである。
上記胴周片1は帯状の材料地からなる上部1a
と下部1bとを端部どうしで縫合することによつ
て環状に形成されたもので、上部1aの幅中央部
には長さ方向にフアスナー7で開閉自在とした出
し入れ口8が形成されている。
胴周片1と側面片2,3は、前者の両側縁に後
者の周縁を縫合することによつて袋状に形成され
るものであるが、これらの縫合に先だつて、胴周
片1には、第3図に示すようにその内面の両側縁
に全周にわたつて腰の強い帯状の芯地4,4が縫
着されている。そしてこの芯地4,4を内包する
状態に上記両側縁部が内方に折返され、この折返
し部5,5の端縁に前記側面片2,3の周縁が縫
合されている。従つて、袋状に形成された小物入
れの両側面には、その周縁に、上記芯地4,4の
剛性によつて胴周片1の折返し部5が外方に張り
出した外方突出状の鍔部6,6が形成されたもの
となされている。
上記の如き小物入れの製作は、胴周片1を表裏
返転した状態において予めその両側縁に芯地4,
4を縫着し、然る後第4図に示すように表裏反転
状態のまま該胴周片1の両側縁に側面片2,3を
それぞれ縫合したのち、出し入れ口8を開いて全
体を反転することにより、第1図および第2図に
示したような製品となされるものである。
尚、9は縫合部の端縁を断面U字状に包み込ん
だ縁テープ、10は手提げひもである。
第5図および第6図に示す他のもう1つの実施
例は、袋体の両側面の下部周縁のみに鍔部16,
16を形成するようにしたものである。このよう
な製品形態とするために、芯地14,14は、第
6図に示すように胴周片1における下部1bの両
側縁のみに縫着されたものとなされ、この芯地1
4,14の縫着部分においてのみ、胴周片1の両
側縁部の折返し部15が外方に大きく、かつ上端
に至るに従つて漸次狭巾となるように突出せられ
たものとなされている。なお、胴周片1の上部1
aと側面片2,3との縫合部には、外方突出状に
縁飾りテープ11が合一的に縫着されたものとな
されている。その他の構成は前記実施例と同様で
あり、相当部分が同一の符号で示されている。
この考案に係る小物入れは上記実施例に示した
ように、環状胴周片1の両側縁に対向状に位置す
る1対の側面片2,3の周縁がそれぞれ縫合され
て袋状に形成された袋状小物入れにおいて、前記
胴周片1の内面の少なくとも下部両側縁部に沿つ
て、帯状の芯地4,4,14,14が縫着され、
かつこの芯地4,14を内包する状態に上記両側
縁部が内方に折返されると共に、この折返し部
5,5,15,15の端縁に前記側面片2,3の
周縁が縫着され、もつて小物入れの両側面の少な
くとも下部周縁に外方突出状の鍔部6,6,1
6,16が形成されてなる構成を有するものであ
る。従つて、上記芯地4,14が一種の骨格部材
として作用して、小物入れの袋形体を立体的にし
つかりと保持し、容易に形くずれを起こさない。
このため、胴周片1および側面片2,3として、
柔らかい布地、キルテイング布等の風合性に優れ
た柔軟な素材を用いて製作しても、保形性に優れ
たものとなすことができ、例えばテーブル等の上
にも出し入れ口を上にして安定良く載置可能なも
のとなしうる。かつまた、このように柔軟な素材
を用いて製作しても保形性の良好なものとなしう
ることにより、合成樹脂シートのような硬いシー
ト材料を用いて製作する場合に較べ、縫製作業が
行い易く、かつ芯地4,14の取付けも、帯状の
それを単に胴周片1の両側縁部に重ね合わせて縫
付けることによつて簡単になしうるから、前述し
た玉縁を取付けるような場合の縫製作業に較べて
該作業を非常に簡単になし得て、生産性が良い。
また、袋体の両側面の周縁部には、少なくともそ
の部において外方突出状の鍔部が存在し、これに
よつて該鍔部に囲まれた部分が窪んだ形態を呈す
るものとなるから、従来のこの種の小物入れには
見られない独自の意匠性に優れたものとなしう
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの考案の第1実施例を
示すもので、第1図は製品の斜視図、第2図は横
断面図、第3図は分解状態にして示した斜視図、
第4図は製作途上の表裏反転された状態で示した
一部斜視図であり、また第5図および第6図はこ
の考案の他の実施例を示すもので、第5図は製品
の斜視図、第6図はその一部横断面図である。 1……胴周片、2,3……側面片、4,14…
…芯地、5,15……折返し部、6,16……鍔
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状胴周片1の両側縁に対向状に位置する1対
    の側面片2,3の周縁がそれぞれ縫合されて袋状
    に形成された袋状小物入れにおいて、前記胴周片
    1の内面の少なくとも下部両側縁部に沿つて、帯
    状の芯地4,4,14,14が縫着され、かつこ
    の芯地4,14を内包する状態に上記両側縁部が
    内方に折返されると共に、この折返し部5,5,
    15,15の端縁に前記側面片2,3の周縁が縫
    着され、もつて小物入れの両側面の少なくとも下
    部周縁に外方突出状の鍔部6,6,16,16が
    形成されてなることを特徴とする袋状小物入れ。
JP5122882U 1982-04-07 1982-04-07 袋状小物入れ Granted JPS58152120U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5122882U JPS58152120U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 袋状小物入れ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5122882U JPS58152120U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 袋状小物入れ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58152120U JPS58152120U (ja) 1983-10-12
JPS6338813Y2 true JPS6338813Y2 (ja) 1988-10-13

Family

ID=30061955

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5122882U Granted JPS58152120U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 袋状小物入れ

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JP (1) JPS58152120U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58152120U (ja) 1983-10-12

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