JPS6338266B2 - - Google Patents
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- JPS6338266B2 JPS6338266B2 JP59163500A JP16350084A JPS6338266B2 JP S6338266 B2 JPS6338266 B2 JP S6338266B2 JP 59163500 A JP59163500 A JP 59163500A JP 16350084 A JP16350084 A JP 16350084A JP S6338266 B2 JPS6338266 B2 JP S6338266B2
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- Japan
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- steel ingot
- vibration
- guide roller
- steel
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/12—Accessories for subsequent treating or working cast stock in situ
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、転炉、電気炉又は平炉等の製鋼設備
によつて製造された溶鋼を連続的に凝固させて圧
延素材（素鋼）を製造する連続鋳造方法及びその
装置に関する。 〔従来の技術〕 一般に連続鋳造装置においては、タンデイツシ
ユから溶鋼を鋳型内に注入すると共に冷却し（一
次冷却）、半凝固状態（表面のみ凝固、内部未凝
固）の鋼塊を連続的に鋳型より引出し、該鋼塊を
ガイドローラエプロン部を通過させつつ更に冷却
して（二次冷却）完全凝固した鋼塊を連続的に製
造し、次いで切断装置にて該鋼塊を一定寸法に切
断し、圧延素材鋼としている。従来、鋳型には振
動発生手段が装備されており、該振動発生手段に
より鋳型を鋼塊のパスライン方向に振動させて溶
鋼の付着が防止されている。更に連続鋳造装置の
種類によつては、タンデイツシユと鋳型との間に
蛇服状の被覆部材が設けられて溶鋼の再酸化が防
止されている。 ところが、鋳型に振動発生手段を装備すること
から、鋳型周辺の設備構造が複雑化すると共に大
型化する欠点があつた。また、鋳型が振動してい
る為、該鋳型と次の設備であるガイドローラエプ
ロンとの接続が構造的に複雑化すると共に精度を
出しにくく、更に溶鋼再酸化防止用の前記被覆部
材の取付構造が複雑化すると共に経時的に被覆性
が低下するという欠点があつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、鋳型を振動させることに基づく構造
的複雑化及び大型化、次の設備との接続構造の複
雑化及び精度出しの困難化、更に溶鋼再酸化防止
構造の複雑化といつた問題を解決せんとするもの
である。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本発明は、鋳型を振動させることに換え、鋼塊
を振動させるという発想の転換を図つたものであ
り、特に鋼塊をそのパスラインを略直交する方向
にたわむように振動させることにより、そのたわ
みによるパスライン方向の変動を利用する全く新
規な発明である。 すなわち、この出願の第１発明は上記目的を達
成するために、溶鋼を鋳型に注入するとともに冷
却し、半凝固状態の鋼塊を連続的に鋳型より引き
出し、該鋼塊を更に冷却して完全凝固した鋼塊を
連続的に製造する連続鋳造方法において、鋳型を
固定させながら前記鋼塊の前記鋳型より下流側部
分を該鋼塊のパスラインに対して略直交方向にた
わみ振動させることにより当該鋼塊の前記鋳型内
の始端部分をパスライン方向に振動させるもので
ある。 また、この出願の第２発明は、溶鋼を凝固させ
て鋼塊にする鋳型と、前記鋼塊を連続的に鋳型よ
り引き出す引出装置と、該引出装置と鋳型の間に
設けられて鋼塊のパスラインを形成するガイドロ
ーラエプロンとを備えた連続鋳造装置において、
鋳型を固定し、前記ガイドローラエプロンの少な
くとも一部を鋼塊のパスラインに対して略直交方
向に移動自在に支持するとともに、当該ガイドロ
ーラエプロンに、前記略直交方向にたわみ振動を
与える振動発生手段を連結したものである。 〔実施例〕 以下、本発明を図面の実施例に基いて詳細に説
明する。同図において、１は鋳型で、該鋳型１は
静止状態に固定されている。該鋳型１は、内部に
冷却水の流路（図示せず）が設けられており、タ
ンデイツシユ２から注入された溶鋼３を一次冷却
して半凝固状態の鋼塊４にするものである。鋳型
１の下流側に接近して上部ガイドローラエプロン
５が固定状態で設けられている。該上部ガイドロ
ーラエプロン５には多数のガイドロール（図示せ
ず）及び二次冷却装置（図示せず）が装備されて
いる。該上部ガイドローラエプロン５に続いて下
部ガイドローラエプロン６が設けられている。該
下部ガイドローラエプロン６は、一対の基台９，
１０と該基台９，１０上に立設されたガイドロー
ラ組体１１，１１，…とから構成されている。基
台９，１０はそれぞれ一端側を支点７，８として
鋼塊４のパスラインに対して略直交方向に揺動自
在に支持されている。１２，１３は基台９，１０
の支持部を示す。ガイドローラ組体１１は上下に
一対のガイドローラ１４，１５が設けられてお
り、該ガイドローラ１４，１５の間が鋼塊４のパ
スラインとして形成されている。 下部ガイドローラエプロン６のガイドローラ組
体１１，１１，…に振動発生手段１６の動作端部
１７が連結されている。この振動発生手段１６
は、下部ガイドローラエプロン６を前記パスライ
ンと略直交方向に振動させる。すなわち、この実
施例では、下部ガイドローラエプロン６により形
成される鋼塊のパスラインは円弧状であり、従つ
て振動発生手段１６はこの下部ガイドローラエプ
ロン６をその円弧の半径方向に振動させるように
位置決めされている。尚、動作端部１７は基台
９，１０に連結してもよいことは勿論である。該
振動発生手段１６は例えばソレノイド使用で60〜
80ヘルツ程度の振動を発生する。 下部ガイドローラエプロン６に続いて鋼塊４を
連続的に鋳型１より引き出す引出装置１８が設け
られている。該引出装置１８は鋼塊４を挾圧して
先方に送る。そして、該引出装置１８の先方に切
断装置（図示せず）が設けられている。 次に上記実施例の作用を説明する。先ず、引き
出し用の仮の鋼塊（ダミーバー）１と引出装置１
８の間のパスラインに仮置し、この状態でタンデ
イツシユ２より溶鋼３を鋳型１に注入すると共
に、振動発生手段１６を作動させて下部ガイドロ
ーラエプロン６を図に二点鎖線で示すようにパス
ラインに対して略直交方向に振動させる。引出装
置１８により挾圧されている部分は前記振動に際
して固定端として機能することから、前記方向へ
の当該鋼体４のたわみもしくは振動の一部は、鋳
型１内における当該鋼塊４の始端部分のパスライ
ン方向への振動に変換伝達される。これにより鋳
型１は静止固定状態でも鋼塊４自体が振動するた
め、従来と同様に注入された溶鋼３が鋳型１内に
付着することはない。 具体的に一例を説明すると、鋼塊４の曲げ半径
を4500mm、振動発生手段１６の振動ストロークを
38mmに設定すると、鋼塊４の始端部分のパスライ
ン方向への振動ストロークは20mm程度となる。 さらに詳しくは、 Ｖ：鋼塊の引抜速度（鋳込速度） Vd：鋳型直下の鋼塊下降速度（振動１サイクル
中） Vu：鋳型直下の鋼塊上昇速度（振動１サイクル
中） SM：鋳型内溶鋼湯面変動振幅（振動１サイクル
中） Td：鋼塊下降時間（振動１サイクル中） （溶鋼湯面下降時間） Tu：鋼塊上昇時間（振動１サイクル中） （溶鋼湯面上昇時間） SB：鋼塊振動振幅（振動１サイクル中） （鋼塊たわみ量） Vu：鋼塊上昇用振動往行速度（振動１サイクル
中） Vd：鋼塊下降用振動復行速度（振動１サイクル
中） とすると、鋳型直下の鋼塊上昇速度Vuは鋳型内
溶鋼湯面上昇速度から鋼塊の引抜速度すなわち鋳
込速度Ｖを引いたものであり、一方同鋼塊下降速
度Vdは鋳込速度Ｖに鋳型内溶鋼湯面下降速度を
加えたものであり、従つて、 鋳型内溶鋼湯面上昇速度＝Vu＋Ｖ 鋳型内溶鋼湯面下降速度＝Vd−Ｖ となり、ゆえに SM＝Td（Vd−Ｖ）＝Tu（Vu＋Ｖ）である。こ
こで、Vd＝k1V、Vu＝k2Vとすると、通常k1＝
2.5〜3.5、k2＝０〜0.15であり、この値は鋳込条
件、鋼塊断面形状等により決定される。また、 SB＝TdVd＝TuVuであり、 SM＝k3SBとすると、k3＝0.6〜0.9であり、この
値は設備設計時に決定される。 以下、実施条件の具体例を表にして示す。
によつて製造された溶鋼を連続的に凝固させて圧
延素材（素鋼）を製造する連続鋳造方法及びその
装置に関する。 〔従来の技術〕 一般に連続鋳造装置においては、タンデイツシ
ユから溶鋼を鋳型内に注入すると共に冷却し（一
次冷却）、半凝固状態（表面のみ凝固、内部未凝
固）の鋼塊を連続的に鋳型より引出し、該鋼塊を
ガイドローラエプロン部を通過させつつ更に冷却
して（二次冷却）完全凝固した鋼塊を連続的に製
造し、次いで切断装置にて該鋼塊を一定寸法に切
断し、圧延素材鋼としている。従来、鋳型には振
動発生手段が装備されており、該振動発生手段に
より鋳型を鋼塊のパスライン方向に振動させて溶
鋼の付着が防止されている。更に連続鋳造装置の
種類によつては、タンデイツシユと鋳型との間に
蛇服状の被覆部材が設けられて溶鋼の再酸化が防
止されている。 ところが、鋳型に振動発生手段を装備すること
から、鋳型周辺の設備構造が複雑化すると共に大
型化する欠点があつた。また、鋳型が振動してい
る為、該鋳型と次の設備であるガイドローラエプ
ロンとの接続が構造的に複雑化すると共に精度を
出しにくく、更に溶鋼再酸化防止用の前記被覆部
材の取付構造が複雑化すると共に経時的に被覆性
が低下するという欠点があつた。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、鋳型を振動させることに基づく構造
的複雑化及び大型化、次の設備との接続構造の複
雑化及び精度出しの困難化、更に溶鋼再酸化防止
構造の複雑化といつた問題を解決せんとするもの
である。 〔問題点を解決するための手段及び作用〕 本発明は、鋳型を振動させることに換え、鋼塊
を振動させるという発想の転換を図つたものであ
り、特に鋼塊をそのパスラインを略直交する方向
にたわむように振動させることにより、そのたわ
みによるパスライン方向の変動を利用する全く新
規な発明である。 すなわち、この出願の第１発明は上記目的を達
成するために、溶鋼を鋳型に注入するとともに冷
却し、半凝固状態の鋼塊を連続的に鋳型より引き
出し、該鋼塊を更に冷却して完全凝固した鋼塊を
連続的に製造する連続鋳造方法において、鋳型を
固定させながら前記鋼塊の前記鋳型より下流側部
分を該鋼塊のパスラインに対して略直交方向にた
わみ振動させることにより当該鋼塊の前記鋳型内
の始端部分をパスライン方向に振動させるもので
ある。 また、この出願の第２発明は、溶鋼を凝固させ
て鋼塊にする鋳型と、前記鋼塊を連続的に鋳型よ
り引き出す引出装置と、該引出装置と鋳型の間に
設けられて鋼塊のパスラインを形成するガイドロ
ーラエプロンとを備えた連続鋳造装置において、
鋳型を固定し、前記ガイドローラエプロンの少な
くとも一部を鋼塊のパスラインに対して略直交方
向に移動自在に支持するとともに、当該ガイドロ
ーラエプロンに、前記略直交方向にたわみ振動を
与える振動発生手段を連結したものである。 〔実施例〕 以下、本発明を図面の実施例に基いて詳細に説
明する。同図において、１は鋳型で、該鋳型１は
静止状態に固定されている。該鋳型１は、内部に
冷却水の流路（図示せず）が設けられており、タ
ンデイツシユ２から注入された溶鋼３を一次冷却
して半凝固状態の鋼塊４にするものである。鋳型
１の下流側に接近して上部ガイドローラエプロン
５が固定状態で設けられている。該上部ガイドロ
ーラエプロン５には多数のガイドロール（図示せ
ず）及び二次冷却装置（図示せず）が装備されて
いる。該上部ガイドローラエプロン５に続いて下
部ガイドローラエプロン６が設けられている。該
下部ガイドローラエプロン６は、一対の基台９，
１０と該基台９，１０上に立設されたガイドロー
ラ組体１１，１１，…とから構成されている。基
台９，１０はそれぞれ一端側を支点７，８として
鋼塊４のパスラインに対して略直交方向に揺動自
在に支持されている。１２，１３は基台９，１０
の支持部を示す。ガイドローラ組体１１は上下に
一対のガイドローラ１４，１５が設けられてお
り、該ガイドローラ１４，１５の間が鋼塊４のパ
スラインとして形成されている。 下部ガイドローラエプロン６のガイドローラ組
体１１，１１，…に振動発生手段１６の動作端部
１７が連結されている。この振動発生手段１６
は、下部ガイドローラエプロン６を前記パスライ
ンと略直交方向に振動させる。すなわち、この実
施例では、下部ガイドローラエプロン６により形
成される鋼塊のパスラインは円弧状であり、従つ
て振動発生手段１６はこの下部ガイドローラエプ
ロン６をその円弧の半径方向に振動させるように
位置決めされている。尚、動作端部１７は基台
９，１０に連結してもよいことは勿論である。該
振動発生手段１６は例えばソレノイド使用で60〜
80ヘルツ程度の振動を発生する。 下部ガイドローラエプロン６に続いて鋼塊４を
連続的に鋳型１より引き出す引出装置１８が設け
られている。該引出装置１８は鋼塊４を挾圧して
先方に送る。そして、該引出装置１８の先方に切
断装置（図示せず）が設けられている。 次に上記実施例の作用を説明する。先ず、引き
出し用の仮の鋼塊（ダミーバー）１と引出装置１
８の間のパスラインに仮置し、この状態でタンデ
イツシユ２より溶鋼３を鋳型１に注入すると共
に、振動発生手段１６を作動させて下部ガイドロ
ーラエプロン６を図に二点鎖線で示すようにパス
ラインに対して略直交方向に振動させる。引出装
置１８により挾圧されている部分は前記振動に際
して固定端として機能することから、前記方向へ
の当該鋼体４のたわみもしくは振動の一部は、鋳
型１内における当該鋼塊４の始端部分のパスライ
ン方向への振動に変換伝達される。これにより鋳
型１は静止固定状態でも鋼塊４自体が振動するた
め、従来と同様に注入された溶鋼３が鋳型１内に
付着することはない。 具体的に一例を説明すると、鋼塊４の曲げ半径
を4500mm、振動発生手段１６の振動ストロークを
38mmに設定すると、鋼塊４の始端部分のパスライ
ン方向への振動ストロークは20mm程度となる。 さらに詳しくは、 Ｖ：鋼塊の引抜速度（鋳込速度） Vd：鋳型直下の鋼塊下降速度（振動１サイクル
中） Vu：鋳型直下の鋼塊上昇速度（振動１サイクル
中） SM：鋳型内溶鋼湯面変動振幅（振動１サイクル
中） Td：鋼塊下降時間（振動１サイクル中） （溶鋼湯面下降時間） Tu：鋼塊上昇時間（振動１サイクル中） （溶鋼湯面上昇時間） SB：鋼塊振動振幅（振動１サイクル中） （鋼塊たわみ量） Vu：鋼塊上昇用振動往行速度（振動１サイクル
中） Vd：鋼塊下降用振動復行速度（振動１サイクル
中） とすると、鋳型直下の鋼塊上昇速度Vuは鋳型内
溶鋼湯面上昇速度から鋼塊の引抜速度すなわち鋳
込速度Ｖを引いたものであり、一方同鋼塊下降速
度Vdは鋳込速度Ｖに鋳型内溶鋼湯面下降速度を
加えたものであり、従つて、 鋳型内溶鋼湯面上昇速度＝Vu＋Ｖ 鋳型内溶鋼湯面下降速度＝Vd−Ｖ となり、ゆえに SM＝Td（Vd−Ｖ）＝Tu（Vu＋Ｖ）である。こ
こで、Vd＝k1V、Vu＝k2Vとすると、通常k1＝
2.5〜3.5、k2＝０〜0.15であり、この値は鋳込条
件、鋼塊断面形状等により決定される。また、 SB＝TdVd＝TuVuであり、 SM＝k3SBとすると、k3＝0.6〜0.9であり、この
値は設備設計時に決定される。 以下、実施条件の具体例を表にして示す。
【表】
本発明によれば、鋼塊の鋳型より下流側部分を
該鋼塊のパスラインに対して略直交方に振動させ
ることにより当該鋼塊の前記鋳型内の始端部分を
パスライン方向に振動させるようにしたので、鋳
型を静止固定状態にしておくことができる。従つ
て、従来の鋳型振動に比して、鋳型周辺の設備を
簡素化することができると共に、鋳型とガイドロ
ーラエプロンとの接続も該鋳型が静止固定されて
いるため構造的に単純化することができ、更に精
度出しも容易となる。溶鋼再酸化防止のために設
けるタンデイツシユと鋳型間の被覆部材の取付構
造も単純となり、被覆性の経済的低下も少ない。
タンデイツシユと鋳型を直結することも可能であ
る。更に、本発明の装置によれば、ガイドローラ
エプロンをパスラインに対して略直交方向に移動
自在に形成すると共に、該ガイドローラエプロン
に振動発生手段を連結することにより鋳型の振動
を不要にすることができるため、鋳型振動のため
の附帯設備に比して構造的にも単純化することが
でき、設備費のコスト低下を図ることができる。
該鋼塊のパスラインに対して略直交方に振動させ
ることにより当該鋼塊の前記鋳型内の始端部分を
パスライン方向に振動させるようにしたので、鋳
型を静止固定状態にしておくことができる。従つ
て、従来の鋳型振動に比して、鋳型周辺の設備を
簡素化することができると共に、鋳型とガイドロ
ーラエプロンとの接続も該鋳型が静止固定されて
いるため構造的に単純化することができ、更に精
度出しも容易となる。溶鋼再酸化防止のために設
けるタンデイツシユと鋳型間の被覆部材の取付構
造も単純となり、被覆性の経済的低下も少ない。
タンデイツシユと鋳型を直結することも可能であ
る。更に、本発明の装置によれば、ガイドローラ
エプロンをパスラインに対して略直交方向に移動
自在に形成すると共に、該ガイドローラエプロン
に振動発生手段を連結することにより鋳型の振動
を不要にすることができるため、鋳型振動のため
の附帯設備に比して構造的にも単純化することが
でき、設備費のコスト低下を図ることができる。
は本発明に係る連続鋳造装置の一部を断面で示
した側面図を示す。 １…鋳型、３…溶鋼、４…鋼塊、６…下部ガイ
ドローラエプロン、１６…振動発生手段、１８…
引出装置。
した側面図を示す。 １…鋳型、３…溶鋼、４…鋼塊、６…下部ガイ
ドローラエプロン、１６…振動発生手段、１８…
引出装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 溶鋼を鋳型に注入するとともに冷却し、半凝
固状態の鋼塊を連続的に鋳型より引き出し、該鋼
塊を更に冷却して完全凝固した鋼塊を連続的に製
造する連続鋳造方法において、鋳型を固定させな
がら前記鋼塊の前記鋳型より下流側部分を該鋼塊
のパスラインに対して略直交方向にたわみ振動さ
せることにより当該鋼塊の前記鋳型内の始端部分
をパスライン方向に振動させることを特徴とする
連続鋳造方法。 ２ 溶鋼を凝固させて鋼塊にする鋳型と、前記鋼
塊を連続的に鋳型より引き出す引出装置と、該引
出装置と鋳型の間に設けられて鋼塊のパスライン
を形成するガイドローラエプロンとを備えた連続
鋳造装置において、鋳型を固定し、前記ガイドロ
ーラエプロンの少なくとも一部を鋼塊のパスライ
ンに対して略直交方向に移動自在に支持すると共
に、当該ガイドローラエプロンに、前記略直交方
向にたわみ振動を与える振動発生手段を連結した
ことを特徴とする連続鋳造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16350084A JPS6142459A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 連続鋳造方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16350084A JPS6142459A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 連続鋳造方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6142459A JPS6142459A (ja) | 1986-02-28 |
| JPS6338266B2 true JPS6338266B2 (ja) | 1988-07-29 |
Family
ID=15775041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16350084A Granted JPS6142459A (ja) | 1984-08-03 | 1984-08-03 | 連続鋳造方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6142459A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100775461B1 (ko) * | 2001-07-16 | 2007-11-12 | 주식회사 포스코 | 연주설비의 가이드에이프런 배열상태 자동 조정장치 |
| KR100978729B1 (ko) | 2008-03-21 | 2010-08-30 | 현대제철 주식회사 | 연속 주조기용 주편 이송 장치 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51128631A (en) * | 1975-05-01 | 1976-11-09 | Nippon Steel Corp | Method to decrease center segregation of castings for continuous casting |
| JPS5213432A (en) * | 1975-07-23 | 1977-02-01 | Nippon Steel Corp | Improvement method of continuous cast |
| JPS5646458A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-27 | Canon Horosonitsukusu Kk | Acoustic video device |
-
1984
- 1984-08-03 JP JP16350084A patent/JPS6142459A/ja active Granted
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51128631A (en) * | 1975-05-01 | 1976-11-09 | Nippon Steel Corp | Method to decrease center segregation of castings for continuous casting |
| JPS5213432A (en) * | 1975-07-23 | 1977-02-01 | Nippon Steel Corp | Improvement method of continuous cast |
| JPS5646458A (en) * | 1979-09-25 | 1981-04-27 | Canon Horosonitsukusu Kk | Acoustic video device |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6142459A (ja) | 1986-02-28 |
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