JPS6337871B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6337871B2 JPS6337871B2 JP58170358A JP17035883A JPS6337871B2 JP S6337871 B2 JPS6337871 B2 JP S6337871B2 JP 58170358 A JP58170358 A JP 58170358A JP 17035883 A JP17035883 A JP 17035883A JP S6337871 B2 JPS6337871 B2 JP S6337871B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- piece
- insulating material
- heat insulating
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 12
- 229920002635 polyurethane Polymers 0.000 claims description 6
- 239000004814 polyurethane Substances 0.000 claims description 6
- 238000005187 foaming Methods 0.000 claims description 5
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 9
- 239000012774 insulation material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 239000003973 paint Substances 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 1
- 238000007591 painting process Methods 0.000 description 1
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 1
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
この発明は冷蔵庫のキヤビネツトに係り、特に
キヤビネツト後板の取付構造の改良に関するもの
である。
キヤビネツト後板の取付構造の改良に関するもの
である。
従来の冷蔵庫キヤビネツトの構造および組立方
法を第1〜7図について説明する。図において、
1は鋼板を門型、つまり天板と両側板とを有する
形状に加工した外箱体で、第3図のように側面板
2の前縁にコ字状溝2aを折曲げ加工し、後縁に
フランジ2bを形成してある。この側面板2の前
面下端部のコ字状溝2aに前面板3を点溶接し、
同じく側面板2の後面のフランジ2b内面側に底
部をフランジ片4aに折曲げた後面板4を点溶接
する。さらに前面板3と後面板4とに渡つて底面
板5を載せて点溶接する。その後上記外箱体1を
防錆および塗装を施こし、コ字状溝2aに合成樹
脂などで成形した内箱6(第6図)を組込み、内
外両箱1,6の間隙空間内にポリウレタン断熱材
7を注入発泡して固化し、冷蔵庫のキヤビネツト
を完成する。
法を第1〜7図について説明する。図において、
1は鋼板を門型、つまり天板と両側板とを有する
形状に加工した外箱体で、第3図のように側面板
2の前縁にコ字状溝2aを折曲げ加工し、後縁に
フランジ2bを形成してある。この側面板2の前
面下端部のコ字状溝2aに前面板3を点溶接し、
同じく側面板2の後面のフランジ2b内面側に底
部をフランジ片4aに折曲げた後面板4を点溶接
する。さらに前面板3と後面板4とに渡つて底面
板5を載せて点溶接する。その後上記外箱体1を
防錆および塗装を施こし、コ字状溝2aに合成樹
脂などで成形した内箱6(第6図)を組込み、内
外両箱1,6の間隙空間内にポリウレタン断熱材
7を注入発泡して固化し、冷蔵庫のキヤビネツト
を完成する。
しかし上記のキヤビネツトにおいては、
(a) 外箱体1に後面板4を溶接しているので、溶
接個所が多く溶接に要する電力を多く必要とし
かつ溶接費用がかさむ。
接個所が多く溶接に要する電力を多く必要とし
かつ溶接費用がかさむ。
(b) 側面板2のフランジ2bに第4図の如く溶接
痕2cが残つて外観上好ましくない。またスパ
ツタリング等の発生による修正工程を必要とす
る。
痕2cが残つて外観上好ましくない。またスパ
ツタリング等の発生による修正工程を必要とす
る。
(c) 塗装工程において、側面板2のフランジ2b
と後面板4の接合部には第5図のようにエツヂ
2dが生じるので塗膜の付着が悪く、いわゆる
塗膜の「スケ」が生じやすいため補修塗りを必
要とする。
と後面板4の接合部には第5図のようにエツヂ
2dが生じるので塗膜の付着が悪く、いわゆる
塗膜の「スケ」が生じやすいため補修塗りを必
要とする。
(d) ポリウレタン断熱材を注入発泡する際、第6
図に示すように断熱材の発泡立上り方向に対向
して側面板2のL状片2bと後面板4との溶接
部の間隙8から断熱材7が漏出するので、予め
間隙8に洩れ止めシールを必要とする。
図に示すように断熱材の発泡立上り方向に対向
して側面板2のL状片2bと後面板4との溶接
部の間隙8から断熱材7が漏出するので、予め
間隙8に洩れ止めシールを必要とする。
などの多くの欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、外箱体の側面板と
後面板との溶接による組込みをやめ、断熱材の加
圧力によつて固定するようにしたもので、これに
より溶接費用を大幅に低減し、かつ外観を向上す
ると共に、断熱材の漏れ止めシールも必要としな
い冷蔵庫のキヤビネツトを提供することを目的と
している。
去するためになされたもので、外箱体の側面板と
後面板との溶接による組込みをやめ、断熱材の加
圧力によつて固定するようにしたもので、これに
より溶接費用を大幅に低減し、かつ外観を向上す
ると共に、断熱材の漏れ止めシールも必要としな
い冷蔵庫のキヤビネツトを提供することを目的と
している。
以下この考案の一実施例を図について説明す
る。第8〜12図において、9は鋼板を門型に加
工した外箱体で、側面板10の前縁に第3図と同
様にコ字状溝10aを形成し、側面板10の後縁
は一旦内面側へ折返してのち内方へ折曲げてL状
片10bを形成してある。11は前面板、12は
全縁にフランジ片12aを形成した後面板、13
は底面板、14は内箱である。
る。第8〜12図において、9は鋼板を門型に加
工した外箱体で、側面板10の前縁に第3図と同
様にコ字状溝10aを形成し、側面板10の後縁
は一旦内面側へ折返してのち内方へ折曲げてL状
片10bを形成してある。11は前面板、12は
全縁にフランジ片12aを形成した後面板、13
は底面板、14は内箱である。
次に上記のように構成したキヤビネツトの組立
方法について説明する。まず、側面板10のコ字
状溝10aの下端部に前面板11を点溶接し、こ
の前面板11に底面板13を点溶接する。この状
態で外箱体9を塗装した後、コ字状溝10aに内
箱14を組込み、そして側面板10の後縁のL状
片10b内面側に後面板12のフランジ片12a
を嵌め込む。かくして外箱体9と内箱14との間
の間隙空間内にポリウレタン断熱材15を注入発
泡してキヤビネツトが完成する。
方法について説明する。まず、側面板10のコ字
状溝10aの下端部に前面板11を点溶接し、こ
の前面板11に底面板13を点溶接する。この状
態で外箱体9を塗装した後、コ字状溝10aに内
箱14を組込み、そして側面板10の後縁のL状
片10b内面側に後面板12のフランジ片12a
を嵌め込む。かくして外箱体9と内箱14との間
の間隙空間内にポリウレタン断熱材15を注入発
泡してキヤビネツトが完成する。
このようにこの発明では、ポリウレタン断熱材
15の発泡は間隙空間から矢印A方向へ発泡が進
行するので、後面板12のフランジ片12aが側
面板10のL状片10bへ断熱材15で加圧接合
され、これによつて側面板10への後面板12の
固定が溶接によらずに行なえる。
15の発泡は間隙空間から矢印A方向へ発泡が進
行するので、後面板12のフランジ片12aが側
面板10のL状片10bへ断熱材15で加圧接合
され、これによつて側面板10への後面板12の
固定が溶接によらずに行なえる。
以上のようにこの発明によれば、側面板の後縁
に形成したL状片に後面板のフランジ片を嵌合
し、そしてこのフランジ片を断熱材の発泡力によ
つてL状片へ加工接着するようにしたので、従来
のような溶接を行なうことなく後面板の固定がで
き、これにより溶接費用を大幅に低減できる。ま
た側面板のL状片は外側へ延出しないのでキヤビ
ネツト外面にエツヂも生じず、したがつて塗膜の
「スケ」もなく補修塗りも不要となり、外観体裁
も向上する。さらに後面板のフランジ片が側面板
のL状片に断熱材で加圧されるので、フランジ片
とL状片との隙間が閉塞されて断熱材の外部への
漏出も全く生じず、特別なシール材が不要とな
り、安価で製作容易となる。
に形成したL状片に後面板のフランジ片を嵌合
し、そしてこのフランジ片を断熱材の発泡力によ
つてL状片へ加工接着するようにしたので、従来
のような溶接を行なうことなく後面板の固定がで
き、これにより溶接費用を大幅に低減できる。ま
た側面板のL状片は外側へ延出しないのでキヤビ
ネツト外面にエツヂも生じず、したがつて塗膜の
「スケ」もなく補修塗りも不要となり、外観体裁
も向上する。さらに後面板のフランジ片が側面板
のL状片に断熱材で加圧されるので、フランジ片
とL状片との隙間が閉塞されて断熱材の外部への
漏出も全く生じず、特別なシール材が不要とな
り、安価で製作容易となる。
第1図〜第7図は従来例を示すもので、第1図
はキヤビネツトの外観図、第2図は外箱体、前面
板、後面板および底面板の各々の外観図、第3図
は第2図の−線断面線図、第4図はキヤビネ
ツトの背面図、第5図は第4図の−線拡大断
面図、第6図はキヤビネツトの水平部分断面図、
第7図は断熱材の漏れを示す図、第8図〜第12
図はこの発明の一実施例を示すもので、第8図は
外箱体、前面板、後面板および底面板の各々の外
観図、第9図は第8図のA−A線断面線図、第1
0図は外箱体、内箱および後面板の外観図、第1
1図はキヤビネツトの水平部分断面図、第12図
は断熱材の発泡状態を示す第11図と同様の断面
図である。 9……外箱体、10……側面板、10a……コ
字状溝、10b……L状片、11……前面板、1
2……後面板、12a……フランジ片、14……
内箱、15……ポリウレタン断熱材。なお、図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
はキヤビネツトの外観図、第2図は外箱体、前面
板、後面板および底面板の各々の外観図、第3図
は第2図の−線断面線図、第4図はキヤビネ
ツトの背面図、第5図は第4図の−線拡大断
面図、第6図はキヤビネツトの水平部分断面図、
第7図は断熱材の漏れを示す図、第8図〜第12
図はこの発明の一実施例を示すもので、第8図は
外箱体、前面板、後面板および底面板の各々の外
観図、第9図は第8図のA−A線断面線図、第1
0図は外箱体、内箱および後面板の外観図、第1
1図はキヤビネツトの水平部分断面図、第12図
は断熱材の発泡状態を示す第11図と同様の断面
図である。 9……外箱体、10……側面板、10a……コ
字状溝、10b……L状片、11……前面板、1
2……後面板、12a……フランジ片、14……
内箱、15……ポリウレタン断熱材。なお、図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 天板と両側板からなる外箱体に前面板と底面
板を溶接するとともに外箱体の後縁を一旦内面側
へ折返して内方へ折曲げてL状片を形成し、この
L状片の内面側に後面板のフランジ片を嵌合し、
外箱体とこの外箱体に組込まれた内箱との間に充
填したポリウレタン断熱材の発泡により後面板の
フランジ片を外箱体のL状片へ圧接したことを特
徴とする冷蔵庫のキヤビネツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17035883A JPS6080071A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 冷蔵庫のキヤビネツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17035883A JPS6080071A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 冷蔵庫のキヤビネツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6080071A JPS6080071A (ja) | 1985-05-07 |
JPS6337871B2 true JPS6337871B2 (ja) | 1988-07-27 |
Family
ID=15903451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17035883A Granted JPS6080071A (ja) | 1983-09-14 | 1983-09-14 | 冷蔵庫のキヤビネツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6080071A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895179A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-06 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫の断熱箱体の製造方法 |
-
1983
- 1983-09-14 JP JP17035883A patent/JPS6080071A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895179A (ja) * | 1981-12-02 | 1983-06-06 | 株式会社日立製作所 | 冷蔵庫の断熱箱体の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6080071A (ja) | 1985-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4082825A (en) | Method of constructing a refrigeration cabinet | |
GB1339013A (en) | Methods of joining sections of thermal insulation board | |
JPS6337871B2 (ja) | ||
US4640432A (en) | Refrigeration apparatus cabinet construction utilizing prepainted steel panels | |
JP2517084B2 (ja) | 断熱箱体 | |
US2781875A (en) | Door construction | |
US4694553A (en) | Method of manufacturing refrigeration apparatus cabinet construction utilizing prepainted steel panels | |
JPH0350386Y2 (ja) | ||
JPS6314304Y2 (ja) | ||
JPH0350385Y2 (ja) | ||
JPS6328394Y2 (ja) | ||
JPS629508Y2 (ja) | ||
JP2685250B2 (ja) | 断熱箱体 | |
JPS634114B2 (ja) | ||
JPS5933981Y2 (ja) | 断熱扉 | |
KR950007297Y1 (ko) | 냉장고 | |
JPS6124869Y2 (ja) | ||
JPH1089841A (ja) | 冷蔵庫等の断熱筐体 | |
JPH0522786Y2 (ja) | ||
JPS6036119Y2 (ja) | ショ−ケ−スの断熱側板 | |
JP3175809B2 (ja) | 冷蔵庫の扉 | |
JP2586093Y2 (ja) | 電気冷蔵庫用扉 | |
JPH0233117Y2 (ja) | ||
JPS6221492Y2 (ja) | ||
JPS60111871A (ja) | 冷蔵庫断熱箱体の製造方法 |