JPS633779Y2 - - Google Patents

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JPS633779Y2
JPS633779Y2 JP1980050348U JP5034880U JPS633779Y2 JP S633779 Y2 JPS633779 Y2 JP S633779Y2 JP 1980050348 U JP1980050348 U JP 1980050348U JP 5034880 U JP5034880 U JP 5034880U JP S633779 Y2 JPS633779 Y2 JP S633779Y2
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JP
Japan
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main body
base
fixed
rotating body
motor
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JP1980050348U
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English (en)
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JPS56151121U (ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はRIM用クラツピングユニツトに係り、
ことに成形品表面のボイド発生を防止できる
RIM用クラツピングユニツトに関する。
反射射出成形すなわちRIM(Reaction
Injection Molding)による成形品表面のボイド
発生を防止するためには通常、次の手段が考えら
れる。
(1) 成形型のキヤビテイ内にガス抜きを設ける。
(2) 成形型を適正な位置に傾斜させて、パーテイ
ング面からのガス抜きを容易にする。
(3) キヤビテイ内を真空状態にして強制的にガス
抜きを計る。
しかし上記した(1)については作業性の低下をも
たらすとともに型装置が複雑になり、結局、原価
高を招く不具合がある。また(2)については複雑部
品の場合ガス抜きの効果が必ずしも十分でない不
具合がある。さらに(3)については高価な真空装置
が必要となることから原価高を招くとともに、真
空度の制御が複雑となり、作業性の向上が期待で
きない不具合がある。
本考案は上記した従来技術における実情に鑑
み、これらに代つて有効な手段を提供するために
なされたもので、その目的とするところは、成形
品が複雑な形状を有する場合にも、反応射出成形
時における空気巻込みによるボイドの発生を防止
でき、未充填部の発生を防止できるRIM用クラ
ツピングユニツトを提供することにある。
この目的を達成するため、本考案においては、
ベースと、上記ベースに固定された本体フレーム
と、上記本体フレームに回動自在に支持された回
動体と、上記回動体に固定されかつ反応射出成形
用型を締結する上部プラテンおよび下部プラテン
を含む本体と、上記ベースに固定されるとともに
上記回動体に連結され、上記回動体を回動させる
ことによつて上記本体を回動させ、上記本体を傾
斜状態に保持する傾転駆動装置とを備えたRIM
用クラツピングユニツトにおいて、モータと、上
記モータによつて駆動されるポンプと、上記ベー
ス上に固定されかつ上記ポンプに接続されたシリ
ンダを具有する回転駆動装置とからなり、上記モ
ータを作動させることによつて上記ポンプを介し
て上記シリンダを往復運動し、これによつて生じ
た振動が上記ベース、上記本体フレーム、上記回
動体を経て上記本体に伝わり、上記本体を振動す
る加振手段を設ける。
以下、本考案のRIM用クラツピングユニツト
を図に基づいて説明する。第1図は本考案の一実
施例を示す構成説明図、第2図は第1図に示す本
考案のRIM用クラツピングユニツトを構成する
本体の傾斜状態を例示する説明図である。第1図
において、5は上部プラテン、4は下部プラテン
で、RIM用型はこの両者の間に挿入され、締結
される。6はガイドポストで、下部プラテン4に
その下端部を固定してあり、上部プラテン5を貫
通している。上部プラテン5はこのガイドポスト
6にガイドされて摺動可能になつている。3はL
字形部分を含むプラテン支持台で、上記した下部
プラテン4はこの支持台3に固定されている。1
1は回動自在になつている回動体で、プラテン支
持台3はこの回動体11に固定されている。これ
らの上部プラテン5、下部プラテン4、ガイドポ
スト6、およびプラテン支持台3はRIM用型を
締結する本体を構成している。
1は回動体11を回動自在に支持する本体フレ
ームで、これはベース2に固定してある。8はシ
リンダを具有する転倒駆動装置で、ベース2に固
定されるとともに、回動体11の胴部に連結して
ある。この転倒駆動装置8のシリンダは図示しな
いシリンダ駆動手段に接続されている。転倒駆動
装置8のシリンダを作動させることによつて回動
体11が回動し、同時にRIM用型を締結する本
体が回動して、第2図に示すように、この本体を
傾斜した状態で保持することができるようになつ
ている。12はプラテン支持台3の側面に固定し
た載置台、10は載置台12に固定したモータ、
9は載置台12上に固定され、モータ10に接続
したポンプである。7はベース2上に固定した回
転駆動装置で、ポンプ9に連結されるシリンダを
具有している。なおこの回転駆動装置7は、その
移動端部を下部プラテン4の下部に装着した支持
棒13の下端近傍に位置させてあり、移動端部が
移動した際この支持棒13に当接するようになつ
ている。本体を傾斜させた状態にあつては、モー
タ10を作動させることによつてポンプ9を介し
て回転駆動装置7のシリンダが往復運動し、これ
によつて生じた振動がベース2、本体フレーム
1、回動体11を経て、プラテン支持台3、上部
プラテン5、下部プラテン4を含む本体に伝わ
り、この本体が振動する。なお本体を傾斜させな
い状態にあつては、モータ10を作動させること
によつて回転駆動装置7のシリンダが往復運動
し、その移動端部が支持棒13に断続的に当接
し、これによつて生じた振動が下部プラテン4を
経て本体に伝えられる。これらの場合、本体は20
〜100Hz程度の振動数で3次元方向に、あるいは
2次元方向に振動する。その振幅は2〜10mm程度
の範囲内で所定の値に設定することができる。
このように構成したクラツピングユニツトにお
いてはRIM用型を上部プラテン5と下部プラテ
ン4とによつて締結させた後、モータ10を作動
させれば回転駆動装置7によつて上部プラテン5
および下部プラテン4を含む本体が振動し、同時
にRIM用型も振動する。この振動によつて成形
品表面のボイド発生を防止できる。この場合、転
倒駆動装置8を作動させて本体を傾斜状態にして
おけば、振動による効果と傾斜による効果をとも
に得られ、より良好にボイド発生を防止できる。
なお上記においては、加振手段を構成するモー
タ10およびポンプ9はプラテン支持台3の側面
に固定した載置台12に固定すると述べたが、こ
れらのモータ10およびポンプ9をベース2上に
固定するようにしてもよい。また回転駆動装置
7、ポンプ9、モータ10とともに、バイブレー
タ、超音波等を利用した加振機を設けるようにし
てもよい。
以上述べたように本考案のRIM用クラツピン
グユニツトは、傾転駆動装置および加振手段を備
え、傾転駆動装置により反応射出成形用型を保持
する本体を傾斜させた状態で、加振手段により本
体を振動させることができるので、次に列挙する
効果を奏する。
(1) 複雑な形状をしたキヤビテイ中のガス抜きが
容易になり、成形品表面のボイド発生を防止で
きる。
(2) 複雑な形状をしたキヤビテイでも原液を十分
に充填することができ、成形品の未充填部の発
生を防止できる (3) 上記のことから成形品の不良率を低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す構成説明図、
第2図は第1図に示す本考案のRIM用クラツピ
ングユニツトを構成する本体の傾斜状態を例示す
る説明図である。 1……本体フレーム、2……ベース、4……下
部プラテン、5……上部プラテン、7……回転駆
動装置、8……転倒駆動装置、9……ポンプ、1
0……モータ、11……回動体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベースと、上記ベースに固定された本体フレー
    ムと、上記本体フレームに回動自在に支持された
    回動体と、上記回動体に固定されかつ反応射出成
    形用型を締結する上部プラテンおよび下部プラテ
    ンを含む本体と、上記ベースに固定されるととも
    に上記回動体に連結され、上記回動体を回動させ
    ることによつて上記本体を回動させ、上記本体を
    傾斜状態に保持する傾転駆動装置とを備えた
    RIM用クラツピングユニツトにおいて、モータ
    と、上記モータによつて駆動されるポンプと、上
    記ベース上に固定されかつ上記ポンプに接続され
    たシリンダを具有する回転駆動装置とからなり、
    上記モータを作動させることによつて上記ポンプ
    を介して上記シリンダを往復運動し、これによつ
    て生じた振動が上記ベース、上記本体フレーム、
    上記回動体を経て上記本体に伝わり、上記本体を
    振動する加振手段を設けたことを特徴とする
    RIM用クラツピングユニツト。
JP1980050348U 1980-04-14 1980-04-14 Expired JPS633779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980050348U JPS633779Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980050348U JPS633779Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56151121U JPS56151121U (ja) 1981-11-12
JPS633779Y2 true JPS633779Y2 (ja) 1988-01-29

Family

ID=29645292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980050348U Expired JPS633779Y2 (ja) 1980-04-14 1980-04-14

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JP (1) JPS633779Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116223A (en) * 1974-07-31 1976-02-09 Kobe Steel Ltd Zokaiteibanno renganadono horiokoshiho narabini sonosochi

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116223A (en) * 1974-07-31 1976-02-09 Kobe Steel Ltd Zokaiteibanno renganadono horiokoshiho narabini sonosochi

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56151121U (ja) 1981-11-12

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