JPS6337749Y2 - - Google Patents

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JPS6337749Y2
JPS6337749Y2 JP2456584U JP2456584U JPS6337749Y2 JP S6337749 Y2 JPS6337749 Y2 JP S6337749Y2 JP 2456584 U JP2456584 U JP 2456584U JP 2456584 U JP2456584 U JP 2456584U JP S6337749 Y2 JPS6337749 Y2 JP S6337749Y2
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JP
Japan
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induction heating
coil
relay
contact
rectifier
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JP2456584U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、コイルタツチ検出用電源の電圧を誘
導加熱コイルに印加して誘導加熱コイルとワーク
の接触を検出するコイルタツチ検出装置に関す
る。
〔従来技術〕
この種のコイルタツチ検出装置の従来例を第1
図に示す。同図において、1は被加熱物対象ワー
クであつて、誘導加熱コイル2中に配置され、図
示しないワーク支持物を介して接地されている。
3は高周波電源であつて、誘導加熱コイル2の両
端2a,2b間に高周波電力を供給する。4は装
置電源(交流)であつて、その交流電圧は変圧器
5の一次巻線N1にリレー6を介して供給され、
二次巻線N2の一方端子は開閉器7を介して誘導
加熱コイル2の一方端2bに接続され、他方端子
は接地されている。8は開閉器であつて、誘導加
熱コイル2の一方端2bと大地との間に挿入され
ている。なお、リレー6の接点出力は図示しない
コイルタツチ検出用の表示器に供給されると共に
誘導加熱装置の発振器等の動作を停止せしめる為
の誘導加熱装置保護信号として用いられる。
この構成においては、ワーク1の誘導加熱を開
始する前に、コイルタツチの有無を検出する。即
ち、開閉器8を開路状態としておき、ワーク1を
誘導加熱装置にセツトしたのち、開閉器7を閉路
する。ワーク1と誘導加熱コイル2とが接触して
いない場合は、変圧器5の二次側は開放状態にあ
る為、該変圧器5の一次巻線N1には励磁電流分
だけが流れるので、リレー6は動作せず、上記図
示しない表示器が点灯しないので、開閉器7を開
路し開閉器8を閉路してワーク1の誘導加熱を開
始する。
ワーク1と誘導加熱コイル2とが接触し、いわ
ゆるコイルタツチが生じていると、変圧器5の二
次側が短絡された状態となる。この為、一次側も
短絡状態になつてリレー6に加わる電圧がその動
作電圧を越えるので該リレー6が付勢されて作動
し、その接点出力により上記図示しない表示器が
点灯してコイルタツチが検出されると同時に発振
器等が動作停止する。
このように、従来のコイルタツチ検出装置は誘
導加熱を開始する前に開閉器7を投入し開閉器8
を開路して機能させ検出操作終了後は上記開閉器
7を開路して誘導加熱装置から切離すものである
為、誘導加熱中にコイルタツチが発生した場合に
はこれを検出することはできず、誘導加熱コイル
の焼損事故を起こし、ワークの不良加熱を招くと
云う問題があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記した従来装置の問題点に鑑定み
てなされたもので、負極側がリアクトルと検出抵
抗を介して接地される整流器、上記検出抵抗の電
圧が所定値を超えると動作するコイルタツチ検出
リレー、一次側が上記検出リレーの接点出力によ
り付勢される保護用リレーの常閉接点を介して検
出用電源に接続され二次側が上記整流器に接続さ
れる変圧器を設け、上記整流器の正極側を誘導加
熱コイルの一方端側に常時接続しておく構成とす
ることにより、誘導加熱中に生じたコイルタツチ
をも検出することができる誘導加熱におけるコイ
ルタツチ検出装置を提供することを目的とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第2図において、誘導加熱コイル2の一方端2
b側は直流カツト用コンデンサ9を介して接地さ
れている。
10はダイオード全波整流器であつて、その負
極側はリアクトル11、検出抵抗12を介して接
地され、その正極側は誘導加熱コイル2の非接地
側端2bに接続されている。13は発光ダイオー
ドであつて、高抵抗14を介して全波整流器10
の正負極間に挿入されている。15はコイルタツ
チ検出リレー(電圧リレー)であつて、検出抵抗
12の両端の電圧Vrが導かれ、この電圧が所定
の設定電圧値を超えると動作して後述する変圧器
の保護用リレーに自己保持接点17aと並列接続
される常開接点15aを閉じる。16は変圧器で
あつて、その一次巻線N1は保護用リレー17の
常閉接点17bを介して装置電源(交流)4に接
続されており、二次巻線N2は全波整流器10の
交流側端子に接続されている。保護用リレー17
は検出リレー15の常開接点15aと直列にし常
閉接点17bを介して変圧器16の一次巻線N1
両端間に挿入されている。17aはリレー17の
自己保持接点である。リレー17の図示しない接
点の接点出力は図示しないコイルタツチ報知用の
表示器に供給されると共に誘導加熱装置の発振器
等の動作を停止せしめる為の誘導加熱装置保護信
号として用いられる。
次にこの装置の動作について説明する。
変圧器16には装置電源4の交流電圧が印加さ
れ、全波整流器10の交流側端子間には変圧器1
6の二次電圧が加えられる。
この為、コイルタツチのない正常時には、全波
整流器10の正極側−高抵抗14−発光ダイオー
ド13−整流器10の負極側を通して全波整流器
10の整流出力である直流電流が流れ、発光ダイ
オード13が発光する。他方、この正常時には全
波整流器10の直流側の検出抵抗12を含む回路
はコンデンサ9が直流分をカツトすることにより
回路的に開放状態にあるので、検出抵抗12には
電圧が現れない。
この状態で、ワーク1が誘導加熱コイル2と接
触していわゆるコイルタツチが発生すると、全波
整流器10の正極側−誘導加熱コイル2−ワーク
1−アース−リアクトル11−検出抵抗12−整
流器10の負極側からなる直流回路が閉路されて
直流電流が検出抵抗12に流れるので、検出抵抗
12の両端に電圧Vrが現れる。この電圧Vrが検
出リレー15の設定電圧値を超えていると該検出
リレー15が動作して常開接点15aが閉じるの
でリレー17が付勢されてその自己保持接点17
aが閉路、常閉接点17bが開路し、変圧器16
は装置電源4から切離され全波整流器10の出力
はなくなる。この為、発光ダイオード13の発光
は消滅し、リレー17の図示しない接点の接点出
力により上記図示しないコイルタツチ報知用表示
器が点灯すると同時に誘導加熱装置の発振器等が
作動停止され、かくして誘導加熱コイル2の焼損
やワーク1の加熱不良が防がれる。
上記実施例では、リレー17の接点出力により
発振器等の動作を停止させるようにしているが、
コイルタツチ検出リレー15の作動時これを自己
保持させてその接点出力を利用する構成としても
良い。
なおリアクトル11は高周波電流に対するフイ
ルターであつて、整流器10を含む電源側を高周
波に対して保護する目的で挿入してある。
また、上記実施例では、装置電源4の電圧を変
圧器16を介して整流器10に供給しているが、
直接、整流器10に供給するようにしても良い。
〔考案の効果〕
本考案は以上説明した通り、誘導加熱コイルの
一方端側を直流カツト用コンデンサを介して接地
すると共に整流器の正極側に接続して直流電圧を
上記誘導加熱コイルに常時印加し、コイルタツチ
による上記整流器の直流側回路の閉成を検出リレ
ーで検出する構成としたことによつて、ワークの
誘導加熱開始前だけでなく、誘導加熱中のコイル
タツチをも直ちに検出することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコイルタツチ検出装置の回路
図、第2図は本考案の一実施例を示す回路図であ
る。 2……誘導加熱コイル、4……装置電源、9…
…直流カツト用コンデンサ、10……整流器、1
1……リアクトル、12……検出抵抗、15……
検出リレー、15a……常開接点、16……変圧
器、17……保護用リレー、17a……自己保持
接点、17b……常閉接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コイルタツチ検出用の電源を設け、該電源の電
    圧を誘導加熱コイルに印加してコイルタツチを検
    出する装置において、負極側がリアクトルと検出
    抵抗を介して接地される整流器、上記検出抵抗の
    電圧が所定値を超えると動作するコイルタツチ検
    出リレーを有し、上記整流器の交流側が上記検出
    リレーの接点出力により付勢される保護用リレー
    の常閉接点を介して上記電源に接続され、その正
    極側が誘導加熱コイルの一方端側に接続されると
    共に直流カツト用のコンデンサを介して接地さ
    れ、上記保護用リレーの接点出力がコイルタツチ
    報知用の表示器に導かれることを特徴とする誘導
    加熱におけるワークのコイルタツチ検出装置。
JP2456584U 1984-02-24 1984-02-24 誘導加熱におけるコイルタツチ検出装置 Granted JPS60138295U (ja)

Priority Applications (1)

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JP2456584U JPS60138295U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 誘導加熱におけるコイルタツチ検出装置

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JP2456584U JPS60138295U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 誘導加熱におけるコイルタツチ検出装置

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JPS60138295U JPS60138295U (ja) 1985-09-12
JPS6337749Y2 true JPS6337749Y2 (ja) 1988-10-05

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JPH0640512B2 (ja) * 1988-11-28 1994-05-25 日本工営株式会社 1次電線撚回、2次渦流発熱鋼管装置

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JPS60138295U (ja) 1985-09-12

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