JP3002345U - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

Info

Publication number
JP3002345U
JP3002345U JP1994004112U JP411294U JP3002345U JP 3002345 U JP3002345 U JP 3002345U JP 1994004112 U JP1994004112 U JP 1994004112U JP 411294 U JP411294 U JP 411294U JP 3002345 U JP3002345 U JP 3002345U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
combustion control
control device
sensor switch
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994004112U
Other languages
English (en)
Inventor
昭仁 鬼頭
Original Assignee
パロマ工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パロマ工業株式会社 filed Critical パロマ工業株式会社
Priority to JP1994004112U priority Critical patent/JP3002345U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3002345U publication Critical patent/JP3002345U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサースイッチのオン、オフの検出方法を
改善することにより、センサースイッチのオン状態を確
実に検知できる安全性の高い燃焼制御装置を提供するも
のである。 【構成】 センサースイッチ2介して周波数発生回路6
と周波数弁別手段31を直列に接続し、センサースイッ
チ2のオンにて得られるパルス状電圧を周波数弁別手段
31にて検知させるようになし、パルス状電圧の検知を
センサースイッチ2の「オン」信号と判断させることを
特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
給湯器にあっては、水流を検知する水流スイッチ、或いは燃焼空気供給用ファ ンの回転にて得られる風圧を検知する風圧スイッチ等のセンサースイッチのオン 動作にてバーナの点火燃焼を行う燃焼制御装置の改良に関するもので、点火燃焼 における安全性を図るものである。
【0002】
【従来の技術】
上記センサースイッチを備えた給湯器における燃焼燃焼制御装置の従来例を、 第7図に基づいて説明する。 図示しない給湯器に水が流されて水流スイッチ2の接点が閉じて、該スイッチ 2がオンすると、トランジスタ41がスイッチングされて制御用マイコン3の入 力側である接続線45からLo信号(0V電位)が入力され、このLo信号が水 流スイッチ2の「オン」信号としてマイコン3に受け付られ、該マイコン3の出 力側である接続線51に燃焼開始信号が発せられる。該出力信号にて図示しない バーナの点火燃焼が開始される。そこで、トランジスタ41或いは該トランジス タ41と並列に接続されたコンデンサー42が短絡故障を起こすとマイコン3の 入力側である接続線45が同様にLoとなり、マイコン3に入力される。 その為回路電気部品が短絡事故を起こした場合でも水流スイッチ2の「オン」 信号として受け付けられる誤作動が発生する欠点があり、問題であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記誤作動を防止するもので、センサースイッチと直列にパルス波を 発生する周波数発生手段を接続してセンサースイッチの接点が閉じると得られる パルス状信号を周波数弁別手段31に検知させて、該検知時をセンサースイッチ の「オン」状態と判断させることにより解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】 上記欠点を解消するために、 センサースイッチ2のスイッチ「オン」信号にて燃焼器の点火燃焼を開始する 燃焼制御装置であって、パルス電圧を発生する周波数発生手段6と、該周波数発 生手段6にセンサースイッチ2および入力インターフェース5とを介して接続さ れた周波数弁別手段31と、該周波数弁別手段31に入力側が接続され、出力側 がインターフェース5を介して電磁弁520、イグナイター530と接続された 燃焼制御回路32とからなる燃焼制御装置である。
【0005】 第2の請求項にあっては、前記周波数発生手段6として交流電源を用いてなる 請求項1記載の燃焼制御装置であり、
【0006】 第3の請求項にあっては、前記周波数発生手段6として制御用マイコン3に備 えられた発振パルスを用いてなる請求項1記載の燃焼制御装置である。
【0007】
【作用】
次に第1、2、4図にてその作用を説明する。センサースイッチ2のオン(接 点閉)時に接続線45を通じて周波数発生手段6の発振周波数と同じ周波数のパ ルス状電圧がマイコン3に入力されて、又センサースイッチ2のオフ(接点開) 時には、接続線45に入力インターフェース4を構成するトランジスタ41の供 給電圧Vccにて得られるHi信号が接続線45に生じ、該Hi信号がマイコン 3に入力される。これに対しトランジスタ41の短絡故障では、マイコン3へほ ぼ0Vの信号が入力される。 請求項2の考案にあっては、第3図に示す如く、商用電源の交番電圧を利用す ることができる。 請求項3の考案にあっては、第8図に示す如く、制御用マイコンのパルス発振 器を利用することができる。
【0008】
【実施例】
本考案に係わるの燃焼制御装置の実施例について、第1図から第5図に基づい て説明する。 第1図において、3は制御用マイコンで、該マイコン3により燃焼を開始、継 続、停止させる燃焼制御回路32が設置されており、該燃焼制御回路32の出力 側の接続線51に、出力インターフェース5を介して接続線52、53にて電磁 弁520、、イグナイター530が接続されている。同じく入力側である接続線 33に周波数弁別手段31が接続されている。6は周波数発生手段で、該周波数 発生手段6はセンサースイッチ2と入力インターフェース4と介して接続線45 にて周波数弁別手段31と接続されている。そして周波数弁別手段31が周波数 発生手段6の発生するパルス状電圧を検知した時、接続線33に所定の出力信号 を発生し、該所定信号の入力により、燃焼制御回路32が燃焼を開始するための 所定信号を発生する構成となしている。
【0009】 そこで、図示しない給湯器に水が流されると、センサースイッチ2が閉じられ てオンすると、所定の周波数のパルス状電圧が周波数弁別手段31に入力され、 パルス状電圧が検知されると、燃焼制御回路32より所定の出力信号が発せられ るので、該出力信号により出力インターフェース5を通じて電磁弁520が開か れるとともにイグナイター530が作動され、図示しないバーナが点火燃焼を開 始する。
【0010】 第2図は本考案に係わる燃焼制御装置である回路構成を示しており、2は燃焼 開始用の水流検知用のセンサースイッチで、該水流検知用のセンサースイッチ2 (以下、本文で水流スイッチ2と言う。)の一側が発振器61の出力端に接続さ れて、これらが直流電源1に直列に接続されており、もう一方側はトランジスタ 41の入力側であるベースに接続されている。トランジスタ41の出力回路であ るコレクタ端子は、制御用のマイコン3の入力側である接続線45に接続され、 かつ接続線45にコンデンサー42がトランジスタ41と並列に接続されている 。かつ接続線45にトランジスタ電源Vccが抵抗43を介して接続されている 。
【0011】 水流スイッチ2が閉じられてオンすると、トランジスタ41のベースに抵抗4 4を通じて発振器61の周波数と同じ周波数のパルス状電圧が印加され、トラン ジスタ41は、繰り返しスイッチングされるので、接続線45に前記と同じ周波 数のパルス状電圧が生じ、該パルス電圧はマイコン3に入力され、前記周波数弁 別手段31に入力される。それ故、前記燃焼制御回路32へ接続線33より所定 の出力信号が発せられ、該燃焼制御回路32にて前記電磁弁520を開き、イグ ナイター530を作動してスパークを飛ばすのでバーナが着火される。
【0012】 第3図における実施例は周波数発生手段6に交流電源62を用いた実施例を示 しており、交流電圧はダイオード71にて半波整流された電圧Vaの一つ飛びの 山形の電圧が接続線75上のB点に生じ、トランジスタ41のベースには、抵抗 44を通じて供給電圧Vaが印加されている。ここで、トランジスタ電源Vcc はダイオードブリッジ72に接続された電源用IC73の出力側である接続線7 4に得られる。ベース・エミッタ間の電圧が一定以上でトランジスタ4がONし 、パルス状の電圧が得られる。その他第1図と同じ部品は同じ番号符号を付して その説明は省略する。
【0013】 上記構成によって、水流スイッチ2の接点が閉じて水流スイッチ2がオンする と、前記山形電圧にてトランジスタ41がスイッチングされ、A点にパルス状の 電圧が出力され(図4(b)参照。)、このパルス状電圧をマイコン3内の前記 周波数弁別手段31により、水流スイッチ2の「オン」信号として受け付けられ て前記接続線51に所定の信号電圧を出力するものである。 水流スイッチ2がオフすると、Vcc電圧にて平坦な正の一定電圧がマイコン 3の入力信号として得られ(図3(c)参照。)、該信号を前記周波数弁別手段 31により水流スイッチ2の「オン」信号と判断されることなく、「オフ」信号 と判断される。 次に、トランジスタ4或いはコンデンサー5が短絡した場合、接続線45上の A点はほぼ0電位(接地電位)となる。それ故、前記水流スイッチ2の「オン」 状態におけるマイコン3への入力信号とは、明らかに相違する。即ち、パルス状 電圧が検出された場合に水流スイッチ2が「オン」と判断すれば良く、従来にお ける如く、回路中の短絡事故にて誤って給湯器の燃焼を開始させる恐れはない。
【0014】 第5図に示す実施例は、交流電源62が二つのダイオード71とダイオードブ リッジ72にて全波整流され、前記と同様に、B点に前記Vaの連続的な山形電 圧を得る場合である。(図6(a)参照。)そして水流スイッチ2のオンにて図 6(b)に示す通り、図6(a)の周波数と同じ周波数のパルス状電圧がA点に 得られる。その他、第3図と同じ部品は同じ番号符号を付してその説明は省略す る。
【0015】 次に第8図の実施例は、マイコン3に内蔵された発振器を利用するもので、接 続線34上にクロックパルス電圧が印加され、トランジスタ63、64にパルス 電圧は印加され、トランジスタ64のコレクター側である接続線66上のB点に 前記と同様に電圧値Vaのパルス状電流が流れ、トランジスタ41が間欠的に駆 動される。それ故に、水流スイッチ2がオンすると、前記と同様に接続線45上 のA点にクロックパルス電圧と同じ周波数のパルス電圧が生じて、このパルス状 電圧がマイコン3に入力される。本実施例では、マイコン3自身のクロックパル スを利用できる利点がある。
【0016】 以上の構成から明らかなように、水流スイッチ2のオン動作にてマイコン3に てパルス状電圧が検出され、従って、水流スイッチ2のオフ状態で得られるほぼ 電源電圧Vccの一定電圧およびトランジスタ41、コンデンサー42の短絡事 故にて起きるA点の接地電位(ほぼ0V)とは明らかに差異があり、流水スイッ チ2の状態を的確に判別できる。従って、電気部品の短絡事故をスイッチのオン 或いはオフと誤って判定することはない。
【0017】
【考案の効果】
以上の如く、本考案の燃焼制御装置は、センサースイッチと周波数発生手段と 周波数弁別手段とを直列に接続してパルス状の電圧をセンサースイッチを通じて 周波数弁別手段に印加する構成となすもので、センサースイッチのオン動作を、 パルス状電圧として検知することができる。そして回路部品等の短絡故障により 発生する接地電位(ほぼ0V)とは、明確に判別でき、従来の如く短絡故障を誤 ってセンサースイッチのオン状態と誤判断することがなく、安全性の高い燃焼制 御装置を提供するものである。周波数発生手段として商用電源、制御用マイコン を利用できるので、コストアップが殆どない実用性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる燃焼制御装置を機能的に説明す
る概略ブロック図である。
【図2】本考案の一実施例を示す概略回路図である。
【図3】本考案の異なる実施例を示す概略回路図である
【図4】3図の実施例にて得られる電圧特性を示す概略
説明図である。
【図5】同じく本考案の異なる実施例を示す概略回路図
である。
【図6】5図の実施例にて得られる電圧特性を示す概略
説明図である。
【図7】従来例を示す2図相当図である。
【図8】本考案の別異の実施例を示す要部の概略回路図
である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 水流スイッチ(センサースイッチ) 3 マイコン 31 周波数弁別回路 32 燃焼制御回路 4 入力インターフェース 41 トランジスタ 42 コンデンサー 5 出力インターフェース 520 電磁弁 530 イグナイター 6 周波数発生手段 61 発振器 62 交流電源

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサースイッチ2のスイッチ「オン」
    信号にて燃焼器の点火燃焼を開始する燃焼制御装置であ
    って、パルス電圧を発生する周波数発生手段6と、該周
    波数発生手段6にセンサースイッチ2および入力インタ
    ーフェース5とを介して接続された周波数弁別手段31
    と、該周波数弁別手段31に入力側が接続され、出力側
    がインターフェース5を介して電磁弁520、イグナイ
    ター530と接続された燃焼制御回路32とからなる燃
    焼制御装置。
  2. 【請求項2】 前記周波数発生手段6として交流電源を
    用いてなる請求項1記載の燃焼制御装置。
  3. 【請求項3】 前記周波数発生手段6として制御用マイ
    コン3に備えられた発振器を用いてなる請求項1記載の
    燃焼制御装置。
JP1994004112U 1994-03-24 1994-03-24 燃焼制御装置 Expired - Lifetime JP3002345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994004112U JP3002345U (ja) 1994-03-24 1994-03-24 燃焼制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994004112U JP3002345U (ja) 1994-03-24 1994-03-24 燃焼制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3002345U true JP3002345U (ja) 1994-09-20

Family

ID=43138311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994004112U Expired - Lifetime JP3002345U (ja) 1994-03-24 1994-03-24 燃焼制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3002345U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0561755U (ja) * 1992-01-28 1993-08-13 コニカ株式会社 レンズ付きフィルムユニットの包装体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0561755U (ja) * 1992-01-28 1993-08-13 コニカ株式会社 レンズ付きフィルムユニットの包装体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6222719B1 (en) Ignition boost and rectification flame detection circuit
US5472336A (en) Flame rectification sensor employing pulsed excitation
US5599180A (en) Circuit arrangement for flame detection
JP2001520361A (ja) 火炎を監視する方法及び装置
US6985080B2 (en) Flame sense circuit and method with analog output
US4552528A (en) Current generator for the supply and detection of operation of a gas burner and control device applying same
US4527125A (en) Flame detecting apparatus
JP3002345U (ja) 燃焼制御装置
US4329628A (en) Relaxation oscillator type spark generator
US4474548A (en) Combustion controlling apparatus
JPS631497B2 (ja)
US4384845A (en) Fail safe digital fuel ignition system
JPS5819940B2 (ja) ネンシヨウバ−ナセイギヨソウチ
US4375951A (en) Bilevel flame signal sensing circuit
US4457701A (en) Control circuit for a semi-conductor power element and application to a burner safety device
JPS6148048B2 (ja)
JPS6335890B2 (ja)
KR0157699B1 (ko) 순간정전시 온풍난방기의 불꽃날림 방지방법
JPS636615Y2 (ja)
JPH0330775B2 (ja)
JP4395882B2 (ja) 炎検出装置
JPS6029619Y2 (ja) オイル不足によるエンジン停止装置
JPS5827251Y2 (ja) 燃焼制御装置
JPS6337289B2 (ja)
JPS597713Y2 (ja) 感熱制御器