JPS6337716Y2 - - Google Patents

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JPS6337716Y2
JPS6337716Y2 JP1983180717U JP18071783U JPS6337716Y2 JP S6337716 Y2 JPS6337716 Y2 JP S6337716Y2 JP 1983180717 U JP1983180717 U JP 1983180717U JP 18071783 U JP18071783 U JP 18071783U JP S6337716 Y2 JPS6337716 Y2 JP S6337716Y2
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JP
Japan
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temperature
curved
mounting
parts
reed switch
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JP1983180717U
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JPS6087447U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的) (産業上の利用分野) 本考案は、主に電気機器における電気系統部品
において感温リードスイツチと温度ヒユーズを近
接して配置する際に使用される温度素子取付具に
関する。
(従来の技述) 従来、加熱保温装置を有する電気機器例えば電
子ジヤー、電気ポツト等には、所定部位が所定温
度以上に加熱されたときに動作回路を電気的に遮
断するための温度ヒユーズと所定部位を所定温度
に維持するための感温リードスイツチとが設けら
れている。そして、前記温度ヒユーズと前記感温
リードスイツチとは、同一回路内に必ずしも組み
込まれるものではないが、前記電気機器における
電気系統部品の収納部内に近接して配置されると
の関連性を有する。
そこで、従来、例えば実開昭53年第141370号公
報に記載されるような温度素子の取付具がある。
しかしながら、上記の取付具は、第1図に示す
ように、金属フイン1の両端に筒状部1aと1b
にそれぞれ温度ヒユーズ2と感温リードスイツチ
3を挿入して接着剤を流し込んで固定し、金属フ
イン1の中間位置に設けた取付孔4にネジを通し
て他の部材に取付けていたため、以下のような問
題点があつた。
両端の筒上部1a,1bにそれぞれ温度ヒユ
ーズ2と感温リードスイツチ3を固定する場合
に、接着剤を両者の間隙に流し込んで各筒状部
1a,1b内に温度ヒユーズ2や感温リードス
イツチ3を固着するようにするが、この際、接
着剤を両端の筒状部1a,1b内にいちいち流
し込む二度手間を要し、作業能率性を阻害す
る。このようにそれぞれを接着固定しなければ
ならない理由は、各金属フインが可撓性を有す
る材料からなるものではないので、各筒状部の
径を挿入されるべき温度素子等の径よりも大き
くしておく必要があり、単に挿入しただけでは
固定されないことによる。
金属フイン1の中間位置に取付孔4が設けら
れているため、取付対象が曲面であつたり屈曲
しているような場合には取付けることができず
取付箇所の制約を余儀なくされると共に、ネジ
止め作業やネジ頭部を十分に収容できるための
スペースを必要とするため取付具自体も大型化
する。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、取付箇所の制約がなく容易に取り付けること
ができ、然も、取付金具自体を小型化することが
できると共に、温度ヒユーズと感温リードスイツ
チの固定が簡便にでき作業能率性の高い温度素子
取付具を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の概要は、熱
伝導性良好かつ可撓性を有する材料からなる取付
板の一端に取付部を有し、他端に取付板の端部を
切り起して曲成した第1と第2の湾曲保持部を前
記一端から他端に向う線上の異なる位置に2列に
並設してなり、一方の湾曲保持部は所定間隔で配
置された一対の幅狭湾曲部であり、他方の湾曲保
持部は前記一対の幅狭湾曲部間に対応する位置に
設けられた少なくとも単一の幅広湾曲部からなる
ものである。
(作用) 上述のように本考案に係る温度素子取付具は熱
伝導性良好かつ可撓性を有する材料から構成さ
れ、取付具の一端に取付部を他端に温度素子を保
持する2列の湾曲保持部を並設する構成であるの
で外力の押圧により容易に温度素子を固定でき、
取付対象の形状に左右されず取付ることができ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例について図面を参照しな
がら説明する。
第2図は本考案に係る温度素子取付具の一実施
例を示す斜視図である。同図に示すように、この
温度素子取付具10は、取付板11の一方に取付
孔12を設け、前記取付板11の他方に間隔をあ
けて列設した一対の幅狭湾曲部13,13を有す
ると共に、前記一対の幅狭湾曲部13,13間に
前記取付孔12方向側に近づく位置に列をずらし
て形成した幅広湾曲部14を有して構成される。
前記取付板11は、熱伝導性の良好な材料、例
えば鉄、銅、アルミニウム、しんちゆう、リン青
銅等より構成されるのが好ましいが、同様な機能
を有するものであれば、必ずしも金属材料に限定
されない。このような取付具を得る方法として
は、例えば一枚の板状体を用意し、一端に取付孔
12を形成すると共に、他端部に所定間隔を保つ
て二条の切込みを作り、切込みによつて仕切られ
た両側部の片を外力により曲成して幅狭湾曲部1
3,13を得、更に、中間片も同様に外力により
曲成して幅広湾曲部14とすればよい。従つて、
この取付具に用いられる材料は外力によつて変
形、加工が可能な材料、すなわち可撓性を有する
材料とすることが好ましい。
以上の構成を有する温度素子取付具10に、温
度ヒユーズ及び感温リードスイツチを固定する場
合には、まず、絶縁チユーブで被覆された温度ヒ
ユーズ15を前記した一対の幅狭湾曲部13,1
3により絶縁チユーブの外周を巻装するようにし
て挿入すると共に、その後この湾曲部13,13
を押圧することによつて保持固定すると共に、感
温リードスイツチ16を前記幅広湾曲部14に挿
入保持して押圧固定した後、幅広湾曲部14と感
温リードスイツチ16との間隙に樹脂、例えばシ
リコン樹脂、エポキシ樹脂等を充填することに感
温リードスイツチ16を固定する。この際、幅広
湾曲部14の内壁の一部が少なくとも感温リード
スイツチ16における感温磁性体の周面に接する
ようにする。
このように温度素子取付具10に並列して固定
された温度ヒユーズ15及び感温リードスイツチ
16は、取付板11に設けられた取付孔12にネ
ジを通して他の部材に取付けることになる。
以上のように前記実施例に示す温度素子取付具
10は温度ヒユーズ15及び感温リードスイツチ
16等の温度素子を列違いに設けた一対の幅狭湾
曲部13,13と幅広湾曲部14に挿入して外力
によつて押圧するだけで、取付板11の一方側に
並列して簡便に保持固定でき、然も、幅広湾曲部
14内に感温リードスイツチ16を固定する際に
だけ接着固定用の樹脂を注入すれば足りる(温度
素子は押圧固定だけでよいから)ので、組立作業
の能率向上に貢献できる。また、温度ヒユーズ1
5及び感温リードスイツチ16等の温度素子を保
持固定する一対の幅狭湾曲部13,13及び幅広
湾曲部14が取付板11の片側に偏つて配設され
ているため、用途に応じて自在に取付孔12の位
置及び数を変えることができ、また、可撓性材料
からなるため取付対象の形に応じて変形すること
ができるので取付箇所の制約がなく他の部材に容
易に取付けることができると共に、取付板の片側
に取付孔を設けたのでネジ取付用のスペース等を
最小限にすることができるので取付板11自体の
小型化にも寄与できる。
以上、本考案の一実施例について説明したが、
本考案は前記実施例に限定されるものではなく、
本考案の要旨の範囲内で適宜に変形して実施する
ことができることは言うまでもない。
例えば、本考案の他の実施例として、第3図に
示す温度素子取付具20が挙げられる。温度素子
取付具20が前記温度素子取付具10と相違する
ところは、温度ヒユーズ15を保持固定する一対
の幅狭湾曲部13,13を取付孔12方向側に近
づけた位置に列設し、この一対の幅狭湾曲部1
3,13と列違いに形成した感温リードスイツチ
16を保持する幅広湾曲部14を取付孔12方向
側から遠い位置に配置した点である。
また本考案の別の実施例として、第4図に示す
温度素子取付具30が挙げられる。この温度素子
取付具30が前記温度素子取付具10と相違する
ところは、感温リードスイツチ16を保持する幅
広湾曲部14における両側の同列に、補助湾曲部
14A,14Aを新に設け、前記幅広湾曲部14
及び前記補助湾曲部14A,14Aにより感温リ
ードスイツチ16を保持固定した点である。
尚、感温リードスイツチ16を保持固定するた
めの幅広湾曲部14は、第5図に示すように、一
部に切欠部14aを設けて接着固定用の樹脂を注
入し易くしてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、取付箇
所に制約がなく容易に取り付けることができ、然
も、取付具自体を小型化することができると共
に、温度ヒユーズ及び感温リードスイツチなどの
温度素子の固定が簡便にでき、作業能率性の高い
温度素子取付具を提供することができる。また、
取付具の制作が容易で、制作コストが安くなり、
万が一、温度ヒユーズに不都合が生じた場合にも
その湾曲保持部を外力によつて引き起すだけで簡
便に交換できる利点も併有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度素子取付具を示す斜視図、
第2図は本考案に係る温度素子取付具の一実施例
を示す斜視図、第3図及び第4図は本考案の他の
実施例を示す斜視図、第5図は幅広湾曲部の変形
例を示す説明図である。 11……取付板、13……幅狭湾曲部(湾曲保
持部)、14……幅広湾曲部(湾曲保持部)、14
A……補助湾曲部(湾曲保持部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱伝導性良好かつ可撓性を有する材料からなる
    取付板の一端に取付部を有し、他端に取付板の端
    部を切り起して曲成した第1と第2の湾曲保持部
    を前記一端から他端に向う線上の異なる位置に2
    列に並設してなり、一方の湾曲保持部は所定間隔
    で配置された一対の幅狭湾曲部であり、他方の湾
    曲保持部は前記一対の幅狭湾曲部間に対応する位
    置に設けられた少なくとも単一の幅広湾曲部から
    なることを特徴とする温度素子取付具。
JP18071783U 1983-11-21 1983-11-21 温度素子取付具 Granted JPS6087447U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18071783U JPS6087447U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 温度素子取付具

Applications Claiming Priority (1)

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JP18071783U JPS6087447U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 温度素子取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6087447U JPS6087447U (ja) 1985-06-15
JPS6337716Y2 true JPS6337716Y2 (ja) 1988-10-05

Family

ID=30391772

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JP18071783U Granted JPS6087447U (ja) 1983-11-21 1983-11-21 温度素子取付具

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JP (1) JPS6087447U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502349U (ja) * 1973-05-01 1975-01-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS502349U (ja) * 1973-05-01 1975-01-10

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JPS6087447U (ja) 1985-06-15

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