JPS6337503Y2 - - Google Patents

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JPS6337503Y2
JPS6337503Y2 JP7635581U JP7635581U JPS6337503Y2 JP S6337503 Y2 JPS6337503 Y2 JP S6337503Y2 JP 7635581 U JP7635581 U JP 7635581U JP 7635581 U JP7635581 U JP 7635581U JP S6337503 Y2 JPS6337503 Y2 JP S6337503Y2
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JP
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liquid
outflow pipe
air outlet
electric pump
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JP7635581U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電動ポンプにより液体を汲み上げ、
かつその液体を別の容器に供給する場合におい
て、容器内に供給された液体の液面が液面感知部
の円錐面に達すると、自動的に電動ポンプの運転
を停止させることができる自動停止式電動ポンプ
に関するものである。
一般にこの種の電動ポンプにおける液面感知部
は液体感知素子を収納するとともに円錐面を設け
た収納部と、前記円錐面の下方に設けた液体感知
室と、この液体感知室の下方に設けた液体流入孔
と、前記液体感知室の側方に設けられ、かつ前記
液体流出管の側壁に設けた孔と連通する空気排出
口を形成した空気導出部とを有し、そして、この
液面感知部を液体流出管内に配設する場合は、前
記空気導出部を液体流出管の内壁に設けたガイド
に挿入するようにしているが、空気導出部が筒状
に構成されているため、電動ポンプにより汲み上
げられた液体が液体流出管内を通つて別の容器に
供給される場合、容器内に一定量の液体が供給さ
れていない段階で、その液体の一部が空気導出部
とガイドとの隙間から入り込み、そして空気導出
部内に溜まつて液面感知部を濡らしてしまつて電
動ポンプの運転を停止させてしまうという問題点
があつた。
本考案は上記従来の問題点を解消するためにな
されたもので、以下、本考案をその実施例を示す
図面にもとづいて説明する。第1図は自動停止式
電動ポンプの構成を示したもので、1は電源部、
2は電気制御回路(図示せず)を収納した電気制
御回路部、3は汲み上げ管、4はモータ(図示せ
ず)等を内蔵した電動ポンプ本体、5は前記汲み
上げ管3と連通するように接続された吐出パイ
プ、6は液面検出部を内蔵した液体流出管であ
る。
第2図a,bは液体流出管6の内部構造を示し
たもので、この第2図a,bにおいて、7は液体
流出管6と吐出パイプ5を接続する管、8は液面
感知部で、この液面感知部8は、ホトカプラ等よ
りなる液体感知素子9を収納するとともに、下端
部に円錐面10を設けた収納部11と、前記円錐
面10の下方に設けた液体感知室12と、この液
体感知室12の側方に設けられ、かつ前記液体流
出管6の側壁に設けた孔6aと連通する空気排出
口13を形成した角筒状の空気導出部14とによ
り構成されている。15は前記液体感知素子9の
接続コードで、この接続コード15と前記液面感
知部8とは接着剤16により防水処理されてい
る。17は前記液体流出管6の内壁に突出して設
けたガイドで、このガイド17は天井部を有する
断面コ字状に構成されている。18は前記ガイド
17と対応するように、液体流出管6の内壁に突
出して形成した固定用ボス、19は前記液面感知
部8の下端部側壁に外方に突出するように一体成
形した固定部で、この固定部19にはねじ貫通孔
20を設けている。21は前記液面感知部8の円
錐面10と対向する下方部を閉塞する蓋体、22
は前記液面感知部8の蓋体21と連らなる側壁を
切欠いて形成した液体流入孔である。そして前記
液面感知部8を液体流出管6内に取付ける場合
は、液面感知部8を液体流出管6の下端開口部よ
り挿入する。この場合、液面感知部8の空気導出
部14を液体流出管6のガイド17内に挿入する
とともに、液面感知部8の固定部19を液体流出
管6の固定用ボス18の下面に当て、ねじ23を
ねじ貫通孔20を介して固定用ボス18にねじ込
むことにより、蓋体21とともに取付ける。
24は前記空気導出部14の下面の一部を切り
欠いて形成した液体逃がし部で、この液体逃がし
部24は液体流出管6の内壁に近接する部分を切
り欠いている。
第3図は本考案の他の実施例を示したもので、
第2図bと異なる点は、液体逃がし部24を空気
導出部14の下面に孔を設けることにより形成し
た点である。
上記構成において、自動停止式電動ポンプの動
作を説明する。第1図に示すスイツチ25をオン
すると、電動ポンプ本体4内のモータ(図示せ
ず)が回転し、かつポンプ羽根(図示せず)の作
用により、液体は汲み上げられる。そしてこの汲
み上げられた液体は汲み上げ管3および吐出パイ
プ5を経て液体流出管6内に至り、そして液面感
知部8の外周より流出して容器(図示せず)に供
給される。この供給により、前記容器の液面が液
面感知部8に達すると、その液体は液面感知部8
の液体流入孔22より液体感知室12内に入り、
そして円錐面10に達すると、液体感知素子9の
光は円錐面10より液体の中に透過してしまうた
め、受光側に光を受けることができなくなり、そ
の結果、電気制御回路部2が作動して前記電動ポ
ンプ本体4内のモータへの通電を停止する。これ
により、液体の汲み上げ、すなわち給液は停止す
る。またこの時、液体感知室12内の空気は空気
導出部14の空気排出口13を介して液体流出管
6の孔6aより外部に排出されるため、液体流入
孔22より入り込んだ液体は確実に円錐面10に
到達する。
上記動作過程において、液体流出管6内に至つ
た液体の一部は空気導出部14とガイド17との
隙間から入り込んで空気導出部14内に流れ込む
が、空気導出部14の下面に、切り欠きまたは孔
よりなる液体逃がし部24を設けているため、空
気導出部14内に流れ込んだ液体は、矢印で示す
ように液体逃がし部24よりすみやかに液体流出
管6の下端開口部へと逃げることになり、その結
果、液体が空気導出部14内に溜まつて液面感知
部8を誤動作させてしまうということはない。
なお、上記実施例においては、空気導出部14
の下面の一部を切り欠くか、または孔を設けるこ
とにより液体逃がし部24を形成したものについ
て説明したが、前記空気導出部14の下面全体を
なくして、その部分を液体逃がし部としてもよい
ものである。
以上のように本考案によれば、空気導出部を液
体流出管の内壁に設けたガイドに挿入することに
より、液面感知部を液体流出管内に配設したもの
において、前記空気導出部の下方に液体逃がし部
を形成して前記液体流出管内と連通させているた
め、液体流出管内に至つた液体の一部が空気導出
部とガイドとの隙間から入り込んで空気導出部内
に流れ込んだとしても、その液体は前記液体逃が
し部よりすみやかに逃がすことができ、その結
果、従来のように液体が空気導出部内に溜まると
いうことはないため、容器内に一定量の液体が供
給されていない段階で、液面感知部が誤動作して
電動ポンプの運転を停止させてしまうということ
はないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す自動停止式電
動ポンプの側面図、第2図は同ポンプにおける液
体流出管の内部構造を示したもので、aは縦断面
図、bは下面図、第3図は本考案の他の実施例を
示す液体流出管の下面図である。 4……電動ポンプ本体、5……吐出パイプ、6
……液体流出管、6a……孔、8……液面感知
部、9……液体感知素子、10……円錐面、11
……収納部、12……液体感知室、13……空気
排出口、14……空気導出部、22……液体流入
孔、24……液体逃がし部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電動ポンプ本体と、この電動ポンプ本体により
    汲み上げた液体を吐出させる吐出パイプと、この
    吐出パイプに接続された液体流出管と、この液体
    流出管内に設けられる液面感知部とを備え、前記
    液面感知部は、液体感知素子を収納するとともに
    円錐面を設けた収納部と、前記円錐面の下方に設
    けた液体感知室と、この液体感知室の下方に設け
    た液体流入孔と、前記液体感知室の側方に設けら
    れ、かつ前記液体流出管の側壁に設けた孔と連通
    する空気排出口を形成した空気導出部とを有する
    とともに、前記空気導出部を液体流出管の内壁に
    設けたガイドに挿入して液体流出管内に配設し、
    かつ前記空気導出部の下方に液体逃がし部を形成
    して前記液体流出管内と連通させたことを特徴と
    する自動停止式電動ポンプ。
JP7635581U 1981-05-26 1981-05-26 Expired JPS6337503Y2 (ja)

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JP7635581U JPS6337503Y2 (ja) 1981-05-26 1981-05-26

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JPS57188983U JPS57188983U (ja) 1982-11-30
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