JPS6337342Y2 - - Google Patents

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JPS6337342Y2
JPS6337342Y2 JP851082U JP851082U JPS6337342Y2 JP S6337342 Y2 JPS6337342 Y2 JP S6337342Y2 JP 851082 U JP851082 U JP 851082U JP 851082 U JP851082 U JP 851082U JP S6337342 Y2 JPS6337342 Y2 JP S6337342Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
base body
hoisting machine
generator
guide
equipment
Prior art date
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JP851082U
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English (en)
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JPS58111667U (ja
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  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鉄道車輌における機器着脱装置に関
する。
更に詳しくは気動車等における発電機等に取り
外し取り付け等に用いる機器着脱装置に関するも
のである。
従来鉄道車輌の各種機器は主として台車床下に
設けられており、その殆どは重量物であり、かつ
多数の機器が輻輳して設けられていて、狭溢のた
め機器の取り外し取り付けは困難であつた。特に
気動車等における交流発電機等は重量が大きく
(約40Kg)その着脱は危険で、面倒であつた。
この考案は上記の状況にかんがみてなされたも
ので、この考案の目的は、安全で、比較的容易
に、それらの機器を着脱できる鉄道車輌における
機器着脱装置を提供することである。
この考案の構成を、図面について述べると、第
1図及び第2図において、基体1の両端に、夫々
第一支持部2、第二支持部3を形成し、かつ該両
支持部2,3間に移動用ガイド部4を形成し該ガ
イド部4に、案内車7を有する移動台8を移動自
在に設け、該移動台8に、逆転防止装置5を有す
る巻上機6を取付け、該巻上機6のドラム9にフ
ツクワイヤ10の一端を固定し、該フツクワイヤ
10を、前記移動台8の案内車7に架け渡したこ
とを特徴とする鉄道車輌における機器着脱装置で
ある。
これを詳述すると、第一支持部2は基体1を支
持できる部材であれば差支えはないが、一例とし
て側面U字状の懸吊部11を基板12に固定した
ものであり、該基板12は又基体1に、それに設
けた複数のボルト穴13を用いてつけ替自在に固
定されており、従つて懸吊部11の開口部14は
第1図に示す方向の反対側に向けることもでき、
又基体1の長さ方向に向けることもでき、これに
より車体床下に設けられている横梁(図示省略)
に懸吊し得るようになつている。15は蝶ネジを
示す。ただし第一支持部2は、単に懸吊用のみで
なく、他の図示しない機器上面等に載置してもよ
い。又、前記ガイド部4は一例として基体1の巾
方向のほぼ中央に、その長手方向に形成した長穴
17と、基体1の上面とにより形成され、前記移
動台8は、前記長穴17にその両側から挿入した
二つの突出部18により、長穴17の長さ方向
に、長穴17の長さの範囲で移動でき、かつ長穴
17の長さと直角の方向には移動できないように
なつている。16,16は基体1の両側に設けら
れたリブを示す。又図示は省略するが、移動台8
には、基体1上面に接するボール状又はロール状
のコロが内蔵されており、これにより円滑に移動
できるようになつている。19は突出部18間の
切込みを示す。
巻上機6について述べると、この巻上機6は第
1図において基体1より下方に位置する取付板6
a(同図において、基体1にかくれて詳細には現
れない。)に取付けられ、この取付板6aは又前
記長穴17をその上下両側に亘つて貫通するよう
に設けられた固定部材(第1図において、移動台
8にかくれて現れない。)を介して移動台8の下
面に取付けられている。
従つて巻上機6は移動台8に取付けられている
ことになり、移動台8と共に前記ガイド部4に沿
つて基体1の長さ方向に移動するようになつてい
る。
なお前記案内車7については、これを設けたこ
とにより吊に下げる機器の重量が直接に巻上機6
にかかるのを防止できるようになつており、又こ
れによりフツクワイヤ10を案内し、巻上機6に
対するその出入方向を規制できるようになつてい
る。
次に、前記巻上機6の構造について述べると、
第2図において、ケーシング20内に、一部に螺
条21を有する主軸22が、その被係合部32を
外部に突出させて軸支されており、かつ該主軸2
2は回動自在に、その軸方向には移動不能に軸支
されている。
そしてこの主軸22にはドラム9が螺合されて
おり、かつ摩擦部23を有するラチエツト車24
が遊嵌されており、又カラー25がテーパーピン
26により嵌着固定されている。27はラチエツ
ト爪であり、28はその保持孔、29はバネ、3
0はバネ押え部材、31は螺条を示す。
又被係合部32は一例として断面正方形に形成
されている。
33はキヤツプである。又、34はハンドル
で、その係合部35は、前記被係合部32と係合
するようになつている。36はワイヤ穴、37は
フツクである。そして、前記ラチエツト爪27
は、ラチエツト車24が矢印A24方向に回動する
際にこれと噛み合い、同方向に回動するのを防止
するようになつており、この両者24,27によ
り逆転防止装置5を形成している。巻上機6の作
用を原理的に説明すると、まず巻上げの場合はフ
ツク37に目的とする機器等を掛け、ハンドル3
4を持ち前記係合部35を被係合部32に係合
し、矢印A34方向に回すと、ドラム9は主軸22
との螺合により矢印A9方向に進ませられ、ラチ
エツト車24の摩擦部23と接し、進行を止めら
れる。主軸22をなおも同方向に回動させるとド
ラム9、ラチエツト車24は一体に回動してフツ
クワイヤ10を巻上げる。この場合主軸22の回
動を中断してもラチエツト爪27がラチエツト車
24と咬み合い、ドラム9は逆転しない。
次に巻き下げの場合はハンドル34を矢印A34
の反対方向に回動させると、ドラム9は、矢印
A9の反対方向に移動し、ギヤツプ33を解消さ
せ、ケーシング20に接して減速されつつ、フツ
クワイヤ10により引かれて回動する。(フツク
ワイヤ10は、フツク37に掛けられた機器の重
量により引かれる)そして、この回動により又矢
印A9方向に進み、摩擦部23に接して止り、再
びハンドル34を矢印A34の反対方向に回すこと
によりワイヤ10を巻き下げるのである。
次に、この装置の作用について述べると、この
装置は甲乙二人で用いる。一例として気動車の床
下に設けてある交流発電機(図示省略)の取り替
えの場合についてみると、初めに甲は第一支持部
2を、例えば台車床下の図示しない横梁に支持せ
しめる。この際横梁の形状に支持部2が合致しな
い場合はボルト穴13を適宜に選び、ボルトを用
いて、前記開口部14の位置を替えて合致せしめ
る。乙は第2支持部3を補助水槽等適宜な設置機
器(図示省略)の上部に載置する。甲は発電機に
前記フツク37を掛ける。乙はハンドル34によ
りワイヤ10を巻上げ、ワイヤ10を張つてお
く。
次に甲は発電機を気動車の図示しない台座から
取外す。
乙は発電機を若干巻き上げ、甲は前記台座から
発電機を離し、次に甲乙連絡し合つて、移動台8
の移動と、ハンドル34の操作により、すでに設
けてある他の機器の間をぬつて発電機を地上に下
す。そして取替え用発電機を吊り上げて取り付け
るには、前記作業を逆に行えばよい。
このように、この考案の装置によれば鉄道車輌
の機器着脱を安全に、かつ容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は鉄道車輌における機器着脱装置の斜視図、第2
図は同装置の巻上機の断面図である。 1……基体、2……第一支持部、3……第二支
持部、4……ガイド部、5……逆転防止装置、6
……巻上機、7……案内車、8……移動台、9…
…ドラム、10……フツクワイヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体1の両端に、夫々第一支持部2、第二支持
    部3を形成し、かつ該両支持部2,3間に移動用
    ガイド部4を形成し、該ガイド部4に、案内車7
    を有する移動台8を移動自在に設け、該移動台8
    に、逆転防止装置5を有する巻上機6を取付け、
    該巻上機6のドラム9にフツクワイヤ10の一端
    を固定し、該フツクワイヤ10を前記移動台8の
    案内車7に架け渡したことを特徴とする鉄道車輌
    における機器着脱装置。
JP851082U 1982-01-25 1982-01-25 鉄道車輌における機器着脱装置 Granted JPS58111667U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP851082U JPS58111667U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 鉄道車輌における機器着脱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP851082U JPS58111667U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 鉄道車輌における機器着脱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58111667U JPS58111667U (ja) 1983-07-29
JPS6337342Y2 true JPS6337342Y2 (ja) 1988-10-03

Family

ID=30021200

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP851082U Granted JPS58111667U (ja) 1982-01-25 1982-01-25 鉄道車輌における機器着脱装置

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JP (1) JPS58111667U (ja)

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Publication number Publication date
JPS58111667U (ja) 1983-07-29

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