JPS6337182Y2 - - Google Patents

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JPS6337182Y2
JPS6337182Y2 JP10656984U JP10656984U JPS6337182Y2 JP S6337182 Y2 JPS6337182 Y2 JP S6337182Y2 JP 10656984 U JP10656984 U JP 10656984U JP 10656984 U JP10656984 U JP 10656984U JP S6337182 Y2 JPS6337182 Y2 JP S6337182Y2
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JP
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core rod
handle
retaining
engaged
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JP10656984U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は手持工具用ハンドルに係わり、特に高
周波グラインダ等自らが振動する手持工具に取り
付けられて好適なハンドルに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、高周波グラインダ等自らが振動する手持
工具に取り付けられるハンドルの一例として、第
8図に示すものが知られている。
このハンドルは、工具本体にねじ等の連結手段
をもつて連結される連結部1と、この連結部1に
ゴム等の弾生材料からなる防震体2を介して取り
付けられた芯棒3と、この芯棒3の外周にゴムや
プラスチツク材料が取り付けられてなる把持部4
とから構成されるもので、作業者が把持部4を握
つたとき、芯棒3と連結部1との間に介在された
防震体2の作用により、工具本体の振動が作業者
へ伝わるのを防止する機能を果すものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、前記ハンドルにあつては、連結部1
と芯棒3とが単に防振体2によつてのみ連結され
た構成であるから、防振体2が経時変化により劣
化したり、外からの機械的あるいは熱的な影響に
より損傷されたりした場合、防震体2が切断し
て、連結部1およびそれに連結されている工具本
体が落下してしまうおそれがある。このとき、特
に工具本体が回転するようなものである場合であ
ると、作業者が負傷してしまうおそれもでてく
る。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、防震体が切断した場合で
あつても、工具本体が落下するおそれがない手持
工具用ハンドルを提供することにある。
〔問題を解決する手段〕
かかる目的を達成するために本考案では、連結
部に抜け止め部を設け、該抜け止め部を防震体に
貫通させるとともに、同抜け止め部の先端に設け
た被係合部を、芯棒に設けた係合部に所要の間隙
をもつて係合させている。
〔作用〕
本考案では、通常の場合抜け止め部が芯棒に接
しておらず、工具本体の振動が芯棒や把持部にま
で伝わることがなく、しかも防震体が切断した場
合であつても、抜け止め部先端の被係合部が、芯
棒の係合部に係合されるため、連結部および工具
本体が落下するおそれはない。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、後述する各実施例においては、第8図
で示す従来例と同一構成要素に同一符号を付し、
その説明を簡略化する。
第1図は本考案の第1実施例を示している。本
実施例のハンドルでは、連結部1の防震体2側中
央部に抜け止め部11が圧入あるいは接着剤等に
より固定されている。また芯棒12は中空状に形
成されている。抜け止め部11は防振体2を貫通
して芯棒12の内側まで延びており、また同抜け
止め部11の先端には外つば(被係合部)13が
形成されている。一方芯棒12の防震体2側端部
には内つば(係合部)14が形成され、この内つ
ば14の径1は、抜け止め部11の中央部分の
2よりも大きくかつ外つば13の径3よりも
小さく設定されている。したがつて抜け止め部1
1と芯棒12との間には通常間隙15が形成され
ており、この間隙15は工具本体が振動すると
き、抜け止め部11が芯棒12に接しない範囲内
に設定されている。
しかして、上記構成のハンドルによれば、通常
の場合抜け止め部11が芯棒12に接しておら
ず、工具本体側の振動が芯棒12や把持部4まで
伝わることはない。また経時変化による劣化や外
からの機械的あるいは熱的影響を受けて、防震体
2が切断した場合であつても、抜け止め部11の
外つば13が芯棒12の内つば14に係合するた
め、連結部1およびそれに連結されている工具本
体が落下することはない。
なお、上記実施例においては、抜け止め部11
を連結部1とは別体の部材によつて構成している
が、連結部1と一体構造としてもよい。
第2図および第3図は本考案の第2実施例を示
している。本実施例では、抜け止め部21の先端
に設けられた外つば(複係合部)22が六角形状
に形成されている(第3図参照)。また中空状の
芯棒23の防震体2側端部には、前記第1実施例
と同様に内つば(係合部)24が設けられてお
り、その第2図中左側内面25は、前記抜け止め
部21の外つば22に対応してそれよりも若干大
きい六角形状に形成されている。
しかして、上記構成のハンドルによれば、防震
体2が切断した場合に、外つば22が内つば24
に係合して、連結部1および工具本体の落下を防
止するほか、外つば22の側面が芯棒内面25に
当接し、これにより把持部4に対する連結部1お
よび工具本体の回り止めも行なう。
なお、上記実施例においては、外つば22およ
びそれに対応する芯棒内面25を六角形状として
いるが、これに限られることなく、例えば四角形
状あるいは半円形状でもよく、要は抜け止め部2
1と芯棒23との相対回転を防止し得る構成であ
ればよい。
第4図および第5図は本考案の第3実施例を示
している。本実施例では、抜け止め部31の先端
部分にピン(被係合部)32がそれを貫通した状
態で配置され、かつこのピン32の両端は中空状
の芯棒33の壁部に設けられた孔(係合部)3
4,34にそれぞれ挿通されている。また芯棒3
3の壁部に設けられた孔34,34の径は、ピン
32の径より大きくなるように設定されている。
しかして、上記構成のハンドルによれば、防震
体2が切断した場合に、ピン32が孔34の縁部
に係合して、第2実施例同様、連結部1および工
具本体の落下防止並びに回り止めを行なう。
なお、上記実施例においては、抜け止め部31
にピン32を設け、芯棒33の壁部にピン挿通用
孔34を設けているが、逆に第6図に示すよう
に、芯棒33にピン32を設けるとともに、抜け
止め部31にピン挿通用孔34を設けてもよい。
第7図は本考案の第4実施例を示している。本
実施例では、抜け止め部41の先端大径部(被係
合部)42が2又に分かれ、その分岐中空部分に
ピン43が配設され、このピン43は中空状芯棒
44と一体に成つている。また45は内つば(係
合部)である。本実施例においても前述した第2
実施例および第3実施例と同様な作用効果を有す
る。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、連結部に
抜け止め部を設け、この抜け止め部を防震体に貫
通させるとともに、抜け止め部の先端に設けた被
係合部を、芯棒に設けた係合部に所要の間隙をも
つて係合させた構成であるから、連結部に取り付
ける工具本体の振動が芯棒や把持部にまで伝わる
ことがなく、しかも防震体が切断した場合であつ
ても連結部および工具本体の落下を防止すること
ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案に係るハンドルを
示し、第1図は本考案の第1実施例の縦断側面
図、第2図は本考案の第2実施例の縦断側面図、
第3図は第2図の−線に沿う断面図、第4図
は本考案の第3実施例の縦断側面図、第5図は第
4図の−線に沿う断面図、第6図は第3実施
例の変形例を示す要部の断面図、第7図は本考案
の第4実施例の要部の断面図、第8図はハンドル
の一従来例を示す図である。 1……連結部、2……防震体、4……把持部、
11……抜け止め部、12……芯棒、13……外
つば(被係合部)、14……内つば(係合部)、1
5……間隙、21……抜け止め部、22……外つ
ば(被係合部)、23……芯棒、24……内つば
(係合部)、31……抜け止め部、32……ピン
(被係合部)、33……芯棒、34……孔(係合
部)、41……抜け止め部、42……大径部(被
係合部)、43……ピン、44……芯棒、45…
…内つば(係合部)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 工具本体に連結される連結部と、該連結部にゴ
    ム等の防震体を介して取り付けられた芯棒と、該
    芯棒の外周に設けられた把持部とを備える手持工
    具用ハンドルにおいて、前記連結部には抜け止め
    部が設けられ、該抜け止め部は前記防震体を貫通
    し、かつその先端に設けられた被係合部が前記芯
    棒に設けられた係合部に所要の間隙をもつて係合
    されていることを特徴とする手持工具用ハンド
    ル。
JP10656984U 1984-07-14 1984-07-14 手持工具用ハンドル Granted JPS6124183U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10656984U JPS6124183U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 手持工具用ハンドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10656984U JPS6124183U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 手持工具用ハンドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6124183U JPS6124183U (ja) 1986-02-13
JPS6337182Y2 true JPS6337182Y2 (ja) 1988-10-03

Family

ID=30665850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10656984U Granted JPS6124183U (ja) 1984-07-14 1984-07-14 手持工具用ハンドル

Country Status (1)

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JP (1) JPS6124183U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6124183U (ja) 1986-02-13

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