JPS6337096Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6337096Y2
JPS6337096Y2 JP18052483U JP18052483U JPS6337096Y2 JP S6337096 Y2 JPS6337096 Y2 JP S6337096Y2 JP 18052483 U JP18052483 U JP 18052483U JP 18052483 U JP18052483 U JP 18052483U JP S6337096 Y2 JPS6337096 Y2 JP S6337096Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
injection
tip
aerosol
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18052483U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6086475U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP18052483U priority Critical patent/JPS6086475U/ja
Publication of JPS6086475U publication Critical patent/JPS6086475U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6337096Y2 publication Critical patent/JPS6337096Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)
  • Nozzles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、畳内部に生息するダニ等の害虫を駆
除するための畳内噴射針を備え、畳内における噴
射と空中における通常の噴射とを選択的に行うこ
ととがきるエアゾルアダプターに関するものであ
る。
第1図は従来の畳内噴射用のエアゾルアダプタ
ーの一例を示すものであつて、1はエアゾル噴射
容器、2はエアゾル噴射容器1の頭部に取付けら
れた筒状のケースで、その上端には内向きのフラ
ンジ20が形成されている。3は図示されていな
いエアルの噴射部に連通する噴射針で、針先側が
ケース2から突出し、この突出部分の側部には噴
出孔31が形成されている。4は安全のために噴
射針3をカバーする保護カバーで、その下端部が
前記ケース2の内向きフランジ20へ抜止め状に
係止された状態で図示されていないばねにより常
時上方へ押厚され、上端中心部には噴射針の突出
口440が設けられている。前記保護カバー4
は、常時は第1図二点鎖線で示す状態にケース2
から突出しているが、その先端を図示されていな
い畳に押付けると、保護カバー4がばねの弾力に
抗して後退しつつ針3が突出口40から突出して
畳内へ刺し込まれ、保護カバー4が一定の位置ま
で後退すると図示されていない噴射バルブが開放
され、噴射針3の噴出孔31を通じて畳内にエア
ゾルが噴射されるようになつている。
上記のエアゾルアダプターは、畳内への噴射に
は適しているが、空中における通常の噴射ができ
ない欠点を有している。
上記のような欠点を解消するものとしては、エ
アゾル噴射容器の頭部へ噴射部を囲む状態に環筒
状のケースを取付け、このケースの側部にコツク
ケースを固定するともに、このコツクケース内に
前記ケースを経てエアゾルの噴射部へ連通する球
関節接合状の四方コツクを取付け、この四方コツ
クの一方の流通路を柔軟なコイルチユーブを介し
て前記の例におけると同様な噴射針へ連通させた
エアゾルアダプターが提供されている。このエア
ゾルアダプターは、前記四方コツクの一方の流通
路をエアゾルの噴射部へ連通させ、畳内に噴射針
を突き刺し、前記環筒状のケースの中心部に設け
られた噴射バルブ操作ボタンを押して畳内にエア
ゾルを噴射し、空中における通常の噴射の場合に
は、前記四方コツク他方の流通路を噴射部へ連通
させ、該他方の流通路からエアゾルを噴射するも
のである。しかしながらこのアダプターは、切換
え構造が複雑なばかりでなく、噴射時に四方コツ
クがどちらの流通路に接続しているかいちいち確
かめたり、あるいはコツクを切換える操作等が必
要である。また畳内噴射時においては、コイルチ
ユーブの自重や噴射針を畳内へ突き刺す操作等に
よつて、四方コツクが空中における通常のエアゾ
ル噴射への切替方向に引つ張られるために、コツ
クの姿勢が中途半端、即ち、四方コツクのいずれ
の流通路もエアゾルの噴射部へ連通していない状
態になり易く、この場合にはコツクの球関節状接
合部分からガスが漏れ、該部分でいわゆる液だれ
を生ずる等の欠点があつた。
本考案の目的は前述のようなエアゾルアダプタ
ーの欠点を解消すること、即ち、簡単な構造であ
つて、切換え操作なしに畳内への噴射と通常の空
中噴射を選択的に行なうことができ、切換え不良
による液だれを生じないエアゾルアダプターを提
供することにある。
本考案に係るエアゾルアダプターは、基端部が
エアゾル噴射容器の噴射部へ取付けられた状態に
おいて先端部分の針先部を除く部分の側部に前記
噴射部へ連通する適数の噴出孔が形成された噴射
針と、該噴射針へ前記先端部分をカバーしかつ該
先端部分からの抜け出しが阻止された状態で装着
された軸方向に可動なカラー状の針カバーと、該
針カバーを前記噴射針の針先方向へ押圧するばね
等の弾性体と、前記エアゾル噴射容器の噴射バル
ブを操作する操作手段と、を備え、前記針カバー
には該針カバーが前記弾性体で押厚された状態に
おいて前記噴射針の噴出孔の少なくとも一つを該
針カバー外部に通じさせるノズル部を形成したこ
とを特徴としている。
第2図以下を参照しながらその実施例を説明す
る。尚、第1図のものと同一部材についてはそれ
らと同一の符号を用いる。
第2図〜第4図はその一例を示しており、エア
ゾル噴射容器1の上端には噴射部11が形成さ
れ、この噴射部11には図示しないエアゾルの噴
射バルブを開閉するための押しボタン形式の操作
手段6が取付けられる。
基端が前記噴射部11へ取付けられる噴射針3
には、取付け状態において前記噴射部11へ連通
する適数の噴出孔31が先端部分の針先部30除
く部分の側部へ形成され、前記先端部分をカバー
する略カラー状の針カバー7が針3に沿つて可動
に、即ち軸方向へ可動な状態に装着されている。
前記針カバー7は、適当な手段でで噴射針3の
前記先端部分からの抜け出しが阻止された状態で
装着され、前記操作手段6の側部に形成された座
ぐり状部61と針カバー7との間に圧縮介入され
たコイルばねよりなる弾性体8によつて、噴射針
3の針先方向へ常時押圧されており、針カバー7
の内側壁には、この押圧状態において噴射針3の
前記噴出孔31の一を針カバー7の外部に通じさ
せる孔71よりなるノズル部70が形成されてい
る。
前記のノズル部70を構成する孔71ははカバ
ー7の内側壁よりカバー7の先端面、即ち第3図
左端面へ通ずるように形成されているが、カバー
7の側面、即ち第3図において上面へ通ずるよう
に形成してもよい。また、操作手段6の側部に形
成した座ぐり状部61は前記のように一種のばね
受けであるが、これに換えて噴射針3へ図示しな
いばね受けのための鍔を設けてもよい。
この実施例においては、エアゾル噴射容器1の
上端部に弾性体8をカバーするケース9を固定
し、このケース9に形成された案内孔90から針
カバー7を噴射針3の前記先端部分とともに突出
させ、針カバー7の基端部に形成した鍔状部72
を前記ケース9の案内孔90の内縁に係止するこ
とによつて、針カバー7が噴射針3の前記先端部
分から抜け出すのを阻止している。
前記実施例のエアゾルアダプターにおいて、針
カバー7を円筒形に形成した場合ででも、弾性体
8の弾力が加わることにより、カバー7がはずみ
等により噴射針3に対し回ることはまれである
が、針カバー7が針3に対して回ると針3の噴出
孔31とノズル部70が一致しなくなるので、コ
イルばねよりなる弾性体8の両端をそれぞれ針カ
バー7及び操作手段6のざぐり状部61へ接着等
により固定するとか、又は、針カバー7の断面形
状とケース9の案内孔90の形状とを楕円形又は
多角形に形成するととか、あるいは針3の外周面
と針カバー7の内周面とに長手方向へ沿つて嵌合
するガイドを形成するとか、その他の適当な手段
によつて針カバー7を噴射針3に対して軸方向に
のみスライドするように装着するのが望ましい。
前記のエアゾルアダプターを取付けたエアゾル
噴射容器1は、第3図の状態において押しボタン
形式の操作手段6を同図矢印aの方向に押すと、
同図矢印bのように針カバー7のノズル部70を
通じて通常のエアゾル噴射が行なわれる。また、
第4図のように針カバー7の先端を畳Aに押付け
て針カバー7を弾性体8に抗して噴射部11の方
向に後退させ、同図矢印cの方向に操作手段6を
押すと、針3の噴出孔31から直接畳A内にエア
ゾルが噴射される。しかして、このエアゾルアダ
プターには通常の噴射と畳内における噴射とを選
択する場合の特別な切換え機構がなく、その切換
え操作なしに両様の噴射を選択的になうことがで
きる。
第5図は針カバー7の噴射針3先端部分からの
抜止め手段の他の例を示したもので、針カバー7
の先端部に該カバー7の内径より大径な座ぐり状
部73を形成するとともに、噴射針3の針先部3
0を縦断面菱形状又は疑似菱形状に他の部分より
太く形成し、この針先部30へ前記座ぐり状部7
3を係止させたものである。この例では前記実施
例におけるようなケース9を特に必要としない。
第6図及び第7図は針カバー7におけるノズル
部70の変形例を示したもので、第6図は針ガバ
ー7の先端部に噴射針3の噴出孔31をケース7
の外部に通じさせるように針3を中心として針先
方向へ徐々に拡開する円錐台又は角錐台形のくり
抜き状の穴74を形成し、これをノズル部70と
したものであり、畳内以外の通常の噴射の場合エ
アゾルはくり抜き状の穴74の傾斜した側壁に沿
つて同図矢印のように噴射される。第7図の例
は、針カバー7の先端部に針3の噴出孔31を外
部に通じさせるように針カバー7の内径より太口
径のくり抜き状の穴75を形成してこれをノズル
部70とし、針3のの畳内への刺し込み時に噴出
孔31に塵芥が入り込まないように針先部30を
他の部分より縦断面菱形状または疑似菱形状に太
く形成するとともに、この針先部30に連続して
噴出孔31を針先方向へ傾斜した状態に形成した
もので、通常の噴射の場合エアゾルはくり抜き状
の穴75を通じて同図矢印のように噴射される。
第5図〜第7図の例においてエアゾルの噴射要
領は前記第2図〜第4図の例と略同じなのでそれ
らの説明は省略する。
本考案に係るエアゾルアダプターは、構造が従
来のものに比べて簡単であり、これをエアゾル噴
射容器へ取付けることにより、特に切換えのため
の操作を必要としない通常のエアゾル噴射と畳内
へのエアゾル噴射を選択択して行なうことがで
き、また、噴射時に液だれを生じない等の効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の畳内噴射用エアゾルアダプター
の第一例を示す斜面図、第2図は本考案に係るエ
アゾルアダプターを噴射容器に取付けた状態の斜
面図、第3図は第2図の例の縦断面図、第4図は
その畳内噴射時の縦断面図、第5図は本考案の他
の実施例を示す要部の縦断面図、第6図及び第7
図は本考案の更に他の実施例を示す要部の縦断面
図である。 図中主要符号の説明、1はエアゾル噴射容器、
11は噴射部、3は噴射針、30は針先部、31
は噴出孔、6は操作手段、7は針カバー、70は
ノズル部、71は孔、74,75はくり抜き状の
穴、8はばね等の弾性体である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 基端部がエアゾル噴射容器の噴射部へ取付け
    られた状態において先端部分の針先部を除く部
    分の側部に前記噴射部へ連通する適数の噴出孔
    が形成された噴射針と、該噴射針へ前記先端部
    分をカバーしかつ該先端部分からの抜け出しが
    阻止された状態で装着された軸方向に可動なカ
    ラー状の針カバーと、該針カバーを前記噴射針
    の針先方向へ押圧するばね等の弾性体と、前記
    エアゾル噴射容器の噴射バルブを操作する操作
    手段と、を備え、前記針カバーには該針カバー
    が前記弾性体で押厚された状態において前記噴
    射針の噴出孔の少なくとも一つを該針カバー外
    部に通じさせるノズル部を形成したことを特徴
    とする畳内噴射針を備えたエアゾルアダプタ
    ー。 (2) ノズル部が針カバーの内側壁から該針カバー
    の外部に通ずる孔である。実用新案登録請求の
    範囲第1項に記載の畳内噴射針を備えたエアゾ
    ルアダプター。 (3) ノズル部が噴射針を中心として針先方向へ当
    該針カバーの内径より大きく開口したくり抜き
    状の穴である。実用新案登録請求の範囲第1項
    に記載の畳内噴射針を備えたエアゾルアダプタ
    ー。 (4) くり抜き状の穴が針先方向へ徐々に拡開した
    略円錐台形又は角錐台形である、実用新案登録
    請求の範囲第3項に記載の畳内噴射針を備えた
    エアゾルアダプター。 (5) 噴射針の針先部が他の部分より縦断面略菱形
    又は疑似菱形状に太く形成され、この針先部に
    略連続して針先方向へ傾斜した状態に噴出孔が
    形成された、実用新案登録請求の範囲第3項に
    記載の畳内噴射針を備えたエアゾルアダプタ
    ー。
JP18052483U 1983-11-22 1983-11-22 畳内噴射針を備えたエアゾルアダプタ− Granted JPS6086475U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18052483U JPS6086475U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 畳内噴射針を備えたエアゾルアダプタ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18052483U JPS6086475U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 畳内噴射針を備えたエアゾルアダプタ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6086475U JPS6086475U (ja) 1985-06-14
JPS6337096Y2 true JPS6337096Y2 (ja) 1988-09-30

Family

ID=30391408

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18052483U Granted JPS6086475U (ja) 1983-11-22 1983-11-22 畳内噴射針を備えたエアゾルアダプタ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6086475U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5867634B1 (ja) * 2015-02-13 2016-02-24 明秀 東畑 可変ノズル

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6086475U (ja) 1985-06-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4572410A (en) Safety actuator for an aerosol valve
US3612706A (en) Self-propelled toothbrush
JP3924821B2 (ja) 液体噴出ポンプ
JPS6337096Y2 (ja)
JP3626077B2 (ja) ヘッドランプクリーナー
JPH08296Y2 (ja) 噴射ボタン
JPH02100666U (ja)
JP3678857B2 (ja) 液体噴出ポンプ
JP4026025B2 (ja) 液体噴出ポンプ
JPH1043646A (ja) 液体噴出ポンプ
JPS62159357U (ja)
JP2502568Y2 (ja) 先端ストップ式噴射頭を有する押ボタン式噴射装置
JP3250069B2 (ja) エアゾール容器
JP3638046B2 (ja) エアゾール式液体噴出容器
JPH082130Y2 (ja) 液体噴出容器
JP3886680B2 (ja) 噴霧容器
JP3976886B2 (ja) 手動噴霧容器
JPS6028520Y2 (ja) 液体噴出器
JPH11114459A (ja) 可動弁を内蔵したエアゾール噴出装置
JPH0282357U (ja)
JP3162899B2 (ja) 上向噴射用のエアゾール装置
JPH10211947A (ja) 液体噴出ポンプ用の支持ケース
JPH0474552U (ja)
JPH044080U (ja)
JPH0356585U (ja)