JPS6337039A

JPS6337039A - 紙葉類の集積／繰出し装置

Info

Publication number: JPS6337039A
Application number: JP18227386A
Authority: JP
Inventors: Koji Matsuzaka; 松阪　広次
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1986-08-01
Filing date: 1986-08-01
Publication date: 1988-02-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）発明の分野この発明は、例えば銀行業務に用いられる自動預金支払
機に内蔵され、該機内部の紙幣ストア部に紙幣を集積し
、また繰出すための紙葉類の集積／繰出し装置に関する
。

（ロ）発明の背景従来、紙葉類をストア部より繰出し、および集積処理づ
る兼用形の出入れ装置は、繰出し用として、外周面に高
摩擦材を備えた繰出しローラを配設し、この繰出しロー
ラの接触作用によってストア部より紙葉類を繰出すよう
に設け、集積用として、外周面に多数の羽根を備えた羽
根車を配設し、この羽根車のはたきこみ作用によってス
トア部に導かれた紙葉類を取込むように設りている。

しかし、これら繰出しローラや羽根車は各々独立してス
トア部の繰出し位置と取込み位置とに別々に配設される
分離構成のため、大きな配設スペースを要して装置全体
が人望化し、また構造が複雑化してコスト高となる問題
を有していた。

（ハ）発明の目的この発明は、紙葉類の繰出し機構と取込み集積機構とを
、同一箇所に、効率よくコンパクトに装備できる紙葉類
の集積／繰出し装置の提供を目的とする。

（ニ）発明の要約この考案は、紙葉類ストア部の紙葉類出入口に、紙葉類
の受入れ四部を備えた集積用ローラと、紙葉類繰出し用
の高Ｆｓ擦材を外周面に備えた繰出し用回転部材とを同
軸に配置し、これら集積用ローラと繰出し用回転部材と
を別々の駆動系で独立的に駆動するようにしだ紙葉類の
集積／ｌｉＡ出し装置に関する。

（ホ）発明の効果この発明によれば、集積用ローラと繰出し用回転部材と
が紙葉類ストア部の出入口に同軸に装備され、紙葉類の
集積と繰出しを別々の駆動系で選択制御するようにした
から、紙葉類の集積／繰出し構造が極めて筒素化された
コンパクトなものとなり、装置全体の小型化、ならびに
低コスト化を図ることができる。

（へ）発明の実施例以下、この発明の一実施例を以下図面に基づいて説明す
る。

図面は紙幣ストア部の出入装置を示し、第１図および第
２図において、紙幣１１のストア部１２は、この紙幣を
横長の立姿で重ねた状態で押圧板１３にもたれさせて受
台１４上に整列収納し、押圧１３はスプリング１５によ
り紙幣を前方に付勢している。

上述のストア部１２の付勢移送側には、紙幣の取込み集
積動作を行なう集積用ロー５１６を対設しており、この
集積用ローラ１６は、ローラ外周部に収納用の受入れ凹
部１８とを兼ね備えている。

この集積用ローラ１６は第３図で明らかなように、紙幣
の搬送幅に対応して左右一対設けられ、その間に同じく
左右一対の繰出し用回転部材３０が配置される。そして
、集積用ローラ１６Ｊ３よび繰出し用回転部材３０は同
軸上に配置され、そのため集積用ローラ１６を固装した
回転軸２３に対し、繰出し用回転部材１７を固装した中
空回転軸３１が套嵌され、しかして筒回転４＊２３．３
１が別々に回転可能とされる。

繰出し用回転部材３０は第２図で明らかなように扇形部
材であり、その外周部に繰出し用の高摩擦材３２を備え
る。高摩擦材３２はゴム材等の紙幣よりも摩擦係数の高
い材質の部材で、繰出し用回転部材３０の一回転で紙幣
を１枚出しするように設（）ている。

そのため駆動モータＭ１の駆動力を駆動ベルト３４を介
し中空回転軸３１に入力するようになされている。この
紙幣繰出し時には集積用［１−ラ１６が回転しないこと
は勿論である。

しかし、上記高摩擦材３２は繰出し用回転部材３０の外
周部全域に設けるのではなく、その回転方向の後部側３
３は紙幣よりも摩擦係数の低い、例えば金属で構成して
、繰出される紙幣にこれに後続する紙幣が引きずられて
繰出されないようにする。

また、繰出し用回転部材３０に対応して、受台１４の前
端部に２枚出し規制用の分離パッド１つが備えられる。

分離パッド１９は紙幣および前）ホの高Ｉ！Ｊ擦材３２
よりも摩擦係数の高い、例えば高硬度ゴムで製作され、
繰出し用回転部材３０によって繰出される紙幣が２枚重
なっている時に、この２枚のうち分離パッド側紙幣に制
動を加え、確実に１枚出しされるようにする。

″　　さらに、この繰出し回転部材３０より゛後段側の
繰出し方向には、繰出された紙幣１１を挟持搬送する上
下一対の繰出しベルト２０および繰出し検知センサＳ１
を配設している。

一方、受入れ凹部１８は、ローラ外周面に沿って紙幣を
受入れ可能な円弧形の切溝を周方向に４等分して形成し
ており、１／４回転毎に紙幣を受入れるように設定して
いる。

このとき、凹部１８の周面開放部１８ａと対向する受入
れ方向には、紙幣１１を挟持搬送する上下一対の集積ベ
ルト２１の終端側を対向させて配設し、その取込み状態
を集積センサＳ２で検知する。

集積ローラ１６は、駆動モータＭ２の駆動力をローラ駆
動ベルト２４を介し回転軸２３に入力することで回転駆
動される。

一方、集積ベルト２１を介して上述の受入れ凹部１８に
突入した紙幣は、先端側が該凹部１８の閉鎖側で受止め
られる。この閉鎖側と集積センサＳ２との間は紙幣長さ
と同一に設定され紙幣が集積センサＳ２を通過り“ると
、上記駆妨モータＭ２によって集積用ローラ１６が１／
４回転を行うと同時に、ゲートソレノイド２６の励磁時
でゲートレバー２５が後述のように突出して紙幣出口を
閉じ、集積される紙幣がそのまま出口から繰出されない
ようにする。

上）ホのゲートレバー２５は、平板状を有して受台１４
の前部に配設され、ソレノイド２６の駆動操作によって
、該・受台１４に沿って前後方向に進退自在に設けられ
、前進位置では、ゲートレバー２５の前縁櫛南部が、こ
れにり前方側に対向する一対の集積用ローラ１６．１６
の受入れ凹部１８と交差する位置まで前進する。

これにより、受入れ凹部１８に受入れられた紙幣の先端
部が、ローラ回転時に、ゲートレバー２５上に当接して
、受台１４上に収納さ、れた紙幣の前端面側で位置規制
され、さらにこの位置規制後に回転するロー５１６の回
転作用□によって、紙幣は受入れ凹部１８より抜取られ
て、ストア部１２に残存する形で収納される。この前進
動作は、通常、ソレノイド２６のＯＦＦ状態で、ゲート
復帰バネ２７が作用して、前進動作させている。

また、ソレノイド２６をＯＮ動作したゲートレバー後退
位買では、ストア部１２の前端面に位置する紙幣１１を
繰出し許容する位置まで後退動作させる。図中、２８は
ゲートガイド板、２９は繰出しガイド板である。

第４図は紙幣ストア部の出入れ装置の制御回路ブロック
図を示し、ＣＰＬＪ３５はＲＯＭ３６に格納されたプロ
グラムに沿って各回路装置を制御し、その制御データを
ＲＡＭ３７で記憶し、かつ読出す。

繰出しベルト駆動モータＭ３は、繰出しベル１−２０を
駆動し、繰出し用回転部材３０によってストア部１２よ
り繰出された紙幣１１を後段に挟持搬送する。

取込みベルト駆動モータＭ４は、取込みベルト２１を駆
動し、前段より導かれた紙幣をストア部１２に挟持搬送
する。

このように構成された紙幣ストア部の出入装置の処理動
作を第５図および第６図を参照して説明する。

第５図は紙幣の集積動作を示し、集積指令により、第１ステツプ４１で、集積ベルト２１がモータＭ４で駆
動されて、集積方向に駆動され、第２ステツプ４２で集
積セン９−８２が紙幣を検知するに伴いソレノイド２６
がＯＮされ、ゲートレバー２５が前進する。

第３ステツプ４３で、集積センサＳ２が１枚の紙幣通過
を検知すると、第４ステツ７４４で集積ローラ１６が１
／４回転し□、ストア部１２に紙幣を送込み、この動作
が集積ベルト２１で紙幣がｉられてくる毎に繰返される
。そして、第５ステツプ４５で１処理分の紙幣の集積が
完了したことが確認されると、第６ステツプ４６でさら
に集積ローラ１６が１／４回転して受入れ凹部１８から
最終の集積紙幣をストア部１２に抜取る。

その後に第７、第８ステップ４７．４８でソレノイド２
６がＯＦＦされ、集積ベルト２１の駆動モータＭ４が停
止され、１取引に対する繰出し処理を完了する。

第６図は紙幣の繰出し処理を示し、出金指令が入ると、
第１ステツプ５１で、繰出しベルト２０が駆動モータＭ
３で駆動されると共に、第２ステップ５２繰出し用回転
部材３０が駆動モータＭ１で一回転され、１枚分の紙幣
が繰出される。

この紙幣繰出しを繰出しセンサＳ１が第３ステツプ５３
で検出する。このような紙幣繰出し、−作が指令によっ
て゛設定された回数繰返されたのち、第４スデツプ５４
で１処理分の紙幣の繰出しが確認されると、第５スデツ
ブ５５で駆ｉモータＭ１による繰出し用回転部材３０の
回転が停止される。

上述のように、集積用ローラと繰出し用回転部材とがス
トア部の出入部に、同軸に配備されズいるため、紙幣の
出入れ構造が極めで（”１Ｍ化したコンパクトな構成と
なり、装置全体の小型化、ならびに筒中な構成に基づい
て確実に低コスト化することができる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示し、第１図は紙幣コメ１〜部の集積／Ｉｉ！出し装置をホブ
要部側面図、第２図は特に繰出し機構部分の要部側面図、第３図は集
積／ｉｌ！出し装置の平面図、第４図は集積／繰出し装
置の制御回路ブロック図、第５図は集積処理動作のフロ
ーチャート、第６図は繰出し処理動作のフローチャート
である。１２・・・ストア部　　　　１６・・・ｉＪ：、Ｖ４用
ローラ１８・・・受入れ凹部３０・・・繰出し用回転部材Ｍｌ　、Ｍ２・・・駆動モータ第１図紙幣ストア部の見積／繰七ｔ４ｉＩと示すｔ郡４す面図
１６・・・東積阿ロー２１８・・・冬入れ凹部３０・・・繰出し門回鴨腎林Ｍｌ・・・届Ｒ１ｎモー７１．１７６図

Claims

【特許請求の範囲】１、紙葉類ストア部の紙葉類出入口に、紙葉類の受入れ
凹部を備えた集積用ローラと、紙葉類繰出し用の高摩擦材を外周面に備えた繰出し用回転部材とを同軸に配置し、これら集積用ローラと繰出し用回転部材とを別々の駆動系で独立的に駆動するようにした紙葉類の集積／繰出し装置。