JP3351858B2 - 紙葉類計数装置 - Google Patents
紙葉類計数装置Info
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Description
知が容易な紙葉類計数装置に係り、特にリジェクト対象
紙葉の識別検知・取出しが容易で、検知後に継続計数を
行ない得る紙葉類計数装置に関する。
を検出してバッチ処理を行なうことができる他、混合紙
幣計数機として使用する場合には、混合紙幣3金種を正
確に計数し、毎分数百枚の割合で合計金額を計算すると
ともに金種別の合計および枚数を表示することができ
る。従来の紙葉類計数装置は、加算機能・プリセット計
数や連続計数機能を備える他、指定した特定紙葉だけの
計数も行ない得るようになっている。
として使用する場合において、指定金種以外のリジェク
ト対象紙葉が混入している場合の取扱いは、スタッカ収
納部の設置数によって異なる。
か備えない場合には、センサ手段がリジェクト対象紙葉
を検知すると、計数動作を自動停止させてスタッカ羽根
車の回転を停止させ、オペレータがリジェクト対象紙葉
をスタッカ収納部から取り出して目視判定を行なうよう
になっている。
納部を備えている場合には、リジェクト対象紙葉をセン
サ手段が検知すると、振分けゲートを作動させて、リジ
ェクト対象紙葉を計数される紙葉から分離せしめられて
別のスタッカ収納部に案内している。リジェクト対象紙
葉を別のスタッカ収納部に案内することで取り除くこと
ができ、紙葉類の計数作業をそのまま続行することがで
きる。
収納部を備えている場合には、振分けゲートを備えなけ
ればならず、構造的にも複雑になって大型化し、機械寸
法も大きく、コストアップの要因となっている。
において、スタッカ収納部を1つしか備えない場合に
は、振分けゲートも不要となり、小型・コンパクト化を
図ることができる。そして、リジェクト対象紙葉が検出
された場合、スタッカ羽根車の回転が停止せしめられ
る。しかし、スタッカ羽根車の停止後の操作は、紙葉類
計数装置の制御方式によって種々異なり、取扱いが複雑
で、一様でなく、紙葉類の計数を効率よく連続的に続行
させることが困難であった。
ジェクト対象紙葉が1枚検知された場合、スタッカ羽根
車の停止が一様でないため、紙葉類をそのまま継続計数
させると、次のように種々のケースが考えられる。
作方法が紙葉類計数装置の制御方式により種々異なり、
煩雑なため、紙葉類をそのまま継続計数すると間違いが
生じ易い。このため、リジェクト対象紙葉を見つけ出し
て取り除いた後、再度初めから紙葉類の計数をやり直し
ており、計数作業の能率化や効率化を図るまで障害とな
っていた。
たもので、リジェクト対象紙葉を容易に検知して除去
し、計数作業の能率化や効率化を図ることができる紙葉
類計数装置を提供することを目的とする。
を容易に取り除いて紙葉類の継続計数を行なうことがで
き、小型・コンパクト化が図れる紙葉類計数装置を提供
するにある。
装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記
載したように、本体ケーシングと、この本体ケーシング
の上部に設けられ、給紙される紙葉を堆積する給紙ホッ
パ手段と、この給紙ホッパ手段に堆積された紙葉を1枚
ずつ繰り出す繰出手段と、繰り出された紙葉の案内路に
設けられ、搬送される紙葉の真偽や種類を判別する判定
センサ手段と、このセンサ手段にて判別された紙葉を送
り出すスタッカ羽根車と、このスタッカ羽根車から送り
出される紙葉を収納するスタッカ収納手段とを備え、前
記スタッカ羽根車の回転シャフトに前記判定センサ手段
からの検出信号により回転シャフトの作動制御を行なう
クラッチ・ブレーキ装置を設け、このクラッチ・ブレー
キ装置により前記判定センサ手段が検出したリジェクト
対象紙葉を非計数状態でスタッカ羽根車上に停止させ、
保持させたものである。
発明に係る紙葉類計数装置は、請求項1の記載内容に加
えて、請求項2に記載したように、スタッカ収納手段は
1つのスタッカ収納部をスタッカ羽根車の下流側に備
え、上記スタッカ羽根車の作動制御を行なうクラッチ・
ブレーキ装置には電磁ブレーキが備えられ、電磁ブレー
キは判定センサ手段を通過したリジェクト対象紙葉がス
タッカ羽根車上に停止して保持されるように搬送タイミ
ングをとって駆動停止が制御されるものであり、さら
に、請求項3に記載したように、本体ケーシング内に駆
動モータが設けられ、この駆動モータは、繰出手段の繰
出ドラムおよび給紙ホッパ手段の送込みローラを動力伝
達装置を介して駆動させる一方、減速機能を備えた動力
伝達装置からクラッチ機構を介してスタッカ羽根車の回
転シャフトに連結されたものである。
羽根車の回転軸にクラッチ・ブレーキ装置を設け、この
クラッチ・ブレーキ装置により判定センサ手段が検出し
たリジェクト対象紙葉をスタッカ羽根車上に停止させ、
スタッカ収納手段に案内することなくスタッカ羽根車上
に保持したので、リジェクト対象紙葉の識別が容易で、
容易に取り除くことができる。
スタッカ羽根車上に停止され、保持されるので、スタッ
カ羽根車を取り除くことで紙葉類の計数をそのまま続行
させることができ、計数作業の能率化や効率化を図るこ
とができる。
納手段に1つのスタッカ収納部を備えただけであるか
ら、構造が簡素化されて小型・コンパクト化を図ること
ができ、生産コストを下げることができる一方、紙葉類
計数装置の給紙ホッパ手段や繰出手段、スタッカ羽根車
を共通の駆動モータで駆動させることができ、駆動モー
タを個別に設ける必要がないので、小型・コンパクト化
が図れ、経済的である。
例について添付図面を参照して説明する。
数装置の一例を示す斜視図および全体側面図である。こ
の紙葉類計数装置は卓上型で紙幣や商品券、株券、チケ
ット類等の紙葉類(プラスチック等の樹脂製ペーパ類も
含む)の枚数をカウントすることができる一方、この紙
葉類計数装置を紙幣計数機として用いた場合には、複数
金種、例えば3金種の紙幣を混合計数して金額と枚数表
示を同時に行ない得る他、指定金種だけの紙幣の計数や
プリセット計数・連続計数、加算計数を行ない得る機能
を備えている。
ように、本体ケーシング10を備え、この本体ケーシン
グ10内に装置全体を駆動する駆動モータ11が備えら
れる。
12および表示パネル13が設けられる。操作パネル1
2は例えば運転設定パネル14と運転モード選択パネル
15とに分けられ、運転設定パネル14にはスタート/
ストップボタン17やテンキーボタン等の計数枚数設定
ボタン18や金種設定ボタン19が設けられる。また、
モード選択パネル15には、例えば枚数表示切換ボタン
20や金額表示切換ボタン21、加算計数ボタン22、
継続運転ボタン23、自動運転ボタン24、クリアボタ
ン25が設けられ、各ボタン操作により種々の運転モー
ドが選択される。自動運転ボタン24は1枚目に来た紙
葉を自動的にモード設定し、カウントするものである。
の枚数表示欄27やプリセット枚数表示欄28が設けら
れている。
に、本体ケーシング10の頂部前面側に給紙ホッパ手段
30が設けられる。この給紙ホッパ手段30は紙幣等の
紙葉類を積層状態に堆積保持する給紙ホッパ31を備
え、この給紙ホッパ31に堆積された紙葉類は送込みロ
ーラ32により底部のものから1枚ずつ順次送り出され
るようになっている。
れた紙葉類を繰り出す繰出手段34が設けられ、この繰
出手段34にて紙葉類を1枚ずつ繰り出すようになって
いる。繰出手段34は繰出ドラム35と、この繰出ドラ
ム35から重ね合されて繰り出される二重送りを防止す
るストップローラ36と、ストップローラ36の上流側
で送り込まれる紙葉類を案内する補助ローラとしての紙
押えローラ37とを有する。
間隙は、隙間調整機構39により調節される。隙間調整
機構39は本体ケーシング10の頂部(または側面でも
よい)に固定される固定枠40と、この固定枠40の支
点A廻りに回動可能に設けられ、ストップローラ36を
支持する支持枠41と、この支持枠41に設けられたス
トッパ43と、ストッパ43の位置を規制する調節ダイ
アル44と、繰出ドラム35からストップローラ36の
逃げを保証する逃げスプリング45とを備えている。調
節ダイアル44の操作により繰出ドラム35とストップ
ローラ36との間隙が調節され、紙葉類の二重送りが防
止される。
類は、案内路47に沿って案内される。この案内路47
は繰出しドラム35と弧状のガイドプレート48とによ
り形成される弧状の案内路49と、この案内路49に続
く直線状の案内路50とに分けられ、繰出ドラム35か
ら繰り出された紙葉類は弧状の案内路49を通って反転
した後、直線状の案内路50を通り、フィードローラと
して上下対をなす搬送ローラ52,53にて高速にて引
き出される。対をなす搬送ローラ52,53の周速は、
繰出ドラム35の周速の1.5倍以上、例えば1.6倍
である。なお、符号54は中間ガイドローラである。
される紙葉類はスタッカ羽根車55に送られ、このスタ
ッカ羽根車55によりスタッカ収納手段56に案内さ
れ、このスタッカ収納手段56の1つのスタッカ収納部
57に順次堆積される。スタッカ収納部57には、スタ
ッカ受けプレート58が支点B廻りに回動自在に支持さ
れる一方、紙葉類の堆積の有無を検知する光学センサ手
段59が設けられる。光学センサ手段59は固定側に設
けられた発光ダイオード等の発光素子60とスタッカ受
けプレート58に設けられたフォトトランジスタ等の受
光素子61とから構成される。スタッカ受けプレート5
8は引張スプリング62によりスタッカ羽根車55側に
常時ばね付勢されている。
のガイドプレート48や、中間ガイドローラ54および
下側搬送ローラ53は、取付ガイド枠64により支持さ
れる。取付ガイド枠64は全体として支点C廻りに回動
自在に支持される一方、中間支軸65を中心にして折畳
み自在に連結される。取付ガイド枠64は折畳みガイド
枠66がフック部67に装架されて所定状態にセットさ
れる一方、折畳みガイド枠66を持ち上げてフック部6
7から外すことにより、折畳みガイド枠66は、図3に
示すように中間支軸65廻りに展開され、さらに取付ガ
イド枠64が支点C廻りに回動することにより紙葉類の
搬送路47が解放され、ジャム現象を起こした紙葉類を
容易に取り出し得るようになっている。
2および図3に示すように、紙葉類の真偽や種類を判別
する判定センサ手段70が設けられる。判定センサ手段
70は、上下対をなす搬送ローラ52,53の付近に集
中的に配置され、図4に示すように、紙葉類の搬送の有
無を検出する光学的検知センサ71と、紙葉類の透過パ
ターン(あるいは反射パターン)を検出する光学的判定
センサ72と、紙葉類の真偽を検出する磁気的判定セン
サ73と、紙葉類の送出しを検出する光学的出口センサ
74とを有する。光学的センサ71,72,74はラン
プホルダ75に支持されたランプを備えている。
すように磁気抵抗素子75が振動に弱いため、ゴム等の
緩衝部材76を介して取付ガイド枠64に固定される。
Gは搬送ローラ52と磁気的判定センサ73との間のギ
ャップである。判定センサ手段70にて検出された検出
信号は、制御ボックス77内に収納されたCPU等の制
御基板78に送られ、ここで紙葉類計数装置は運転モー
ドに応じて運転が制御される。
ータ11のモータ駆動により作動せしめられる。駆動モ
ータ11の出力軸11aには図6に示すように対をなす
搬送ローラ52,53のドライブ側を高速駆動させるド
ライブプーリ80とスタッカ羽根車55を多段の減速機
能付動力伝達装置81を回転して駆動させるスタッカ用
ドライブプーリ82とを備える。スタッカ羽根車55を
支持する回転シャフト84はベアリング85により回転
自在に支持される一方、ブレーキ装置として電磁ブレー
キ86が設けられる。
は電磁ブレーキ86の反対側にクラッチ機構88が設け
られ、回転シャフト84はこのクラッチ機構88を介し
て多段連続機能付動力伝達装置81のドリブンシャフト
89に継続可能に接続される。クラッチ機構88は電磁
ブレーキ86によりスタッカ羽根車55の回転を停止さ
せたときの衝撃を吸収するようになっている。クラッチ
機構88を電磁ブレーキ86とによりクラッチ・ブレー
キ装置90が構成され、このクラッチ・ブレーキ装置9
0は判定センサ手段70からの検出信号に連動するよう
になっており、判定センサ手段70がリジェクト対象紙
葉を検出したとき、クラッチ・ブレーキ装置90は、ス
タッカ羽根車55を搬送タイミングをとって停止させ、
リジェクト対象紙葉をスタッカ羽根車55上に停止・保
持させるようになっている。
す搬送ローラ52,53のドライブ側もVベルト装置等
の動力伝達装置91を介して駆動せしめられるが、ドラ
イブ側搬送ローラ52のドライブシャフト92にはクラ
ッチ機構93を介してドライブプーリ94が設けられ
る。
2のローラシャフト95に設けられたドリブンプーリ9
6にVベルトやタイミングベルト等の伝動ベルト97が
掛け渡されて、送込みローラ32を駆動させる動力伝達
装置98が構成される。この動力伝達装置98により送
込みローラ32は回転駆動せしめられ、この回転駆動に
より給紙ホッパ手段30に堆積された紙葉類は1枚ずつ
下の紙葉類が順次送り出される。なお、符号99はアイ
ドラである。
95にはドライブプーリ100が取り付けられる。この
ドライブプーリ100は繰出ドラム35の大径のドリブ
ンプーリ101をVベルトやタイミングベルト等の伝動
ベルト102を介して駆動させるようになっており、減
速機能付きの動力伝達装置103が構成される。
105にはプレーキ装置として電磁ブレーキ106が設
けられ、この電磁ブレーキ106のブレーキ作用によ
り、紙葉類の繰出しが中断される。また、この電磁ブレ
ーキ106のブレーキ作用により、繰出ドラム35に連
動して送込みローラ32の駆動も停止せしめられる。
のボタン操作により、種々の運転モードが選択され、各
運転モードに応じた運転が行なわれるようになってい
る。
15の自動運転ボタン24を押圧しいて、スタート/ス
トップボタン17を押圧すると、給紙ホッパ手段30に
堆積された紙葉類は送込みローラ32や繰出ドラム35
の回転駆動により、順次1枚ずつ繰り出される。
類が判定センサ手段70に達すると、判定センサ手段7
0からの検出信号により最初しの紙葉類を計数対象紙葉
であると判別し、以後、順次対象となる紙葉類が繰出ド
ラム35から送り出されて枚数がカウントされる一方、
スタッカ羽根車55によりスタッカ収納手段56に順次
案内され、そのスタッカ収納部57に堆積される。判定
センサ手段70にて計数した紙葉類の枚数は表示パネル
13の枚数表示欄27に表示される。
外の紙葉類が繰出ドラム35から送られてくると、判定
センサ手段70がその紙葉類を検出してリジェクト対象
紙葉であることを判別する。判定センサ手段70等でリ
ジェクタ対象紙葉が判別され、このリジェクト対象紙葉
は枚数のカウントから除外され、直ちに繰出ドラム35
や送込みローラ32の駆動を一時停止させて紙葉類の送
込みが中断される一方、スタッカ羽根車55の回転は搬
送タイミングをとってクラッチ・ブレーキ装置90によ
り停止せしめられて、リジェクト対象紙葉がスタッカ羽
根車55にくるように位置される。スタッカ羽根車55
によりリジェクト対象紙葉を取り除くことにより、紙葉
類の継続計数が可能となる。
紙葉類が送り込まれると、この紙葉類を判定センサ手段
70等でリジェクト対象紙葉であると判別し、リジェク
ト対象紙葉をスタッカ収納部57まで搬送させないで、
スタッカ羽根車55上に完全に停止させ、スタッカ羽根
車55上に保持する。このとき、リジェクト対象紙葉の
枚数や金額の計数は行なわない。
クト対象紙葉はスタッカ羽根車55上にあるので、リジ
ェクト対象紙葉の識別が容易である。リジェクト対象紙
葉を取り除いてから、操作パネル12の継続運転ボタン
23を押圧すると、紙葉類の計数を直ちにそのまま継続
させることができ、計数作業を能率的に行なうことがで
きる。
機として用いた場合には、複数金種、例えば3金種の紙
幣を混合計数して金額と枚数を同時に表示することがで
きる。紙幣を混合計数する場合には、判定センサ手段7
0は指定金種以外の紙幣や紙葉類が混入した場合には、
この紙幣や紙葉類をリジェクト対象紙葉であると判定セ
ンサ手段70が判別して図示しないアラームが必要に応
じて鳴り、紙葉類計数装置のブレーキ装置106によ
り、繰出ドラム35や送込みローラ32の駆動を直ちに
中断して混合紙幣の送込みを中断させる一方、スタッカ
羽根車55の回転駆動を搬送タイミングをとってクラッ
チ・ブレーキ装置90により停止させ、リジェクト対象
紙葉がスタッカ羽根車55上に来るように停止せしめら
れる。その際、スタッカ羽根車55は搬送タイミングを
とって停止せしめられるので、リジェクト対象紙葉がス
タッカ収納手段56のスタッカ収納部57に誤って送ら
れることがない。
葉を取り除いた後は、操作パネル12の継続運転ボタン
23を押圧すると、そのまま計数(金額と枚数)を継続
させることができる。
プリセット計数(バッチ処理)を行なうこともできる。
る場合には、電源を投入して運転設定パネル14の千円
ボタン19をプッシュするとともに、テンキーボタン1
8を押してプリセット枚数を例えば10枚にセットす
る。このときのプリセット枚数は表示パネル13のプリ
セット表示欄28に表示される。
紙ホッパ手段30に供給する。
押圧すると、紙葉類計数装置は運転が開始され、給紙ホ
ッパ手段30に堆積された紙葉類が繰出ドラム35や送
込みローラ32の駆動により、順次送り込まれ、紙葉類
のカウントが開始される。
葉類が対象となる指定金種以外の紙幣(紙葉類)である
と判定センサ手段70が判別されると、8番目の紙葉類
のカウントが行なわれず、この8番目の紙葉類はリジェ
クト対象紙葉であるとしてスタッカ羽根車55上に停止
し、スタッカ収納手段56のスタッカ収納部57には搬
送されない。
上に保持されるので、その識別が容易であるとともに、
リジェクト対象紙葉を取り除いて継続運転ボタン23を
押圧することにより、対象となる指定金種の紙幣の計数
が継続され、8枚目からのカウントが続行される。
と、直ちに繰出ドラム35や送込みローラ32の運転が
停止されるとともに、対象となる指定金種の紙幣はスタ
ッカ羽根車55からスタッカ収納部57に案内され、指
定金種の紙幣が所要枚数、例えば10枚、スタッカ収納
部57に収納される。
から除くと、この取除きの有無が光学的センサ手段59
にて直ちに検出され、対象となる指定金種の紙幣の計数
運転が再開される。このようにして、指定金種の紙幣を
所要枚数ずつバッチ処理することもできる。
納手段に1つのスタッカ収納部を設けた例を示したが、
スタッカ収納手段に2つ以上のスタッカ収納部を設け、
判定センサ手段を振分けゲートに連動させ、判定センサ
手段にてリジェクト対象紙葉を検出したとき、リジェク
ト対象紙葉を振分けゲートにより計数対象紙葉から降り
分けて別のスタッカ収納部に案内してもよい。
納部を設けることにより、リジェクト対象紙葉が判別セ
ンサ手段で検出されても、リジェクト対象紙葉をカウン
トから除外することで、スタッカ羽根車の回転を停止さ
せることなく、計数運転を続行させることができる。
ラーズマシンへの接続が容易で、紙葉類計数装置で計数
された枚数や金額をプリンタ印字したり、テラーズマシ
ンで処理することもできる。
類計数装置においては、スタッカ羽根車の回転軸にクラ
ッチ・ブレーキ装置を設け、このクラッチ・ブレーキ装
置により判定センサ手段が検出したリジェクト対象紙葉
をスタッカ羽根車上に停止させ、スタッカ収納手段に案
内することなくスタッカ羽根車上に保持したので、リジ
ェクト対象紙葉の識別が容易で、容易に取り除くことが
できる。
スタッカ羽根車上に停止され、保持されるので、スタッ
カ羽根車上の紙葉を取り除くことで紙葉類の計数をその
まま続行させることができ、計数作業の能率化や効率化
を図ることができる。
納手段に1つのスタッカ収納部を備えただけであるか
ら、構造が簡素化されて小型・コンパクト化を図ること
ができ、生産コストを下げることができる一方、紙葉類
計数装置の給紙ホッパ手段や繰出手段、スタッカ羽根車
を共通の駆動モータで駆動させることができ、駆動モー
タを個別に設ける必要がないので、小型・コンパクト化
が図れ、経済的である。
全体外観図。
側断面図。
ための装置を示す側面図。
の取付例を示す平面図。
を示す側面図。
状態で示す図。
Claims (3)
- 【請求項1】 本体ケーシングと、この本体ケーシング
の上部に設けられ、給紙される紙葉を堆積する給紙ホッ
パ手段と、この給紙ホッパ手段に堆積された紙葉を1枚
ずつ繰り出す繰出手段と、繰り出された紙葉の案内路に
設けられ、搬送される紙葉の真偽や種類を判別する判定
センサ手段と、このセンサ手段にて判別された紙葉を送
り出すスタッカ羽根車と、このスタッカ羽根車から送り
出される紙葉を収納するスタッカ収納手段とを備え、前
記スタッカ羽根車の回転シャフトに前記判定センサ手段
からの検出信号により回転シャフトの作動制御を行なう
クラッチ・ブレーキ装置を設け、このクラッチ・ブレー
キ装置により前記判定センサ手段が検出したリジェクト
対象紙葉を非計数状態でスタッカ羽根車上に停止させ、
保持させたことを特徴とする紙葉類計数装置。 - 【請求項2】 スタッカ収納手段は1つのスタッカ収納
部をスタッカ羽根車の下流側に備え、上記スタッカ羽根
車の作動制御を行なうクラッチ・ブレーキ装置には電磁
ブレーキが備えられ、電磁ブレーキは判定センサ手段を
通過したリジェクト対象紙葉がスタッカ羽根車上に停止
して保持されるように搬送タイミングをとって駆動停止
が制御される請求項1記載の紙葉類計数装置。 - 【請求項3】本体ケーシング内に駆動モータが設けら
れ、この駆動モータは、繰出手段の繰出ドラムおよび給
紙ホッパ手段の送込みローラを動力伝達装置を介して駆
動させる一方、減速機能を備えた動力伝達装置からクラ
ッチ機構を介してスタッカ羽根車の回転シャフトに連結
された請求項1記載の紙葉類計数装置。
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JP13054093A Expired - Lifetime JP3351858B2 (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | 紙葉類計数装置 |
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