JPS6336937A

JPS6336937A - プレスブレ−キにおける金型の支持構造

Info

Publication number: JPS6336937A
Application number: JP18082686A
Authority: JP
Inventors: Naotomi Miyagawa; 直臣宮川; Chiyoaki Yoshida; 吉田　千代秋; Kazuyuki Toda; 戸田　一幸
Original assignee: Yamazaki Mazak Corp
Current assignee: Yamazaki Mazak Corp
Priority date: 1986-07-31
Filing date: 1986-07-31
Publication date: 1988-02-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ａ）、産業上の利用分野本発明は、構造が簡易でかつ小型なプレスブレーキにお
ける金型の支持構造に関する。

（ｂ）、従来の技術従来、プレスブレーキにおいて、金型を、プレスブレー
キの所定位置に取付ける場合には、金型のクランプ手段
として、摺動自在に設けられたピストン及び駆動シリン
ダを用い、該ピストンを油圧等により駆動シリンダ内で
駆動することにより、該ピストンに設けられたロッドを
介して金型を所定位置に押圧支持していた。

（Ｃ）０発明が解決しようとする問題点しかし、これで
は摺動するピストンを有する駆動シリンダを使用するた
めに、その機構が複雑化し、また大型化する不都合があ
った。

本発明は、上記の欠点を解消すべく、構造が簡易で、し
かも小型なプレスブレーキにおける金型の支持構造を提
供することを目的とするものである。

（ｄ）０問題点を解決するための手段即ち１本発明は、クランプ機構（１２，３０）に、圧油
が供給自在に設けられた油室（１５ｂ。

３２ａ）を形成すると共に、ダイヤフラム（１６゜３３
）を介して押圧部材（１３ｇ、２１，３１ｃ。

３７）を１位置決め部材（９，２９）に対して移動自在
に設けて構成される。

なお、括弧内の番号等は９図面における対応する要素を
示す１便宜的なものであり、従って。

本記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。

以下のｒ　（ｅ）、作用」の欄についても同様である。

（ｅ）０作用上記した構成により１本発明は、油室（１５ｂ、３２ｂ
）に圧油を供給することにより、ダイヤフラム（１６，
３３）は、押圧部材（１３ｇ−２１，３１ｃ、３７）方
向に膨らむ形で変形し。

該押圧部材（１３ｇ、２１．３１Ｇ、３７）は、前記ダ
イヤスラム（１６，３３）に押圧される形で、位置決め
部材（９，２９）に対して突出するように作用する。

（ｆ）、実施例以下１本発明の実施例を図面に基づき説明する。

第１図は本発明によるプレスブレーキにおける金型の支
持構造の一実施例が適用されたプレスブレーキの一例を
示す正面図、第２図は第１図のスライダの要部を示す側面図。

第３図は第１図の上金型クランプ装置の要部を示す拡大
断面図、第４図は第１図の下金型クランプ装置の要部を示す拡大
断面図である。

プレスブレーキ１は、第１図に示すように、テーブル２
及び該テーブル２の図中上方に５図中上下方向である矢
印Ａ、Ｂ方向に移動駆動自在な形で設けられたスライダ
３等により構成されており、スライダ３はラム５を有し
ている。ラム５には上金型クランプ装置７が、ボルト６
ａ等の締結手段を介して設けられており、上金型クラン
プ装置７は、位置決め部材９．クランプ機１１２．仮止
め装置２２及び該位置決め部材９．クランプ機構１２間
に形成された金型支持溝［４により構成されている。

位置決め部材９は、第２図に示すように板状に形成され
ており、該位置決め部材９には０図中水平方向である矢
印Ｅ、Ｆ方向に複数個の穴９ａが穿設形成されている６
各穴９ａには、それぞれ段付きシャフト１０が嵌入係合
しており、各段付きシャフト１０は、第２図に示すよう
に、それぞれ穴明きブロック１１に嵌入され、更にその
図中左端部を、クランプ機構１２を構成する基板１３に
嵌入係合している。

ところで、基板１３には、突出部１３ａが。

第１図矢印り方向に突き出す形で形成されており。

該突出部１３ａの図中右端部は、位置決め部材９に形成
された溝９ｂに嵌入されている。更に、該突出部１３ａ
と位置決め部材９は、ボルト６ｂによって緊締されてい
る。また、基板１３の右面１３ｂと位置決め部材９の左
面９ｃ間には、上金型２５を構成する支持部材２３が、
後述するクランパ２１によって、該左面９ｃに押しつけ
られる形で支持されており、支持部材２３の図中下方に
は。

第１図紙面と直角な方向に連続して形成された金型部２
５ａが、ボルト６ｃを介して装着されている。また、支
持部材２３の図中右面には、第３図に示すように、溝２
３ａが図中紙面と直角方向に穿設形成されており、溝２
３ａには、位置決め部材９に設けられた。仮止め装置２
２を構成する複数個の仮止めブロック２２ａが嵌入係合
している６仮止め装［２２は、仮止めシャフト２２ｃを
有しており、仮止めシャフト２２ｃは、位置決め部材９
の第２図Ｅ、Ｆ方向に所定の間隔で設けられた複数個の
穴９ｅに矢印Ｃ，Ｄ方向に摺動自在なる形で嵌入係合し
ている。各仮止めシャフト２２ｃの第３図左端部には、
角棒状の仮止めブロック２２ａが、位置決め部材９の第
２図矢印Ｅ−Ｆ方向に穿設された溝９ｄに、矢印Ｃ，Ｄ
方向に摺動自在な形で固着されており、各仮止めブロッ
ク２２ａの先端２２ｂは、その下方コーナ一部が斜めに
削り取られる形で形成されている。また、仮止めブロッ
ク２２ａと位置決め部材９間には、コイルスプリング２
２ｄが、仮止めシャフト２２ｃの周囲を被覆する形で設
けられており、コイルスプリング２２ｃは、仮止めブロ
ック２２ａを常時矢印Ｃ方向に付勢している。

また、基板１３の第３図左端部にはプレート１５が、膜
状に形成されたダイヤフラム１６を介して固着されてお
り、プレート１５の図中右面には、溝１５ａが図中紙面
と直角方向に穿設形成されている。溝１５ａ内には、油
室１５ｂが、ダイヤフラム１６に仕切られる形で形成さ
れており。

更に溝１５ａの内周部には、シール１７が設けられてい
る。また、プレート１５には、第１図に示すように、供
給管１９が、管継手２０を介して接続されており、管継
手２０の吐出口２０ａは、第３図に示すように、油室１
５ｂに開口する形で設けられている。なお、供給管１９
の他端には１図示しない油圧ポンプが接続されている。

更に、基板１３の第３１左面、Ｌ３ｃには、溝Ｌ３ｄが
、油室１５ｂとダイヤフラム１６を介して対向する形で
、図中紙面と直角方向に穿設形成されており、基板１３
の図中右面１３ｂには溝１３ｅが、同様に図中紙面と直
角方向に穿設されている。溝１３ｅには複数個の穴１３
ｆが、溝１３ｄに貫通する形で１図中紙面と直角方向、
即ち第２図矢印Ｅ、Ｆ方向に所定の間隔で穿設されてお
り、溝１３ｅには、クランパ２１を構成する押圧バー２
１ａが、該押圧バー２１ａに形成されたピストン部２１
ｂを、穴１３ｆに嵌入係合させた形で、矢印Ｃ，Ｄ方向
に摺動自在に嵌入係合している。また、クランパ２１に
は、溝１３ｄ内にＣ１Ｄ方向に移動自在な形で嵌入した
プレート１３ｇが、ピストン部２１ｂを介して当接係合
している。

なお、各ピストン部２１ｂの図中外周部には、止め輪２
１ｃが設けられている。

一方、テーブル２には、第１図紙面と直角な方向に連続
して形成されたベツド２６が設けられており、ベツド２
６には、下金型クランプ装置２７が設けられている。下
金型クランプ装置２７は。

位置決め部材２９及びクランプ機構３０より構成されて
おり、位置決め部材２９はブロック２９ａを有している
。ブロック２９ａには、複数個の位置決めボルト２９ｂ
が、ロックナツト２９ｃを介して螺合しており、位置決
めボルト２９ｂの図中左端は、ベツド２６上の下金型３
９の右側面と当接している。

また、クランプ機構３０は、基板３１を有しており、基
板３１の左端面には、プレート３２が、ダイヤフラム３
３を介して設けられている。プレート３２には供給管３
５が、管継手３６を介して接続されており、管継手３６
の吐出孔３６ａは。

第４図に示すように、プレート３２とダイヤフラム３３
間に形成された油室３２ａに開口する形で設けられてい
る。なお、供給管３５の他端には。

図示しない油圧ポンプが接続されている。

更に、基板３１の第４国人面には、溝３１ａが穿設され
ており、溝３１ａには複数個の穴３１ｂが、基板３１を
矢印Ｃ，Ｄ方向に貫通する形で。

図中紙面と直角方向（矢印Ｅ、Ｆ方向）に所定の間隔で
穿設されている。各穴３１ｂには、第４図紙面と直角方
向に伸延する形で形成されたクランパ３７のスライドパ
ー３７ｂに、所定の間隔で形成されたピストン部３７ａ
が、矢印Ｃ，Ｄ方向に摺動自在な形で、嵌入係合されて
おり、更にクランパ３７には、溝３１ａ内に矢印Ｃ，Ｄ
方向に移動自在な形で嵌入したプレート３１ｃが、ピス
トン部３７ａを介して当接係合している。なお、スライ
ドパー３７ｂには、複数個の押圧ボルト３７Ｃが、ロッ
クナツト３７ｄを介して、図中紙面と直角方向に所定の
間隔で螺合している。

プレスブレーキ１は、以上のような構成を有するので、
スライダ３に上金型２５を取付ける際には、まず上金型
２５に装着された支持部材２３を、スライダ３の位置決
め部材９の左面９ｃ及びクランパ部材１２の基板１３の
右面１３ｂ間の金型支持溝１４中に、該支持部材２３の
第１図上端が、基板１３の突出部１３ａに当接するまで
矢印入方向に挿入する。すると、支持部材２３の右面に
形成された溝２３ａには、仮止め装置２２の仮止めブロ
ック２２ａが、コイルスプリング２２ｄの弾性力に従う
形で嵌入される。この際、仮止めブロック２２ａは、コ
イルスプリング２２ｄの弾性力により１位置決め部材９
の左面９Ｃよりも突出しているが、支持部材２３が矢印
入方向に挿入されて、該支持部材２３の上端が、仮止め
ブロック２２ａの先端２２ｂと当接した場合には、該先
端２２ｂの下方コーナ一部が斜めに削り取られているの
で、仮止めブロック２２ａが、該支持部材２３の入方向
の移動と共に、コイルスプリング２２ｄの弾性力に抗す
る形で矢印り方向に移動する。

このため、支持部材２３の挿入は円滑に行なわれる。

この結果、上金型２５は、支持部材２３を介して仮止め
装置２２により、上金型クランプ装置７に仮止めされる
ことになる。上金型２５が、仮止めされたところで、圧
油を供給管１９を通じて管継手２０の吐出口２０ａから
、クランプ機構１２のプレート１５に形成された油室１
５ｂに供給する。すると、クランプ機構１２のプレート
１５゜基板１３間に設けられたダイヤフラム１６は、こ
の圧油の供給によって、矢印り方向に脹らむ形で変形す
る。すると、溝Ｌａｄ内に矢印Ｃ，Ｄ方向に移動自在な
形で嵌入しているプレート１３ｇは、該ダイヤプラム１
６により押される形でＤ方向に移動する。プレート１３
ｇがＤ方向に移動すると。

クランパ２１の押圧バー２１ａは、ピストン部２１ｂを
介して、第３図実線で示す待機位置からＤ方向に突出し
て、その図中右端は、支持部材２３の左面に当接し、更
に支持部材２３を１位置決め部材９の左面９Ｃに押しつ
ける。この結果、上金型２５は、上金型クランプ装置７
の金型支持溝１４中に確実に取付けられることになる。

また、ベツド２６上に下金型３９を取付けるには、まず
下金型３９を、その右面が位置決め部材２９の位置決め
ボルト２９ｂの第１図左端と当接させる形で、ベツド２
６上に載置する６次に。

その状態で、クランプＱ１３０のプレート３２に接続さ
れた供給管３５を介して、管継手３６の吐出口３６ａか
ら油室３２ａ内に圧油を供給する。

すると、プレート３２．基板３１間に設けられたダイヤ
フラム３３は、該圧油の供給によって、矢印り方向に脹
らむ形で変形する。すると、溝３１ａ内に矢印Ｃ，Ｄ方
向に移動自在な形で嵌入しているプレート３１ｃは、該
ダイヤフラム３３により押される形でＤ方向に移動する
。プレート３１ＣがＤ方向に移動すると、クランパ３７
のスライドパー３７ｂも、ピストン部３７ａを介して、
第４図実線で示す待機位置からＤ方向に突出して。

該スライドパー３７ｂに螺合された押圧ボルト３７ｃは
、下金型３９の左面に当接し、更に該下金型３９を、位
置決め部材２９の位置決めボルト２９ｂの図中左端に押
しつける。このため、下金型３９は１位置決め部材２９
とクランパ３７に挟みつけられる形でベツド２６上に装
着されることになる。

ところで、上金型クランプ機構置７の金型支持溝１４中
に取付けられた上金型２５を、取り外す場合には、まず
クランプ機構１２の油室Ｌ５ｂに供給されていた圧油を
ドレインする。すると、ダイヤプラム１６は、自らの弾
性によりそれまでＤ方向に脹らむ形で変形していたのが
、変形前の平板な形状に復帰する。ダイヤフラム１６が
変形前の形状に復帰すると、プレート１３ｇは、ダイヤ
フラム１６からの矢印り方向への押圧力を失い、それに
より、クランパ２１と支持部材２３の抑圧支持関係は解
除される。

押圧バー２１ａと支持部材２３の押圧支持関係が解除さ
れたところで、作業者は、仮止め装置２２の仮止めシャ
フト２２ｃに設けられたリング２２ｅを把持し、その状
態でリング２２ｅを矢印り方向に引き出す。すると、仮
止めシャフト２２Ｃは、コイルスプリング２２ｄの弾性
力に抗する形で、仮止めブロック２２ａと共にＤ方向に
移動し、仮止めブロック２２ａの先端２２ｂは溝２３ａ
との係合関係を解除され、位置決め部材９の左面９ｃよ
りもＤ方向に移動する。すると、金型支持溝１４中に取
付けられた上金型２５は、その自重により矢印Ｂ方向に
移動して、金型支持溝１４から取り外されることになる
。

また、下金型クランプ装置２７に取付けられた下金型３
９を取り外すには、まずクランプ機構３０の油室３２ａ
に供給された圧油をドレインする。すると、ダイヤフラ
ム３３は、それまでＤ方向に脹らむ形で変形した状態か
ら、自らの弾性により変形荷の平板状の状態に復帰する
。ダイヤフラム３３が変形前の形状に復帰すると、プレ
ート３１ｃはダイヤフラム３３からの矢印り方向への押
圧力を失い、それにより、クランパ３７の押圧ボルト３
７ｃと、下金型３９との押圧支持関係は解除される。こ
の状態で、下金型３９を下金型クランプ装置２７から取
り外す。

（ｇ）０発明の効果以上、説明したように本発明によれば、クランプｆｉｉ
１２．３０に、圧油が供給自在に設けられた油室１５ｂ
、３２ａを形成すると共に、ダイヤフラム１６．３３を
介してプレート１３ｇ、３１Ｃ、クランパ２１．３７等
の押圧部材を１位置決め部材９，２９に対して移動自在
に設けて構成したので、摺動することのないダイヤフラ
ム１６゜３３により金型２５．３９を保持することが可
能となる。このため、クランプ機構を、矢印Ｃ，Ｄ方向
に薄く形成し、かつその機構も簡易化することが可能と
なり、プレスブレーキ１の金型の支持構造を、簡易でし
かも小型にすることが出来る。・

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるプレスブレーキにおける金型の支
持構造の一実施例が適用されたプレスブレーキの一例を
示す正面図。第２図は第１図のスライダの要部を示す側面図、第３図は第１図の上金型クランプ装置の要部を示す拡大
断面図。第４図は第１図の下金型クランプ装置の要部を示す拡大
断面図である。９・・・・・・位置決め部材１２・・・・・クランプ機構１３ｇ・・・・・・押圧部材（プレート）１５ｂ・・・
・・・油室１６・・・・・・ダイヤフラム２１・・・・・・押圧部材（クランパ）２９・・・・・
・位置決め部材３０・・−・・・クランプ機構３１ｃ・・・・・・押圧部材（プレート）３２ａ・・・
・・・油室３３・・・・・・ダイヤフラム３７・・・・・・押圧部材（クランパ）出願人　　ヤマ
ザキマザツク株式会社代理人　　　弁理士　　　相１）伸二（ほか１名）第３図ＣＤ第４図ｑ

Claims

【特許請求の範囲】位置決め部材を有し、前記位置決め部材に対向する位置に、クランプ機構を設け、前記位置決め部
材とクランプ機構間に金型を支持するプレスブレーキに
おける金型の支持構造において、前記クランプ機構に、圧油が供給自在に設けられた油室を形成すると共に、ダイヤフラムを介して押圧部材を、前記位置決め部材に対して移動自在に設けて構成したプレスブ
レーキにおける金型の支持構造。