JPH07164269A - 加工機におけるクロスレールのクランプ装置 - Google Patents

加工機におけるクロスレールのクランプ装置

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JPH07164269A
JPH07164269A JP30915193A JP30915193A JPH07164269A JP H07164269 A JPH07164269 A JP H07164269A JP 30915193 A JP30915193 A JP 30915193A JP 30915193 A JP30915193 A JP 30915193A JP H07164269 A JPH07164269 A JP H07164269A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross rail
column
pressing
clamp device
cross
Prior art date
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Pending
Application number
JP30915193A
Other languages
English (en)
Inventor
Takio Nakamura
多喜夫 中村
Tatsuo Shimizu
達雄 清水
Kenichi Seki
健一 関
Tetsuya Yanagisawa
鉄也 柳沢
Makoto Hasegawa
誠 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OM Ltd
Original Assignee
OM Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07164269A publication Critical patent/JPH07164269A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来例より当接体6を長くとることができ、
そのため面圧が弱くがじりも生じにくく、故にクロスレ
ール2の上下スライドに支障がなく、しかも従来例より
構造も簡易でコスト安となるクロスレール2を立ち起こ
し保持するクランプ装置を提供すること。 【構成】 コラム4とクロスレール2との係合部分の所
定長さ範囲に当接する板状の当接体6をクロスレール2
若しくはコラム4に設け、この当接体6の所定間隔を置
いて複数箇所にコラム4若しくはクロスレール2を後方
より押圧して係合部分を締め付ける押圧装置7を設けた
加工機におけるクロスレールのクランプ装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加工機におけるクロス
レールのクランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本体のコラムにクロスレールを上下スラ
イド自在に設け、クロスレールに加工部を左右スライド
自在に設け、クロスレールをコラムに沿って所定高さに
昇降して位置決め固定し、加工部をクロスレールに沿っ
てスライド移動してワークを加工する大型の立旋盤など
の加工機が多用されている。
【0003】このような加工機においては、図1に示す
ように(本実施例を示す図面をもちいて説明する)クロ
スレール2の左右に設けた係合部3をコラム4の左右に
設けた昇降ガイド部5に上下スライド自在に係合し、こ
の係合状態を保持したまま位置決め固定装置を解除して
昇降駆動機構によりクロスレール2を昇降させるように
構成されているが、大型のものでは特に加工部1の重量
が大きいため、単なる位置決め固定装置ではクロスレー
ル2自身や加工部1の重量によりクロスレール2がコラ
ム4に対して前側にかしがってしまうおそれがある。
【0004】そこで、このような大型の加工機において
は位置決め固定装置の補助装置としてクランプ装置aを
設けている。
【0005】このクランプ装置aはコラム4とクロスレ
ール2との係合部分をクランプしてクロスレール2が前
側にかしがらないように立ち起こし保持するものであ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、このクランプ装
置aは、図5,図6に示すようにクロスレール2に連設
固定されてコラム4の後側に配されるクランプ板部20に
コラム4を後方から前方につっぱるように押圧する油圧
押圧機構21を設けた押圧装置22を係合部分の上下二箇所
に所定間隔を置いて設け、この押圧装置22間に継合状態
に係合部分に当てがうようにして継合当接板23を付設し
た構造である。
【0007】即ち、従来のクランプ装置aは、所定間隔
を置いて押圧装置22を設け、この押圧装置22間に継合当
接板23を介在させた構造であったため、この継合当接板
23は押圧装置22と別体であり、また押圧装置22間に介在
させるために継合当接板23の長さを大きくとることがで
きず、コラム4の係合部分(昇降ガイド部5)と継合当
接板23が当たっている部分の面圧が強く、クロスレール
を上下スライドさせる際がじりを起こして上下スライド
が良好でなくなったりする問題が生じる。
【0008】本発明は、このような現状に鑑み、できる
だけ当接板が長くとれ、面圧が少なくでき、従来より構
造も簡易でコスト安となるクロスレールを立ち起こし保
持するクランプ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0010】加工部1を左右スライド自在に設けるクロ
スレール2の左右に設けた係合部3をコラム4の左右に
設けた昇降ガイド部5に上下スライド自在に係合して、
コラム4にクロスレール2を上下スライド自在に設け、
このクロスレール2を固定する際に前記コラム4とクロ
スレール2との係合部分をクランプしてクロスレール2
を立ち起こし保持するクランプ装置において、前記係合
部分の所定長さ範囲に当接する板状の当接体6を前記ク
ロスレール2若しくはコラム4に設け、この当接体6の
所定間隔を置いた複数箇所にコラム4若しくはクロスレ
ール2を後方より押圧して係合部分を締め付ける押圧装
置7を設けたことを特徴とする加工機におけるクロスレ
ールのクランプ装置に係るものである。
【0011】
【作用】クロスレール2を所定位置に固定保持する際の
固定補助手段として機能する。即ち、当接体6をクロス
レール2側に一体に設けた場合、当接体6に設けた押圧
装置7がコラム4側を後方から前方へつっぱるように押
圧し、クロスレール2が立ち起こし状態に保持される。
【0012】本発明はこのように機能すると共に、従来
例における押圧装置22と押圧装置22間に介在する継合当
接板23とが一体化したものとなり、従来例に比べてコラ
ム4とクロスレール2との係合部分の長い範囲にわたっ
て一枚の当接体6で当接でき、従来例に比して当接体6
に加わる面圧が弱くなり、がじりも生じにくくクロスレ
ール2の上下スライドに支障を与えることがない。
【0013】
【実施例】本実施例は、加工部1を左右スライド自在に
設けるクロスレール2の左右に設けた凹段状の係合部3
を本体のコラム4の左右に設けたレール状の昇降ガイド
部5に上下スライド自在に係合して、コラム4にクロス
レール2を上下スライド自在に設け、このクロスレール
2を固定する際に前記コラム4とクロスレール2との係
合部分をクランプしてクロスレール2を立ち起こし保持
するクランプ装置であって、後方側の係合部分のコラム
4とクロスレール2との境界部分に配設され、その上下
方向の所定長さ範囲に当接する板状の当接体6をクロス
レール2に連設状態に設け、この当接体6の上下の端部
二箇所にコラム4を後方より前方へつっぱるように押圧
する押圧装置7を設け、この押圧装置7による押圧によ
ってコラム4の昇降ガイド部5をクロスレール2の係合
部3へ押し付けて係合部分を締め付けるように構成して
いる。
【0014】この当接体6は前記係合部分の境界部分を
おおうように付設され、多数の取付ボルト8によりクロ
スレール2と一体的に設けている。
【0015】押圧装置7は、クロスレール2と一体に固
定した当接体6内に油圧室9を形成し、この油圧室9に
図4に示すような押圧体10を収納し、この押圧体10の上
側に油注入空隙部11を形成し、この油注入空隙部11に油
道より油を注入し、この注入圧により固定されている当
接体6に対して押圧体10を下動して押圧体10の押圧脚部
10Aをクロスレール2並びにコラム4側へ押圧してい
る。従って、この押圧力により当接体6内の押圧体10の
端部の押圧脚部10Aが当接しているコラム4を押圧し、
係合部分をクランプしてクロスレール2を立ち起こし保
持するように構成している。図中符号12は押圧体10に設
けたOリングである。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、従
来例における押圧装置と押圧装置間に介在する継合当接
板とが一体化したものとなり、従来例に比べてコラムと
クロスレールとの係合部分の長い範囲にわたって一枚の
当接体で当接でき、従来例に比して当接体に加わる面圧
が弱くなり、がじりも生じにくくなりクロスレールの上
下スライドに支障を与えることなく、クロスレールの固
定保持の補助手段として機能することになる。従って、
押圧装置を解除した際に押圧装置と当接体とは分断され
てなく一体化して長い範囲にわたって当接しているか
ら、従来例に比して面圧を弱くなるように設計できるた
め、押圧作動を解除した際のクロスレールの上下スライ
ドに支障を与えることがなく、また従来例に比して製作
コストも低く量産性に秀れた加工機におけるクロスレー
ルのクランプ装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の概略構成を示す平断面図である。
【図2】本実施例の後方より見た要部の説明拡大図であ
る。
【図3】本実施例の要部の拡大平断面図である。
【図4】本実施例の当接体内に配する押圧体の斜視図で
ある。
【図5】従来例の後方より見た要部の説明拡大図であ
る。
【図6】従来例の要部の拡大平断面図である。
【符号の説明】
1 加工部 2 クロスレール 3 係合部 4 コラム 5 昇降ガイド部 6 当接体 7 押圧装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳沢 鉄也 新潟県長岡市北園町2番1号 株式会社オ ーエム製作所長岡工場内 (72)発明者 長谷川 誠 新潟県長岡市北園町2番1号 株式会社オ ーエム製作所長岡工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工部を左右スライド自在に設けるクロ
    スレールの左右に設けた係合部をコラムの左右に設けた
    昇降ガイド部に上下スライド自在に係合して、コラムに
    クロスレールを上下スライド自在に設け、このクロスレ
    ールを固定する際に前記コラムとクロスレールとの係合
    部分をクランプしてクロスレールを立ち起こし保持する
    クランプ装置において、前記係合部分の所定長さ範囲に
    当接する板状の当接体を前記クロスレール若しくはコラ
    ムに設け、この当接体の所定間隔を置いた複数箇所にコ
    ラム若しくはクロスレールを後方より押圧して係合部分
    を締め付ける押圧装置を設けたことを特徴とする加工機
    におけるクロスレールのクランプ装置。
JP30915193A 1993-12-09 1993-12-09 加工機におけるクロスレールのクランプ装置 Pending JPH07164269A (ja)

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JP30915193A JPH07164269A (ja) 1993-12-09 1993-12-09 加工機におけるクロスレールのクランプ装置

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JP30915193A JPH07164269A (ja) 1993-12-09 1993-12-09 加工機におけるクロスレールのクランプ装置

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JPH07164269A true JPH07164269A (ja) 1995-06-27

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ID=17989537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30915193A Pending JPH07164269A (ja) 1993-12-09 1993-12-09 加工機におけるクロスレールのクランプ装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004069467A1 (ja) * 2003-02-06 2004-08-19 O-M Ltd. 加工機におけるクロスレールのクランプ装置
CN100408265C (zh) * 2003-02-06 2008-08-06 株式会社O-M制作所 加工设备的横轨的定位装置
WO2017115396A1 (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社紀和マシナリー 変位抑制装置とそれを利用した工作機械
JP2019084620A (ja) * 2017-11-06 2019-06-06 大同マシナリー株式会社 ガントリー型穿孔装置、及びガントリー型穿孔装置を用いた穿孔方法

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