JPS6336929A - スパイラルチユ−ブ用コネクタの製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スパイラル溝を内周面に付形したスパイラル
チューブを他の部材と連結するに用いられるコネクタの
製造方法に関するものである。

従来の技術 従来、この種のコネクタを製造するにあたっては定寸切
断した金属パイプをコネクタ素体として用い、そのコネ
クタ素体を所定長さの凹溝を有するダイに載置すると共
に、この径内側からパンチで部分的にコネクタ素体の側
面を突き出すことにより所望のスパイラルライン上で断
続的に位置する凸部を設けるようにされている。

発明が解決しようとする問題点 然し、このようにして得られたコネクタは凸部が断続し
て設けられているのみであるから、スパイラルチューブ
のスパイラル溝との螺合で必ずしも十分な気密性を保持
することができない。

その気密性はコネクタの周側面で連続するスパイラル状
の凸条を設ければ、スパイラルチューブのスパイラル溝
と全周で面接触させられるから十分に保持することがで
きる。

唯、上述した工程でスパイラル状に連続した凸条を形成
するときには、コネクタ素体を軸線方向で徐々に移動さ
せしかも少しづつ回転させて周側面を突き出すようにし
なければならないから、周側面を傷付ける虞れがあるば
かりでなく、工数と手間が極めて掛り、また、全長に亘
って均一な高さに突出する凸条を連続させて成形するこ
とが困難である。

問題点を解決するための手段 本発明に係るスパイラルチューブ用コネクタの製造方法
においては、金属パイプをコネクタ本体の所望長さより
も相対的に長く切断してコネクタ素体を形成し、その外
周よりも僅かに大きい内周を有する筒状のダイ内に上端
側を所定長さ突出させてコネクタ素体を嵌挿載置すると
共に、これ亦コネクタ素体の外周よりも僅かに大きい内
周を有する筒状のパンチでコネクタ素体を上方から所望
のストローク圧縮し、その圧縮に伴って膨出するコネク
タ素体の側面部分を所定のスパイラルラインに相応した
ダイ、パンチの上下端面で挟込み支持してスパイラル凸
条を付形するようにされている。

作用 このコネクタの製造方法では、筒状のダイとパンチとで
上下からコネクタ素体を圧縮するに伴って膨出する側面
部分をダイ、パンチのスパイラルラインに相応した上下
端面で挟込むことによりスパイラル凸条を付形するから
、極めて簡単に連続した凸条を形成できると共に周側面
を傷付ける事態も生じない。

実施例 以下、添付図面を参照して説明すれば、次の通りである
。

このコネクタの製造方法は、第１及び２図で示すように
上下で相対向するダイ１とパンチ２とを用いて行われる
。そのダイ１．パンチ２は後述するコネクタ素体の外周
よりも僅かに大きな内周を有する筒状のものでなり、ダ
イホルダー３上に定置したダイ１に対してパンチホルダ
ー４で支持されたパンチ２が上下にストローク勤可能に
取付けられている。また、ダイ１の内側にはコネクタ素
体の挿置間隔Ｇｌをへだててダイボスト５が植立固定さ
れており、このダイボスト５の上端側を受入れ可能にす
るべくパンチ２にはコネクタ素体の肉厚と略相応した間
隔Ｇ２を持って受は穴６が設けられている。そのダイ１
．パンチ２の相対する上下端面７．８は所望のスパイラ
ルラインに相応した斜面で形成されており、また、各斜
面の始端と終端とを連結する略垂直の起立面９．１０は
パンチ２のストロニク勅をガイド可能にスライド摺動す
るようになっている。

これらダイ１．パンチ２を用いては、まず、金属バイブ
をコネクタ本体よりも相対的に長く切断してコネクタ素
体を形成し、そのコネクタ素体Ｃ１を第３図で示すよう
に上端側を所定長さ突出させてダイボスト５で内周を支
持することによりダイ１の間隔Ｇ１内に嵌挿配置する。

この状態でパンチ２を降下させると第４図に示す如くダ
イボスト５の上端側を受は穴６で受入れつつ間隔Ｇ２の
段部でコネクタ素体Ｃ１の上端面を押圧する。

そのパンチ２を所定のストロークまで降下するに伴って
コネクタ素体Ｃ１の側面部分は第５図で示すように徐々
に膨出し、また、この膨出部分ｓｌはダイ１．パンチ２
の所望するスパイラルラインに応じた上下端面７．８に
沿って生じしかも各端面７，８で挟込まれることにより
第６図で示す如くコネクタ本体Ｃ２の側面に所定のスパ
イラル凸条Ｓ２として形成されるようになる。そのスパ
イラル凸条Ｓ２はパンチ２のストローク勅を適宜調整す
ることにより、同じ型で膨出寸法を変えるように形成す
ることができる。このスパイラル凸条Ｓ２の成形後は、
パンチ２を上昇動すればコネクタ本体Ｃ２をダイ１から
抜き取るだけで一工程の作業を終了できる。

なお、コネクタ素体としては横断面真円形、長円、楕円
等のいずれでの形状を有するものでも適用できる。ポス
ト５はダイ１側に代えてパンチ２側に備付けることもで
き、また、ダイプレート３とパンチプレート４とはパン
チ２のストローク動をガイドするべくガイドボストで連
結するようにできる。また、本発明の実施例においては
コネクタ素体を上下方向に載置して上下方向に圧縮する
ものについて説明したが、作業性等を考慮してパイプ素
体を水平方向に載置してその水平な軸線方向に圧縮して
凸条を形成することもできる。

発明の効果 以上の如く、本発明に係るコネクタの製造方法に依れば
、極めて簡単な作業でしかもコネクタ本体の周側面を傷
付けずにスパイラル状に連続した凸条を正確に形成する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る方法を実施するコネクタ成形型の
側面図、第２図は同型の部分斜視図、第３〜５図は同型
によるコネクタの製造工程を示す説明図、第６図は同工
程で成形したコネクタの斜視図である。 ＣＩ　＝コネクタ素体、Ｃ２：コネクタ本体、１：ダイ
、２：パンチ、７，８：所望のスパイラルラインに相応
した端面。 ５ＰＪ５図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）金属パイプをコネクタ本体の所望長さよりも相対
   的に長く切断してコネクタ素体を形成し、その外周より
   も僅かに大きい内周を有する筒状のダイ内に上端側を所
   定長さ突出させてコネクタ素体を嵌挿載置すると共に、
   これ亦コネクタ素体の外周よりも僅かに大きい内周を有
   する筒状のパンチでコネクタ素体を上方から所望のスト
   ローク圧縮し、その圧縮に伴って膨出するコネクタ素体
   の側面部分を所定のスパイラルラインに相応したダイ、
   パンチの上下端面で挟込み支持してスパイラル凸条を付
   形するようにしたところのスパイラルチューブ用コネク
   タの製造方法。
2. （２）上記コネクタ素体を内周からポストで支持してダ
   イ、パンチで圧縮するようにしたところの特許請求の範
   囲第１項記載のコネクタの製造方法。