JPS6336895B2 - - Google Patents

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JPS6336895B2
JPS6336895B2 JP6374783A JP6374783A JPS6336895B2 JP S6336895 B2 JPS6336895 B2 JP S6336895B2 JP 6374783 A JP6374783 A JP 6374783A JP 6374783 A JP6374783 A JP 6374783A JP S6336895 B2 JPS6336895 B2 JP S6336895B2
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JP6374783A
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Takashi Fujii
Kyoshi Matsuoka
Shuji Sugino
Makoto Nagano
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Hitachi Shonan Denshi Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Shonan Denshi Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、機構部品や電気回路部品等における
ネジなどを自動操作で回転調整するためのドライ
バ装置に関するものである。かかるネジの回転調
整によつて、機構部品にあつてはその部分品の位
置の調定が、また電気回路部品にあつては、その
電気定数の調定がそれぞれなされるような例は多
数あり、本発明は、このような場合に用いて好適
なドライバ装置に関するものである。
〔従来技術〕
かかるネジなどの回転調整を人手で行う場合に
は通常、ドライバ(いわゆるネジ回し)を当該調
整対象であるネジの頭部に接触させこれに回転力
を加えて行うが、この操作を人手を介さず自動的
に行うためのドライバ装置としては、ドライバを
ネジに接近又は離脱させ、またドライバを回転さ
せるという当然の機能のほかに、 (イ) ドライバ先端がネジ位置に接近したとき、そ
の位置に正しくネジが存在することを確認する
機能。
(ロ) ドライバとネジの接触対向部の相対的位置関
係(溝山と溝谷の位置関係)を正しく合わせて
両者の接触連結を行う機能。
(ハ) 相互に接触連結したドライバとネジの間に必
要な圧接力を維持してドライバの回転時両者の
連結が外れないようにする機能。
(ニ) ドライバの回転に伴つてネジがその軸方向に
前進或いは後退する場合には、これに追従して
両者の間に適当な圧接力を保ちつつ連結を維持
する機能、 を必要とし、これらの諸機能を実現するための制
御動作を与えられたプログラムに従つて順次に行
う必要があり、また (ホ) 装置が異状動作(例えばドライバの前進動作
が止まらなくなるなど)を起した時、このこと
を検知して装置及び調整対象となつた物品の損
傷を未然に防止する機能 をも持たなければならないが、上記(イ)乃至(ホ)の各
機能を満足に果たすような構成をもつたドライバ
装置は未だ開発されておらず、既存のドライバ装
置は上述の機能の一部を欠き、また持てる一部の
機能についてもそれが不完全なため、調整対象と
なる物品に無理な力を与えてこれを損傷させる等
の不工合があつた。
〔発明の目的〕
本発明は、上述のような従来の技術的事情に鑑
みなされたものであり、従つて本発明の目的は、
前記(イ)乃至(ホ)の諸機能を完備し、調整対象物品を
破損したりすることなく、その回転調整を自動で
なしうるドライバ装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記目的を達成するため、本発明によるドライ
バ装置は、被調整部に係合すべきピン先を備えた
ドライバとしての検出ピンと、該検出ピンを第1
の弾性手段を介して保持する保持部材と、該保持
部材を支持する第1の支持部材と、該第1の支持
部材を第2の弾性手段を介して支持する第2の支
持部材と、該第2の支持部材を前記検出ピンが前
記被調整部に向かつて駆動される方向において駆
動する駆動手段と、該駆動手段により前記第2の
弾性手段を介して該第2の支持部材により、前記
検出ピンが前記被調整部に向かつて駆動される方
向において駆動される第1の支持部材が、前記第
2の弾性手段による弾性力に抗して第2の支持部
材との間に生じる第1の変位量を検出する第1の
検出手段と、上記の如く駆動された第1の支持部
材により、前記検出ピンが前記被調整部に向かつ
て駆動される方向において更に駆動された前記保
持部材により、前記第1の弾性手段を介して更
に、前記被調整部に向かつて駆動された前記検出
ピンが、該第1の弾性手段による弾性力に抗して
前記保持部材との間に生じる第2の変位量を検出
する第2の検出手段とを有して成り、前記第1の
変位量と第2の変位量に基づいて前記駆動手段に
よる前記各部材を介しての前記検出ピンの被調整
部に対する係合のためのドライバ動作を制御する
ようにしたことを特徴としている。
次に本発明によるドライバ装置の動作原理を説
明する。
前述の(イ)乃至(ホ)の諸機能からも明らかなよう
に、本発明によるドライバ装置では、調整対象物
品をネジとした場合、ネジに係合するドライバと
しての検出ピンの、該ネジに向かう前進動作、或
いは後退動作など、検出ピンの軸方向に沿つた動
きの制御が重要であり、ネジに係合した後の回転
動作の制御そのものには余り問題がない。
第1図は本発明によるドライバ装置の動作原理
の説明図である。同図を参照してドライバ装置に
おける検出ピンの軸方向に沿つた動きの制御につ
いての動作原理を説明する。
第1図において、16はモータ、17はモータ
16のシヤフトと直結した回転軸、18は移動フ
レーム、18−1は移動フレーム18の貫通孔の
表面に形成されたメネジ部であり、回転軸17の
オネジと螺合している。従つてモータ16が回転
すると、移動フレーム18は矢印Y1方向に沿つ
て上下動することができるようになつている。
12も移動フレームである。移動フレーム18
はスプリング19を介してもう一つの移動フレー
ム12を支持している。従つて移動フレーム18
が矢印Y1方向に沿つて上下動すれば、スプリン
グ19の弾力を介してもう一つの移動フレーム1
2も同様に上下動する。両フレームのアーム間距
離Δl1は、通常はスプリング19の弾力により零
になつている。
移動フレーム12とスピンドル6は、矢印Y1
方向に沿つた上下動に関する限り、直結されてい
る。従つてフレーム12が上下動すればスピンド
ル6も上下動する。20は検出ピン、20−1は
そのピン先、20−2はその鍔部、22はスプリ
ングである。すなわち検出ピン20は、スピンド
ル6の中空内部において、その鍔部20−2によ
りスプリング22を介しスピンドル6によつて保
持されている。従つてフレーム12の上下動につ
れてスピンドル6が上下動すると、スプリング2
2の弾力を介して検出ピン20も上下動する。1
は調整対象となる物品である。
以上のほか、図面を簡略化するために図示しな
かつたが、フレーム18と12のアーム間距離
Δl1を検出する手段と、フレーム12と検出ピン
20との間隔Δl2を検出する手段が設けられてい
る。
動作の概要は次の如くである。モータ16が回
転し、移動フレーム18が上方へ移動すると、そ
れにつれて移動フレーム12もスピンドル6も上
方へ移動し、従つて検出ピン20も上方へ移動す
る。ピン先20−1が物品1に当ると、スピンド
ル6は、スプリング22の弾力に抗して上方へ移
動する。スピンドル6が物品1に接触したにもか
かわらず、更にモータ16が回転を続け、移動フ
レーム18が上昇を続けると、フレーム間距離
Δl1が大きくなつてくる。従つて、Δl1の検出手段
により、距離Δl1が所定の値以上に大きくなつた
ことを検出したら、モータ16の回転を停止する
ようにすれば、スピンドル6と物品1の接触圧に
よる破損を防止することができる。
また検出ピン20が上昇し、そのピン先20−
1が物品1における所定のスロツトtに正しく嵌
合したときと、しないときとでは、フレーム12
と検出ピン20との間隔Δl2が異なつてくる。従
つて間隔Δl2を監視していれば、ピン先20−1
がスロツトtに正しく嵌合したか否かを知ること
ができ、否のときは、モータ16を逆転させるこ
とにより、検出ピン20を下降させ、再度、嵌合
動作をやり直すことができる。ピン先20−1お
よびスロツトtが十字形をなしているような場合
には、やり直しに先立つて、ピン先20−1を図
示せざる手段によつて所定量だけ回転させるよう
にすれば、嵌合に成功することができる。
このように、Δl1とΔl2の値を常に検出していれ
ば、これらの値に基き、検出ピン20の軸方向の
動きを、所定の動作プログラムに従つて自在に制
御することが可能になる。以上が本発明によるド
ライバ装置の動作原理の説明である。
〔発明の実施例〕
次に図を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第2図は本発明の一実施例を示す側面図であ
るが、一部は断面図として示してある。第2A図
は第2図における要部の拡大断面図である。
これらの図において、調整対象物品1には、ド
ライバ3によつて回転調定される調整ネジ2が設
けられている。ドライバ3はホルダ4、止めネジ
5でスピンドル6に固定されている。スピンドル
6は固定フレーム7に対し、軸受8及び9で回転
自在に、かつ回転軸方向に対しても上下自在に支
持される一方、スピンドル6に設けられたキイ溝
6−1に嵌合したキイ10によつて、プーリー1
1とは一体的に回転するが、回転軸方向にはプー
リー11と関係なく上下自在に動きうる関係にあ
る。
またスピンドル6は、移動フレーム12に対し
てはその腕12−1の部分でスラストベアリング
13,14によつて連結し、回転自在かつ回転軸
方向にはスピンドル6とフレーム12とが一体に
動くようになつている。
移動フレーム12は固定フレーム7に取付けら
れた支柱15をガイドとして上下移動できる。固
定フレーム7に取り付けられたモーター16の回
転軸17の外周に設けられたネジ山には移動フレ
ーム18のメネジ部18−1が螺合しており、回
転軸17の回転はこの部分でフレーム18の上下
運動に変換される。
ドライバ3及びスピンドル6の回転軸心中空部
には検出ピン20が貫通しており、ピン20の下
端はフレーム12に取り付けられた差動トランス
21の鉄心21−1と一体に結合されている。な
お、差後トランス21は、検出ピン20の上下動
による変位量を検出するセンサの役目を果たすも
のである。
また、ピン20には鍔部20−2が設けてあ
り、ドライバ軸中空部の段3−1とこの鍔部がス
プリング22の力によつて接触してピン先20−
1がドライバ3の端面から突出する長さl0を決め
ている。
モータ23は、固定フレーム7に取り付けら
れ、モータ回転軸23−1の回転はトルクリミツ
タ24、プーリー25、タイミングベルト26を
介してプーリー11に伝達され、これと回転一体
の関係にあるスピンドル6を回転させ、さらにド
ライバ3を、モータ23の回転方向に応じて矢印
A又はBの方向に回転させる。
第3図は、第2図に示した実施例の動作中にお
ける移動フレーム12及び18の各腕12−2,
18−2の部分の相対的位置関係及びこれらを検
知するマイクロスイツチ29,30の動作状態を
示す説明図、第4図はドライバ3の刃先と調整ネ
ジ2の溝との接触関係と、このときの検出ピン先
端20−1の部分の相対的位置関係を示す説明図
であつて、以下本実施例の動作を、これらの図面
を引用しながら説明する。
まず調整対象としての物品1は、それに設けら
れた調整ネジ2がドライバ3の回転軸線上にくる
よう適宜の搬送手段(図示せず)によつて位置決
めされる。
ついでモータ16が回転を開始し、この回転軸
17の回転力は前述のように移動フレーム18を
矢印Y1に沿つた上方へ移動させる力に変換され
る。
その力はフレーム18の腕18−3がスプリン
グ19を押し上げて移動フレーム12の腕12−
2に伝えられ、腕12−2及び18−2は第3図
aに示す相対的位置関係のまま上昇し、腕12−
1に連結されているスピンドル6を上昇させ、さ
らにこれと一体に結合されたドライバ3が上昇す
る。
ドライバ3が上昇を続けるとその先端から突出
している検出ピン20の先端部20−1は調整ネ
ジ2の頭部の溝底2−1に接触し、ついでドライ
バ3の内部に、スプリング22を圧縮しつつ押込
まれる。なお、これがためピン20の一体に結合
された差動トランス21の鉄心21−1は移動
し、差動トランス21の電気出力が鉄心の移動に
応じて変化し、これによつてピン20の変位量を
検出することができる。
ドライバ3の刃先と調整ネジ2の溝との各形状
が正しく合致するものであるときは、両者は第4
図aに示す如き嵌合状態になると同時に、ドライ
バ3はその位置で上昇を阻止される。なお、この
ときピン先端20−1のドライバ3の先端からの
突出量をl1とする。この状態からフレーム18は
なおも上昇を続けるので、上昇を停止したフレー
ム12との間に、第3図b中においてLで示すよ
うな間隙をスプリング19の弾力に抗して生じ、
このスプリング19の弾力がドライバ3の調整ネ
ジ2に対する圧接力の発生源となる。
こうして生じた間隔Lが一定の間隔に達すると
マイクロスイツチ29及び30が双方ともに断の
状態(第3図b参照)となるので、制御回路(図
系せず)はドライバ3の調整ネジ2の正しい嵌合
連結が完了したと判断してモータ16の回転を停
止させる。
第4図bはドライバ3の刃先と調整ネジ2の溝
が正しく嵌合し合つていない状態を示し、この場
合ドライバ刃先はネジ溝に充分落ち込んでいない
から、検出ピン先端20−1のドライバ3の先端
からの突出量は上述の正しく嵌合したときの寸法
l1よりも大きく、このことは差動トランス21の
出力によつて検出することができる。
この状態でドライバ3の上昇が阻止され、つい
で前記と同様に移動フレーム18の上昇動作が行
われてフレーム腕12−2と18−2の間に間隙
Lが生じる。従つて制御回路ではマイクロスイツ
チ29,30の断となつた出力と差動トランス2
1からのピン先端20−1の突出量を表わす電気
出力情報とから、ドライバ刃先とネジ溝とが不適
合状態にある旨を判断し、モータ16を逆回転さ
せてフレーム18を下降させ、その動きがフレー
ム12、スピンドル6に伝達されるので、ドライ
バ3が下降して調整ネジ2との接触を断つ。
その上で制御回路は、今度はモータ23を一定
の微少角度回転させ、プーリー25、ベルト26
を介してスピンドル6を微少角回転させることに
より、ドライバ刃先と調整ネジ溝との相対的位置
関係を前回とは若干異ならせた上で再度モータ1
6を正転させ、前述の動作と全く同様の操作を行
つてドライバ3と調整ネジ2との嵌合連結を試
み、以下これが正しく実現するまで繰り返す。
なお、調整ネジの溝形状が正規のものでない場
合にはこの動作を何回繰り返しても正しい結合は
望めないから適宜の回数繰り返して成功しない場
合には、それで打ち切るように制御回路で指令す
る。
また何等かの原因で調整ネジ位置に本来ある筈
の対象物品が存在しない場合には、フレーム腕1
2−2,18−2は第3図aに示した如き相対的
位置関係のまま、また検出ピン先端20−1もl0
だけ突出した状態のままフレーム18が上昇を続
けるので、腕18−3がマイクロスイツチ27,
28を動作させることになり、それによりモータ
16の回転を強制的に停止させるなど、調整対象
物品や装置の損傷を防ぐため二重の安全措置が講
じられている。
さらに、調整ネジ位置に本来ある筈の対象物品
が適正な位置よりずれている場合には、腕12−
2と18−2の間の間隙が第3図cに示す如く過
大となることがあり、この場合にはマイクロスイ
ツチ29が断で30が接となることから、制御回
路は動作異常と判断しモータ16の逆転を指令す
る。
またもし調整ネジ位置にネジ以外のものが存在
するときは、第4図cに示すように検出ピン先端
20−1は、ほぼドライバ3の端面迄押込まれて
しまうのが普通なので制御回路は差動トランス2
1の検出々力により直ちに調整対象物品異常と判
断できる。即ち、上述したように正常動作以外の
場合はいずれもこれを異常状態を判断し、これに
対処できるようになつている。
なお、またドライバ回転用のモータ23として
例えばパルスモータを用い、ドライバ3と調整ネ
ジ2との嵌合を試みる動作段階において、モータ
23の励磁を断つてその回転軸23−1に回転拘
束力を与えないようにしておけば、ドライバ刃先
とネジ溝の相対的位置に若干の角度ズレがあつて
もドライバがその角度ズレを解消する方向に追従
して正しい嵌合連結を実現できることがあり、こ
のようにして装置の操作を助けることもできる。
ドライバ3と調整ネジが正しく嵌合連結される
と今度はモータ23を回転させ、それによりドラ
イバ3が回転して調整ネジを矢印A又はBの方向
に回転させ、所望の調整を完了したら、その後モ
ータ16を逆転させてドライバ3を調整ネジ2か
ら離脱させる。
なお、この調整作業中に、調整ネジ2の回転に
より該ネジ2そのものが回転軸方向に沿つて移動
するような場合には、フレーム12はスプリング
19の弾力によつてドライバ3を調整ネジ2の軸
方向移動に追従させて上昇又は下降させる結果、
フレーム腕12−2と18−2の間隙が変動しこ
れが予め調定した上下限値を超えるとマイクロス
イツチ29又は30が働き、その都度モータ16
を正転又は逆転させるので、結果的に上記間隙が
調定範囲内になるよう自動的な追従動作が行なわ
れ、よつてドライバ3は常に適当な圧接力を以て
調整ネジ2との連結状態を継持することができ
る。
以上の一連の作業及び異常事態に対処した操作
は上述のように差動トランス21の電気出力及び
マイクロスイツチ27〜30の動作情報を用いて
制御回路(図示せず)によつて制御される。
なお第2図に示した実施例では、検出ピン20
の移動量の検知を差動トランスを用いて行い、ま
たフレーム12,18の相対的位置関係の検知
や、フレーム18の上昇下降の限界検知をいずれ
もマイクロスイツチを用いて行うものとして説明
してあるが、これを他の適当な手段、例えばリニ
ヤエンコーダを用いた移動量計測手段また光電ス
イツチや磁気近接スイツチ等を用いた位置検出手
段を用いることにより上述と同様の自動的動作機
能を実現できることは勿論である。
なお又第1図においては、ドライバ刃先を上向
きのものとしてあるが、これを下向きあるいは水
平または任意の角度方向とするも差支えない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明は調整対象物品に
設けられた調整ネジ等の回転調整具を自動操作す
るに当り、上記調整具を回転させるドライバの回
転軸中心にドライバ先端面より突出した検出ピン
を備え、これが調整具のドライバ刃先嵌合溝に接
触した時、ドライバ軸内に押込まれる量を検知
し、又ドライバをその回転軸方向に沿つて前進又
は後退させる為の移動フレームは、ドライバを前
進後退させる駆動力を直接に受けるフレームとド
ライバを塔載したフレームとの2つより成り、こ
の2つのフレームをスプリングで連結し、該スプ
リングの弾力でドライバを調整ネジ等に圧接する
と共に、これら二つのフレーム間に生ずるドライ
バ回転軸方向の位置差を検知し、これと前記検出
ピンの移動量とから一連の作業プログラムによる
制御を行うように構成することにより、 (イ) ドライバが調整ネジ位置に接近したとき、そ
の位置に正規の調整ネジ等が存在するか否かを
確認する機能。
(ロ) ドライバ刃先と調整ネジ等の嵌合溝の相対的
位置関係を合致させて両者の接触連結を行う機
能。
(ハ) ドライバと調整ネジ等の間を適当な圧接力で
圧接してドライバの回転時、両者の連結が外れ
ないようにする機能。
(ニ) ドライバの回転に伴つて調整ネジ等が回転軸
方向に移動する場合には、これに追従して両者
の間に適当な圧接力を保ちつつ連結を維持する
機能。
(ホ) 装置が異常動作を起した時、これを検知して
装置及び調整対象物品の損傷を防ぐ機能。
を発揮せしめ得るので、機能的電気的な調整作業
を自動的に行わしめるドライバ装置として好適で
あり、広く調整ネジ、回転軸等の回転手段を以て
する調整機構の操作に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動作原理の説明図、第2図は
本発明の一実施例を示す側面図、第2A図は第2
図における要部の拡大断面図、第3図は第2図に
おける移動フレーム12と18の相対的位置関係
およびこれを検知するマイクロスイツチの動作状
態の説明図、第4図は第2図におけるドライバ刃
先と調整ネジの溝との接触関係および検出ピン先
端の位置関係を示す説明図、である。 符号説明、1……調整対象物品、2……調整ネ
ジ、3……ドライバ、6……スピンドル、7……
固定フレーム、12及び18……移動フレーム、
19,22……スプリング、16及び23……モ
ータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被調整部に係合すべきピン先を備えたドライ
    バとしての検出ピンと、該検出ピンを第1の弾性
    手段を介して保持する保持部材と、該保持部材を
    支持する第1の支持部材と、該第1の支持部材を
    第2の弾性手段を介して支持する第2の支持部材
    と、該第2の支持部材を前記検出ピンが前記被調
    整部に向かつて駆動される方向において駆動する
    駆動手段と、該駆動手段により前記第2の弾性手
    段を介して該第2の支持部材により、前記検出ピ
    ンが前記被調整部に向かつて駆動される方向にお
    いて駆動される第1の支持部材が、前記第2の弾
    性手段による弾性力に抗して第2の支持部材との
    間に生じる第1の変位量を検出する第1の検出手
    段と、上記の如く駆動された第1の支持部材によ
    り、前記検出ピンが前記被調整部に向かつて駆動
    される方向において更に駆動された前記保持部材
    により、前記第1の弾性手段を介して更に、前記
    被調整部に向かつて駆動された前記検出ピンが、
    該第1の弾性手段による弾性力に抗して前記保持
    部材との間に生じる第2の変位量を検出する第2
    の検出手段とを有して成り、前記第1の変位量と
    第2の変位量に基づいて前記駆動手段による前記
    各部材を介しての前記検出ピンの被調整部に対す
    る係合のためのドライブ動作を制御するようにし
    たことを特徴とするドライバ装置。
JP6374783A 1983-04-13 1983-04-13 ドライバ装置 Granted JPS59192430A (ja)

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JPS61209829A (ja) * 1985-03-14 1986-09-18 Fujitsu Ltd 回転作業用装置
JPS6370829U (ja) * 1986-10-24 1988-05-12
JPH0319641U (ja) * 1989-07-06 1991-02-26

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