JPS6336487Y2 - - Google Patents

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JPS6336487Y2
JPS6336487Y2 JP1623082U JP1623082U JPS6336487Y2 JP S6336487 Y2 JPS6336487 Y2 JP S6336487Y2 JP 1623082 U JP1623082 U JP 1623082U JP 1623082 U JP1623082 U JP 1623082U JP S6336487 Y2 JPS6336487 Y2 JP S6336487Y2
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JP
Japan
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holder
core
gate
shield block
shield
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JP1623082U
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JPS58125224U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、VTR用録音再生ヘツドとして使用
するのに適した磁気ヘツドに関する。
従来のこの種の磁気ヘツドの一例を第1図及び
第2図に示す。この場合、フロントコア1はシー
ルドブロツク2の溝に接着剤(ガラス)を介して
嵌合接着され、これらがシールドケース3内に収
納固定される。そして、フロントコア1の後端面
を基準面Pとしてケース前面のテープ摺動面を研
摩し、フロントコア1をテープ摺動面に露出させ
て第2図の如くフロントコア先端にギヤツプGを
構成するようにしている。ところで、上記の如き
従来の構造であると、フロントコア1の後端面を
テープ摺動面研摩の際の基準面Pとしているため
フロントコア1の足折れ不良や傾き不良が発生し
やすく、フロントコア1が傾いた状態で研摩を行
うとギヤツプデイプスが正常の場合よりも長くな
つてしまう不都合を生じる。
このため、第3図のようにフロントコア30
A,30Bとシールドブロツク20とを固着する
ためにホルダ10を用い、該ホルダ10の背面側
の基準面Qを利用してテープ摺動面研摩を実行で
きるようにした磁気ヘツドが本出願人より先に提
案されている。
ところで、第3図のホルダ10をダイキヤスト
成型で作成する場合、材料を金型内に注入するた
めのダイキヤストゲート16の位置が問題とな
り、前面はシールドブロツク20がつき、背面は
基準面となるため、通常側面に設られるのが普通
である。しかし、ホルダ側面にダイキヤストゲー
ト16が位置する場合、シールドケースの前部開
口に嵌合不能となつたり、嵌合位置にずれを生じ
るから、やはりダイキヤストゲート16部分のば
り取り作業が必要不可欠となり、作業工数が多く
なり、量産性が悪くなる欠点があつた。
本考案は、上記の点に鑑み、フロントコアとシ
ールドブロツクとを固着するためにホルダを用
い、該ホルダの背面側の基準面を利用してテープ
摺動面研摩を行えるようにしてフロントコアの足
折れ不良や傾き不良を解消し、ギヤツプデイプス
のばらつきの減少を図るとともに、ホルダ側面の
ゲート取出位置にゲート取出用の凹部を設けるこ
とにより、ゲート部分のばり取り作業を不要と
し、作業性及び量産性の向上を図つた磁気ヘツド
を提供しようとするものである。
以下、本考案に係る磁気ヘツドの実施例を図面
に従つて説明する。
第4図乃至第6図において、ホルダ10Aは、
シールドブロツク20を固着するための前面平板
部11と、該前面平板部11の両側縁よりシール
ドブロツク20の位置決めのために突出した突条
12と、前記前面平板部11の上下端より夫々延
長したフロントコア30A,30B固定用のコア
ガイド13A,13B,13C,13Dと、前面
平板部11の背面側に突出する如く一体に形成さ
れる凸部14とを有している。このホルダ10A
の側面には、第6図に拡大して示すように、ダイ
キヤスト成型時におけるダイキヤストゲート取出
位置にゲート取出用の凹部15が形成され、この
凹部15の底部にダイキヤストゲート16が位置
している。この凹部15の存在により、ホルダ1
0Aにゲート16が残存していてもゲート16が
凹部15の底部に位置するため、ゲート16の除
去作業を行わなくとも支障は生じない。また、前
記コアガイド13A,13B,13C,13Dの
基部には、フロントコア30A,30Bの位置規
制を行うために前方に突出した突起17が夫々形
成されている。前記ホルダ10Aの材質は例えば
亜鉛ダイキヤストであり、シールドブロツク20
は磁性フエライトであり、フロントコア30A,
30Bはフエライト等で構成されている。このよ
うなホルダ10Aの前面平板部11にシールドブ
ロツク20を接着し、さらにコアガイド13A,
13B間に挾持されかつシールドブロツク20の
上端面にガラス層21を介し当接する如くフロン
トコア30Aが接着され、同様にコアガイド13
C,13D間に挾持されかつシールドブロツク2
0下端面にガラス層21を介して当接する如くフ
ロントコア30Bが接着される。そして、ホルダ
10A、シールドブロツク20及びフロントコア
30A,30Bの三者はシールドケース40の前
部開口41より露出する如くシールドケース40
内に収納され、ホルダ背面の凸部14の両側縁に
UV樹脂(紫外線で硬化する樹脂)を設けてシー
ルドケース40に対しホルダ10Aを仮止めす
る。その後、ホルダ10の基準面Qを利用してフ
ロントコア30A,30B先端のギヤツプGが所
定のギヤツプデイプスとなるまでケース前面のテ
ープ摺動面を研摩する。
上記実施例によれば次のような効果を上げるこ
とができる。
(1) ホルダ10Aの側面にダイキヤスト成型の際
のゲート取出用の凹部15を形成しておき、こ
の凹部15の底部にダイキヤストゲート16を
配置するようにしたので、ゲート16が残存し
ていてもホルダ側面への突出を効果的に防止す
ることができる。従つて、残存ゲートのばり取
り作業を不要にでき、作業性及び量産性の改善
を図ることが可能である。
(2) ホルダ10Aの背面より突出した凸部14に
基準面Qを形成したので、フロントコア30
A,30Bの足折れ不良や傾き不良を少なくす
ることができ、ギヤツプデイプスのばらつきも
減じることができる。仮にフロントコア30
A,30Bに僅かな傾きが生じていたとしても
ギヤツプデイプスは実質的に均一に形成可能で
ある。ホルダ10Aの使用によりフロントコア
30A,30Bの位置規制が正確に実行できる
から上下のギヤツプGの位置を正確に一列にそ
ろえることができる。
なお、上記実施例ではシールドブロツク20の
上下端にフロントコア30A,30Bが夫々配置
される場合を示したがフロントコアがいずれか1
つである場合にも本考案が適用可能であることは
明らかである。
以上説明したように、本考案によれば、フロン
トコアとシールドブロツクとを固着するためにホ
ルダを用い、該ホルダの背面側の基準面を利用し
てテープ摺動面研摩を行えるようにしてフロント
コアの足折れ不良や傾き不良を解消し、ギヤツプ
デイプスにばらつきの減少を図るとともに、ホル
ダ側面のゲート取出位置にゲート取出用の凹部を
形成しておくことにより、残存ゲートの除去作業
を不要として作業性及び量産性の向上を図つた磁
気ヘツドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気ヘツドの一例を示す側断面
図、第2図は同正面図、第3図はホルダでシール
ドブロツク及びフロントコアを一体化する基本構
成を示す分解斜視図、第4図は本考案に係る磁気
ヘツドの実施例を示す分解斜視図、第5図は同側
断面図、第6図は実施例で用いるコアホルダを背
面より見た斜視図である。 10,10A……ホルダ、11……前面平板
部、12……突条、13A乃至13D……コアガ
イド、14……凸部、15……凹部、16……ダ
イキヤストゲート、20……シールドブロツク、
30A,30B……フロントコア、40……シー
ルドケース、Q……基準面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ホルダの前面平板部にシールドブロツクを固着
    し、該ホルダの端部より延長したコアガイド間に
    フロントコアを固着するとともに、前記シールド
    ブロツク及びフロントコアがケースの前部開口に
    露出する如く前記ホルダ、シールドブロツク及び
    フロントコアを前記ケース内に収納した磁気ヘツ
    ドであつて、前記ホルダ側面のゲート取出位置に
    ゲート取出用の凹部を設けたことを特徴とする磁
    気ヘツド。
JP1623082U 1982-02-08 1982-02-08 磁気ヘツド Granted JPS58125224U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1623082U JPS58125224U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 磁気ヘツド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1623082U JPS58125224U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 磁気ヘツド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58125224U JPS58125224U (ja) 1983-08-25
JPS6336487Y2 true JPS6336487Y2 (ja) 1988-09-28

Family

ID=30028607

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1623082U Granted JPS58125224U (ja) 1982-02-08 1982-02-08 磁気ヘツド

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JP (1) JPS58125224U (ja)

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JPS58125224U (ja) 1983-08-25

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