JP2002117640A - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2002117640A
JP2002117640A JP2000304878A JP2000304878A JP2002117640A JP 2002117640 A JP2002117640 A JP 2002117640A JP 2000304878 A JP2000304878 A JP 2000304878A JP 2000304878 A JP2000304878 A JP 2000304878A JP 2002117640 A JP2002117640 A JP 2002117640A
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JP
Japan
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cartridge
disk cartridge
bridge portion
shutter
drive device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000304878A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiro Hayashi
史朗 林
Tadahiro Kuwa
忠弘 桑
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形性の向上と剛性の向上を図ることが出来
るディスクカートリッジを提供する。 【解決手段】 カートリッジケース1に形成されたシャ
ッタ摺動部2にヘッドウィンドウ3が設けられ、ヘッド
ウィンドウ3の端部にブリッジ部4が形成されている。
そしてブリッジ部4の端部に、円弧部4bまたはテーパ
部4cの樹脂導入部が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスクや光
ディスク等の記録ディスクを内蔵するディスクカートリ
ッジに係り、特にヘッドウィンドウ部のドライブ装置挿
入側端部に、シャッタ摺動部よりも薄いブリッジ部が形
成されたディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】カートリッジケースのヘッドウィンドウ
部に、シャッタ摺動部よりも薄いブリッジ部が形成され
たディスクカートリッジが知られている。図7はこの種
ディスクカートリッジに用いるカートリッジケースの上
面図、図8は図7のA方向から見た一部拡大正面図であ
る。
【0003】図7に示すようにカートリッジケース1の
ドライブ装置挿入側には、シャッタ(図示せず)が摺動
する凹状のシャッタ摺動部2が形成され、そこにヘッド
ウィンドウ3が開設されている。ディスクカートリッジ
がドライブ装置(図示せず)に挿入されると、シャッタ
は図7において左側に移動し、ヘッドウィンドウ3を開
放する。ディスクカートリッジがドライブ装置から取り
出された状態では、シャッタがヘッドウィンドウ3を被
覆することで、内部に収納されている記録ディスク(図
示せず)は外部から遮蔽される。
【0004】ヘッドウィンドウ3のドライブ装置挿入側
端部には、図8に示すように、シャッタ摺動部2から一
段凹部となったブリッジ部4が形成されている。この薄
いブリッジ部4は、ディスクカートリッジのドライブ挿
入時、また、記録ディスク外周部の記録再生時に光学レ
ンズおよび磁気ヘッドに接触しないように設けられたも
のである。
【0005】図9は、このディスクカートリッジをドラ
イブ装置に挿入したときのブリッジ部4と光学レンズ5
および磁気ヘッド6との位置関係を示した一部拡大正面
図である。前述のようにヘッドウィンドウ3のドライブ
装置挿入側端部に薄いブリッジ部4を設けることによ
り、光学レンズ5と磁気ヘッド6の間隔を狭くすること
ができ、ドライブ装置の薄型化が可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種ディスク
カートリッジは図8に示すように、ブリッジ部4の両端
部(シャッタ摺動部2の端面と接する部分)が直角にな
って直角部4aが形成されているため、ブリッジ部4付
近での成形時の樹脂の流れが悪いという問題があった。
ドライブ装置の薄型化のためにはブリッジ部4の肉厚は
薄くした方が有利であるが、薄くすると成形時の樹脂の
流れが悪くなり、成形性が低下するという欠点があり、
またブリッジ部4の剛性、ひいてはカートリッジケース
の剛性が弱いという問題もある。成形性および剛性を高
めるため、ブリッジ部4全体を厚くすると、ドライブ装
置の薄型化の障害となる。
【0007】本発明の目的は、このような従来技術の欠
点を解消し、成形性と剛性を確保しつつ、ブリッジ部の
薄型化ひいてはドライブ装置の薄型化ができるディスク
カートリッジを提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、カートリッジケースに開設されたヘッド
ウィンドウ部のドライブ装置挿入側端部に薄いブリッジ
部を形成したディスクカートリッジにおいて、前記ブリ
ッジ部の両端に円弧部またはテーパ部の樹脂導入部を設
けたことを特徴とするものである。
【0009】前述のように本発明は、ブリッジ部の両端
に円弧部あるいはテーパ部の樹脂導入部を設けるように
したので、成形時のブリッジ部付近における樹脂の流れ
が円滑になり成形性が向上する。また、樹脂導入部によ
る補強効果によりブリッジ部およびディスクカートリッ
ジの剛性が高まる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の第1の実施形態に係
るカートリッジケースの上面図、図2は図1のA方向か
ら見た一部拡大正面図、図3はシャッタを閉じた状態で
のディスクカートリッジの斜視図、図4はシャッタを開
いた状態でのディスクカートリッジの斜視図である。
【0011】カートリッジケース1は上ケース1aと下
ケース1bを重ね合わせたものからなり、これらは例え
ばABS樹脂やポリカーボネート樹脂などの合成樹脂で
射出成形され、カートリッジケース1のドライブ装置挿
入側には、シャッタ7が摺動する凹状のシャッタ摺動部
2が形成され、そこにヘッドウィンドウ3が開設されて
いる。また、ヘッドウィンドウ3のドライブ装置挿入側
端部には、薄いブリッジ部4が形成されている。
【0012】第1の実施形態では図2に示すように、ブ
リッジ部4の上下両端部に円弧部(アール状部)4bが
形成されており、この円弧部4bは具体的には例えば
0.5mm程度の半径を持つものとする。
【0013】このようにブリッジ部4の上下両端部に円
弧部4bを設けることで、成形時にこの部分での樹脂の
流れを円滑なものとし、成形性を向上させることができ
る。また、円弧部4bを設けることで、従来の直角部4
aの場合よりはその部分の剛性、ひいてはディスクカー
トリッジの剛性を高めることができる。
【0014】なお、図3ならびに図4において、8はシ
ャッタ7に取り付けられた合成樹脂製のスライダ、9は
カートリッジケース1内に回転可能に収納された光−磁
気ディスクなどの記録ディスク、10はシャッタ7の自
由端部側をスライド可能に押さえる押さえ板である。
【0015】図5は本発明の第2の実施形態に係るカー
トリッジケースの上面図、図6は図5のA方向から見た
一部拡大正面図である。カートリッジケース1に形成さ
れた凹状のシャッタ摺動部2に、ヘッドウィンドウ3が
形成され、ヘッドウィンドウ3のドライブ装置挿入側端
部には、薄いブリッジ部4が形成されている。
【0016】この第2の実施形態では図6に示すよう
に、ブリッジ部4の上下両端部にテーパ部4cが形成さ
れており、テーパ部4cは具体的には例えば0.5mm
程度の直角三角形を構成する斜面となっている。
【0017】このようにブリッジ部4の上下両端部にテ
ーパ部4cを設けることで、成形時にこの部分での樹脂
の流れを円滑なものとし、成形性を向上させることがで
きる。またテーパ部4cを設けることで、従来の直角部
4aの場合よりは、その部分の剛性、ひいてはカートリ
ッジケースの剛性を高めることができる。
【0018】図2および図6に示すように、前記円弧部
4bならびにテーパ部4cは、光学レンズ5および磁気
ヘッド6と干渉しない範囲(大きさ)で設計されるべき
である。
【0019】
【発明の効果】前述のように本発明によれば、ヘッドウ
ィンドウ部に形成されたブリッジ部の両端に円弧部ある
いはテーパ部の樹脂導入部を設けるようにしたので、成
形時のブリッジ部付近における樹脂の流れが円滑にな
り、成形性を向上することができる。また、樹脂導入部
による補強効果によりブリッジ部およびカートリッジケ
ースの剛性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るカートリッジケ
ースの上面図である。
【図2】図1のA方向から見た一部拡大正面図である。
【図3】シャッタを閉じた状態でのディスクカートリッ
ジの斜視図である。
【図4】シャッタを開いた状態でのディスクカートリッ
ジの斜視図である。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るカートリッジケ
ースの上面図である。
【図6】図5のA方向から見た一部拡大正面図である。
【図7】従来のカートリッジケースの上面図である。
【図8】図7のA方向から見た一部拡大正面図である。
【図9】ブリッジ部と光学レンズおよび磁気ヘッドとの
位置関係を示した一部拡大正面図である。
【符号の説明】
1 カートリッジケース 1a 上ケス 1b 下ケス 2 シャッタ摺動部 3 ヘッドウィンドウ 4 ブリッジ部 4b 円弧部 4c テーパ部 5 光学レンズ 6 磁気ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジケースに開設されたヘッド
    ウィンドウ部のドライブ装置挿入側端部に薄いブリッジ
    部を形成したディスクカートリッジにおいて、前記ブリ
    ッジ部の両端に円弧部またはテーパ部の樹脂導入部を設
    けたことを特徴とするディスクカートリッジ。
JP2000304878A 2000-10-04 2000-10-04 ディスクカートリッジ Withdrawn JP2002117640A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7555763B2 (en) * 2003-07-28 2009-06-30 Sony Corporation Disk cartridge
US20110247025A1 (en) * 2010-03-30 2011-10-06 Panasonic Corporation Disk case and determining method thereof

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