JPS6336196Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6336196Y2 JPS6336196Y2 JP1984171180U JP17118084U JPS6336196Y2 JP S6336196 Y2 JPS6336196 Y2 JP S6336196Y2 JP 1984171180 U JP1984171180 U JP 1984171180U JP 17118084 U JP17118084 U JP 17118084U JP S6336196 Y2 JPS6336196 Y2 JP S6336196Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- damper
- pulley
- crankshaft
- air
- damper unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 21
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 11
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 11
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 7
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000004073 vulcanization Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pulleys (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、内燃機関のクランク軸の捩り振動を
減衰させるトーシヨナルダンパに関する。更に詳
しくは2組のダンパユニツトを備えたトーシヨナ
ルダンパの空冷構造に関するものである。
減衰させるトーシヨナルダンパに関する。更に詳
しくは2組のダンパユニツトを備えたトーシヨナ
ルダンパの空冷構造に関するものである。
[従来の技術]
トーシヨナルダンパのダンパユニツトはクラン
ク軸に固着されたダンパ取付体とこのダンパ取付
体に弾性体を介して固着された環状の慣性体とに
より構成される。
ク軸に固着されたダンパ取付体とこのダンパ取付
体に弾性体を介して固着された環状の慣性体とに
より構成される。
従来、この種のトーシヨナルダンパとして、ク
ランク軸の軸線方向に並設した2組のダンパユニ
ツトの間に通風間隙を設け、この間隙にいずれか
のダンパユニツト側からフインを突出して設け、
更にこの間隙に連通する通風入口孔をダンパ取付
体に設けたダンパが開示されている。(例えば、
特開昭54−27668、実開昭51−43789)。
ランク軸の軸線方向に並設した2組のダンパユニ
ツトの間に通風間隙を設け、この間隙にいずれか
のダンパユニツト側からフインを突出して設け、
更にこの間隙に連通する通風入口孔をダンパ取付
体に設けたダンパが開示されている。(例えば、
特開昭54−27668、実開昭51−43789)。
従来のトーシヨナルダンパはクランク軸が回転
すると、ダンパ付近の空気が通風入口孔より流入
してダンパユニツト間の通風間隙に入り、フイン
に案内され外周方向に流出する。これにより、慣
性体が捩り振動エネルギーを吸収して温度上昇し
た弾性体から熱を放散し、弾性体を冷却する。
すると、ダンパ付近の空気が通風入口孔より流入
してダンパユニツト間の通風間隙に入り、フイン
に案内され外周方向に流出する。これにより、慣
性体が捩り振動エネルギーを吸収して温度上昇し
た弾性体から熱を放散し、弾性体を冷却する。
[考案が解決しようとする問題点]
しかし、従来のトーシヨナルダンパは、遠心フ
アンと同じ要領で作動するフインの回転により、
ダンパ付近の空気を通風入口孔より吸込む構造で
あるため、フインの回転、すなわちクランク軸の
回転が低速度になると、冷却能力が著しく低下す
る。また通風入口孔をダンパ取付体の取付箇所よ
り上部に設ける構造であるため、ダンパ取付け強
度上、孔径を大きくすることができず、その通気
量には、おのずから限界があり、冷却能力を大き
く望めない問題点があつた。
アンと同じ要領で作動するフインの回転により、
ダンパ付近の空気を通風入口孔より吸込む構造で
あるため、フインの回転、すなわちクランク軸の
回転が低速度になると、冷却能力が著しく低下す
る。また通風入口孔をダンパ取付体の取付箇所よ
り上部に設ける構造であるため、ダンパ取付け強
度上、孔径を大きくすることができず、その通気
量には、おのずから限界があり、冷却能力を大き
く望めない問題点があつた。
本考案の目的は、2組のダンパユニツト間の通
気量を増大し、冷却能力が高く、弾性体の過熱を
未然に防止して耐久性のあるトーシヨナルダンパ
を得るための空冷構造を堤供することにある。
気量を増大し、冷却能力が高く、弾性体の過熱を
未然に防止して耐久性のあるトーシヨナルダンパ
を得るための空冷構造を堤供することにある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、前部にクーリングフアンを備えた内
燃機関のクランク軸の前端部に2組のダンパユニ
ツトが前記クランク軸の軸線方向に互いに間隔を
おいてこの前端部より前方に張り出されて並設さ
れ、更に前端が閉塞されたプーリの後端が前記ダ
ンパユニツトの前端に密接に取付けられ、各ダン
パユニツトが前記クランク軸に固着されたダンパ
取付体とこのダンパ取付体に弾性体を介して固着
された環状の慣性体とにより構成されたトーシヨ
ナルダンパである。
燃機関のクランク軸の前端部に2組のダンパユニ
ツトが前記クランク軸の軸線方向に互いに間隔を
おいてこの前端部より前方に張り出されて並設さ
れ、更に前端が閉塞されたプーリの後端が前記ダ
ンパユニツトの前端に密接に取付けられ、各ダン
パユニツトが前記クランク軸に固着されたダンパ
取付体とこのダンパ取付体に弾性体を介して固着
された環状の慣性体とにより構成されたトーシヨ
ナルダンパである。
その特徴とするところは、前記プーリの閉塞前
端の周縁に空気の導入孔が設けられ、前記プーリ
の内部から前記ダンパユニツトの間の空間に連通
する第1の吹出孔と前記プーリの内部から前記ダ
ンパユニツトの後面に連通する第2の吹出孔とが
前記クランク軸の回転中心から放射状に前記ダン
パ取付体にそれぞれ貫設され、前記プーリの内部
から前記ダンパユニツトの前面に連通する排出孔
が前記クランク軸の回転中心から放射状に前記プ
ーリに貫設され、前記クーリングフアンにより送
られてくる空気が前記導入孔から前記プーリの内
部に導入し前記第1及び第2の吹出孔並びに前記
排出孔を通つて前記ダンパユニツト間及び前記ダ
ンパユニツトの前後面に吹き抜けるように構成さ
れたことにある。
端の周縁に空気の導入孔が設けられ、前記プーリ
の内部から前記ダンパユニツトの間の空間に連通
する第1の吹出孔と前記プーリの内部から前記ダ
ンパユニツトの後面に連通する第2の吹出孔とが
前記クランク軸の回転中心から放射状に前記ダン
パ取付体にそれぞれ貫設され、前記プーリの内部
から前記ダンパユニツトの前面に連通する排出孔
が前記クランク軸の回転中心から放射状に前記プ
ーリに貫設され、前記クーリングフアンにより送
られてくる空気が前記導入孔から前記プーリの内
部に導入し前記第1及び第2の吹出孔並びに前記
排出孔を通つて前記ダンパユニツト間及び前記ダ
ンパユニツトの前後面に吹き抜けるように構成さ
れたことにある。
[作用]
プーリが導風管となつて、クーリングフアンに
より送られてくる空気を2つの吹出孔及び排出孔
に案内し、トーシヨナルダンパの低速回転時にも
空気をダンパユニツト間及びダンパユニツトの前
後面に積極的に通過させるので、弾性体の冷却能
力を一段と高めることができる。
より送られてくる空気を2つの吹出孔及び排出孔
に案内し、トーシヨナルダンパの低速回転時にも
空気をダンパユニツト間及びダンパユニツトの前
後面に積極的に通過させるので、弾性体の冷却能
力を一段と高めることができる。
[実施例]
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。
説明する。
第1図において、10は低周波用ダンパユニツ
ト、20は高周波用ダンパユニツト、30はクラ
ンク軸、40はプーリである。低周波用ダンパユ
ニツト10及び高周波用ダンパユニツト20はク
ランク軸30の軸線方向に互いに間隔をおいてこ
の前端部より前方に張り出されて並設される。高
周波用ダンパユニツト20は低周波用ダンパユニ
ツト10の前方位置に設けられる。クランク軸3
0の前方には図示しない内燃機関のクーリングフ
アンが配置される。プーリ40の前端にはクーリ
ングフアン(図示せず)の基板45がボルト46
により取付けられ、その前端を閉塞する。プーリ
40の後端は高周波用ダンパユニツト20の前端
に密接に取付けられる。
ト、20は高周波用ダンパユニツト、30はクラ
ンク軸、40はプーリである。低周波用ダンパユ
ニツト10及び高周波用ダンパユニツト20はク
ランク軸30の軸線方向に互いに間隔をおいてこ
の前端部より前方に張り出されて並設される。高
周波用ダンパユニツト20は低周波用ダンパユニ
ツト10の前方位置に設けられる。クランク軸3
0の前方には図示しない内燃機関のクーリングフ
アンが配置される。プーリ40の前端にはクーリ
ングフアン(図示せず)の基板45がボルト46
により取付けられ、その前端を閉塞する。プーリ
40の後端は高周波用ダンパユニツト20の前端
に密接に取付けられる。
低周波用ダンパユニツト10及び高周波用ダン
パユニツト20はそれぞれダンパ取付体11,2
1及びラバー12,22及び環状の慣性体13,
23により構成される。ダンパ取付体11はクラ
ンク軸30に嵌着し、このダンパ取付体11にダ
ンパ取付体21とプーリ40とがこの順に密接し
てボルト50により一体的に取付けられる。慣性
体23は慣性体13より軽量に形成され、互いに
干渉することなく独立して減衰作用が行われるよ
うに間隔tが設けられる。これらの慣性体13及
び23は互いに対向するように、それぞれダンパ
取付体11及び21の片面にラバー12及び22
を介して加硫接着により固着される。慣性体23
のラバー22が接着しない側の面には、フイン2
3aが形成される。
パユニツト20はそれぞれダンパ取付体11,2
1及びラバー12,22及び環状の慣性体13,
23により構成される。ダンパ取付体11はクラ
ンク軸30に嵌着し、このダンパ取付体11にダ
ンパ取付体21とプーリ40とがこの順に密接し
てボルト50により一体的に取付けられる。慣性
体23は慣性体13より軽量に形成され、互いに
干渉することなく独立して減衰作用が行われるよ
うに間隔tが設けられる。これらの慣性体13及
び23は互いに対向するように、それぞれダンパ
取付体11及び21の片面にラバー12及び22
を介して加硫接着により固着される。慣性体23
のラバー22が接着しない側の面には、フイン2
3aが形成される。
本実施例の特徴ある構成は、第1図及び第2図
に示すように、プーリ40の閉塞前端の周縁に空
気の導入孔63が設けられ、プーリ40の内部か
らダンパユニツト10,20の間の空間に連通す
る第1の吹出孔61とプーリ40の内部からダン
パユニツト10の後面に連通する第2の吹出孔6
0とがクランク軸30の回転中心から放射状にダ
ンパ取付体21及び11にそれぞれ貫設され、プ
ーリ40の内部からダンパユニツト20の前面に
連通する排出孔64がクランク軸30の回転中心
から放射状にプーリ40に貫設されたところにあ
る。
に示すように、プーリ40の閉塞前端の周縁に空
気の導入孔63が設けられ、プーリ40の内部か
らダンパユニツト10,20の間の空間に連通す
る第1の吹出孔61とプーリ40の内部からダン
パユニツト10の後面に連通する第2の吹出孔6
0とがクランク軸30の回転中心から放射状にダ
ンパ取付体21及び11にそれぞれ貫設され、プ
ーリ40の内部からダンパユニツト20の前面に
連通する排出孔64がクランク軸30の回転中心
から放射状にプーリ40に貫設されたところにあ
る。
このような構成のトーシヨナルダンパでは、内
燃機関が運転され、クランク軸30に捩り振動が
発生すると、低い振動数の場合には、低周波数用
ダンパユニツト10のラバー12の弾性作用によ
り、その捩り振動は減衰され、また高い振動数の
場合には、高周波用ダンパユニツト20のラバー
22の弾性作用によりその捩り振動は減衰され
る。
燃機関が運転され、クランク軸30に捩り振動が
発生すると、低い振動数の場合には、低周波数用
ダンパユニツト10のラバー12の弾性作用によ
り、その捩り振動は減衰され、また高い振動数の
場合には、高周波用ダンパユニツト20のラバー
22の弾性作用によりその捩り振動は減衰され
る。
ここで図外のクーリングフアンにより送られて
くる空気が、トーシヨナルダンパの高速回転時は
もちろん、低速回転時にも図の破線で示すよう
に、導入孔63からプーリ40の空洞に積極的に
導入され、吹出孔61,62及び排出孔64を通
つてダンパユニツト10,20の間及びダンパユ
ニツト10,20の前後面に吹き抜ける。
くる空気が、トーシヨナルダンパの高速回転時は
もちろん、低速回転時にも図の破線で示すよう
に、導入孔63からプーリ40の空洞に積極的に
導入され、吹出孔61,62及び排出孔64を通
つてダンパユニツト10,20の間及びダンパユ
ニツト10,20の前後面に吹き抜ける。
これにより、ダンパユニツト10と20の全表
面が冷却され、減衰作用による内部摩擦で発熱し
たラバー12及び22の熱を奪つて放散する。ま
た慣性体23のフイン23aが遠心フアンとして
働き回転中心から外方へ空気を積極的に送り出す
ため、より冷却能力が大きくなり、トーシヨナル
ダンパの雰囲気温度は低下する。
面が冷却され、減衰作用による内部摩擦で発熱し
たラバー12及び22の熱を奪つて放散する。ま
た慣性体23のフイン23aが遠心フアンとして
働き回転中心から外方へ空気を積極的に送り出す
ため、より冷却能力が大きくなり、トーシヨナル
ダンパの雰囲気温度は低下する。
特に高周波用ダンパユニツト20を機関のシリ
ンダブロツクから離れた低周波用ダンパユニツト
10の前方位置に設けることにより、高い振動数
で高熱を発生し易いラバー22に対して機関から
の輻射熱を減らすことができ、より一層ラバー2
2の熱的変質を防止できる。またフインは慣性体
21に限らず、慣性体11に形成してもよい。
ンダブロツクから離れた低周波用ダンパユニツト
10の前方位置に設けることにより、高い振動数
で高熱を発生し易いラバー22に対して機関から
の輻射熱を減らすことができ、より一層ラバー2
2の熱的変質を防止できる。またフインは慣性体
21に限らず、慣性体11に形成してもよい。
[考案の効果]
以上述べたように、本考案によれば、クランク
軸の前端部に張り出して2組のダンパユニツトを
設け、更にその前端にプーリが取付けられたトー
シヨナルダンパにおいて、プーリに空気の排出孔
及びダンパ取付体に吹出孔を貫設することによ
り、プーリを導風管としてダンパユニツト間及び
ダンパユニツトの前後面に多量の空気が吹き抜
け、2組のダンパユニツトの全表面が冷却され
る。
軸の前端部に張り出して2組のダンパユニツトを
設け、更にその前端にプーリが取付けられたトー
シヨナルダンパにおいて、プーリに空気の排出孔
及びダンパ取付体に吹出孔を貫設することによ
り、プーリを導風管としてダンパユニツト間及び
ダンパユニツトの前後面に多量の空気が吹き抜
け、2組のダンパユニツトの全表面が冷却され
る。
また吹出孔はダンパ取付体の取付ボルト以外の
部分に広く設けることができるので、ダンパ取付
け強度を低下させずに、大量の空気を通過させる
ことができる。これにより、本考案のトーシヨナ
ルダンパはダンパユニツトの発熱体である弾性体
を流れる冷気の中に置くのと同等になり、冷却能
力が高く、弾性体の耐久性を向上し得る優れた効
果がある。
部分に広く設けることができるので、ダンパ取付
け強度を低下させずに、大量の空気を通過させる
ことができる。これにより、本考案のトーシヨナ
ルダンパはダンパユニツトの発熱体である弾性体
を流れる冷気の中に置くのと同等になり、冷却能
力が高く、弾性体の耐久性を向上し得る優れた効
果がある。
特に慣性体の一方又は双方にフインを設けるこ
とにより、ダンパユニツトが遠心フアンとして機
能し、より効率よく冷却することができる。
とにより、ダンパユニツトが遠心フアンとして機
能し、より効率よく冷却することができる。
更に高周波用ダンパユニツトを機関のシリンダ
ブロツクから離れた低周波用ダンパユニツトの前
方位置に設ければ、高い振動数で高熱を発生し易
いラバーに対して機関からの輻射熱を減らすこと
ができ、より一層ラバーの熱的変質の防止をはか
ることができる。
ブロツクから離れた低周波用ダンパユニツトの前
方位置に設ければ、高い振動数で高熱を発生し易
いラバーに対して機関からの輻射熱を減らすこと
ができ、より一層ラバーの熱的変質の防止をはか
ることができる。
第1図は本考案一実施例トーシヨナルダンパの
要部断面図。第2図はそのAA線断面図。 10:低周波用ダンパユニツト、20:高周波
用ダンパユニツト、11,21:ダンパ取付体、
12,22:ラバー、13,23:慣性体、3
0:クランク軸、40:プーリ、61:第1の吹
出孔、62:第2の吹出孔、63:空気の導入
孔、64:空気の排出孔。
要部断面図。第2図はそのAA線断面図。 10:低周波用ダンパユニツト、20:高周波
用ダンパユニツト、11,21:ダンパ取付体、
12,22:ラバー、13,23:慣性体、3
0:クランク軸、40:プーリ、61:第1の吹
出孔、62:第2の吹出孔、63:空気の導入
孔、64:空気の排出孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 前部にクーリングフアンを備えた内燃機関の
クランク軸の前端部に2組のダンパユニツトが
前記クランク軸の軸線方向に互いに間隔をおい
てこの前端部より前方に張り出されて並設さ
れ、更に前端が閉塞されたプーリの後端が前記
ダンパユニツトの前端に密接に取付けられ、各
ダンパユニツトが前記クランク軸に固着された
ダンパ取付体とこのダンパ取付体に弾性体を介
して固着された環状の慣性体とにより構成され
たトーシヨナルダンパであつて、 前記プーリの閉塞前端の周縁に空気の導入孔
が設けられ、前記プーリの内部から前記ダンパ
ユニツトの間の空間に連通する第1の吹出孔と
前記プーリの内部から前記ダンパユニツトの後
面に連通する第2の吹出孔とが前記クランク軸
の回転中心から放射状に前記ダンパ取付体にそ
れぞれ貫設され、前記プーリの内部から前記ダ
ンパユニツトの前面に連通する排出孔が前記ク
ランク軸の回転中心から放射状に前記プーリに
貫設され、前記クーリングフアンにより送られ
てくる空気が前記導入孔から前記プーリの内部
に導入し前記第1及び第2の吹出孔並びに前記
排出孔を通つて前記ダンパユニツト間及び前記
ダンパユニツトの前後面に吹き抜けるように構
成されたことを特徴とするトーシヨナルダンパ
の空冷構造。 2 2組のダンパユニツトが高周波用ダンパユニ
ツトと低周波用ダンパユニツトとからなり、前
記高周波用ダンパユニツトが前記低周波用ダン
パユニツトの前方位置に設けられた実用新案登
録請求の範囲第1項に記載のトーシヨナルダン
パの空冷構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984171180U JPS6336196Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984171180U JPS6336196Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6185744U JPS6185744U (ja) | 1986-06-05 |
JPS6336196Y2 true JPS6336196Y2 (ja) | 1988-09-26 |
Family
ID=30728875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984171180U Expired JPS6336196Y2 (ja) | 1984-11-12 | 1984-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6336196Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991002909A1 (en) * | 1989-08-25 | 1991-03-07 | Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho | Cooling mechanism for flywheel assembly |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143789B2 (ja) * | 1973-05-07 | 1976-11-24 | ||
JPS5427668A (en) * | 1977-08-02 | 1979-03-01 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Resonance type rotary oscillatidn dumper |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5432134Y2 (ja) * | 1974-09-27 | 1979-10-05 |
-
1984
- 1984-11-12 JP JP1984171180U patent/JPS6336196Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5143789B2 (ja) * | 1973-05-07 | 1976-11-24 | ||
JPS5427668A (en) * | 1977-08-02 | 1979-03-01 | Maschf Augsburg Nuernberg Ag | Resonance type rotary oscillatidn dumper |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1991002909A1 (en) * | 1989-08-25 | 1991-03-07 | Kabushiki Kaisha Daikin Seisakusho | Cooling mechanism for flywheel assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6185744U (ja) | 1986-06-05 |
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