JPH07259963A - クランクシャフトプ−リ− - Google Patents

クランクシャフトプ−リ−

Info

Publication number
JPH07259963A
JPH07259963A JP7665794A JP7665794A JPH07259963A JP H07259963 A JPH07259963 A JP H07259963A JP 7665794 A JP7665794 A JP 7665794A JP 7665794 A JP7665794 A JP 7665794A JP H07259963 A JPH07259963 A JP H07259963A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound absorbing
absorbing member
engine
crankshaft pulley
hub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7665794A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Ootsuki
豊 太附
Hideki Maehashi
秀樹 前橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP7665794A priority Critical patent/JPH07259963A/ja
Publication of JPH07259963A publication Critical patent/JPH07259963A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B67/00Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
    • F02B67/04Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
    • F02B67/06Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members

Landscapes

  • Pulleys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジン騒音を低減し、信頼性を損うことな
く軽量化が可能なクランクシャフトプ−リ−を提供す
る。 【構成】 クランクシャフトプ−リ−のハブ金具に設け
られた肉抜き孔部に、ゴム又は樹脂等からなる吸音部材
を装着し、ハブ金具の前面側と後面側の空間を遮断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば自動車用エンジン
に使用されるクランクシャフトプ−リ−に好適に利用さ
れる。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンに使用されているクラ
ンクシャフトプ−リ−には第6図に示すような構成が一
般的に使用されている。(例えば実開昭62−9345
5号公報)
【0003】このようなクランクシャフトプ−リ−の金
具部分は主として鋳鉄製であり質量が大きく、特にダン
パ−付のクランクシャフトプ−リ−においては機能上マ
ス金具を必要とするものであって、車両の動力性能上当
然ながら軽量化が要求され、又エンジンの性能上から
は、ハブ金具の質量を軽減することはクランクシャフト
全体の慣性イナ−シャを低減することになり、軽量化は
エンジンの性能向上に直接寄与できるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したような観点か
ら、ハブ金具は第1図に示すように必要な強度を確保す
る範囲で肉抜き孔を設けることが行われるが、肉抜き孔
を貫通させた場合、車両の走行中、クランクシャフトの
前面側からダスト、泥等が雨水と共にクランクシャフト
のオイルシ−ル部に浸入し易すくなり、オイルシ−ルや
ベアリングの信頼性を損なうことになる。
【0005】一方、ハブ金具の一部を薄肉にし、貫通孔
を設けない場合もあるが、軽量化の効果が充分でなく、
又ハブ部にこのような剛性壁がある場合、エンジンブロ
ックとの空隙において、エンジンの爆発による高周波振
動に起因する定在波が存在し、エンジン騒音の一因とな
ってしまう。この定在波の対策の一つとして、例えば実
開昭59−18035号に開示されているように、定在
波をクランクシャフトプ−リ−とエンジンブロックの間
に封止する方法も考えられている。
【0006】本発明は、このような背景からなされたも
のであって、その目的とするところは、信頼性を損わ
ず、エンジン騒音の低減と軽量化が可能なクランクシャ
フトプ−リ−を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ハブ金具に複数の肉抜き孔部が設けられ
たクランクシャフトプ−リ−であって、前記肉抜き孔部
が吸音部材によって閉塞する構成を採用した。
【0008】又前記肉抜き孔部のエンジンブロック側、
若しくはその逆側の少なくともいずれか一方側に、略円
板状の吸音部材が装着しても良い構成とした。
【0009】そして、前記吸音部材が可撓性を有する材
料、若しくは樹脂材料によって構成し、
【0010】更に、前記吸音材に、クランクシャフトプ
−リ−の回転に伴ってハブ部周辺の空気を、径方向外側
に向って流動させるフィンが設けられている構成を採用
した。
【0011】
【作用】本発明は上記の如き構成としたことによって、
ハブ金具の軽量化を効果的に行えると共に、クランクシ
ャフトプ−リ−とエンジンブロック間の空隙の定在波を
低減できる。又更に、径方向に空気流を発生させること
のよってプ−リ−部のベルトとの摩擦熱、及び、ダンパ
−部分の捩り振動によるゴムの発熱を空気流によって効
果的に冷却することが可能となる。
【0012】
【実施例】実施例について以下に図面を参照して説明す
る。第1図及び第2図は本発明の一実施例であり、第1
図においてクランクシャフトへの取付部であるボス部1
1とこれに連って半径方向に延在するハブ部12と、更
に半径方向外周部に第1のプ−リ−部の円筒状部13が
配置され、その外周部に、ダンパ−部分を成すリング状
金具14とゴム弾性体15と第2のプ−リ−部16が環
状に形成されている。そしてハブ部12には軽量化のた
めの肉抜き孔12が周方向4ケ所に設けられ、この孔部
全面に吸音部材20aが固着されている。第2図は本発
明の断面図であり、図面右側がエンジンブロック側で、
左側がエンジン前方となっている。本図においてクラン
クシャフトプ−リ−の右側と左側は、吸音部材20aに
よってその両空間が遮断されていることを示している。
【0013】吸音部材20aは本実施例では加硫された
ゴム弾性体からなっているが、軽量化のためにはできる
だけ比重が小さく、柔軟性があり、成形性の良い熱可塑
性樹脂も使用できる。又、いずれの場合においても、プ
−リ−部の回転に伴う遠心力による変形、離脱を防止す
るため、場合によってはハブ金具に接着しても良い。
【0014】第3図は本発明の他の実施例を示す断面図
であり、本図の場合は、ハブ部には第2図と同様に軽量
化のための肉抜き孔12aがあり、このエンジンブロッ
ク側に於いて、吸音部材20bがハブ部11と第1のプ
−リ−部一端の円筒状部内周面に嵌着され、クランクシ
ャフトプ−リ−の前面側とエンジンブロック側の空間を
遮断している。
【0015】更に第4図及び第5図は第3図に示した実
施例の変形例の吸音部材のみを示している。本変形例の
吸音部材20cは、その表面片側面にフィン21が円周
上等間隔に突出して一体に形成され、クランクシャフト
プ−リ−の回転(図中C方向)に伴って、フィン周辺の
空気を径方向外側へ流動させるように構成されている。
又図5に示す如く、本変形例では吸音部材20cの内周
面、および外周面にはリング状金具が固着されて成り、
各々ハブ部11と第1のプ−リ−部一端の円筒状部内周
面に、より一層嵌着力を増すものである。
【0016】ここでフィン21は本図においては吸音部
材の片面のみに設けられているが、例えば第1、第2図
に示した実施例の場合には各々の吸音部材20aの両側
に設けることも可能である。
【0017】
【効果】以上述べたような構成からなるクランクシャフ
トプ−リ−においてはハブ金具の軽量化のための肉抜き
孔は、その強度が許す限り大きく取ることが可能となり
安価なコストで製造でき、クランクシャフトプ−リ−へ
の取付けも簡単にできるとともに、クランクシャフトの
シ−ル部に対する信頼性を損うことなく、エンジン騒音
の低減が可能となる。又更にはプ−リ−部及びダンパ−
部の冷却も効果的に行うことも可能で、クランくシャフ
トプ−リ−の信頼性をも高めるという効果を奏するもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す片側正面図
【図2】第1図をA−0−Bの断面図
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図
【図4】第3図の変形例を示す吸音部材の片側正面図
【図5】第4図のA−0−Bの断面図
【図6】従来技術を示す説明図
【符号の説明】
11 ボス部 12 ハブ部金具 13 第1のプ−リ−部 14 ダンパ−部リング状金具 15 ゴム弾性体 16 第2のプ−リ−部(マス金具) 12a 肉抜き孔 20a、20b、20c 吸音部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ金具に複数の肉抜き孔部が設けられ
    たエンジンのクランクシャフトプ−リ−であって、前記
    肉抜き孔部が吸音部材によって閉塞されていることを特
    徴とするクランクシャフトプ−リ−。
  2. 【請求項2】 前記肉抜き孔部のエンジンブロック側、
    若しくは逆側の少くともいずれか一方側に、略円板状の
    吸音部材が装着されていることを特徴とするクランクシ
    ャフトプ−リ−。
  3. 【請求項3】 前記吸音部材が可撓性を有する材料若し
    くは樹脂材料によって構成されていることを特徴とする
    請求項1、2記載のクランクシャフトプ−リ−。
  4. 【請求項4】前記吸音部材に、クランクシャフトプ−リ
    −の回転に伴ってハブ金具周辺の空気を径方向外側に向
    って流動させるフィンが形成せられていることを特徴と
    する請求項1、2、3記載のクランクシャフトプ−リ
    −。
JP7665794A 1994-03-22 1994-03-22 クランクシャフトプ−リ− Pending JPH07259963A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7665794A JPH07259963A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 クランクシャフトプ−リ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7665794A JPH07259963A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 クランクシャフトプ−リ−

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07259963A true JPH07259963A (ja) 1995-10-13

Family

ID=13611486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7665794A Pending JPH07259963A (ja) 1994-03-22 1994-03-22 クランクシャフトプ−リ−

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07259963A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11190226A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Kubota Corp エンジンの防音装置
JP2002227930A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Nok Vibracoustic Kk トーショナルダンパ
JP2005282852A (ja) * 2004-03-05 2005-10-13 Nok Corp エンジン騒音低減装置
JP2007170477A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Nok Corp センシングプレート付きクランクプーリ
RU2647781C2 (ru) * 2016-05-04 2018-03-19 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Тольяттинский государственный университет" Шкив коленчатого вала для привода вспомогательных агрегатов поршневой машины

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11190226A (ja) * 1997-12-26 1999-07-13 Kubota Corp エンジンの防音装置
JP2002227930A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Nok Vibracoustic Kk トーショナルダンパ
JP2005282852A (ja) * 2004-03-05 2005-10-13 Nok Corp エンジン騒音低減装置
JP4662017B2 (ja) * 2004-03-05 2011-03-30 Nok株式会社 エンジン騒音低減装置
JP2007170477A (ja) * 2005-12-20 2007-07-05 Nok Corp センシングプレート付きクランクプーリ
RU2647781C2 (ru) * 2016-05-04 2018-03-19 федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Тольяттинский государственный университет" Шкив коленчатого вала для привода вспомогательных агрегатов поршневой машины

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5139120A (en) Torsional damper
US7600625B2 (en) Centrifugal clutch
KR100956792B1 (ko) 일체형 풀리―토션 댐퍼 어셈블리
JP2002130376A (ja) 捩り弾性カップリング
JP6249355B1 (ja) ダンパおよびオイルシールを用いた密封構造
JP2000291675A (ja) 等速継手と受容部材との組立体
JPH07259963A (ja) クランクシャフトプ−リ−
US5453056A (en) Belt pulley
US20030203758A1 (en) Integrated driveline flange torsional damper
WO2019194088A1 (ja) 気流発生構造体および密封構造
JP2606126Y2 (ja) トーショナルダンパ
JP2021060110A (ja) 環状のポケットと密封装置とを用いた密封構造、及び、トーショナルダンパとオイルシールとを用いた密封構造
JP2501764Y2 (ja) クランクシャフトの吸音構造
JP4561595B2 (ja) 動力伝達装置
JPH0640345Y2 (ja) 車両用エンジンのビスカスダンパ装置
JP7178930B2 (ja) トーショナルダンパー
JPH0627864Y2 (ja) トーショナルダンパ
JPH0547316Y2 (ja)
JP7370914B2 (ja) トーショナルダンパー
JP2002295588A (ja) トーショナルダンパ
JPH04125340A (ja) トーショナルダンパ
JP3834070B2 (ja) トーショナルダンパ
JPS637734Y2 (ja)
JPH0348437Y2 (ja)
JPH0310432Y2 (ja)