JPS6217641Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217641Y2 JPS6217641Y2 JP16335881U JP16335881U JPS6217641Y2 JP S6217641 Y2 JPS6217641 Y2 JP S6217641Y2 JP 16335881 U JP16335881 U JP 16335881U JP 16335881 U JP16335881 U JP 16335881U JP S6217641 Y2 JPS6217641 Y2 JP S6217641Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pulley
- torsional damper
- damper
- crankshaft
- torsional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 9
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 claims description 7
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Pulleys (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、トーシヨナルダンパーの冷却装置に
関するものである。
関するものである。
一般に、クランクシヤフトのねじり振動を減衰
させるためのトーシヨナルダンパーはクランクシ
ヤフトの前端、あるいはクランクプーリの後部に
取付けられる。
させるためのトーシヨナルダンパーはクランクシ
ヤフトの前端、あるいはクランクプーリの後部に
取付けられる。
すなわち、第1図のように、クランクシヤフト
1の前端に補機駆動用のプーリ2′が取付けら
れ、そのやや後方にトーシヨナルダンパー3が取
付けられている。4はプーリ2′に巻回された補
機駆動用のVベルトであり、5はシリンダボデ
ー、6はその冷却水路である。
1の前端に補機駆動用のプーリ2′が取付けら
れ、そのやや後方にトーシヨナルダンパー3が取
付けられている。4はプーリ2′に巻回された補
機駆動用のVベルトであり、5はシリンダボデ
ー、6はその冷却水路である。
しかしながら、トーシヨナルダンパー3はプー
リ2′の後方に位置しているため、図示しないク
ーリングフアン(プーリ2′よりも前方に設けら
れている)の冷却風はプーリ2′等によつてさえ
ぎられ、トーシヨナルダンパー3の温度は周囲よ
りも上昇する傾向にあつた。したがつて、クラン
クシヤフト1の捩り振動エネルギを熱エネルギに
変換して振動を減衰する機能をもつダンパーとし
ての性能を発揮しにくかつた。とくにその本体で
ある弾性体3Aには、ゴムやシリコンオイル等を
用いているため、熱による劣化の恐れがあり、ダ
ンパーとしての耐久性にも問題があつた。
リ2′の後方に位置しているため、図示しないク
ーリングフアン(プーリ2′よりも前方に設けら
れている)の冷却風はプーリ2′等によつてさえ
ぎられ、トーシヨナルダンパー3の温度は周囲よ
りも上昇する傾向にあつた。したがつて、クラン
クシヤフト1の捩り振動エネルギを熱エネルギに
変換して振動を減衰する機能をもつダンパーとし
ての性能を発揮しにくかつた。とくにその本体で
ある弾性体3Aには、ゴムやシリコンオイル等を
用いているため、熱による劣化の恐れがあり、ダ
ンパーとしての耐久性にも問題があつた。
実開昭51−43789号公報には、このような問題
の解決手段として、二つのトーシヨナルダンパを
対設し、その間にフアンブレードで区画された通
風間隙を設け、そこに冷却風を通すことによつて
熱劣化を防止するようにしたものが提案されてい
る。しかし、このようにしても、トーシヨナルダ
ンパ自体が補機駆動用プーリの後方に配置される
ものでは、そのプーリにより風が遮られるため、
十分な冷却効果を期待することはできない。
の解決手段として、二つのトーシヨナルダンパを
対設し、その間にフアンブレードで区画された通
風間隙を設け、そこに冷却風を通すことによつて
熱劣化を防止するようにしたものが提案されてい
る。しかし、このようにしても、トーシヨナルダ
ンパ自体が補機駆動用プーリの後方に配置される
ものでは、そのプーリにより風が遮られるため、
十分な冷却効果を期待することはできない。
本考案の目的は、上記従来の技術の問題点を克
服し、前方に補機駆動用のプーリが設けられたト
ーシヨナルダンパーであつても、十分な冷却風を
送風することを可能にし、もつてダンパーの放熱
を促進し、ダンパー性能の安定性と耐久性を向上
させ得る装置を提供することにある。
服し、前方に補機駆動用のプーリが設けられたト
ーシヨナルダンパーであつても、十分な冷却風を
送風することを可能にし、もつてダンパーの放熱
を促進し、ダンパー性能の安定性と耐久性を向上
させ得る装置を提供することにある。
この目的を達成するため、本考案は、エンジン
におけるクランクシヤフト前端に取付けた補機駆
動用のプーリに、その前方から後方に配置したト
ーシヨナルダンパーに向けて送風する通風孔とイ
ンペラとを設けたことを特徴とするものである。
におけるクランクシヤフト前端に取付けた補機駆
動用のプーリに、その前方から後方に配置したト
ーシヨナルダンパーに向けて送風する通風孔とイ
ンペラとを設けたことを特徴とするものである。
以下、図によつて本考案の実施例を説明する。
第2図はクランクシヤフト前端部の要部断面
図、および第3図は第2図の−矢視側断面図
である。
図、および第3図は第2図の−矢視側断面図
である。
第2図、第3図に示すように、補機駆動用のプ
ーリ2はクランクシヤフト1の前端に取付けら
れ、その後方に弾性体3Aを有するトーシヨナル
ダンパー3が取付けられている。また、プーリ2
の前方には、図示しないクーリングフアンが設置
されている。上記プーリ2は、その外殻に前方か
ら斜め後方へ向けて貫通する通風孔7を設けると
共に、この通風孔7に続いてトーシヨナルダンパ
ー3に向かつて延びるインペラ8を設けている。
ーリ2はクランクシヤフト1の前端に取付けら
れ、その後方に弾性体3Aを有するトーシヨナル
ダンパー3が取付けられている。また、プーリ2
の前方には、図示しないクーリングフアンが設置
されている。上記プーリ2は、その外殻に前方か
ら斜め後方へ向けて貫通する通風孔7を設けると
共に、この通風孔7に続いてトーシヨナルダンパ
ー3に向かつて延びるインペラ8を設けている。
本考案は上記構成よりなるため、第2図の矢印
のように冷却風を通風孔7およびインペラ8を通
じて、トーシヨナルダンパー3に直接送ることが
できる。
のように冷却風を通風孔7およびインペラ8を通
じて、トーシヨナルダンパー3に直接送ることが
できる。
したがつて、上記トーシヨナルダンパー3は前
方に補機駆動用のプーリ2が配置されているもの
ではあるが、トーシヨナルダンパー3の放熱を促
進し、ダンパー性能の安定性と耐久性を向上させ
ることができる。
方に補機駆動用のプーリ2が配置されているもの
ではあるが、トーシヨナルダンパー3の放熱を促
進し、ダンパー性能の安定性と耐久性を向上させ
ることができる。
第1図は従来のクランクプーリ付近の要部断面
図、第2図は本考案の一実施例よりなる装置の要
部断面図、および第3図は第2図の−矢視側
断面図である。 1……クランクシヤフト、2……プーリ、3…
…トーシヨナルダンパー、7……通風孔、8……
インペラ。
図、第2図は本考案の一実施例よりなる装置の要
部断面図、および第3図は第2図の−矢視側
断面図である。 1……クランクシヤフト、2……プーリ、3…
…トーシヨナルダンパー、7……通風孔、8……
インペラ。
Claims (1)
- エンジンにおけるクランクシヤフト前端に取付
けた補機駆動用のプーリに、その前方から後方に
配置したトーシヨナルダンパーに向けて送風する
通風孔とインペラとを設けたトーシヨナルダンパ
ーの冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16335881U JPS5867923U (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | ト−シヨナルダンパ−の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16335881U JPS5867923U (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | ト−シヨナルダンパ−の冷却装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5867923U JPS5867923U (ja) | 1983-05-09 |
JPS6217641Y2 true JPS6217641Y2 (ja) | 1987-05-07 |
Family
ID=29955654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16335881U Granted JPS5867923U (ja) | 1981-10-31 | 1981-10-31 | ト−シヨナルダンパ−の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5867923U (ja) |
-
1981
- 1981-10-31 JP JP16335881U patent/JPS5867923U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5867923U (ja) | 1983-05-09 |
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