JPS6335900A - 合成紙 - Google Patents

合成紙

Info

Publication number
JPS6335900A
JPS6335900A JP17537586A JP17537586A JPS6335900A JP S6335900 A JPS6335900 A JP S6335900A JP 17537586 A JP17537586 A JP 17537586A JP 17537586 A JP17537586 A JP 17537586A JP S6335900 A JPS6335900 A JP S6335900A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic paper
aramid
paper
thermoplastic
pulp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17537586A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2543346B2 (ja
Inventor
昌輝 名小路
遠藤 明太郎
小坂田 篤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marubeni Corp
ICS Co Ltd
Original Assignee
Marubeni Corp
ICS Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Marubeni Corp, ICS Co Ltd filed Critical Marubeni Corp
Priority to JP61175375A priority Critical patent/JP2543346B2/ja
Publication of JPS6335900A publication Critical patent/JPS6335900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2543346B2 publication Critical patent/JP2543346B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高強度、高剛性でしかも耐熱性の優れた合成
紙に関する。
[従来の技術] 近年、その強度等の理由で合成IJirMから形成され
た合成紙が製造されている。、特にアラミツド系課金は
強い、軽い、伸びない専の特性があるため、これを原料
としての合成紙は注目されている。
[発明が解決しようとする問題点] アラミツド系$1ftffとパルプから製紙されてなる
合成紙はlI@間の接着が繊維111志の絡み合いだ【
ノによるため、11雑の特性が活かしきれず、強度的に
不充分であり、問題であった。本発明は、1ff1間の
絡み合いが強く、強度および剛性が高い合成紙を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決1′るための丁段] 本発明の目的は、少なくともアラミツド系m Glf、
アラミツド系パルプおよび熱可塑性ミクロフィブリルか
ら製紙されてなる合成紙により達成される。
本発明におけるアラミツドとは、芳香族ジカルボン酸お
よび/又はその酸クロライドと芳香族ジアミンを主成分
とするホモポリマーおよび/又はコポリマーであり、芳
香族ジカルボン酸および芳香族ジアミンは各々メタ体と
パラ体をとり得るが、特に共にパラ体であるものが好ま
しい。
本発明におけるアラミツド系繊維の1Ilf艮は2〜1
5sIであると、分散が均一になり、しかもll!雑の
絡みによって高い強度を示すことができるので好ましい
本発明におけるアラミツド系パルプとは、前記したポリ
マーからなるパルプであり、具体的には、繊維フィブリ
ル化物、フィブリルが好ましい。アラミツド系1111
tフイブリル化物とは、アラミツド系91111を摩砕
して発生させたフィブリルをいう。
アラミツド系フィブリッドとは、アラミツドポリマー溶
液から特殊な条件下に凝固析出させた比表面積の大きい
繊維フィブリルや粒子をいう。このアラミツド系パルプ
は、バインダーとして作用し、アラミツド系8M同志の
絡み合いを促進する。このため、パルプは0.5〜8厘
長、平均2〜6厘程度であると好ましい。
本発明における熱可塑性ミクロフィブリルとは、熱可塑
性ポリマーから形成される。製紙の際、加熱加圧処理に
よって、軟化あるいは溶li1融看し、バインダー効果
を発現させ、緻密性を向上さけることにより、合成紙の
構成成分であるアラミツド系繊維およびアラミツド系パ
ルプが木来有する強度および耐熱性を活かした合成紙と
なる。
これらの特性を活かすために、熱可塑性ミクロフィブリ
ルは、熱可塑性液晶ポリマーから形成されたものが好ま
しい。この熱可塑性液晶ポリマーミクロフィブリルは、
長さ0.5〜20aw’rあると、分散が均一になるた
め好ましい。またフィブリル径は0.05〜0.5μで
あると、受給でバインダー効果がでるため好ましい。
熱可塑性液晶ポリマーとして、具体的にはビフェニル系
、エステル系、アゾキシ系、シフ0へ1サンカルボン酸
エステル系等であり、特にポリエステルのアリレートが
ミクロフィブリッド化し易いので好ましい。
熱可塑性ミクロフィブリルの13aについては、本願と
同日に特許出願された「熱可塑性液晶ポリマーミクロフ
ィブリッドの製造法」 (発明者名小路晶輝、小坂田篤
)に詳述されている。
本発明の合成紙を形成するアラミツド系繊維とアラミツ
ド系パルプの混合割合は30 : 7G〜70 : 3
0(重量比)であるのが強度の点で好ましい。該繊維が
70重電気より多くなると製紙され難く、また30千m
%より少なくなると強度が低下するため好ましくない。
また、熱可塑性ミクロフィブリルの、アラミツド光域N
およびアラミツド系パルプの合計量に対する混合割合は
、合成紙の目的により決めるのが好ましい。この混合割
合は2〜98重争%が好ましい。例えば合成紙表面の平
滑性、緻密性を目的とする場合【ユ、熱可塑性ミクロフ
ィブリルを2重量%以上添加すれば効果がある。また合
成紙を加熱加圧して非平面形状を得る目的の場合は、熱
可塑性ミクロフィブリルを5〜95重恐%電気するのが
好ましい。
また、本発明の合成紙は他の抄紙補助薬品が適当量添加
されていても良い。
本発明の合成紙の製造法は特に限定されないが、例えば
次の方法がある。
アラミツド系mM1アラミツド系パルプおよび熱可塑性
ミクロフィブリッドを水性スラリー化した後、抄造し、
乾燥し、合成紙を得る。この合成紙を加熱加圧処理をす
ると、Wi密性、強度が向上するので好ましい。
熱可塑性ミクロフィブリルの水分散には、通常の製紙技
術で用いられるパルパー、リッツイナー、ヒーター等の
分散・叩解機が使用Cきるが、水和性が乏しく水と分離
沈降する傾向が大きいので連続して攪拌、流動させるの
が好ましい。これをアラミツド光域Nおよびアラミツド
系パルプの水性スラリーと混合した後も、攪拌、流動さ
せるのが好ましい。抄造は通常の製紙技術で用いられる
長網、短網、干網、傾斜ワイヤー笠の抄紙機を使用でき
る。乾燥も1円筒望ドライヤー、スルードライヤー等が
使用できる。
合成紙の加熱加圧@即は、温度180〜320℃、圧力
7〜200kg/C112であるのが好ましい。
[実 施 例] 本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
実施例 1 1.5デニール、61wI長のアラミツド光線N(デュ
ボア社製・・ケブラー@!9・)および径12u、平均
長4層のアラミツド系パルプ(デュポン社製“ケブラー
■979”)を各45部、フィブリル化した5#III
長、径0.05〜0.5μく平均0.2μ)の芳香族ポ
リエステル系の液晶ポリマー(セラニーズ社製“ペクト
ラ” ) 、1oWを塁上型ビータ−で水に分散させて
から、フオームレスP7(明成化学製、消泡剤)の0.
5重量%(紙原料に対し)とともに混合し、固形分濃度
0.2%に調整し手水性調整を目的として、ポリアミド
、エピク1コルヒドリン樹脂を固形分の1%添加した。
更に、アルコックス(明成化学製、アニオン性粘度調整
剤)の0.4重量%(紙原料に対し)を添加混合して標
準手清き装冒にて重さ100g/m2の手漉き紙を11
だ。
実施例 2 実施例1で得られた紙を、平板金型付テストプレスを用
い、300℃、50ky/α2にて0.5分プレスして
、合成紙を得た。
実施例 3 アラミツド系繊翰25部、アラミツド系パルプ25部、
フィブリル化゛°ベクトラ″50部を用いた他は、実施
例1と同様にして合成紙を得た。
実施例 4 実施例3で得られた紙を、実施例2ど同様にして加熱加
圧処理した。
比較例 1 フィブリル化“ベクトラ″を用いないこと以外は実施例
1と同様にして合成紙を得た。
比較例 2 比較例1で得られた合成紙を、実施例2と同様にして加
熱加圧処理した。
実施例1〜4および比較例1〜2でYlられた合成紙の
物性を測定した結果を八人に示す。
実施例 5 フィブリル化“ベクトラ“の慢を5部にした以外は、実
施例2と同様にして合成紙を作成した。
この合成紙はブンゼンバーナーの炎に接しても炎を発し
て燃え上がることなく、またバーナーから離すとただち
に自己消化した。
比較例 3 フィブリル化“ベクトラ”の代わりにミラ11フイブリ
ル化されたセル[]−ス!am(ダイセル化学(轡製“
NFC” ’)を使用した以外は実施例4と同様にして
合成紙を作成した。
この合成紙は、実施例4の合成紙と裂rS良はほぼ同等
であったが、自己消火性がなく、ブンぜンバーナーの炎
から離しても燃焼を継続した。
比較例 4 フィブリル化゛ベクトラ″5gど水1gをミキローーに
入れ、1分間攪拌し、これを標準型手漉き機により坪f
f1200g/m2の合成紙を得た。この合成紙は表面
温度110℃のドラム型ドライヤーに貼り付Cノで乾燥
したが折り曲げると切断する程極めてもろく、引張強さ
の測定は困難であった。
この乾燥した紙を2枚の平板金型の間にはさみ、300
℃、50kg/C112にて0.5分間プレスした。プ
レス後の紙は平滑で可撓性があった。またその密度が1
.03SF/n、裂断長は1,3−であった。
[発明の効果] 本発明の合成紙は、熱可塑性ミクロフィブリルが配合さ
れているため、アラミツド系111(iと7ラミツド系
パルプとの絡み合いが緻密になり、これらが本来有する
高強度性を活かすことができる。
特に加熱加圧処理されたものは引張強度1s、oky、
”15#l巾以上にもなる。
また、本発明の合成紙は、アラミツド系繊維とアラミツ
ド系パルプが配合されているため、自己消火性も優れて
いる。
本発明の合成紙は例えば電気絶縁紙、アスベスト代替品
として、あるいは他の材料でコーティンヤ型 グしたり、貼り合わせたり、特殊形歓ヒしたりして加工
部品として用いることができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、繊維長2〜15mmのアラミッド系繊維、長さ0.
    5〜8mmのアラミッド系パルプおよび長さ0.5〜2
    0mm、フィブリル径0.05〜0.5μの熱可塑性ミ
    クロフィブリルを主成分とし、アラミッド系繊維とアラ
    ミッド系パルプの混合割合を30:70〜70:30(
    重量比)で製紙されてなる合成紙。 2、温度180〜320℃、圧力7〜200kg/cm
    ^2の条件下で加熱加圧処理した特許請求の範囲第1項
    記載の合成紙。
JP61175375A 1986-07-25 1986-07-25 合成紙 Expired - Fee Related JP2543346B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61175375A JP2543346B2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25 合成紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61175375A JP2543346B2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25 合成紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6335900A true JPS6335900A (ja) 1988-02-16
JP2543346B2 JP2543346B2 (ja) 1996-10-16

Family

ID=15995001

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61175375A Expired - Fee Related JP2543346B2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25 合成紙

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2543346B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02115458A (ja) * 1988-10-25 1990-04-27 Yukio Yanagisawa 地下室増設工法
US5609220A (en) * 1992-08-27 1997-03-11 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Operation control system for traveling vehicle
WO2002025010A1 (fr) * 2000-09-20 2002-03-28 Shin-Kobe Electric Machinery Co., Ltd. Non-tisse pour isolation electrique, preimpregnes et stratifies
JP2020066830A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 オリベスト株式会社 疎水性ナノファイバーを含有してなる低密度化繊維紙

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5567100A (en) * 1978-11-09 1980-05-20 Dexter Corp Nonwoven fibrous web material
JPS6081399A (ja) * 1983-10-04 1985-05-09 三菱電機株式会社 アルミナペーパーおよびボロンナイトライドペーパー
JPS60209100A (ja) * 1984-03-14 1985-10-21 イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 改良されたプレスボード及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5567100A (en) * 1978-11-09 1980-05-20 Dexter Corp Nonwoven fibrous web material
JPS6081399A (ja) * 1983-10-04 1985-05-09 三菱電機株式会社 アルミナペーパーおよびボロンナイトライドペーパー
JPS60209100A (ja) * 1984-03-14 1985-10-21 イー・アイ・デユポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー 改良されたプレスボード及びその製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02115458A (ja) * 1988-10-25 1990-04-27 Yukio Yanagisawa 地下室増設工法
US5609220A (en) * 1992-08-27 1997-03-11 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Operation control system for traveling vehicle
US5699873A (en) * 1992-08-27 1997-12-23 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Operation control system for traveling vehicle
WO2002025010A1 (fr) * 2000-09-20 2002-03-28 Shin-Kobe Electric Machinery Co., Ltd. Non-tisse pour isolation electrique, preimpregnes et stratifies
JP2020066830A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 オリベスト株式会社 疎水性ナノファイバーを含有してなる低密度化繊維紙

Also Published As

Publication number Publication date
JP2543346B2 (ja) 1996-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3749638A (en) Formation of non-woven structures from fibrous glass dispersion
JP4338224B2 (ja) キトサン被覆パルプ、このパルプを使用した紙そしてそれの製造方法
US3756908A (en) Synthetic paper structures of aromatic polyamides
JP5715689B2 (ja) パーチメント化可能な合成繊維を含むパーチメント化した繊維質の支持体、及びその製造方法
KR100486050B1 (ko) 아라미드 섬유 분산액 및 아라미드 시트
US5126012A (en) High strength papers from floc and fibrids
JPS59100182A (ja) 非石綿可撓性シ−ト材料およびそれよりなるガスケツト
JP2007308836A (ja) 耐熱性電絶紙
CA2286372C (en) Wholly aromatic polyamide fiber synthetic paper sheet
JP2931845B2 (ja) 薄い、樹脂飽和性芳香族ポリアミド紙及びその製造方法
JPS6335900A (ja) 合成紙
JP2841905B2 (ja) フロツクおよびフイブリドからの高い強さの紙
JPH07243189A (ja) 多孔性アラミド成形物の製造方法
JPH03159974A (ja) マイカ板およびその製造方法
JP2891071B2 (ja) パラ系芳香族ポリアミド紙の製造方法
JP2004162193A (ja) 芳香族ポリアミド繊維紙
JP2000273788A (ja) パラ系芳香族ポリアミド繊維紙およびその製造方法
CN109563685B (zh) 制造包含pvp的芳族聚酰胺浆的方法
JPH08209584A (ja) 導電性アラミド紙およびその製造方法
JPH06313290A (ja) アラミドクレープ紙の製造法
JPS5819800B2 (ja) シ−ト
JPS61225400A (ja) 金属繊維高配合シ−トおよびその製造方法
JP3219626B2 (ja) 芳香族ポリアミドパルプ及びその製造方法
JPS6241400A (ja) 含浸用シ−ト
JP2004149990A (ja) パラ型芳香族ポリアミドパルプおよび該パルプを含むパラ型芳香族ポリアミド繊維紙

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees