JP2931845B2 - 薄い、樹脂飽和性芳香族ポリアミド紙及びその製造方法 - Google Patents
薄い、樹脂飽和性芳香族ポリアミド紙及びその製造方法Info
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- JP2931845B2 JP2931845B2 JP2136931A JP13693190A JP2931845B2 JP 2931845 B2 JP2931845 B2 JP 2931845B2 JP 2136931 A JP2136931 A JP 2136931A JP 13693190 A JP13693190 A JP 13693190A JP 2931845 B2 JP2931845 B2 JP 2931845B2
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- D21H—PULP COMPOSITIONS; PREPARATION THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASSES D21C OR D21D; IMPREGNATING OR COATING OF PAPER; TREATMENT OF FINISHED PAPER NOT COVERED BY CLASS B31 OR SUBCLASS D21G; PAPER NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- D21H13/10—Organic non-cellulose fibres
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- D21H13/26—Polyamides; Polyimides
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、合成不織シート構造体、更に詳しくは、薄
い、樹脂飽和性(resin−saturable)ポリ(メタ−フェ
ニレンイソフタルアミド)紙及びその製造方法に関す
る。
い、樹脂飽和性(resin−saturable)ポリ(メタ−フェ
ニレンイソフタルアミド)紙及びその製造方法に関す
る。
本発明を要約すれば、ポリ(メタ−フェニレンイソフ
タルアミド)の短繊維約55重量%乃至約75重量%とポリ
(メタ−フェニレンイソフタルアミド)のフィブリド約
25重量%乃至約45重量%の組み合わせた混合物から本質
的に成る不織可撓性シート及びそれを製造する方法が提
供される。このシートは、約10g/m2乃至約25g/m2の秤量
と約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さを有し、そし
て、このシートは、樹脂又はシリコーンオイルで含浸さ
せることができる。
タルアミド)の短繊維約55重量%乃至約75重量%とポリ
(メタ−フェニレンイソフタルアミド)のフィブリド約
25重量%乃至約45重量%の組み合わせた混合物から本質
的に成る不織可撓性シート及びそれを製造する方法が提
供される。このシートは、約10g/m2乃至約25g/m2の秤量
と約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さを有し、そし
て、このシートは、樹脂又はシリコーンオイルで含浸さ
せることができる。
電動機の巻線の1つのタイプの絶縁は、ポリエステル
フィルムが2層の樹脂含浸不織ポリエステル布の間には
さまれている積層構造体である。或る用途では、この材
料は、電動機の巻線で経験する高温に耐えることができ
ない。従って、このような用途には、同様な電気絶縁性
を持った耐熱性シート又は積層体を使用することが望ま
しい。イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・アンド・
カンパニーにより商標ノメックス(NOMEX) の下に販
売されているポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミ
ド)などのような公知のポリ(メタ−フェニレンイソフ
タルアミド)は多くの電気的用途に適しているが、これ
らは限られた程度の樹脂飽和性しか有していない。或る
用途には、例えば電動機用の耐熱性絶縁紙において滑ら
かな表面が望ましい場合には、樹脂飽和性耐熱性絶縁紙
が望まれる。複写機においても、シリコーンオイルを吸
収することができるシート又は紙が清掃ロールに使用す
るのに必要である。更に、やはり樹脂飽和性である低坪
量の薄い紙が、電動機及び他の用途にしばしば望まれ
る。
フィルムが2層の樹脂含浸不織ポリエステル布の間には
さまれている積層構造体である。或る用途では、この材
料は、電動機の巻線で経験する高温に耐えることができ
ない。従って、このような用途には、同様な電気絶縁性
を持った耐熱性シート又は積層体を使用することが望ま
しい。イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・アンド・
カンパニーにより商標ノメックス(NOMEX) の下に販
売されているポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミ
ド)などのような公知のポリ(メタ−フェニレンイソフ
タルアミド)は多くの電気的用途に適しているが、これ
らは限られた程度の樹脂飽和性しか有していない。或る
用途には、例えば電動機用の耐熱性絶縁紙において滑ら
かな表面が望ましい場合には、樹脂飽和性耐熱性絶縁紙
が望まれる。複写機においても、シリコーンオイルを吸
収することができるシート又は紙が清掃ロールに使用す
るのに必要である。更に、やはり樹脂飽和性である低坪
量の薄い紙が、電動機及び他の用途にしばしば望まれ
る。
本発明に従えば、ポリ(メタ−フェニレンイソフタル
アミド)の短繊維約55重量%乃至約75重量%とポリ(メ
タ−フェニレンイソフタルアミド)のフィブリド約25重
量%乃至約45重量%の混ぜ合わせた(comingled)混合
物から本質的に成る不織可撓性シート構造体が提供され
る。本発明に従うシート構造体は、約10g/m2乃至約25g/
m2の坪量と約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さを有す
る。本発明の好ましい形態においては、シート構造体
は、ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)の短繊
維約60重量%乃至約70重量%とポリ(メタ−フェニレン
イソフタルアミド)のフィブリド約30重量%乃至約40重
量%から本質的に成る。
アミド)の短繊維約55重量%乃至約75重量%とポリ(メ
タ−フェニレンイソフタルアミド)のフィブリド約25重
量%乃至約45重量%の混ぜ合わせた(comingled)混合
物から本質的に成る不織可撓性シート構造体が提供され
る。本発明に従うシート構造体は、約10g/m2乃至約25g/
m2の坪量と約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さを有す
る。本発明の好ましい形態においては、シート構造体
は、ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)の短繊
維約60重量%乃至約70重量%とポリ(メタ−フェニレン
イソフタルアミド)のフィブリド約30重量%乃至約40重
量%から本質的に成る。
薄い樹脂飽和性ポリ(メタ−フェニレンイソフタルア
ミド)紙を製造する本発明の方法に従えば、ポリ(メタ
−フェニレンイソフタルアミド)の短繊維約55重量%乃
至約75重量%とポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミ
ド)のフィブリド約25重量%乃至約45重量%から本質的
に成る固形分を含み、固形分濃度が約0.005重量%乃至
約0.02重量%である水性スラリーを製造する。傾斜した
ワイヤを持った抄紙機を使用してこのスラリーから湿潤
シートを形成する。この湿潤シートは乾燥時に約10g/m2
乃至約25g/m2の坪量を有するように形成される。この湿
潤シートを乾燥し、少なくとも1つの硬質表面ロールと
少なくとも1つの弾性の変形可能なロールとの間でカレ
ンダー仕上げして約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さ
を持った紙を製造する。カレンダー仕上げの間、硬質表
面ロールは約150℃以上、好ましくは約150℃乃至約260
℃に加熱される。
ミド)紙を製造する本発明の方法に従えば、ポリ(メタ
−フェニレンイソフタルアミド)の短繊維約55重量%乃
至約75重量%とポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミ
ド)のフィブリド約25重量%乃至約45重量%から本質的
に成る固形分を含み、固形分濃度が約0.005重量%乃至
約0.02重量%である水性スラリーを製造する。傾斜した
ワイヤを持った抄紙機を使用してこのスラリーから湿潤
シートを形成する。この湿潤シートは乾燥時に約10g/m2
乃至約25g/m2の坪量を有するように形成される。この湿
潤シートを乾燥し、少なくとも1つの硬質表面ロールと
少なくとも1つの弾性の変形可能なロールとの間でカレ
ンダー仕上げして約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さ
を持った紙を製造する。カレンダー仕上げの間、硬質表
面ロールは約150℃以上、好ましくは約150℃乃至約260
℃に加熱される。
本発明に従う方法の好ましい形態に従えば、カレンダ
ー仕上げは、約25cm乃至約60cmの直径を持った硬質表面
ロール及び約50cm乃至約90cmの直径を持った弾性ロール
を使用して行なわれる。ニップ圧力は約160−360kg/cm
である。
ー仕上げは、約25cm乃至約60cmの直径を持った硬質表面
ロール及び約50cm乃至約90cmの直径を持った弾性ロール
を使用して行なわれる。ニップ圧力は約160−360kg/cm
である。
本発明に従うシート構造体は、ポリ(メタ−フェニレ
ンイソフタルアミド)の短繊維(フロック)とポリ(メ
タ−フェニレンイソフタルアミド)のフィブリド(MPD
−1)とから製造することができる。本発明に従う紙を
製造するために使用するのに好適なフロック及びフィブ
リドは、米国特許第3,756,908号に記載されている。こ
の米国特許の内容を本明細書で説明する代わりにこの米
国特許を参照されたい。典型的には、米国特許第3,756,
908号に記載の如き“高モジュラス”フロックが使用さ
れる。好ましくは、フロックの短繊維は、約1.3cm(.5
インチ)未満の長さを有する。典型的には、2デニール
MPD−1繊維では、特に有用な長さは約0.69cm(.27イン
チ)である。
ンイソフタルアミド)の短繊維(フロック)とポリ(メ
タ−フェニレンイソフタルアミド)のフィブリド(MPD
−1)とから製造することができる。本発明に従う紙を
製造するために使用するのに好適なフロック及びフィブ
リドは、米国特許第3,756,908号に記載されている。こ
の米国特許の内容を本明細書で説明する代わりにこの米
国特許を参照されたい。典型的には、米国特許第3,756,
908号に記載の如き“高モジュラス”フロックが使用さ
れる。好ましくは、フロックの短繊維は、約1.3cm(.5
インチ)未満の長さを有する。典型的には、2デニール
MPD−1繊維では、特に有用な長さは約0.69cm(.27イン
チ)である。
ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)のフロッ
ク及びフィブリドは、紙内において混じり合っており、
フィブリドは結合剤として作用する。樹脂含浸の後、紙
中のフロックは主として使用の際のこの含浸された紙の
強度を与え、そして本発明に従う紙はフロック約55重量
%乃至約75重量%、好ましくは約60重量%乃至約70重量
%から構成される。本発明に従う紙は、フィブリド約25
重量%乃至約45重量%、好ましくは約30重量%乃至約40
重量%から構成される。
ク及びフィブリドは、紙内において混じり合っており、
フィブリドは結合剤として作用する。樹脂含浸の後、紙
中のフロックは主として使用の際のこの含浸された紙の
強度を与え、そして本発明に従う紙はフロック約55重量
%乃至約75重量%、好ましくは約60重量%乃至約70重量
%から構成される。本発明に従う紙は、フィブリド約25
重量%乃至約45重量%、好ましくは約30重量%乃至約40
重量%から構成される。
紙が電動機巻線及び他の電気的用途で絶縁体として良
く適しそして良好な樹脂飽和性を有するためには、本発
明に従うシートは、約10g/m2乃至約25g/m2の坪量と約25
ミクロン乃至約45ミクロンの範囲の厚さを有する。
く適しそして良好な樹脂飽和性を有するためには、本発
明に従うシートは、約10g/m2乃至約25g/m2の坪量と約25
ミクロン乃至約45ミクロンの範囲の厚さを有する。
本発明の紙は一般に米国特許第3,756,908号の開示に
従って製造することができるが、本発明の方法に従え
ば、非常に希薄な水性フロック/フィブリドストツクを
使用して、乾燥時に約10g/m2乃至約25g/m2の坪量を有す
る湿潤シートが製造される。より濃厚なフロックのスラ
リー及びより濃厚なフィブリドのスラリーを混合しそし
て更に希釈して、スラリー中の固形分濃度が約0.005重
量%乃至約0.02重量%の希薄なストツクを製造すること
ができる。この希薄なストツクは、傾斜したすき網(in
clined uire)を持った抄紙機を使用して湿潤シートに
形成される。この傾斜したすき網を持った抄紙機は、非
常に軽量のシートにおいて良好な繊維分散を維持するの
に必要な高容積の希釈水(幅1インチ当たり40−200ガ
ロン/分)を処理することができる。この出願で使用し
た“傾斜したすき網”を持った抄紙機は、非常に希薄な
ストックを処理するための、水平方向に対して約10°又
はそれより大きい角度の“平らな”ワイヤ又は円筒形ロ
ールフオーマーを持った抄紙機を言う。好適な装置は、
例えば、1987年の不織布会議のタッピ議事録(TAPPI Pr
oceedings for the 1987 Nonwovens Conference)(179
−182頁)に開示されそしてニューヨーク州、ロングア
イランド、ハドソン・フォールスのサンディ・ヒル社
(Sandy Hill Corporation)から商業的に入手可能な長
網“ロトフォーマー”(extended wire “ROTOFORME
R")である。湿潤シートは、米国特許第3,756,908号に
記載の如くして脱水及び乾燥することができる。
従って製造することができるが、本発明の方法に従え
ば、非常に希薄な水性フロック/フィブリドストツクを
使用して、乾燥時に約10g/m2乃至約25g/m2の坪量を有す
る湿潤シートが製造される。より濃厚なフロックのスラ
リー及びより濃厚なフィブリドのスラリーを混合しそし
て更に希釈して、スラリー中の固形分濃度が約0.005重
量%乃至約0.02重量%の希薄なストツクを製造すること
ができる。この希薄なストツクは、傾斜したすき網(in
clined uire)を持った抄紙機を使用して湿潤シートに
形成される。この傾斜したすき網を持った抄紙機は、非
常に軽量のシートにおいて良好な繊維分散を維持するの
に必要な高容積の希釈水(幅1インチ当たり40−200ガ
ロン/分)を処理することができる。この出願で使用し
た“傾斜したすき網”を持った抄紙機は、非常に希薄な
ストックを処理するための、水平方向に対して約10°又
はそれより大きい角度の“平らな”ワイヤ又は円筒形ロ
ールフオーマーを持った抄紙機を言う。好適な装置は、
例えば、1987年の不織布会議のタッピ議事録(TAPPI Pr
oceedings for the 1987 Nonwovens Conference)(179
−182頁)に開示されそしてニューヨーク州、ロングア
イランド、ハドソン・フォールスのサンディ・ヒル社
(Sandy Hill Corporation)から商業的に入手可能な長
網“ロトフォーマー”(extended wire “ROTOFORME
R")である。湿潤シートは、米国特許第3,756,908号に
記載の如くして脱水及び乾燥することができる。
形成されたままの紙を、熱カレンダー仕上げしてその
厚さを減少させそしてその引張強度を改良する。少なく
とも1つの硬質表面ロールと少なくとも1つの弾性の変
形可能なロールを使用して紙をカレンダー仕上げして約
25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さとする。充填剤入り
綿ロールなどのような非加熱式の幾分変形可能でかつ弾
性のロール及び加熱式鋼ロールを持った商業的に入手可
能な“ファブリックカレンダー”は、本発明の方法に従
うカレンダー仕上げに好適である。このようにするカレ
ンダー仕上げは、カレンダー仕上げ中の紙の損傷又は破
断の危険を減少させる。カレンダー仕上げの間、硬質表
面(鋼)ロールは、このような商業的に入手可能な装置
で達成できる最高温度、例えば好ましくは260℃、以下
の温度で、約150℃以上の温度に加熱される。
厚さを減少させそしてその引張強度を改良する。少なく
とも1つの硬質表面ロールと少なくとも1つの弾性の変
形可能なロールを使用して紙をカレンダー仕上げして約
25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さとする。充填剤入り
綿ロールなどのような非加熱式の幾分変形可能でかつ弾
性のロール及び加熱式鋼ロールを持った商業的に入手可
能な“ファブリックカレンダー”は、本発明の方法に従
うカレンダー仕上げに好適である。このようにするカレ
ンダー仕上げは、カレンダー仕上げ中の紙の損傷又は破
断の危険を減少させる。カレンダー仕上げの間、硬質表
面(鋼)ロールは、このような商業的に入手可能な装置
で達成できる最高温度、例えば好ましくは260℃、以下
の温度で、約150℃以上の温度に加熱される。
本発明に従う好ましい方法に従えば、カレンダー仕上
げは、約25cm乃至約60cmの直径を有する硬質表面ロール
と約50cm乃至約90cmの直径を有する弾性ロールを使用し
て行なわれる。好ましい方法でのニップ圧力は、約160k
g/cm乃至約360kg/cmである。
げは、約25cm乃至約60cmの直径を有する硬質表面ロール
と約50cm乃至約90cmの直径を有する弾性ロールを使用し
て行なわれる。好ましい方法でのニップ圧力は、約160k
g/cm乃至約360kg/cmである。
本発明に従う紙は電動機巻線、ワイヤラップ及び他の
電気絶縁用途及び複写機の清掃ブラシなどの電気絶縁に
特に有用ならしめる性質の組み合わせを有する。本発明
に従う紙は、当業者には明らかなように、このような用
途の公知の材料と同様に使用することができる。この紙
は、軽量で、薄く、そして樹脂又はシリコーンオイルで
容易に含浸させることができる。エポキシ樹脂による紙
の樹脂含浸性は、商業的に入手可能な最も軽量なMPD−
I紙の樹脂含浸性よりもすぐれている。
電気絶縁用途及び複写機の清掃ブラシなどの電気絶縁に
特に有用ならしめる性質の組み合わせを有する。本発明
に従う紙は、当業者には明らかなように、このような用
途の公知の材料と同様に使用することができる。この紙
は、軽量で、薄く、そして樹脂又はシリコーンオイルで
容易に含浸させることができる。エポキシ樹脂による紙
の樹脂含浸性は、商業的に入手可能な最も軽量なMPD−
I紙の樹脂含浸性よりもすぐれている。
実施例 下記の実施例では、フィブリド及びフロック(“高モ
ジュラス”)を米国特許第3,756,908号に記載の如くし
て製造した。実施例に記載した割合及び百分率は特記し
ない限り重量による。紙の性質は、約55%の相対湿度及
び18℃で4時間の状態調節の後に得られたものである。
紙の厚さは、0.635cm(1/4インチ)直径の足及び1.75kg
/cm2(25psi)のアンビル圧力を持つTMI(ニューヨーク
州、ロングアイランド、アミチビレのテスティング・マ
シンズ社)シリーズ49−60アナログベンチマイクロメー
ター(Analog Bench Micrometer)により測定して決定
した。
ジュラス”)を米国特許第3,756,908号に記載の如くし
て製造した。実施例に記載した割合及び百分率は特記し
ない限り重量による。紙の性質は、約55%の相対湿度及
び18℃で4時間の状態調節の後に得られたものである。
紙の厚さは、0.635cm(1/4インチ)直径の足及び1.75kg
/cm2(25psi)のアンビル圧力を持つTMI(ニューヨーク
州、ロングアイランド、アミチビレのテスティング・マ
シンズ社)シリーズ49−60アナログベンチマイクロメー
ター(Analog Bench Micrometer)により測定して決定
した。
実施例1 表Iに記載のハンドシートを実験室用ハンドシートモ
ールドで形成しそして下記の手順によりエポキシ樹脂で
含浸した。
ールドで形成しそして下記の手順によりエポキシ樹脂で
含浸した。
精製したフィブリド及び0.69cm(0.27インチ)の長さ
のフロックのスラリーを55/45のフロック/フィブリド
比で約0.01重量%の全固形分濃度となるように調製し、
モールドで8−1/2インチ×8−1/2インチシートに形成
した。シートを排水し、モールドから取り出し、吸い取
って乾かしそしてノーベル・アンド・ウッド熱板(Nove
l and Wood hot plate)(モデルF10)で乾燥した。
のフロックのスラリーを55/45のフロック/フィブリド
比で約0.01重量%の全固形分濃度となるように調製し、
モールドで8−1/2インチ×8−1/2インチシートに形成
した。シートを排水し、モールドから取り出し、吸い取
って乾かしそしてノーベル・アンド・ウッド熱板(Nove
l and Wood hot plate)(モデルF10)で乾燥した。
形成したままの紙を50.8cmの直径を持った加熱式鋼ロ
ール(260℃)と81.3cmの直径の非加熱式充填剤入り綿
ロールにより形成されたニップで2000ボンド/インチ
(357kg/cm)のニップ圧力でカレンダー仕上げした。カ
レンダ速度は5ヤード/分(4.6cm/分)であった。
ール(260℃)と81.3cmの直径の非加熱式充填剤入り綿
ロールにより形成されたニップで2000ボンド/インチ
(357kg/cm)のニップ圧力でカレンダー仕上げした。カ
レンダ速度は5ヤード/分(4.6cm/分)であった。
樹脂含浸のために、カレンダー仕上げした紙を7−1/
2インチ×7−1/2インチに切断し、重量を秤り、厚さを
測定した。1インチ幅のポスターボードタブ(posterbo
ard tab)を識別のために試料にステープルでとじ(sta
ple)、湿潤試料の取り扱いを容易にした。エポキシ樹
脂溶液は、 RSM−1212−BH60シェルエポキシ樹脂100グラム メチルエチルケトン100グラム及び 2−メチルイミダゾール触媒(イーストマン/コダッ
ク)0.12グラム を混合することにより調製した。
2インチ×7−1/2インチに切断し、重量を秤り、厚さを
測定した。1インチ幅のポスターボードタブ(posterbo
ard tab)を識別のために試料にステープルでとじ(sta
ple)、湿潤試料の取り扱いを容易にした。エポキシ樹
脂溶液は、 RSM−1212−BH60シェルエポキシ樹脂100グラム メチルエチルケトン100グラム及び 2−メチルイミダゾール触媒(イーストマン/コダッ
ク)0.12グラム を混合することにより調製した。
混合した樹脂溶液をローラーバーを有する浸漬パンに
注いだ。試料をローラーバーの下に置き、次いで樹脂溶
液を通してバーのまわりに引っ張った。含浸した試料を
5分間鉛直に吊して過剰の樹脂をしたたり落とさせた。
次いで試料を実験室用オーブンで149℃乃至163℃で3分
間乾燥した。縁及びポスターボードタブを切り取った。
試料の重量及び面積を測定し、未含浸試料の重量及び面
積とこれらの測定値から、百分率樹脂付着量を計算し
た。結果を表Iに示す。
注いだ。試料をローラーバーの下に置き、次いで樹脂溶
液を通してバーのまわりに引っ張った。含浸した試料を
5分間鉛直に吊して過剰の樹脂をしたたり落とさせた。
次いで試料を実験室用オーブンで149℃乃至163℃で3分
間乾燥した。縁及びポスターボードタブを切り取った。
試料の重量及び面積を測定し、未含浸試料の重量及び面
積とこれらの測定値から、百分率樹脂付着量を計算し
た。結果を表Iに示す。
実施例2−4 表1に記載の機械で形成した紙を下記の手順に従って
製造した。樹脂含浸は、実施例1の場合と同じ手順によ
り行った。結果を表Iに示す。
製造した。樹脂含浸は、実施例1の場合と同じ手順によ
り行った。結果を表Iに示す。
0.27インチ(0.69cm)の長さのフロック繊維を精製し
たフィブリドの希薄スラリーに加えて、全固形分濃度が
約0.13%の3つのスラリーを製造した。スラリー中のフ
ロック対フィブリドの重量比を、表Iに示した紙につい
て70/30、60/40及び59/41のそれぞれのレベルに調節し
た。スラリーを撹拌してフロックとフィブリドを良く分
散させた。
たフィブリドの希薄スラリーに加えて、全固形分濃度が
約0.13%の3つのスラリーを製造した。スラリー中のフ
ロック対フィブリドの重量比を、表Iに示した紙につい
て70/30、60/40及び59/41のそれぞれのレベルに調節し
た。スラリーを撹拌してフロックとフィブリドを良く分
散させた。
各ブレンドされたフロック/フィブリドスラリーを、
次いで新しい水又は最循環“白水”で約0.01%の濃度に
希釈し、ニューヨーク州、ハドソンフォーマルスのサン
ディ・ヒル・コーポレーションにより製作された28イン
チの長網の“ロトフォーマー”のヘッドボックスにポン
プで送った。この湿潤軽量シートを形成すき網から湿式
プレスに移してその水含有率を減少させそして166℃の
最高温度に加熱された一連のスチーム加熱式乾燥機かん
に移した。紙を少なくとも95%の固形分に乾燥しそして
ロールに巻いた。
次いで新しい水又は最循環“白水”で約0.01%の濃度に
希釈し、ニューヨーク州、ハドソンフォーマルスのサン
ディ・ヒル・コーポレーションにより製作された28イン
チの長網の“ロトフォーマー”のヘッドボックスにポン
プで送った。この湿潤軽量シートを形成すき網から湿式
プレスに移してその水含有率を減少させそして166℃の
最高温度に加熱された一連のスチーム加熱式乾燥機かん
に移した。紙を少なくとも95%の固形分に乾燥しそして
ロールに巻いた。
形成されたままの紙を熱カレンダー仕上げしてその厚
さを減少させそしてその引張強度を改良した。実施例2
−4の機械で形成した紙を、カレンダー速度を5ヤード
/分(4.6m/分)の代わりに25ヤード/分(22.9m/分)
としたことを除いては、ハンドシートと同じ条件でカレ
ンダー仕上げした。
さを減少させそしてその引張強度を改良した。実施例2
−4の機械で形成した紙を、カレンダー速度を5ヤード
/分(4.6m/分)の代わりに25ヤード/分(22.9m/分)
としたことを除いては、ハンドシートと同じ条件でカレ
ンダー仕上げした。
比較実施例1−2 商業的に入手可能な1.5ミル(公称)T−412及び2.0
ミル(公称)T−410“ノメックス ”紙(イー・アイ
・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー)を、
実施例1と同じ手順により樹脂含浸し、結果を表Iに示
す。
ミル(公称)T−410“ノメックス ”紙(イー・アイ
・デュポン・デ・ニモアス・アンド・カンパニー)を、
実施例1と同じ手順により樹脂含浸し、結果を表Iに示
す。
本発明の主たる特徴及び態様は以下のとおりである。
1.ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)の短繊維
約55重量%乃至約75重量%とポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)のフィブリド約25重量%乃至約45重量
%の混ぜ合わせた混合物から本質的に成り、約10g/m2乃
至約25g/m2の坪量と約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚
さを有する不織可撓性シート構造体。
約55重量%乃至約75重量%とポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)のフィブリド約25重量%乃至約45重量
%の混ぜ合わせた混合物から本質的に成り、約10g/m2乃
至約25g/m2の坪量と約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚
さを有する不織可撓性シート構造体。
2.ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)の短繊維
約60重量%乃至約70重量%とポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)のフィブリド約30重量%乃至約40重量
%から本質的に成る。上記1に記載のシート構造体。
約60重量%乃至約70重量%とポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)のフィブリド約30重量%乃至約40重量
%から本質的に成る。上記1に記載のシート構造体。
3.前記短繊維は約2.5cm未満の長さを有する、上記1に
記載のシート構造体。
記載のシート構造体。
4.ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)の短繊維
約55重量%乃至約75重量%とポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)のフィブリド約25重量%乃至約45重量
%から本質的に成る固形分を含む水性スラリーを生成さ
せ、該スラリーの固形分濃度を約0.005重量%乃至約0.0
2重量%とし、 傾斜したすき網を持った抄紙機を使用してこのスラリ
ーから湿潤シートを形成し、この湿潤シートは乾燥時に
約10g/m2乃至約25g/m2の坪量を有しており、 この湿潤シートを乾燥し、そして 前記乾燥したシートを少なくとも1つの硬質表面ロー
ルと少なくとも1つの弾性の変形可能なロールとの間
で、該硬質表面ロールを約150℃以上に加熱して、カレ
ンダー仕上げして、約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚
さを持った紙を製造する、 ことを含む、薄い樹脂飽和性ポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)紙を製造する方法。
約55重量%乃至約75重量%とポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)のフィブリド約25重量%乃至約45重量
%から本質的に成る固形分を含む水性スラリーを生成さ
せ、該スラリーの固形分濃度を約0.005重量%乃至約0.0
2重量%とし、 傾斜したすき網を持った抄紙機を使用してこのスラリ
ーから湿潤シートを形成し、この湿潤シートは乾燥時に
約10g/m2乃至約25g/m2の坪量を有しており、 この湿潤シートを乾燥し、そして 前記乾燥したシートを少なくとも1つの硬質表面ロー
ルと少なくとも1つの弾性の変形可能なロールとの間
で、該硬質表面ロールを約150℃以上に加熱して、カレ
ンダー仕上げして、約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚
さを持った紙を製造する、 ことを含む、薄い樹脂飽和性ポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)紙を製造する方法。
5.約25cm乃至約60cmの直径を持った前記硬質表面ロール
及び約50cm乃至約90cmの直径を持った前記弾性ロールを
使用して、160−360kg/cmのニップ圧力でカレンダー仕
上げを行う、上記4に記載の方法。
及び約50cm乃至約90cmの直径を持った前記弾性ロールを
使用して、160−360kg/cmのニップ圧力でカレンダー仕
上げを行う、上記4に記載の方法。
6.前記硬質表面ロールを約150℃乃至約260℃に加熱す
る、上記5に記載の方法。
る、上記5に記載の方法。
7.前記スラリー中の前記固形分で、ポリ(メタ−フェニ
レンイソフタルアミド)の短繊維約60重量%乃至約70重
量%とポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)のフ
ィブリド約30重量%乃至約400重量%とから本質的に成
る、上記4に記載の方法。
レンイソフタルアミド)の短繊維約60重量%乃至約70重
量%とポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミド)のフ
ィブリド約30重量%乃至約400重量%とから本質的に成
る、上記4に記載の方法。
8.前記短繊維が約2.5cm未満の長さを有する、上記4に
記載の方法。
記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D21H 27/12
Claims (2)
- 【請求項1】ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミ
ド)の短繊維約55重量%乃至約75重量%とポリ(メタ−
フェニレンイソフタルアミド)のフィブリド約25重量%
乃至約45重量%の混ぜ合わせた混合物から本質的に成
り、約10g/m2乃至約25g/m2の坪量と約25ミクロン乃至約
45ミクロンの厚さを有する不織可撓性シート構造体。 - 【請求項2】ポリ(メタ−フェニレンイソフタルアミ
ド)の短繊維約55重量%乃至約75重量%とポリ(メタ−
フェニレンイソフタルアミド)のフィブリド約25重量%
乃至約45重量%から本質的に成る固形分を含む水性スラ
リーを生成させ、該スラリーの固形分濃度を約0.005重
量%乃至約0.02重量%とし、 傾斜したすき網を持った抄紙機を使用してこのスラリー
から湿潤シートを形成し、この湿潤シートは乾燥時に約
10g/m2乃至約25g/m2の坪量を有しており、 この湿潤シートを乾燥し、そして 前記乾燥したシートを少なくとも1つの硬質表面ロール
と少なくとも1つの弾性の変形可能なロールとの間で、
該硬質表面ロールを約150℃以上に加熱して、カレンダ
ー仕上げして、約25ミクロン乃至約45ミクロンの厚さを
持った紙を製造する、 ことを含む、薄い樹脂飽和性ポリ(メタ−フェニレンイ
ソフタルアミド)紙を製造する方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US35714289A | 1989-05-26 | 1989-05-26 | |
US357142 | 1989-05-26 | ||
US07/487,467 US4992141A (en) | 1989-05-26 | 1990-03-02 | Thin, resin-saturable aromatic polyamide paper and process for making same |
US487467 | 1990-03-02 |
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US5158647A (en) * | 1991-01-10 | 1992-10-27 | Raymond Hurley | Capacitor papers of flash-spun synthetic pulp fibers |
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DE69412286T2 (de) * | 1993-12-22 | 1998-12-03 | Minnesota Mining & Mfg | Verwendung von blattförmigen materialien für festphasenextraktionen und festphasenreaktionen |
AU1593599A (en) * | 1998-01-08 | 1999-07-26 | H.B. Fuller Licensing And Financing Inc. | Thermoplastic compositions comprising crystalline water soluble polymers and amorphous water sensitive polymers |
US7335276B2 (en) * | 2002-10-01 | 2008-02-26 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Formation of aramid paper laminate |
JP5207507B2 (ja) * | 2007-01-20 | 2013-06-12 | 株式会社シード | 古紙再生装置の抄紙装置 |
JP6649701B2 (ja) * | 2015-05-28 | 2020-02-19 | デュポン帝人アドバンスドペーパー株式会社 | アラミド紙、及びその製造方法 |
CN111270552A (zh) * | 2020-03-17 | 2020-06-12 | 深圳市龙邦功能材料有限公司 | 一种表面封闭结构的芳纶纸及其制造方法 |
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---|---|---|---|---|
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JPS5181862A (ja) * | 1975-01-16 | 1976-07-17 | Mitsubishi Rayon Co | |
JPS54106900A (en) * | 1978-02-09 | 1979-08-22 | Mitsubishi Paper Mills Ltd | Thin paper for electrical insulation |
-
1990
- 1990-03-02 US US07/487,467 patent/US4992141A/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-25 EP EP90109949A patent/EP0400494B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-25 JP JP2136931A patent/JP2931845B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-25 CA CA002017556A patent/CA2017556C/en not_active Expired - Lifetime
- 1990-05-25 DE DE69005195T patent/DE69005195T2/de not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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CA2017556C (en) | 2001-01-02 |
US4992141A (en) | 1991-02-12 |
DE69005195D1 (de) | 1994-01-27 |
JPH0369692A (ja) | 1991-03-26 |
CA2017556A1 (en) | 1990-11-26 |
EP0400494A1 (en) | 1990-12-05 |
DE69005195T2 (de) | 1994-05-19 |
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