JPH0571096A - カレンダー加工方法 - Google Patents
カレンダー加工方法Info
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- JPH0571096A JPH0571096A JP24846891A JP24846891A JPH0571096A JP H0571096 A JPH0571096 A JP H0571096A JP 24846891 A JP24846891 A JP 24846891A JP 24846891 A JP24846891 A JP 24846891A JP H0571096 A JPH0571096 A JP H0571096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- aromatic polyamide
- calendering
- heat
- nonwoven fabric
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、耐熱不織布を長期間高温で熱
圧カレンダー加工する際、該不織布が熱圧カレンダーロ
ールに粘着するのを防止し、優れた電気絶縁性と強度を
有する耐熱不織布を得るためのカレンダー加工方法を提
供することにある。 【構成】本発明は、芳香族ポリアミドパルプおよび芳香
族ポリアミド短繊維を含む不織布を金属/金属カレンダ
ーロールを用い熱圧カレンダー加工する方法において、
該不織布を200℃以上270℃以下、線圧50kg/cm
以上でプレカレンダー加工し、ついで熱圧カレンダー加
工温度以上で熱セットし、次に280℃以上で熱圧カレ
ンダー加工することを特徴とするカレンダー加工方法。
圧カレンダー加工する際、該不織布が熱圧カレンダーロ
ールに粘着するのを防止し、優れた電気絶縁性と強度を
有する耐熱不織布を得るためのカレンダー加工方法を提
供することにある。 【構成】本発明は、芳香族ポリアミドパルプおよび芳香
族ポリアミド短繊維を含む不織布を金属/金属カレンダ
ーロールを用い熱圧カレンダー加工する方法において、
該不織布を200℃以上270℃以下、線圧50kg/cm
以上でプレカレンダー加工し、ついで熱圧カレンダー加
工温度以上で熱セットし、次に280℃以上で熱圧カレ
ンダー加工することを特徴とするカレンダー加工方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱不織布の熱圧カレ
ンダー加工方法において、長期間加工しても熱圧カレン
ダーロールへの製品粘着がなく、優れた電気絶縁性及び
強度を有する耐熱不織布を得るための加工方法に関す
る。
ンダー加工方法において、長期間加工しても熱圧カレン
ダーロールへの製品粘着がなく、優れた電気絶縁性及び
強度を有する耐熱不織布を得るための加工方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、芳香族ポリアミドパルプおよび芳
香族ポリアミド短繊維を含む耐熱不織布の熱圧カレンダ
ー加工方法については、特公昭35―11851号公
報、特公昭36―16460号公報、特公昭37―57
32号公報等に記載されている。しかしながら、上記公
報に記載されている熱圧カレンダー加工方法は、長期間
高温で製品を加工した場合、製品が熱圧カレンダーロー
ルに粘着し加工性が不良となる問題がある。
香族ポリアミド短繊維を含む耐熱不織布の熱圧カレンダ
ー加工方法については、特公昭35―11851号公
報、特公昭36―16460号公報、特公昭37―57
32号公報等に記載されている。しかしながら、上記公
報に記載されている熱圧カレンダー加工方法は、長期間
高温で製品を加工した場合、製品が熱圧カレンダーロー
ルに粘着し加工性が不良となる問題がある。
【0003】
【発明の目的】本発明の目的は、上記の如き耐熱不織布
を長期間高温で熱圧カレンダー加工する際、該不織布が
熱圧カレンダーロールに粘着するのを防止し、優れた電
気絶縁性および強度を有する耐熱不織布を得るためのカ
レンダー加工方法を提供することにある。
を長期間高温で熱圧カレンダー加工する際、該不織布が
熱圧カレンダーロールに粘着するのを防止し、優れた電
気絶縁性および強度を有する耐熱不織布を得るためのカ
レンダー加工方法を提供することにある。
【0004】
【発明の構成】本発明は、芳香族ポリアミドパルプおよ
び芳香族ポリアミド短繊維を含む不織布を金属/金属カ
レンダーロールを用い熱圧カレンダー加工する方法にお
いて、該不織布を200℃以上270℃以下、線圧50
kg/cm以上でプレカレンダー加工し、ついで、熱圧カレ
ンダー加工温度以上で熱セットし、次に280℃以上で
熱圧カレンダー加工することを特徴とするカレンダー加
工方法である。
び芳香族ポリアミド短繊維を含む不織布を金属/金属カ
レンダーロールを用い熱圧カレンダー加工する方法にお
いて、該不織布を200℃以上270℃以下、線圧50
kg/cm以上でプレカレンダー加工し、ついで、熱圧カレ
ンダー加工温度以上で熱セットし、次に280℃以上で
熱圧カレンダー加工することを特徴とするカレンダー加
工方法である。
【0005】本発明において使用する芳香族ポリアミド
は従来公知の(a)芳香族環を有するジカルボン酸と芳
香族環を有するジアミンとの縮合ポリアミド(b)芳香
族環を有するアミノカルボン酸を縮合してなる縮合ポリ
アミド(c)前記(a)(b)を共重合したポリアミド
などである。
は従来公知の(a)芳香族環を有するジカルボン酸と芳
香族環を有するジアミンとの縮合ポリアミド(b)芳香
族環を有するアミノカルボン酸を縮合してなる縮合ポリ
アミド(c)前記(a)(b)を共重合したポリアミド
などである。
【0006】芳香族ポリアミドパルプは例えば特公昭3
5―11851号公報、特公昭37―5732号公報等
に記載されているものである。また、芳香族ポリアミド
短繊維の形態は単糸繊度20デニール以下、繊維長3〜
60mmの範囲のものが好ましい。
5―11851号公報、特公昭37―5732号公報等
に記載されているものである。また、芳香族ポリアミド
短繊維の形態は単糸繊度20デニール以下、繊維長3〜
60mmの範囲のものが好ましい。
【0007】不織布は芳香族ポリアミドパルプおよび芳
香族ポリアミド短繊維を含む不織布であり、その製法
は、乾式不織布でも湿式不織布でもよく特に限定されな
い。
香族ポリアミド短繊維を含む不織布であり、その製法
は、乾式不織布でも湿式不織布でもよく特に限定されな
い。
【0008】本発明では、熱圧カレンダー加工は、金属
/金属カレンダーロールを用い280℃以上で熱圧カレ
ンダー加工するが、その前に200℃以上270℃以
下、線圧50kg/cm以上でプレカレンダー加工し、つい
で、熱圧カレンダー加工温度以上の熱セットを付与する
ことが必要である。
/金属カレンダーロールを用い280℃以上で熱圧カレ
ンダー加工するが、その前に200℃以上270℃以
下、線圧50kg/cm以上でプレカレンダー加工し、つい
で、熱圧カレンダー加工温度以上の熱セットを付与する
ことが必要である。
【0009】プレカレンダーロールの温度が200℃よ
り低温になると、プレカレンダー加工時の不織布層間接
着が弱くなり、その後の熱セットで更にその傾向が助長
され、それが熱圧カレンダー加工後の製品も影響を及ぼ
し、不織布の電気絶縁性能及び強度を低下させる。
り低温になると、プレカレンダー加工時の不織布層間接
着が弱くなり、その後の熱セットで更にその傾向が助長
され、それが熱圧カレンダー加工後の製品も影響を及ぼ
し、不織布の電気絶縁性能及び強度を低下させる。
【0010】プレカレンダーロールの温度が270℃よ
り高温になると、プレカレンダー加工時の熱収縮により
不織布の嵩密度が低くなり、それが熱圧カレンダー加工
後の製品にも影響を及ぼし、不織布の電気絶縁性能を低
下させる。
り高温になると、プレカレンダー加工時の熱収縮により
不織布の嵩密度が低くなり、それが熱圧カレンダー加工
後の製品にも影響を及ぼし、不織布の電気絶縁性能を低
下させる。
【0011】また、プレカレンダーロールの加工圧力が
50kg/cm未満の場合もプレカレンダー加工後の不織布
の嵩密度が低くなり、その後の熱セットで更にその傾向
が助長され、それが熱圧カレンダー加工後の製品にも影
響を及ぼし、不織布の電気絶縁性能及び強度を低下させ
る。
50kg/cm未満の場合もプレカレンダー加工後の不織布
の嵩密度が低くなり、その後の熱セットで更にその傾向
が助長され、それが熱圧カレンダー加工後の製品にも影
響を及ぼし、不織布の電気絶縁性能及び強度を低下させ
る。
【0012】プレカレンダーロールの材質は、金属/金
属ロールでも金属/弾性ロールでも弾性/弾性ロールで
もよく特に限定されない。
属ロールでも金属/弾性ロールでも弾性/弾性ロールで
もよく特に限定されない。
【0013】熱セット温度は、熱圧カレンダー加工温度
以上が必要であり、それより低い温度で熱セットした場
合は、長期間高温で熱圧カレンダー加工すると不織布が
熱圧カレンダーロールに粘着する。また更に好ましく
は、熱圧カレンダー加工前に熱セットした紙の紙温が1
00℃以下となるようにすることが望ましく、それによ
り、熱圧カレンダー加工性は著しく向上する。不織布の
熱セット方式は、熱ロール接触方式でも非接着方式でも
よく、特に限定されない。
以上が必要であり、それより低い温度で熱セットした場
合は、長期間高温で熱圧カレンダー加工すると不織布が
熱圧カレンダーロールに粘着する。また更に好ましく
は、熱圧カレンダー加工前に熱セットした紙の紙温が1
00℃以下となるようにすることが望ましく、それによ
り、熱圧カレンダー加工性は著しく向上する。不織布の
熱セット方式は、熱ロール接触方式でも非接着方式でも
よく、特に限定されない。
【0014】
【発明の効果】本発明は、耐熱不織布を熱圧カレンダー
加工する際、熱圧カレンダーロールに該不織布が粘着す
るのを防止し、加工性が良好で優れた電気絶縁性と強度
を有する耐熱不織布を得ることができる。
加工する際、熱圧カレンダーロールに該不織布が粘着す
るのを防止し、加工性が良好で優れた電気絶縁性と強度
を有する耐熱不織布を得ることができる。
【0015】以下に実施例により本発明を更に詳しく説
明する。なお実施例において坪量、嵩密度、強度、絶縁
破壊強度、熱圧カレンダーロールへの粘着性は、以下の
方法で評価した。
明する。なお実施例において坪量、嵩密度、強度、絶縁
破壊強度、熱圧カレンダーロールへの粘着性は、以下の
方法で評価した。
【0016】(1)坪量:JIS―P―8124に従っ
て測定した。 (2)嵩密度:JIS―C―2111に従って厚みを測
定し、坪量/厚みにより嵩密度を算出した。 (3)強度:JIS―P―8113に従って測定し、そ
のタテ、ヨコの平均値で示した。 (4)絶縁破壊強度:JIS―C―2111に従って、
測定した。 (5)熱圧カレンダーロールへの粘着性:幅30cm×長
さ2000mの不織布を加工し、熱圧カレンダーロール
表面への不織布の粘着性の有無を目視判定した。
て測定した。 (2)嵩密度:JIS―C―2111に従って厚みを測
定し、坪量/厚みにより嵩密度を算出した。 (3)強度:JIS―P―8113に従って測定し、そ
のタテ、ヨコの平均値で示した。 (4)絶縁破壊強度:JIS―C―2111に従って、
測定した。 (5)熱圧カレンダーロールへの粘着性:幅30cm×長
さ2000mの不織布を加工し、熱圧カレンダーロール
表面への不織布の粘着性の有無を目視判定した。
【0017】
【実施例1〜2,比較例1〜4】抄紙用ポリメタフェニ
レンイソフタルアミド短繊維は、以下の方法で製造し
た。
レンイソフタルアミド短繊維は、以下の方法で製造し
た。
【0018】まず特開昭47―10863号公報に記載
の界面重合法により製造された固有粘度[η]1.45
のポリメタフェニレンイソフタルアミド重合体をN―メ
チル―2―ピロリドンからなる溶媒に20.5重量%の
濃度で溶解して防止ドープを調整し、この紡糸ドープを
用いて特公昭47―17551号公報に記載の湿式紡糸
法に従って、孔径0.07mmの紡糸孔を10000個設
けた紡糸口金から塩化カルシウム濃度45%、温度90
℃の塩化カルシウム水溶液からなる凝固浴中に紡糸し
た。
の界面重合法により製造された固有粘度[η]1.45
のポリメタフェニレンイソフタルアミド重合体をN―メ
チル―2―ピロリドンからなる溶媒に20.5重量%の
濃度で溶解して防止ドープを調整し、この紡糸ドープを
用いて特公昭47―17551号公報に記載の湿式紡糸
法に従って、孔径0.07mmの紡糸孔を10000個設
けた紡糸口金から塩化カルシウム濃度45%、温度90
℃の塩化カルシウム水溶液からなる凝固浴中に紡糸し
た。
【0019】凝固した未延伸繊維は、凝固浴から引き出
された段階で45重量%の溶媒を含んでいた。この未延
伸繊維を60℃の温水浴で水洗して、溶媒含有率を8重
量%まで低下せしめた後、94℃の温水浴中で2.4倍
に延伸し、130℃で乾燥後350℃の熱板上で1.7
5倍に延伸し、抄紙用繊維を得た。さらにこれを長さ6
mmに切断し、単糸繊度2デニール、繊維長6mmの抄紙用
ポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維を得た。こ
の抄紙用ポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維を
パルパーにて1%濃度で分散させスラリーとした。
された段階で45重量%の溶媒を含んでいた。この未延
伸繊維を60℃の温水浴で水洗して、溶媒含有率を8重
量%まで低下せしめた後、94℃の温水浴中で2.4倍
に延伸し、130℃で乾燥後350℃の熱板上で1.7
5倍に延伸し、抄紙用繊維を得た。さらにこれを長さ6
mmに切断し、単糸繊度2デニール、繊維長6mmの抄紙用
ポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維を得た。こ
の抄紙用ポリメタフェニレンイソフタルアミド短繊維を
パルパーにて1%濃度で分散させスラリーとした。
【0020】また抄紙用パルプは以下の方法により製造
した。まず特公昭47―10863号公報に記載の界面
重合法によりポリメタフェニレンイソフタルアミドを製
造した。このポリマーはN―メチル―2―ピロリドンに
溶解して測定した固有粘度(I.V)が1.35であ
り、ポリマー中に無機塩を全く含まない。このポリマー
をポリマー濃度12.5%となるようにN―メチル―2
―ピロリドンに溶解した。一方、N―メチル―2―ピロ
リドンに水を加えて水溶液(濃度3重量%)を作成し沈
殿剤とした。
した。まず特公昭47―10863号公報に記載の界面
重合法によりポリメタフェニレンイソフタルアミドを製
造した。このポリマーはN―メチル―2―ピロリドンに
溶解して測定した固有粘度(I.V)が1.35であ
り、ポリマー中に無機塩を全く含まない。このポリマー
をポリマー濃度12.5%となるようにN―メチル―2
―ピロリドンに溶解した。一方、N―メチル―2―ピロ
リドンに水を加えて水溶液(濃度3重量%)を作成し沈
殿剤とした。
【0021】このポリマー溶液および沈殿剤を特開昭5
2―15621号公報の記載に従いポリマー溶液注入
口、沈殿剤注入口およびスラリー排出口を有する室と該
室内にとりつけられたローターと、該室の内壁に固定さ
れたステーターとからなる沈殿装置を用いて、各注入口
から注入し、前記ローターを高速回転させてパルプ化し
た。
2―15621号公報の記載に従いポリマー溶液注入
口、沈殿剤注入口およびスラリー排出口を有する室と該
室内にとりつけられたローターと、該室の内壁に固定さ
れたステーターとからなる沈殿装置を用いて、各注入口
から注入し、前記ローターを高速回転させてパルプ化し
た。
【0022】得られたパルプを用い、パルパー、高速離
解機、ディスクリファイナーを使用してスラリー濃度
0.3%でカナディアン標準濾水度110mlの水性スラ
リーを作成した。
解機、ディスクリファイナーを使用してスラリー濃度
0.3%でカナディアン標準濾水度110mlの水性スラ
リーを作成した。
【0023】ついで前記短繊維スラリーとパルプスラリ
ーとを表1のごとき混率で混合し、長網抄紙機で抄紙し
た。その後、表1のごときカレンダー加工条件にて加工
した。
ーとを表1のごとき混率で混合し、長網抄紙機で抄紙し
た。その後、表1のごときカレンダー加工条件にて加工
した。
【0024】得られた物性を表1に示す。表1に示すご
とく実施例1は強度、電気絶縁性に優れ熱圧カレンダー
ロールへの粘着もなく、極めて良好な性能と加工性を有
していた。実施例2も表1に示すごとく良好な性能と加
工性を有していた。
とく実施例1は強度、電気絶縁性に優れ熱圧カレンダー
ロールへの粘着もなく、極めて良好な性能と加工性を有
していた。実施例2も表1に示すごとく良好な性能と加
工性を有していた。
【0025】比較例1は、プレカレンダーロールの温度
が高いため、プレカレンダー加工時の熱収縮により不織
布の嵩密度が低くなり、それが熱圧カレンダー加工後の
製品も影響を及ぼし、不織布の絶縁破壊強度が低く実施
例1,2と比べ不良であった。
が高いため、プレカレンダー加工時の熱収縮により不織
布の嵩密度が低くなり、それが熱圧カレンダー加工後の
製品も影響を及ぼし、不織布の絶縁破壊強度が低く実施
例1,2と比べ不良であった。
【0026】比較例2は、プレカレンダーロールの線圧
が低いため、プレカレンダー加工時の不織布層間接着が
弱くなり、その後の熱セットで更にその傾向が助長さ
れ、それが熱圧カレンダー加工後の製品も影響を及ぼ
し、不織布の電気絶縁性能及び強度が低下し実施例1,
2と比べ不良であった。
が低いため、プレカレンダー加工時の不織布層間接着が
弱くなり、その後の熱セットで更にその傾向が助長さ
れ、それが熱圧カレンダー加工後の製品も影響を及ぼ
し、不織布の電気絶縁性能及び強度が低下し実施例1,
2と比べ不良であった。
【0027】比較例3は、熱セット温度が熱圧カレンダ
ー加工温度より低いため、不織布が熱圧カレンダーロー
ルに粘着し加工性が実施例1,2と比べ不良であった。
ー加工温度より低いため、不織布が熱圧カレンダーロー
ルに粘着し加工性が実施例1,2と比べ不良であった。
【0028】比較例4は、プレカレンダーロールの温度
が低いため、プレカレンダー加工時の不織布層間接着が
弱くなり、その後の熱セットで更にその傾向が助長さ
れ、それが熱圧カレンダー加工後の製品も影響を及ぼ
し、不織布の電気絶縁性能及び強度が低下し実施例1,
2と比べ不良であった。
が低いため、プレカレンダー加工時の不織布層間接着が
弱くなり、その後の熱セットで更にその傾向が助長さ
れ、それが熱圧カレンダー加工後の製品も影響を及ぼ
し、不織布の電気絶縁性能及び強度が低下し実施例1,
2と比べ不良であった。
【0029】
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】芳香族ポリアミドパルプおよび芳香族ポリ
アミド短繊維を含む不織布を金属/金属カレンダーロー
ルを用い熱圧カレンダー加工する方法において、該不織
布を200℃以上270℃以下、線圧50kg/cm以上で
プレカレンダー加工し、ついで、熱圧カレンダー加工温
度以上で熱セットし、次に280℃以上で熱圧カレンダ
ー加工することを特徴とするカレンダー加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24846891A JPH0571096A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | カレンダー加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24846891A JPH0571096A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | カレンダー加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0571096A true JPH0571096A (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=17178595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24846891A Pending JPH0571096A (ja) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | カレンダー加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0571096A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9033837B2 (en) | 2010-09-03 | 2015-05-19 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Planetary gear for transmitting a driving torque in a vehicle, and drive unit comprising the planetary gear |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6443079A (en) * | 1987-08-10 | 1989-02-15 | Shoji Yonezawa | Generator to take out current by magnetizing & rotating armature with armature magnetomotive machine |
JPH0369692A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-03-26 | E I Du Pont De Nemours & Co | 薄い、樹脂飽和性芳香族ポリアミド紙及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-09-03 JP JP24846891A patent/JPH0571096A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6443079A (en) * | 1987-08-10 | 1989-02-15 | Shoji Yonezawa | Generator to take out current by magnetizing & rotating armature with armature magnetomotive machine |
JPH0369692A (ja) * | 1989-05-26 | 1991-03-26 | E I Du Pont De Nemours & Co | 薄い、樹脂飽和性芳香族ポリアミド紙及びその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9033837B2 (en) | 2010-09-03 | 2015-05-19 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Planetary gear for transmitting a driving torque in a vehicle, and drive unit comprising the planetary gear |
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