JPH1092228A - 電気絶縁用プレスボード - Google Patents

電気絶縁用プレスボード

Info

Publication number
JPH1092228A
JPH1092228A JP24243396A JP24243396A JPH1092228A JP H1092228 A JPH1092228 A JP H1092228A JP 24243396 A JP24243396 A JP 24243396A JP 24243396 A JP24243396 A JP 24243396A JP H1092228 A JPH1092228 A JP H1092228A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood pulp
press board
heat resistance
pulp
fibers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24243396A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumihiro Okano
史寛 岡野
Hitomi Ito
仁美 伊藤
Mamoru Murata
守 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP24243396A priority Critical patent/JPH1092228A/ja
Publication of JPH1092228A publication Critical patent/JPH1092228A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】低比誘電率、高耐熱性を有し、ガス又は液体の
含浸性を損なうことなく耐圧縮性を有する電気絶縁用プ
レスボード及びその製造方法を提供する。 【解決手段】湿紙の積層体を加熱加圧により乾燥一体化
してなる電気絶縁用プレスボードにおいて、前記湿紙が
フィブリル化された全芳香族ポリエステル樹脂繊維単独
またはこれと木材パルプとの混合体からなることを特徴
とする電気絶縁用プレスボード。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気絶縁用プレス
ボード(以下、単にプレスボードと呼ぶ)に関する。更
に詳しくは、旧来のものに比べて比誘電率が低く、且つ
耐熱性が高く、含浸性及び耐圧縮性に優れたプレスボー
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、長期に亘り、電力用変圧器、同リ
アクターなどの高電圧、大電力用変電機器における内部
絶縁材料として、木材パルプや木綿繊維などを原材料に
抄造された湿紙を積層し、これを乾燥一体化して製造し
たプレスボードが広く使用されている。
【0003】近年、電力需用の増大から、益々高電圧
化、大容量化される趨勢にあるこれら高電圧、大電力用
変電機器における内部絶縁の合理化及び高電圧化、大容
量化に伴う機器寸法の大型化を逓減する観点などから、
プレスボードなどの内部絶縁材料には低誘電率化及び高
耐熱性化が要求されつつあり、これに応ずるために木材
パルプや木綿繊維よりも比誘電率の低い、プラスチック
系の合成繊維(以下、合成繊維と呼ぶ)と木材パルプと
を併用する試みが各所で提案されている。
【0004】然しながら、併用される合成繊維は比誘電
率が低ければ何でも良いと言うわけには行かず、プレス
ボードの製造中或は使用中を通じてそれ自体が安定に保
持されるためには併用される合成繊維と木材パルプや木
綿繊維とが相互に結合性を有し、しっかりと交絡し合っ
ている必要があり、従来の一部の提案に見られるよう
な、併用される合成繊維が木材パルプや木綿繊維から抜
け出すことを防止するため特別な手段を必要とするプレ
スボードなどが見受けられる。
【0005】交絡を起こし易くするため、繊維形態が叩
解された木材パルプと類似の形態にフィブリル化された
耐熱性繊維として上市されているものに、“KEVLA
R(デュポン社)”,或は“TOWARON(日本アラ
ミド社)”などの例が見られるが、これらはパラ・アラ
ミド樹脂からなる繊維であるため、それ自身或は木材パ
ルプとの相互間に接着性が無い結果、その儘では高密度
のプレスボード製造が不可能である。
【0006】又、一方で、特にビルの地下など建屋内に
設置されるケースの多い配電用機器においては不慮の事
故などにより惹起される火災を防止するため、不燃化構
造とすることが必要で、これら機器の不燃化対策の1つ
として従来の油含浸から、SF6 ガスによるガス含浸絶
縁の利用が拡大しつつあり、これと、機器の寸法大型化
を逓減する目的を両立させる必要性が益々強まって来て
おり、使用される内部絶縁材料にも、単に低誘電率性の
みではなく高耐熱性、ガス又は液体絶縁材料の含浸性、
更に耐圧縮性を合わせ持ったプレスボードの出現が期待
されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、高電
圧、大容量化の要求に伴う電力用変電機器の寸法大型化
を逓減するために、又、不燃化などを目的としたSF6
ガス含浸絶縁機器では寸法抑制に伴う機器内部の温度上
昇、その他の関係から要求される、低比誘電率、高耐熱
性を有し、ガス又は液体の含浸性を損なうことなく耐圧
縮性を有する電気絶縁用プレスボード及びその製造方法
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、鋭意検討
の結果、本来A種の耐熱性(JEC,JIS他)でしか
ない木材パルプを使用しながら、プレスボードとしてト
ータルの耐熱性をE種以上にまで引き上げるには、耐熱
性繊維の併用が不可欠である事は論を待たないが、さら
に重要なことは、併用される耐熱性繊維が、それ自身及
びそれと木材パルプとの間に夫々強力な接着機能を有し
ていることが絶対不可欠な条件となる。即ち、配合され
る耐熱性樹脂繊維が微細で網目状に広い面積に均一に展
開され、繊維同士が接着結合されていることにより、そ
れが骨格となって、加熱されることにより劣化していく
木材パルプの強度を補い、ボードのトータルな耐熱強度
を維持することが可能となることを見い出し、本発明を
完成させた。
【0009】この機能により、耐熱性、耐圧縮性に優
れ、繊維相互間で交絡構造を保持し得る結果、含浸性に
も優れたプレスボードを得ることが可能となるのであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】通常の抄紙機にて抄造された湿紙
を乾燥することなく積層した後、加熱加圧により乾燥一
体化してなる電気絶縁用プレスボードにおいて、前記湿
紙を、それ自体叩解処理後の木材パルプと類似の形態を
有するまでに細かくフィブリル化された全芳香族ポリエ
ステル樹脂繊維と、叩解処理を施した後の木材パルプと
から構成することにより、上記特性を有するプレスボー
ドを製造し得ることを見い出した。
【0011】本発明で使用する主材料は、適切に叩解さ
れた木材パルプとこれに適宜配合して使用される合成繊
維とからなり、叩解された木材パルプに配合される合成
繊維として、フィブリル化された全芳香族ポリエステル
樹脂から選択された樹脂からなり、詳しくは、叩解され
た木材パルプとほぼ類似の形態を有する、フィブリル化
されたポリアリレート樹脂繊維を使用する。
【0012】フィブリル化されたポリアリレート樹脂繊
維として、クラレ(株)により商品化されている、“V
ECTRAN”(商品名。以下、ベクトランと呼ぶ)が
あり、好ましく採用される。耐熱性がE種程度のボード
の場合には、ベクトラン単独またはこれと木材パルプの
混合比率は重量比で30〜100:70〜0とすること
が好ましい。ベクトランが30重量%未満では耐熱性が
不十分となる。
【0013】それ自身あるいは木材パルプとの相互間で
接着性が認められるパルプ状の耐熱性繊維として上市さ
れているものに、“NOMEX(デュポン社)”,“C
ONEX(帝人社)”が有り、これらはメタ・アラミド
樹脂からなる繊維で、それ自身あるいは木材パルプとの
相互間で接着性は見られるものの、繊維の形状が大粒で
あり、ベクトランほど細密にフィブリル化されておら
ず、木材パルプと相互に均一に分散混合させる(この条
件は見かけ上は些細な様でも、電界vs比誘電率の関係
から、プレスボードの高電圧機器中での使用に際し、ボ
ードのトータルな耐熱強度維持の他に、その機器の絶縁
性能に大きく影響する問題である。)には、メタ・アラ
ミド樹脂繊維の表面積を拡張させるための特別な前処理
が必要であり、そのため、プレスボード製造のコストを
大幅にプッシュ・アップする結果を来す上に、フイルム
状に展開された耐熱性繊維がボードを構成する繊維交絡
体を部分的に被覆密閉する形となるため、ボードの厚さ
方向の通気性が著しく阻害される結果、ボードの含浸性
が大幅に悪くなる。ベクトランの場合にはこの様な弊害
はない、などの点において、アラミド樹脂繊維は夫々ベ
クトランとは性能を異にする。
【0014】ベクトランの原料のポリアリレートはヒド
ロキシナフトエ酸とヒドロキシ安息香酸の共重合の全芳
香族ポリエステルで溶融液晶ポリマーであり、紡糸時に
高配向するため、その繊維は超高強力・高耐熱性を示
し、又その化学構造故に非吸水で耐フロン性に優れてい
る。また耐熱性は、220〜260℃で長時間加熱しても重量
減少が少なく変色も殆ど見られない。また、通常の製紙
原料処理工程で用いられるレファイナーなどの叩解機に
より、容易にフィブリル化することができる。
【0015】このベクトランは、上記した様にH種以上
の耐熱性樹脂から成り、比誘電率が低く、叩解された木
材パルプと類似の形態にフィブリル化されているため、
叩解された木材パルプとは相互によく交絡状態を保持し
得る上に、ボード製造の最終工程である、湿紙積層体が
加熱加圧により乾燥一体化される工程で、木材パルプと
相互によく接着される機能を有している。交絡状態を良
好に維持するには、CSFと略記される、カナダ標準濾
水度試験機による、フィブリル化された全芳香族ポリエ
ステル樹脂繊維の濾水度が300〜450ml/3g、
また叩解された木材パルプの濾水度が300〜450m
l/3gの範囲に夫々調整された繊維を使用すること好
ましい。300ml/3g未満の繊維を組み合わせて使
用すると、ボードの密度が高くなり、絶縁材料の含浸性
が悪化し、450ml/3gを越える繊維を組み合わせ
て使用すると、交絡状態が悪化し、強度が劣ることとな
る。
【0016】ベクトランを使用する場合、メタ・アラミ
ド樹脂繊維使用の場合の様な前処理に要するコストが不
要であり、またパラ・アラミド樹脂繊維を使用する場合
の様な、プレスボードの耐熱性における致命的欠陥を生
じる問題が無い点において、アラミド系樹脂繊維使用の
場合に比べて大いに有利である。
【0017】
【実施例】以下実施例により、本発明について詳細に説
明するが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0018】(実施例 1)絶乾50g相当量のベクト
ランを、水5000ml中に分散させ、パルプ離解機に
て30分間離解処理してスラリーとなし、このスラリー
をクリアランス0.25mmに調整したリファイナーを
3回循環通過させ450ml(CSF)とし、次いで、
予め300ml(CSF)に叩解された木材パルプの、
絶乾50g相当量を水5000ml中に分散させたスラ
リーを、前記ベクトランのスラリー中に投入混合し、水
を加えながら、パルプ離解機にて30分間攪拌処理する
ことにより、ベクトランと木材パルプとの混合比が1:
1で、濃度が0.5%のスラリーを得た。
【0019】得られた、ベクトラン/木材パルプスラリ
ーより、枚葉の米坪量約50g/m2 に設定した湿紙を
抄造し、この湿紙20枚を夫々乾燥させることなく積層
した後、温度140℃、圧力40kgf/cm2 の条件
下で15分間ホットプレスすることにより、湿紙積層体
を乾燥一体化して、厚さ1mm、密度0.98g/cm
3 のプレスボードを得た。
【0020】(実施例 2)絶乾75g相当量のベクト
ランを、水7500ml中に分散させ、パルプ離解機に
て45分間離解処理してスラリーとなし、このスラリー
をクリアランス0.25mmに調整したリファイナーを
4回循環通過させ350ml(CSF)とし、次いで、
予め450ml(CSF)に叩解された木材パルプの、
絶乾25g相当量を水2500ml中に分散させたスラ
リーを、前記ベクトランのスラリー中に投入混合し、水
を加えながら、パルプ離解機にて30分間攪拌処理する
ことにより、ベクトランと木材パルプとの混合比が3:
1で、濃度が0.5%のスラリーを得た。
【0021】得られた、混合比が3:1のベクトラン/
木材パルプスラリーより、枚葉の米坪量約50g/m2
に設定した湿紙を抄造し、この湿紙20枚を夫々乾燥さ
せることなく積層した後、温度140℃、圧力40kg
f/cm2 の条件下で約15分間ホットプレスすること
により、湿紙積層体を乾燥一体化して、厚さ1mm、密
度0.97g/cm3 のプレスボードを得た。
【0022】(実施例 3)絶乾40g相当量のベクト
ランを、水4000ml中に分散させ、パルプ離解機に
て45分間離解処理してスラリーとなし、このスラリー
をクリアランス0.25mmに調整したリファイナーを
5回循環通過させ300ml(CSF)とし、次いで、
予め350ml(CSF)に叩解された木材パルプの、
絶乾60g相当量を水6000ml中に分散させたスラ
リーを、前記ベクトランのスラリー中に投入混合し、水
を加えながら、パルプ離解機にて60分間攪拌処理する
ことにより、ベクトランと木材パルプとの混合比が2:
3で、濃度が0.5%のスラリーを得た。
【0023】得られた、混合比が2:3のベクトラン/
木材パルプスラリーより、枚葉の米坪量約50g/m2
に設定した湿紙を抄造し、この湿紙20枚を夫々乾燥さ
せることなく積層した後、温度140℃、圧力40kg
f/cm2 の条件下で15分間ホットプレスすることに
より、湿紙積層体を乾燥一体化して、厚さ1mm、密度
1.0g/cm3 のプレスボードを得た。
【0024】(実施例 4)実施例 1で得たベクトラ
ン/木材パルプスラリーより、枚葉の米坪量約50g/
2 に設定した湿紙を抄造し、この湿紙20枚を夫々乾
燥させることなく積層した後、温度140℃、圧力6
3.5kgf/cm2 の条件下で10分間ホットプレス
することにより、湿紙積層体を乾燥一体化して、厚さ
0.98mm、密度1.02g/cm3 のプレスボード
を得た。
【0025】(実施例 5)絶乾100g相当量のベク
トランを水10000mlに投入し、パルプ離解機にて
45分間離解処理してスラリーとなし、このスラリーを
クリアランス0.3mmに調整したリファイナーを5回
循環通過させ350ml(CSF)とし、次いで撹拌し
ながら水を加えて濃度を0.5%に調整したベクトラン
のみのスラリーを得た。
【0026】得られたベクトランのみのスラリーより、
枚葉の米坪量約50g/m2 に設定した湿紙を抄造し、
この湿紙25枚を夫々乾燥させることなく積層した後、
温度180℃、圧力40kgf/cm2 の条件下で15
分間ホットプレスすることにより、湿紙積層体を乾燥一
体化して、厚さ0.9mm、密度0.95g/cm2
ボードを得た。
【0027】(比較例 1)予め約350ml(CS
F)に叩解された木材パルプの、絶乾100g相当量を
水20000ml中に分散させたスラリーをパルプ離解
機にて30分間攪拌処理した後、枚葉の米坪量約50g
/m2 に設定した湿紙を抄造し、この湿紙20枚を夫々
乾燥させることなく積層した後、温度140℃、40k
gf/cm2 の条件下で10分間ホットプレスすること
により、湿紙積層体を乾燥一体化して、厚さ1mm、密
度1.0g/cm3 のプレスボードを得た。
【0028】上記実施例及び比較例で得た各種プレスボ
ードに就いて以下の方法で測定、評価した。 米坪:JIS P8124に準じて測定した。 厚さ:マイクロメータを用いてJIS C2111
5.2により測定した。 密度:米坪/厚さにより計算して求めた。 比誘電率:JIS C2111 18に準じ、絶縁紙
測定用電極(日新電機製)を使用して測定した。 圧縮歪み率:テンシロンUTM−1−5000B型万
能試験機(オリエンテック製)の加圧試験用装置により
測定した。 透気度:JIS P8117に準じて測定した。この
数値はガス含浸性の代用になる。 引張強度と伸び率:定速伸長型引張試験器を用いJI
S C2111の7により測定した。 耐熱性:JEC−6151により推定される値を示
す。 これらの測定結果を表1に示す。
【0029】
【表1】
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、従来のプレスボードよ
りも比誘電率が低く、高耐熱性で、且つ含浸性を有し、
耐圧縮性に優れた電気絶縁用プレスボードが提供され
る。特に、本発明による電気絶縁用プレスボードは、細
密にフィブリル化された全芳香族ポリエステル樹脂繊維
であるベクトラン単独またはこれと、適切に叩解された
木材パルプとから成り、プレスボード自身はこの2繊維
の交絡体により構成されているため、液体或は気体の絶
縁材料と併用される場合にも、その含浸性に問題は生じ
ず、ベクトランが、前記した様に、自己接着性及び木材
パルプとの相互接着性を有する耐熱性繊維である為、耐
熱性に優れた電気絶縁用プレスボードが得られ、又、木
材パルプと全芳香族ポリエステル樹脂繊維との配合比に
より、従来のプレスボードよりも低い比誘電率の電気絶
縁用プレスボードが得られる。而して、本発明により、
メタ・アラミド樹脂繊維の様な前処理を必要としないた
め、比較的容易に比誘電率が低く、高耐熱性で、且つ含
浸性を有し、耐圧縮性に優れた電気絶縁用プレスボード
を製造することが可能となった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湿紙の積層体を加熱加圧により乾燥一体化
    してなる電気絶縁用プレスボードにおいて、前記湿紙が
    フィブリル化された全芳香族ポリエステル樹脂繊維単独
    またはこれと木材パルプとの混合体からなることを特徴
    とする電気絶縁用プレスボード。
  2. 【請求項2】前記全繊維が、フィブリル化された全芳香
    族ポリエステル樹脂繊維が30〜100重量%、叩解さ
    れた木材パルプが70〜0重量%の割合で配合されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の電気絶縁用プレスボ
    ード。
  3. 【請求項3】カナダ標準濾水度試験機による、前記フィ
    ブリル化された全芳香族ポリエステル樹脂繊維の濾水度
    が300〜450ml/3g、また叩解された木材パル
    プの濾水度が300〜450ml/3gの範囲に夫々調
    整された繊維を使用することを特徴とする請求項1記載
    の電気絶縁用プレスボード。
JP24243396A 1996-09-13 1996-09-13 電気絶縁用プレスボード Pending JPH1092228A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24243396A JPH1092228A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 電気絶縁用プレスボード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24243396A JPH1092228A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 電気絶縁用プレスボード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1092228A true JPH1092228A (ja) 1998-04-10

Family

ID=17089029

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24243396A Pending JPH1092228A (ja) 1996-09-13 1996-09-13 電気絶縁用プレスボード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1092228A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101069028B1 (ko) 운모 시트 및 테이프
JP5686688B2 (ja) アラミド紙ブレンド
CN109518519B (zh) 阻燃片材
US4273825A (en) Electric insulating sheet
BR112012031000B1 (pt) Estrutura multicamadas para o isolamento elétrico
US4259398A (en) Electrical insulating material
US3523061A (en) Porous sheet materials of mica and unfused staple fibers
CA2017556C (en) Thin, resin-saturable aromatic polyamide paper and process for making same
EP1963567B1 (en) Pipd paper and components made therefrom
US4180434A (en) Mica paper containing cellulose
JPH1092228A (ja) 電気絶縁用プレスボード
KR101547776B1 (ko) 허니컴용 아라미드 습식부직포 및 그 제조방법
JPH10315398A (ja) 電気絶縁用耐熱シート
JPH11293586A (ja) ガス絶縁用のプレスボード用乾紙とその乾紙を用いたプレスボード及びその製造方法
JP3579950B2 (ja) ボイスコイルボビン
US11788234B2 (en) Low-shedding aramid paper containing mica
JPH0718116B2 (ja) 低誘電率油浸絶縁用プレスボ−ド
JPH07331600A (ja) 改良されたボードの製造方法
JPH04262317A (ja) 電気絶縁用プレスボード及びその製造方法
JPH0582681B2 (ja)
JPH04162305A (ja) 充填材
JPS5910521B2 (ja) 集成マイカ薄葉材料およびその製造方法