JPS6241400A - 含浸用シ−ト - Google Patents

含浸用シ−ト

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Publication number
JPS6241400A
JPS6241400A JP17947385A JP17947385A JPS6241400A JP S6241400 A JPS6241400 A JP S6241400A JP 17947385 A JP17947385 A JP 17947385A JP 17947385 A JP17947385 A JP 17947385A JP S6241400 A JPS6241400 A JP S6241400A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
pulp
particles
short fibers
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP17947385A
Other languages
English (en)
Inventor
山屋 英輔
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Paper Mills Ltd filed Critical Mitsubishi Paper Mills Ltd
Priority to JP17947385A priority Critical patent/JPS6241400A/ja
Publication of JPS6241400A publication Critical patent/JPS6241400A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paper (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (A)産業上の利用分野 フレキシブルプリント配線基板の絶縁層に用いられる、
耐熱性、絶縁性、含浸性、寸法安定性にすぐれた含浸用
シートに関する。
(B)従来の技術 一般にフレキシブルプリント配線基板の絶縁層としては
、電気絶縁性、ハンダ耐熱性などすぐれた特性が要求さ
れるため、耐熱性樹脂フィルム、例えばポリイミドと金
属箔とを接着剤で積層したり、耐熱性合成繊維をバイン
ダーで結合させた乾式不織布、合成パルプと合成繊維の
混抄紙、又はガラスペーパーやガラスクロスに耐熱性樹
脂を含浸させたものを金属箔と一体化したフレキシブル
プリント配線基板が知られており、これらは要求性能や
コストに応じて選択され使用されている。
(C)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、乾式不織布においては、薄く、かつ強度
の優れたシートを得るためにはバインダーが必須である
。このとき主体となる繊維が耐熱性に優れていても、バ
インダーが耐熱性に劣るという欠点がある。合成パルプ
と合成繊維からなる合成紙は耐熱性、絶縁性は、優れる
ものも提案されているが、温湿度の変化に対するシート
の寸法安定性がいまだ十分でない。又ガラスクロスやガ
ラスペーパーは絶縁性、寸法安定性に優れる。しかし、
ガラスクロスは厚さが厚く平滑性に問題があるし、ガラ
スペーパーは、厚さが不均一で平滑性も悪くカレンダー
等の処理によって平滑性の良いシートを得ようとすると
カラス繊維が折れてシー1〜強度が劣化してしまう欠点
がおる。
本発明の目的は、上記の問題を解決しようとするもので
、厚さが均一で、樹脂含浸性、耐熱性、電気絶縁性、寸
法安定性に優れた含浸用シートを提供しようとするもの
である。
(D>問題点を解決するための手段 本発明の目的は、耐熱性ポリマーでおるポリ(m−フェ
ニレンイソフタルアミド)(以下MIという)から得ら
れるパルプ状粒子と短繊維およびポリ(p−フェニレン
テレフタルアミド)(以下PTという)から得られる短
繊維を認意に組合せ、湿式抄造によって得られた含浸用
シートにより達成される。
ここでいうパルプ状粒子は多数の突起を有する繊維状、
薄膜状又はリボン状構造の粒子をいい、それ自体がから
み合いによりシートを形成することが出来るし、又他の
短繊維の保持材として機能し両者の混合スラリーからシ
ートを形成することが出来る。パルプ状粒子はよく知ら
れるように、ポリマー溶液を強攪拌下に沈澱剤中に導入
して微細な繊維状として析出させることにより得られる
短繊維は該ポリマー溶液がら紡糸し、延伸、熱固定、切
断をして得られる。ここに用いられる繊維は水中での分
散性、シートの均一性の点から繊度は0゜5〜10デニ
ール、好ましくは1〜3デニール、繊維長は2〜12M
が好ましい。
パルプ状粒子はそれ自体がよくからみ合い強度のあるシ
ートを形成するが得られたシートは緻密であり、後工程
の樹脂含浸の際にその浸透速度が遅い。そのため短繊維
を混合してシート構造を粗にする必要がある。パルプ状
粒子と短繊維の混合割合は50150〜10/90、好
ましくは40/60〜20/80である。
MIより得られるパルプ状粒子は分子配向性にとぼしく
、そのため得られたシートの温湿度による寸法変化が比
較的大きい。これに対しMIより得られる短繊維はよく
分子配向されており、弾性率が800〜13,00Kg
/Inf?tと高くそれ自体の温湿度による寸法変化は
無視出来るが、混合されたM■パルプ状粉粒子寸法変化
に対する抵抗力がまだ不十分である。これに対しPTよ
り得られる短繊維はその特性として弾性率が6.000
〜20. O00Kg/7と高く、剛直であり、混合さ
れたMlのパルプ状粒子の伸縮に十分抵抗するためシー
ト自体の寸法変化は著しく改善されることを見出した。
PTより得られる短繊維の配合率は含浸用シート仝重母
に対して20〜80%配合することが好ましい。
Mlより得られるパルプ状粒子及び短繊維と2丁より得
られる短繊維を水中に分散し上記の配合率にて混合し抄
造、乾燥して本発明の含浸用シートを得る。更に必要な
らばパルプ状粒子の軟化点付近の温度で必る250〜3
20’Cで熱処理をする、又厚ざを更に均一にするため
カレンダーで平滑化することも好ましい。又抄造したシ
ートを250〜320’Cの温度で加熱圧することはパ
ルプ状粒子の接合力を向上し、結果としてのシートの機
械強度を高めることから優れた方法である。
本発明の含浸用シートは常連の抄造法に従えばよいが、
例えば、長網、丸網抄造機又はそれらを組合せたコンビ
ネーションマシーン、傾斜型抄造機が利用できる。
絶縁層の厚さは薄いことが望ましいため、シートの坪量
は出来るだけ小ざいことが好ましいが、後工程に耐えう
るシート強度が必要でおる。このためシートの坪量は6
0〜10g/Tri、好ましくは30〜/159/尻で
おる。
(E)実施例 調整例1 硫酸中の対数粘度1.5のポリメタフェニレンイソフタ
ルアミド10部を1ic15部を含むN−N−ジメチル
アセトアミド90部に溶解し、この溶液を高速かきまぜ
しているホモミキサー中のグリセリン水溶液中に導入し
てパルプ状粒子を得た。
このパルプ状粒子の濾水度はカナディアンスタンダード
フリーネス80m1であった。
実施例1〜3 調整例1で得られた濾水度(C3F)80mlのポリ(
m−フェニレンイソフタルアミド)のパルプ状粒子と平
均繊維長5馴、平均太さ1.5デニールのポ1ノ(m−
フェニレンイソフタルアミド)繊維、平均繊維長6mm
、平均繊維径12II/nのポリ(p−フェニレンテレ
フタルアミド)繊維(ケプラーに−29>平均繊維長6
#、平均繊維径12譚を第1表の配合比で混合抄紙して
シートを得、ついで得られたシートを温度300℃、線
圧120 KEI / cmで加圧下に加熱加圧して含
浸用シートを得た。このシートの特性及び200℃、1
時間後の熱収縮率並びに水浸伸びを第1表に示す。
比較例1.2 実施例1〜4で使用のポリ(m−フェニレンイソフタル
アミド)のパルプ状粒子と繊維のみを混抄したシート及
びポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)繊維10%
配合したシートを実施例1〜4と同様な加熱加圧処理を
した。シート特性を表1に示す。
実施例5.6.7 調製例1及び実施例1〜4と同じ素材を第1表の配合比
で混合抄紙してシートを得、ついで得らレタシートを3
00℃で加熱処理した後、更に室温で150Kg/cm
でカレンダー処理した含浸用シートを得た。このシート
の特性及び200 °C1時間後の熱収縮率並びに水浸
伸びを第1表に示す。
比較例3.4 パルプ状粒子の配合率を増し、実施例5〜7と同じ製造
方法で製造したシートの特性を第1表に示す。パルプ状
粒子の配合率が50%以上になるとワニスの吸収性が急
激に悪くなる。
(以下余白) (F)発明の効果 本発明の含浸用シートは、Mlより得られるパルプ状粒
子の優れた紙力強度とPT織繊維優れた寸法安定性の両
特性を合せ持ったもので、シートの厚さは均一で、含浸
性、耐熱性、電気特性、寸法安定性に優れ、更に作業性
に良好な材料である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリ(m−フェニレンイソフタルアミド)から得
    られるパルプ状粒子および短繊維とポリ(p−フェニレ
    ンテレフタルアミド)から得られる短繊維を認意に組合
    せてなる含浸用シート。
  2. (2)ポリ(p−フェニレンテレフタルアミド)から得
    られる短繊維の含有量が、シート全量に対して20重量
    %以上である特許請求の範囲第1項記載の含浸用シート
JP17947385A 1985-08-16 1985-08-16 含浸用シ−ト Pending JPS6241400A (ja)

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