JPS6335699A - 衣料柔軟性を有する洗剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は衣料処理のための洗剤組成物に関する。

本発明は特に、洗濯物（　ｗａｓｈ　　ｌｏａｄ　ａｒ
ｔｉｃｌｅｓ　）が、どのような合成繊維であれ線維上
への再沈着の問題なく、洗濯物を柔軟にし得る組成物に
関する。特に本発明は、各棟の繊維洗濯物に最適バラン
スの柔軟性と洗浄性とを与え得る組成物に関する。

洗ｍの繰り返しにより損なわれた衣料の風合を同胞させ
るために、衣料の洗濯工程もしくはその後のゆすぎ工程
で衣料（ｆａｂｒｉｃｓ）を柔軟剤で処理することが望
ましい。衣料用柔軟剤として提案されている物質の中に
は、第４級アンモニウム化合物、イミダゾリニウム誘導
体、脂肪族アミン、脂肪族アミンオキサイド、石鹸、粘
土およびそれらの混合物がある。コツトンやウールなど
の天然繊維からできていた八或いはそれを含む衣料の場
合には風合を与えようとすると脂肪や粒状汚れがより多
く合成繊維製品へ付着し、見苦しいじみが生ずる。

衣料品を洗浄する目的で作られた洗剤製品ｌこは、戻る
再付着を減少させるための再沈着防止物質が含まれてい
る。カルボキシメチルセルロースナトリウム（ＳＣＭＣ
）がこの目的に用いられる物質の１つである。この物質
は、粘土やスス（炭素）の粒子状汚れがコツトンのよう
な親水性繊維上に再付着するのを防止する作用を有する
が、疎水性繊維に対しては有効ではない。

ポリエステルやアクリル繊維のような疎水性繊維につい
ては、有機質の脂肪汚れが、無機質の粒状汚れと一緒に
再付着するので再付着の問題が特に重大である。

ご。

疎水性繊維製品上への付着の問題は、南アフリカ特許！
明細書第７１）（ｉ）５１４９号（ＵＮＩ　ＬＥＶＥＲ
）に記載されている如き成る種の非イオン性セルロース
エーテルポリマーを混合することにより多少とも解決す
ることができる。

米国特許第３，９２０，５６１号明細書（ＤＥＳＭＡＲ
ＩＩ９　；ヤ→から２、−６λＳ個のメチル基を含むメ
チルセルロースのような高度に置換されたメチルセルロ
ース誘導体とからなる組成物で衣料を処理すると、汚れ
を十分に遊離させることができる（特にポリエステルｎ
１．ｔａの場合）と同時にすすぎ中に１ａ維に柔軟性を
与えることができると提案されている。これらの特殊な
セルロースエーテル誘導体等により洗濯過程で有機の衣
料用柔軟剤が天然、繊維へ多く付着することはないこと
が知見された。

しかしながら、驚くべきことに、ある種の非イオン性セ
ルロースエーテル誘導体は、合成＃！維への汚れ再付着
を抑制することに加え、洗濯過程で天然繊維に対してよ
り優れた柔軟効果を与え得ることが本発明者らにより知
見された。

本発明により提供される衣料用処理組成物は、次の（１
）〜Ｑ１）（ｉ））を含んでいる。

（１）　　非石鹸陰イオン性洗剤活性物質又は、それと
他の非石鹸洗剤活性物質との混合物、 （１）（ｉ））衣料用柔軟剤、および ＨＬＢ （１）（ｉ）１）（ｉ）”ず１〜４，３、好ましくは３
，３〜３．８であり、ｒル化点５８°Ｃ未満、好ましく
は３３°Ｃ〜５６℃の水溶性非イオン性置換セルロース
エーテル誘導体０．５〜３’ｆｆ１ｔ％、但し、前記誘
導体は炭素数４以上のヒドロキシアルキル基を実質的に
含まない。

有用な置換セルロースエーテル誘導体はそのＨＬＢによ
り定義される。Ｉ（ＬＢは物質の親水性−親油性バラン
スの指標であり、その分子構造によって決められる。乳
化剤のための適切な概算方法については、ＪＴＤａｖｉ
ｅｓ　による第２回国際表面活性学会　１９５７、Ｉ、
４２６〜４３９ページに記載されている。この方法を利
用すれば、ポリマーの無水グルコースリング上の３つの
有用相対的）ＩＬＢランキングを予測できる。各置換基
に対するＨＬＢ規定値（ａｓｓｉｇｎｍｅｎｔ　）は以
下の通りである。

残余水酸基　　　　　　　　１．９ メチル基　　　　　　　　　０．８２５エチル＆０．３
５０ ヒドロキシエチル基　　　　１．６３ ヒドロキシプロピル基　　　１．１５ ヒドロキシブチル基　　　　０．６７ （（３ａｖｒｅｓからの外挿による） 本発明で有用なセルロースエーテル誘導体はポリマーで
ある。ポリマーのデル化点は檀々の方法により測定でき
る。ここでは、脱イオン水中にポリマーを１（＃／ｌの
濃度で含む溶液について、該溶液５９ｍ１をビーカーに
入れ、攪拌しながら勿よそ５°Ｃ／分の割合で加熱する
ことにより測定した値をゲル化点として記載した。溶液
に犠りが生じた時の温度が被験セルロースエーテルのゲ
ル化点であり、８０％透過率／４５０ｎｍで５ｙｂｒｏ
ｎ／Ｂｒｉｎｋｍａｎｎ比色計を用いて測定した。

ポリマーのＨＬＢおよびデル化点が所要範囲内にあるな
らば、無水グルコースリングの置換度ｋ（ＤＳ）は理論
上の最大値３までの任意の値をとり得るがｊ７１．９〜
２．９が好ましい。セルロース申告無水グルコース単位
あたり最大３個の水酸基が存在する。１モル置換（Ｈ８
）″という表現は、時々これらのポリマーに関連して使
用され、無水グルコースリング当りのヒｒロキシアル牛
ル置換基の数を示し、置換基それ自体が更に置換基を有
している場合は３以上となり得る。

セルロースポリマー中の平均無水グルコース単位数、即
ち重量平均重合度が約５０〜約１２℃のポリマーが最適
である。ある櫨の製品形態、例えば液体の場合には、製
品が十分な粘性を得るために比較的に低い重合度を有す
るポリマーを配合することが望ましい。

本発明での使用に適した多くのセルロースエーテル誘導
体は下記する如く市販されている。

従来からその他数多くのセルロースエーテル誘導体が知
られているが、本発明の使用には不適当なものもある。

例えば、ＧＢ２，０３８，３５３ＢＣＣＯＬＧＡＴＥ−
ＰＡＬＭＯＬＩＶＫ）に開示の’ｍ、Ｏ８ＥＭＨ３℃（
Ｈｏｅｃｂｓｔ）はデル化点５８°ｃであり、Ｗ（ＴＨ
ＯＣＥＬ　ＸＤ　８８６１（Ｄｏｗ　（：ｌｔｅｍｉｃ
ａｌ　ｃｏｍｐａｎｙ現コード：廚ＣＴＨＯＣＥＬ　Ｈ
８１２Ｍ）　（７）無水グル：Ｉ−スリング当りのヒド
ロキシエチル基は約０．１である。

特開昭５９−６２９３号公報（ライオン）に開示のＫＬ
ＵＣＥＬ　Ｈ（Ｈｅｒｃｕｌｅｓ　Ｃｈｅｍｉｃａｌ　
Ｃｏｒｐ）はＨＬＢ約４．４であり、ＭＫＴＨＯＣＥＬ
　Ｋ４Ｍ　（ＤｏｗＣｈｅｍｉｃａｌ　　Ｃｏｍｐａｎ
ｙ　）はゲル化点６９℃であり、ＮＡＴＲＯ８ＯＬ　　
２５０Ｈ（Ｈｅｒｃｕｌｅｓ　　ＣｈｅｍｉｃａｌＣｏ
ｒｐ）はＩ（Ｌ　Ｂ約６９である。本発明組成物に使用
されるセルロースエーテル誘導体の量は、組成物の０．
５〜３重量％である。

本発明組成物では非石鹸陰イオン洗剤活性物質を必須成
分とする。これを非イオン性、双イオン性、および両性
の合成洗剤活性物質力）ら選ばれる他の非石鹸洗剤化合
物と混合−して使用してもよい０多くの適切な洗剤化合
物が市販されており、たとえばＳｃｈｗａｒｔｚ　　、
Ｐｅｒｒｙおよびｆ３ｅｒｃｈによる”　５ｕｒｆａｃ
ｅ　　Ａｃｔｉｖｅ　　Ａｇｅｎｔｓ　　ａｎｄＤｅｔ
ｅｒｇｅｎｔｓ”　第１巻および第２巻の文献中にも詳
しく記載されている。

陰イオン洗剤活性物質は通常、炭素数約８〜約２２のア
ルキル基をもつ有機Ｊｊｆｔ酸およびスルホン宜の水溶
性アルカリ金稿塩である（＠ｊ４アルキルは高級アシル
基のアルキル部分に含まれる）、適切な合成陰イオン洗
剤化合物としては、次のものが例示される。アルキル硫
酸ナトリウムおよびカリウム、特にたとえば獣脂又はヤ
シ油由来の高級（Ｃ８−Ｃ工、）アルコールのＷＣＯ化
により得られた硫酸塩；アルキル（Ｃ９−Ｃｇｏ）ベン
ゼンスルホン酸ナトリウムおよびカリウム、特に直鎖第
２アルキルＣＣｌ０−０１５）ベンゼンスルホン酸ナト
リウム；アルキルグリセリルエーテル硫漬ナトリウム、
特に獣脂やヤシ油由来の高級アルコールおよび石油由来
の合成アルコールのエーテルの硫酸塩；未−へヤシ油脂
肪酸　モノグリセリ−の硫酸およびスルホン酸ナトリウ
ム；高級（Ｃ８−Ｃ１８）脂肪族アルコール−アルキレ
ンオキサイド、特にエチレンオキサイド反応生成物の硫
酸エステルのナトリウムおよびカリウム塩；イセチオン
酸でエステル化され且つ水酸化ナトリウムで中ａされた
ココナツ脂肪酸のような脂肪酸の反応生成物；メチルタ
ウリンの脂肪酸アミドのナトリウムおよびカリウム塩；
α−オレフィン（Ｃ８−Ｃ２゜）ト重亜硫醒ナトリウム
との反応により得られたものおよびパラフィンをＳＯ□
およびＣ１２と反応後、塩基で加水分解して生じたラン
ダムスルホネートのようなアルカンモノスルホネート；
およびオレフィンスルホネート（オレフィン、特にＣＩ
Ｏ−Ｃ２０のα−オレフィンをＳ０３と反応後反応生成
物を中和し加水分解して得られた物質）：好ましい陰イ
オン洗剤化合物は、（Ｃ１）（ｉ）−Ｃ１５）アルキル
ベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび（Ｃ１６−Ｃ１ｅ
）アルキル硫酸ナトリウムである。

使用に適した非イオン洗剤化合物としては、特に疎水基
および反応性水素原子をもつ化合物、たとえば脂肪族ア
ルコール、酸、アミドもしくはアルキルフェノールとア
ルキレンオキサイＶ、特：こエチレンオキサイドもしく
はエチレンオキサイドとプロピレンオキサイドとの混合
物との反応生成物が包含される。特殊な非イオン洗剤化
合物はアルキル（Ｃ６−Ｃ２２）フェノール−エチレン
オキサイド縮合物、通常５〜２５ＥＯ，つまり１分子中
に５〜２５単位のエチレンオキサイドを含む縮合物；脂
肪族（Ｃａ　−Ｃ１ｓ　）ｆＪｌ又は第２の直鎖状〆又
は分岐状アルコールとエチレンオキサイｒ。

通常５−５−４Ｏとの縮合物；およびプロピレンオキサ
イドとエチレンジアミンの反応生成物とエチレンオキサ
イドとの縮合物である。その他のいわゆる非イオン洗剤
化合物には、長鎖第３アミンオキサイド、長鎖第３ホス
フインオキサイドおよびジアルキルスルホキシドが含ま
れる。

陰イオンおよび非イオン化合物の混合物を洗剤組成物に
特に発泡性を低く抑えるべく使用される。前記混合物は
起泡が問題となる（ｓｕｄｓ−ｉｒｌｔｏｌｅｒａｎｔ
）自動洗濯機に使用する目的の組成物に有用である。

成る量の両性もしくは双イオン性洗剤化合物を本発明の
組成物に用いることはできるが、価格が比較的高いため
通常は望ましくない。たとえ両性もしくは双イ・オン性
洗剤化合物が用いられるとしても、一般に少量である。

本発明の組成物に用いられる洗剤活性化合物（類）の有
効量は一般に２〜５０重債％重量ましくは５〜４０ｉ１
％、より好ましくは３０重量％以下である。

本発明組成物の第２の必須成分は、第４アンモニウム化
合物、イミダゾリニウム誘導体（両者と繊維柔軟剤は冷
水に不溶性の物質、換言すれば１）Ｈ約６で２０℃の水
への溶解度が１ａｇｌｌ未溝の物質、或いは硬水中で不
溶性のカルシウム塩を形成する物質が好ましい。

−ＯＨ−０− −て一’Ｃ０ＮＨ，−Ｃｏｏ−等の官能基により任意に
置換されたＣ１２−０２４のアルキルもしくはアルケニ
ル鎖を２本有する水に不溶性の第４アンモニウム化合物
が最適である。

公知の、実質的に水に不溶性の第４アンモニウム化合物
は、次式 ％式％ 〔式中、Ｒ１およびＲ２は炭素数約１２〜約２４のヒド
ロカルビル基を示し、Ｒ３およびＲ４は炭素数１〜約４
のヒドロカルビル基を示し、Ｘは陰らの第４アンモニウ
ム柔軟剤の典型的な例として、シタロージメチルアンモ
ニウムクロライド；シタごジ ロージメチルメチルアンモニウムサルフェート；ジヘキ
サデシルジメチルアンモニウムクロライｒ；ジ（水素化
タローアルキル）ジメチルアンモニウムクロライド；ジ
オクタデシルジメチルアンモニウムクロライド；ジエイ
コシルジメチルアンモニウムクロライド；ジドコシルジ
メチルアンモニウムクロライド；ジ（水素化タロー）（
ジメチル大学シ 別アンモニウム胎すルフエートグ；ジヘキサデジルジエ
チルアンモニウムクロライｒ；ジ（ココナツアルキル）
ジメチルアンモニウムクロライドが挙げられる。シタロ
ージメチルアンモニウムクロライＶ、ジ（水素化タロー
アルキル）ジメチルアンモニウムクロライド、シ（ココ
ナツアルキル）ジメチルアンモニウムクロライドおよび
ジ（ココナツアルキル）ジメチルアンモニウムメトサル
フェートが好ましい。

その他の適切な水に不ｍ性の陽イオン物質はアルキルイ
ミダゾリニウム塩であり、次式〔式中、Ｒ６，は炭素数
１〜４好ましくは１〜２のアルキル基もしくはヒドロキ
シアルキル基を示し、Ｒ）は炭素数８〜２５のアルキル
基もしくはアルケニル基を示し、Ｒ８は炭素数８〜２５
のアルキル基もしくはアルケニル基を示し、Ｒ９は炭素
数１〜４のアルキル基もしくは水素を示し、およびＡ　
は陰イオンで、好ましくはハロゲンイオン。

メト硫゛酸イオンもしくはエト硫酸イオンである〕を有
すると考えられる。好ましいイミダゾリニウム塩は、１
−メチル−１−（タローイルアミド−）エチル−２−タ
ローイル（ｔａｌｌｏ＊ｙ、１）−４，５−ジヒドロイ
ミダゾリニウムメト硫酸およびｌ−メチル−１−（パル
ミトイルアミド）エチル−２−オクタデシル−４、５−
’）ヒドロ−イミダゾリニウムクロライドである。他の
有用なイミダゾリニウム化合物には、２−ヘプタデシル
−１−メチル−１−（２−ステアリルアミド）−二チル
ーイミダゾリニウムクロライドおよび２−ラウリル−に
より本明細書に包含される）のイミダゾリニウム衣料柔
軟用化合物も本発明に適している。本明細書中では、「
衣料用柔軟剤」という用語にｐ）ｌ約６で２０℃の水に
１０９／１以上の溶解度を示す陽イオン洗剤活性物質は
包含されないこととする。

好ましい衣料用柔軟剤には、下記−紋穴を有する水に不
溶性の第３アミンが包含される。

式中、Ｒ１はＣ工。−ｃｇｓのアルキル基又はアルケニ
ル基を示し、Ｒ２はＲ１と同義か、ＲよがＣ２Ｑ−Ｃ２
６アルキル又はアルケニル基の場合にはＣニーＣフのア
ルキル基を示しｓ　Ｒ３は式−ＣＨ２−Ｙ玄示す。前記
式中、Ｙは水素原子、Ｃ□−０６アルキル、　０　、−
　Ｃｆ（２０）！、−Ｃ）Ｉ＝ＣＩ（２、又ハ、　　　
　　−ＣＨ，ＣＭ、Ｎ＜”〔式中、Ｒ４はＣ１−Ｃ４の
アルキル基を示し、各Ｒ３は別個に水素原子又はＣ１−
Ｃ２０アルキルを示し、および各Ｒ６は別個に水素原子
又はＣ１−Ｃ２゜アルキル基を示す〕である。

適切なＲ１およびＲ２は、各々別個にＣ１）（ｉ）−Ｃ
２２のアルキル基好ましくは直鎖アルキル基を示し、Ｒ
３はメチルもしくはエチルである。適切なアミンには、
ジデシルメチルアミン、ジラウリルメチルアミン、シミ
リスチルメチルアミン、ジセチルメチルアミン、ジステ
アリルメチルアミン、ジアラキジルメチルアミン、ジベ
ヘニルメチルアミン。

アラキジルペへニルメチルアミン又はジ（混合アラキシ
ル／ベヘニル）メチルアミン、：）（タローイル）メチ
ルアミン、アラキシル／ベヘニルジメチルアミンおよび
対応のエチルアミン、プロピルアミンおよびブチルアミ
ンが包含される。シタローイルメチルアミンが時に好ま
しい。これは、ＡＫＺＯＮＶからＡｒｍｅｅｎ　　Ｍ２
ＨＴ、ＦＡＲＢＷＥ讐皆ＨＯＥＣＨＳＴからＧｅｎａｔ
ｎｉｎ　　５Ｈ３０１、セよびＣＥＣＡ　ＣＯＭＰＡＮ
ＹからＮｏｒｍａｎ　Ｍ２ＳＨとして市販されている。

又は、　−ＣＨ２−ＣＮ。

のときの適切なアミンには、ジデシルベンジルアミン、
ジラウリルベンジルアミン、シミリスチルベンジルアミ
ン、ジセチルペンジルアミン、ジステアリルベンジルア
ミン、ジオレイルベンジルアミン、：）リルイルベンジ
ルアミン、ジアラキジルペンジルアミン、ジオレイルベ
ンジルアミン。

ジ（アラキシル／ベヘニル）ベンジルアミン、：）タロ
ーイルベンジルアミンおよび対応のアリ／ｌ／７ミン、
ヒＰロキシエチルアミン、ヒドロキシプロピルアミン、
および２−シアノエチルアミンが包含される。特に、シ
タローイルベンジルアミンおよびシタローイルアリルア
ミンが適している。

これらのアミンの混合物も使用され得る。

衣料、用柔軟剤が石鹸のとき、一般の脂肪酸のアルカリ
金属およびアルカリ土類金属塩および、アミンやその誘
導体のような有機窒素含有物質と脂肪酸との複合化によ
り形成される有機塩類もこの中に含まれる。通常、石鹸
は１分子中の炭素数８〜２４、好ましくは１０〜２０の
高級脂肪酸の塩又はその混合物から成る。

適切な石鹸の例としては、ステアリン酸ナトリウム、パ
ルミチン酸ナトリウム、タロー、ヤシ油およびパーム油
脂肪酸のナトＩＪウム塩およびステアリン酸および／又
はパルミチン酸および／又はタローおよび／又はヤシ油
右よぴ／又はパーム油脂肪酸と水溶性アルカノールアミ
ン類たとえばエタノールアミン、ジー又はトリーエタノ
ールアミン、Ｎ−メチルエタノール−アミン、Ｎ−エチ
ルエタノールアミン、２−メチルエタノールアミンおよ
び２，２−ジメチルエタノールアミン、およ包含される
。

石鹸の混合物を又使用することもできる〇特に適してい
る石鹸は、ヤシ油およびタロー由来の混合脂肪酸のす）
　ＩＪウムおよびカリウム塩、即ちナトリウムおよびカ
リウムタローおよびヤシ油石鹸である。

本発明組成物中の衣料用柔軟剤の量は、顕著な柔軟効果
を得るためには０．５重量％以上が適しており、例えば
２重ｆ％以上である。組成物中に他の成分の余地を残す
ために、衣料用柔軟剤は５０１ｉ量％以下、例えば２０
重量％以下が望ましい。

衣料用柔軟剤が石鹸のときには、十分な柔軟効果を得る
ために１０重量％未満が好ましい。

衣料柔軟剤が石鹸と陽イオン衣料柔軟剤又は脂肪族アミ
ンとの混合物の場合、特に有益な効果が認められた。

本発明の組成物中１こは通常、洗浄活性物質の効果を高
めるために特にカルシウム硬度イオンを水から除きアル
カリ性にするために、洗剤ビルダー；ヲ含んでいる。こ
のビルダーは沈降性（ｐｒｅｃｉ　ｐｉｔａｔｉｎｇ　
）ビルダー（例えばアルカリ金属カルボン酸塩、重カル
ボン＃塩、ホウ酸塩、オルトリン酸塩およびケイ酸塩）
、金属イオン封鎖性ビルダー（例えばアルカリ金属つビ
ロリン酸塩、ポリリン酸塩、アミノポリ酢醗塩、フィチ
ン酸塩、ポリホスホン酸塩、アミノポリメチレンホスホ
ン酸塩およびポリカルざン酸塩）、イオン交換ビルダー
（例えばゼオライトおよび非晶質アルミノケイ酸塩）、
もしくは／これらの物質のｌ種以上の混合物から選択さ
れる。適切なビルダーの例としては、トリポリリン酸ナ
トリウム、それとオルトリン酸ナトリウムとの混合物、
カルボン酸ナトリウム、それと種晶としての方解石ｌと
の混合物、クエン酸ナトリウム、ゼオライトおよびニト
リロトリ酢酸ナトリウムが挙げられる。

本発明組成物中のビルダー物質量は、最高８０重ｆ％、
好ましくは２０〜７０重１％、より好ましくは３０〜６
０重′！！−％である。

本発明の組成物中にはすで（こ述べた成分の他に、衣料
洗１Ｍ用の洗剤イ・ｌｉ成物に使用される任意の慣用添
加剤が通常使用置台まれ得る。これらの添加剤としては
、アルカノールアミド、特にパーム俵（１）ａ　１ｍ　
ｋｅ　ｒ−ｎｅｌ）ｌｉＷ肪酸およびヤシ油脂肪酸由来
のモノエタノールアミドのような起泡促進剤、起泡抑制
剤、過ホウ酸ナトリウムおよび過炭酸ナトリウムのよう
な！！素放出性漂白剤、過酸漂白前駆体、トリクロロイ
ンシアヌール酸のようなＪｌ素放出性漂白剤、硫酸すｌ
−ＩＪウムのような無機塩、および通常微量存在させる
螢光剤、香料、セルラーゼ、プロテアーゼおよびアミラ
ーゼのような酵素、殺菌剤および着色料が例示される。

本発明組成物は、棒状、粉末状、ペースト状又は液体状
のような任意の便利な形態であり得る。

組成物の調製 洗剤組成物は、成分の乾式混合、共凝塊又は液体キャリ
アー中への分散のようにその物理的形態に適した任意の
方法によっても調製され得る。しかしながら、適切な物
理的形態は洗剤ビルダー物質を配合した顆粒状であり、
少なくとも組成物の１部をスプレー乾燥により最も簡単
に製造できる。

しくはスラリー中に他の成分と一緒に妻句添加後スプレ
ー乾燥させて配合される。衣料柔軟剤をそのまま配合し
てもよく、陽イオン性衣料柔軟剤の４合には、ＭｓＰ３
，９３６．５３７　（上記参照）に記載されている如き
タローアルコールのような分散抑制剤を含む粒子状で配
合してもよい。

本発明について、以下非限定的実施例により説明する。

実施例１〜７ これらの実施例で使用した市販の洗剤組成物は、はぼ以
下の組成を有する。

陰イオン洗剤者　　　　　６．０　　　　６．５性物質 非イオン洗剤者　　　　　４．０　　　　２．５性物質 ヤシ油アルキル　　　　　　　　　　　　１．７トリメ
チルアン モニウムクロラ イド アミン クレー　　　　　　　　　　　−４，２ケイ酸ナトリウ
ム　　　　　６．０　　　　７．５カルボキシメチ　　
　　　　０．７５　　　０．９ルセルロースナ トリウム 硫酸ナトリウム　　　　　１３，９　　　１２．０過ホ
ウ酸ナトリ　　　　　　　　　　　　２５．Ｏラム四水
和物 水分及び微量成分　　　　１３，３５　　　６．０７６
．０　　１℃．０ ＴＡｌｏｏおよび１．２５部のタローアルコール）およ
び任意に３部のセルロースエーテル誘導体（ｉ　ｏ　ｔ
７を溶液として添加）残部（１℃部まで）硫酸ナトリウ
ムから成る製品を４９／を含む洗浄液を作成した。この
溶液を使用して、人工的に汚した試験布とテリータオル
とポリエステル布（後者２ｆ！Ｉｉはモニター布）を含
む洗濯物を実験室規模の装置で、２４°日Ｈの水を用い
て洗濯した。

布に対する溶液の割合をおよそ２０：１とし、洗濯時間
は５０Ｃで、１５分間、５０％希釈溶液を２分間注いだ
（ｆｌｏｏｄ　）後、５分間のすすぎを３回行なった。

それから洗濯物をライン乾燥させた。乾燥後、テリータ
オルのモニターの柔軟性について、専門の判定者によっ
て主観的に判断した。

１対のモニターを比較して、対照０に対するスコアを以
って評価した。正のスコアは対照に比べてより柔軟性が
あることを示している。結果を次表に示す。表には、参
考のために使用した物質のゲル化点およびＨＬＢも記載
した。

ＵＶフィルター付きＺｅｉｓｓ　Ｅｌｒｅｐｈｏ分光光
度計を用い、波長４６０編での反射率を測定して、ポリ
エステル試験布について汚れの再付着を調べた。この結
果も次表に示す。未処理ポリエステルのモニターの反射
率との比較値（ΔＲ）で示した。

これらの結果から、対照と比較して、ゲル化点が５８℃
以下でＨＬＢが３．１〜・９．消であるセルロースエー
テル誘導体は全て柔軟作用を有することが示された。−
ΔＲ値で示される如く、全ての例でポリエステルモニタ
ー上に、何らかの付着物が認められた。しかしながら、
実施例】、２奢よび３では対照に比べてその付着度か小
さいことが示された。

被験液が１℃ｓのベースＢおよび３部のセルロースエー
テル誘導体を含む以外は同様にして試験を繰り返した。

その結果について、用いた物質の構造と合わせて次表に
示した。

（以下余白ｐ これらの結果から、実施例４および５で使用したセルロ
ースエーテル誘導体は、実施例Ｆで使用した炭素数４の
アルキル部分を含むヒドロキシアルキル基をもつ物質に
比べて優れていることが示された。

１℃ｇ（ｌのベース８１５部の硬化タロー石鹸、および
３部のセルロースエーテル誘導体からなる製品を４ｐ／
ｉ含む洗浄液の場合について得られｔ二次表ζこ示すＩ
結果からも、同じ結論が得られた。

実施例８および９ 陽イオツ性衣料柔軟剤を含む粒子を除外した以外は同様
にして実施例１および３を繰り返し、３回洗濯後に柔軟
度を測定した。結果を以下に示す。

＊　アンヒドロ−スリングに対しメチル置換基１．１個
およびヒドロキシプロピル置換基ｏ、ＣＭＪを含み、ゲ
ル化点６２℃、ＨＬＢ３．９のセルロース誘導体。

これらの結果から、使用する衣料柔軟剤か石鹸のトキの
特定のセルロースエーテル誘導体の柔軟効果が示された
。

かわりに４′８のジー硬化タローメチルアミンをＥＰ　
１３７．５３３−Ａ（ＵＮＩＬＥＶＥＲＮＶ／ＰＬＣ）
に記載さｉｔでいるタイプのアミン／過ホウ酸塩１水和
物（１：４）添加物の形態で添加する以外は同様にして
実施例１〜３を繰り返した。３回流イ後に柔軟度を測定
した。その結果を以下に示した。

これらの結果から衣料柔軟剤かアミンのときの特定のセ
ルロースエーテル誘導体の柔軟効果が示された。

実施例１３ 石鹸を除外した以外は同様にして実施例１を繰り返した
。３回流ｊ後に柔軟度を測定した。結果を以下に示した
。

実施ｆ１）（ｉ）４〜１７ これらの実施例では、水溶性陽イオン表面活性剤と水不
溶性陽イオン性衣料柔軟剤の柔軟度および洗浄力につい
て比較した。この実施例に使用した物質は次の通りであ
った。

ベース組成物　　　　　　：実施例１のベース人セルロ
ースエーテル誘導体　：ＢＥＲＭＯＣＯＬＬ　Ｃ８Ｔ　
０３５（３，０部） 陽イオン表面活性剤　　　　：ミリスチルトリメチルア
ンモニウムクロライド（３，８部） 陽イオン柔軟剤　　　　ニジステアリルジメチルアンモ
ニウムクロライド （ＡＲＯ８ＵＲＦ　ＴΔ１℃）（ ３，８部） 石鹸　　　　　　　　　：硬化タロー石鹸（５，０ｓ）
本実験を実施例１と同様の方法で、各組成物を対照とで
はなく相互に比較した。結果を以下に示した。

これらの結果から、陽イオン柔軟剤を用いた際の柔軟効
果が認められた。これに対して陽イオン表面活性剤では
柔軟効果が得られなかった。同じ結論が石鹸の存在下で
も得られた。

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）（ｉ）非石鹸陰イオン性洗剤活性物質又はそれと
   他の非石鹸洗剤活性物質との混合物と、 （ｉｉ）衣料柔軟剤と、 （ｉｉｉ）炭素数４以上のヒドロキシアルキル基を実質
   的に持たない、ＨＬＢ３．１〜３．８且つゲル化点５８
   ℃未満の非イオン性置換セルロースエーテル誘導体０．
   ５〜３重量％とを含む洗剤組成物。
2. （２）非石鹸洗剤活性物質の量が２〜５０重量％である
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の組成物
   。
3. （３）衣料柔軟剤が石鹸、陽イオン性衣料柔軟剤、脂肪
   族アミン、衣料柔軟用クレーおよびこれらの誘導体およ
   びその混合物から選択されることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載の組成物。
4. （４）衣料柔軟剤の量が０．５〜５０重量％であること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の組成物。
5. （５）セルロースエーテル誘導体のＨＬＢは３．３〜３
   ．８であることを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
   載の組成物。
6. （６）組成物中のセルロースエーテル誘導体のゲル化点
   は３３〜５６℃であることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項に記載の組成物。