JPS6335062Y2 - - Google Patents

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JPS6335062Y2
JPS6335062Y2 JP1983130704U JP13070483U JPS6335062Y2 JP S6335062 Y2 JPS6335062 Y2 JP S6335062Y2 JP 1983130704 U JP1983130704 U JP 1983130704U JP 13070483 U JP13070483 U JP 13070483U JP S6335062 Y2 JPS6335062 Y2 JP S6335062Y2
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JP
Japan
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rotor
shaft
drive
scraping
snow
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JP1983130704U
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JPS6040525U (ja
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  • Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は除雪機、詳しくは1対の第1及び第
2掻込ロータを備え、該各ロータによりセンター
に集雪して、シユートから投雪するごとくした除
雪機に関する。
従来この種除雪機は、第5図に示すごとく、入
力軸11に歯車機構を介して駆動軸21を連動連
結し、該駆動軸21の軸方向両側に、それぞれ伝
動フランジ13をもつ駆動筒12,12を嵌合固
定すると共に、この各駆動筒12,12の伝動フ
ランジ13,13に、第1及び第2掻込ロータ
6,7のロータ軸14,15を復数のシエアピン
24を介して一体に結合し、前記入力軸11から
前記駆動軸21に伝達される回転動力を、前記駆
動筒12,12の伝動フランジ13,13からシ
エアピン24を介して前記ロータ軸14,15に
伝達し、前記各掻込ロータ6,7を回転させるご
とくしている。
ところで前記構造では、前記駆動軸21から各
掻込ロータ6,7のロータ軸14,15に動力を
伝達するにあたつて、前記駆動軸21に駆動筒1
2,12を固定し、該各駆動筒12,12の伝動
フランジ13,13に前記各ロータ軸14,15
をそれぞれシエアピン24を介して一体に結合す
るごとくしているため、前記シエアピン24,2
4の内何れか一方が切断されて、前記掻込ロータ
6,7の一方が停止されたような場合でも、他方
は回転を継続するのであり、従つて前記シエアピ
ン24が切断されたことを気付きにくく、一方の
掻込ロータが停止されているにも拘わらず、除雪
作業を継続したりすることがあり、しかも前記各
ロータ軸14,15を各伝動フランジ13,13
に、それぞれシエアピン24を介して結合したの
では、切断時の交換箇所が多く、つまりメンテナ
ンスが面倒となつたのである。
本考案は以上のごとき問題に鑑みて考案したも
ので、その目的は、駆動筒から各掻込ロータのロ
ータ軸への動力伝動を1箇所で行なつて、シエア
ピンの切断時に各掻込ロータを同時に停止させる
ごとく成すことにより、片方の掻込ロータだけで
除雪作業を継続したりする事態をなくし、またシ
エアピンの交換箇所を少なくして、メンテナンス
が簡単にできる除雪機を提供することにある。
しかして本考案の構成は、入力軸に連動する駆
動筒を設けて、該駆動筒に、伝動フランジを設
け、該伝動フランジを介して前記第1掻込ロータ
のロータ軸に伝動するごとく成すと共に、前記第
2掻込ロータのロータ軸を、前記駆動筒を貫通し
て前記第1掻込ロータのロータ軸に連動させたこ
とを特徴とするものである。
以下本考案にかかる除雪機を図面の実施例によ
つて説明する。
図中1は除雪機の機体で、下部両側に走行装置
2を備え、上部にエンジン3及び運転席4を設け
ると共に、前記機体1の前方には除雪装置5を設
けている。
前記除雪装置5は、左右1対の第1及び第2掻
込ロータ6,7と、該各ロータ6,7の背後に設
けた案内板8と、この案内板8の中央に設けた雪
吹上用のブロワ9、及び該ブロワ9に連結したシ
ユート10から成り、前記各ロータ6,7の回転
駆動により雪をセンターに集めて、前記ブロワ9
を介して前記シユート10から外側方に投雪する
ごとくしている。
しかして前記のごとき除雪機において、前記エ
ンジン3に連動する入力軸11を設け、該入力軸
11から前記各ロータ6,7への動力伝達を、次
のごとくして行なうのである。
即ち、前記入力軸11に対し直交方向に延びる
駆動筒12を回転自由に支持して、前記入力軸1
1に連動させ、かつ、前記駆動筒12の軸方向一
端側を前記伝動ケース16から外方に突出させて
その突出端部に伝動フランジ13を設け、この伝
動フランジ13に、前記第1掻込ロータ6のロー
タ軸14を、シエアピン24を介して連動させる
一方、前記第2掻込ロータ7のロータ軸15を駆
動する駆動軸21を、前記伝動ケース16に回転
自由に支持し、かつ、この駆動軸21を、前記駆
動筒12に相対回転可能に貫通して、その軸方向
一端側を、前記第1掻込ロータ6のロータ軸14
に結合して、前記ロータ軸14に連動させるので
ある。
具体的には、前記各ロータ軸6,7の中間部に
伝動ケース16を設け、該ケース16内に前記入
力軸11を軸装して、該入力軸11の軸端に第1
ベベルギヤ17を設けると共に、前記ケース16
内に前記入力軸11に対して直交方向に前記第1
ベベルギヤ17と噛合する、第2ベベルギヤ19
を設けるのである。また、前記ケース16に、駆
動軸21を前記入力軸11に対し直交方向に軸装
し、前記ケース16から突出する前記駆動軸21
の一端側を、前記駆動筒12に相対回転可能に貫
通して、前記第1ロータ6のロータ軸14に結合
ピン23で結合する一方、前記駆動筒12の伝動
フランジ13に、前記第1ロータ6のロータ軸1
4に設けたフランジ部14aを、シエアピン24
を介して結合すると共に、前記駆動軸21の軸方
向他端側を前記第2ロータ7のロータ軸15に挿
嵌させて、該ロータ軸15と駆動軸21との間を
結合ピン25で一体に結合することにより、前記
駆動軸21を介して前記各ロータ6,7を回転駆
動させるごとくなすのである。
図に示すごとく、前記入力軸11の軸心延長線
上に、該入力軸11と直交するごとく前記駆動軸
21を支持させて、該駆動軸21上に前記駆動筒
12を遊転自由に設け、この駆動筒12の内端部
に、前記入力軸11の第1ベベルギヤ17と噛合
する第2ベベルギヤ19をスプライン嵌合させる
と共に、前記駆動筒12の外端部に伝動フランジ
13を設け、このフランジ13と前記第1ロータ
6のロータ軸14とをシエアピン24を介して結
合させる一方、前記ロータ軸14に前記駆動軸2
1を介して前記第2ロータ7のロータ軸15を一
体結合させるごとくした、1段減速構造を示した
が、第5図に示した従来例のように、多段減速構
造にしてもよいのである。
図の実施例では、前記各ロータ6,7の外部側
に、それぞれ側板26,26を設けている。
この各側板26には、その外側に第4図に示す
ごとく、それぞれ複数の雪掻羽根26aを設けて
もよく、斯くするときには除雪作業時で旋回時な
どに、前記羽根26aで雪を排除できて、機体1
の操向操作が行ない易くなるのである。
また第1図の実施例では、機体1上にエンジン
3に連動するPTOトランスミツシヨン27を搭
載し、該トランスミツシヨン27から走行トラン
スミツシヨン28を介して走行装置2に動力を伝
達するごとくなすと共に、前記PTOトランスミ
ツシヨン27から延出するPTO軸29に、伝動
シヤフト30を介して前記入力軸11を連結させ
ている。
本考案の除雪機は以上のごとく構成したもの
で、入力軸11に入力された回転動力は、伝動ケ
ース16内の各ギヤを介して駆動軸21上の駆動
筒12に伝達され、該駆動筒の伝動フランジ13
からシエアピン24を介して第1ロータ6のロー
タ軸14に伝達されるのであり、また該ロータ軸
14から第2ロータ7のロータ軸15に駆動軸2
1を介して動力が伝達されるのである。
斯くして前記各ロータ6,7が回転駆動され
て、雪が掻集められ、中央のブロワ9からシユー
ト10を介して外側方に投雪されるのである。
以上説明したごとく本考案の除雪機では、前記
各ロータ6,7の中間部に伝動ケース16を設け
て、このケース16内に入力軸11を軸装すると
共に、前記入力軸11に対し直交方向に延びる駆
動筒12を回転自由に支持して、前記入力軸11
に連動させ、かつ、前記駆動筒12の軸方向一端
側を前記伝動ケース16から外方に突出させてそ
の突出端部に伝動フランジ13を設け、この伝動
フランジ13に、前記第1掻込ロータ6のロータ
軸14を、シエアピン24を介して連動させる一
方、前記第2掻込ロータ7のロータ軸15を駆動
する駆動軸21を、前記伝動ケース16に回転自
由に支持し、かつ、この駆動軸21を、前記駆動
筒12に相対回転可能に貫通して、その軸方向一
端側を、前記第1掻込ロータ6のロータ軸14に
結合して、前記ロータ軸14に連動させた如き構
成をもつことに依り、第1又は第2の何れかのロ
ータに過負荷が生じても、シエアピンの切断で、
第1及び第2のロータが共に停止して、片方のロ
ータだけで作業を続行するが如き事態を防止しな
がら、前記シエアピンの取付位置を前記伝動ケー
スの外方に突出した前記駆動筒の一端側で、前記
ロータ軸の連結位置に配設されているので、前記
シエアピンの交換作業が簡単容易な上に、該シエ
アピンが、前記ロータの回転軌跡の半径内に位置
することで、該ロータの回転軌跡に保護される格
好で、雪中に混入している石、木片等の不慮の障
害物に依る不本意の折損を防止できる等の効果を
得られるもので、結果的には除雪機のメンテナン
スを有利にする作用効果を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる除雪機の側面図、第2
図は同要部の一部切欠正面図、第3図は実施例を
示す拡大断面図、第4図はロータの別の実施例を
示す側板のみの正面図、第5図は従来例を示す図
面である。 6……第1掻込ロータ、7……第2掻込ロー
タ、11……入力軸、12……駆動筒、13……
伝動フランジ、14,15……ロータ軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1対の第1及び第2掻込ロータ6,7を備え、
    センターに集雪してシユート10から投雪するご
    とくした除雪機において、前記各ロータ6,7の
    中間部に伝動ケース16を設けて、このケース1
    6内に入力軸11を軸装すると共に、前記入力軸
    11に対し直交方向に延びる駆動筒12を回転自
    由に支持して、前記入力軸11に連動させ、か
    つ、前記駆動筒12の軸方向一端側を前記伝動ケ
    ース16から外方に突出させてその突出端部に伝
    動フランジ13を設け、この伝動フランジ13
    に、前記第1掻込ロータ6のロータ軸14を、シ
    エアピン24を介して連動させる一方、前記第2
    掻込ロータ7のロータ軸15を駆動する駆動軸2
    1を、前記伝動ケース16に回転自由に支持し、
    かつ、この駆動軸21を、前記駆動筒12に相対
    回転可能に貫通して、その軸方向一端側を、前記
    第1掻込ロータ6のロータ軸14に結合して、前
    記ロータ軸14に連動させたことを特徴とする除
    雪機。
JP13070483U 1983-08-23 1983-08-23 除雪機 Granted JPS6040525U (ja)

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JP13070483U JPS6040525U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 除雪機

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JP13070483U JPS6040525U (ja) 1983-08-23 1983-08-23 除雪機

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JPS6040525U JPS6040525U (ja) 1985-03-22
JPS6335062Y2 true JPS6335062Y2 (ja) 1988-09-19

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ID=30295743

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865809A (ja) * 1981-10-14 1983-04-19 西田鉄工株式会社 積雪処理車
JPS595618B2 (ja) * 1971-09-24 1984-02-06 ゼネラル・エレクトリツク・カンパニイ 高衝撃強度の熱可塑性組成物

Family Cites Families (1)

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JPS6040525U (ja) 1985-03-22

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