JPS6334855A - 積層型燃料電池 - Google Patents

積層型燃料電池

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JPS6334855A
JPS6334855A JP61179534A JP17953486A JPS6334855A JP S6334855 A JPS6334855 A JP S6334855A JP 61179534 A JP61179534 A JP 61179534A JP 17953486 A JP17953486 A JP 17953486A JP S6334855 A JPS6334855 A JP S6334855A
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JP
Japan
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gas
electrode
electrolyte
thickness
Prior art date
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Application number
JP61179534A
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English (en)
Inventor
Kenro Mitsuta
憲朗 光田
Hisashi Shioda
塩田 久
Ikuyuki Hirata
平田 郁之
Toshiaki Murahashi
村橋 俊明
Atsushi Arakane
淳 荒金
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/08Fuel cells with aqueous electrolytes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
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    • H01M8/0271Sealing or supporting means around electrodes, matrices or membranes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04276Arrangements for managing the electrolyte stream, e.g. heat exchange
    • H01M8/04283Supply means of electrolyte to or in matrix-fuel cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、積層型燃料電池に関し、特に電池の構成に
関するものである。
〔従来の技術〕
周知の通り、燃料電池は対向して配置された塩1!′!
、電極と酸化剤電極の間に電解質を保持した電解−Iマ
) IJツスを介在させ、燃料電極および酸化剤電極に
それぞれ燃料および酸化剤を供給して運転される一種の
発電装置である。
燃料電池には、■カルノーサイクルの制約がなく高い効
率が期待できる、■電池作動温度に近い比較的高温の有
効利用が容易な廃熱が得られる、■出力を変えても効率
はあまり変わらない、■負荷変動に対する応答性にすぐ
れているなどの利点があり、都市内もしくは都市近郊に
配電用変電所の規模で分散配置する、あるいは火力発電
所の代替発電装置とするなどの利用形態が考えられてい
帆 燃料電池は用いられる電解質の種類によってアルカリ型
、リン酸型、溶融炭酸塩型などに分類されるが、このう
ちリン酸型は第一世代と呼ばれ最も開発が進んであり、
すでに実用規模での試運転が行なわれている。
ここで例えばリン酸型燃料、し池に“ついて説明・r−
る。リン酸型燃料電池で最もオーツドックスな′ia池
構成はリプ付セパレーク型と呼ばれるタイプで米国特許
第3,867.206号明細′J!(特公昭58−15
2号公報)や、米国特許4,276.355明細書特開
昭59−66067号公報)に代表的な電池構成が記載
さ比−二いる。
第8図は、リブ付セパレータ型の代表的な構成を示す断
面図であり、図においで、illは電解質保j1)マト
リックス、(4)は燃料電極、(2)は燃料電極の電極
基材、(3)は燃料電極の触媒Jc、(7)は酸化剤型
1i(5)は酸化剤電極の電+i基剤、(6)は酸化剤
電極の触媒層、(8)は燃料電極の湿潤ガスンール部、
(9)は酸化剤電極の湿潤ガスシールgB、oo+はガ
ス分離板(セパレータ、バイポーラ)反、インターコネ
ク〉′−などとも呼ばれている) 、ilは酸化ガス流
路、亜は燃料ガス流路、(酸化剤ガス流路と直交してい
る)であり、(24)は外部リザーバである1、カス分
離FiO[+1に反応ガス流路0υ、l功メ)り形成さ
れていることからリブ付セパレータ型、と呼ばれている
。湿潤ガスソール部(8)、(9)はバッキング材によ
るガスシールに1き換えられる場合もある。
tlは1つのセルの構成の厚さを示しており、一般にリ
ブ付セパレータ型の場合、ガス分離板0のが3mm程度
の厚さで基材、(2)、(5)が0.4nlI1mm程
度、触媒層(3)、(6)と電解質保持マトリックス層
(1)が合わせて0.61程度になるので、tlの厚さ
は4.4mm程度となる。ガス分#仮OIが不遇気性で
あるのに対して、基材(2)、(5)はポーラスになっ
ているので+2の範囲は充分なガスシールが必要となる
。リブ付セパレータ型の場合t2は約1.4mmの厚さ
となるが、この)7さが厚ければ厚いほどガスシールが
難しくなる。
丁りた、ガス分離板αωが緻密なカーボンで構成されて
いて熱電導が良いのに対して、基材(2)、(5)はポ
ーラスで50%以上が気体(空気や燃#4)で占められ
ている為に熱電導が悪い。また電解質保持マトリックス
層(1)も熱電導が悪い。従って+2は熱N、導の悪い
領域である。積層型燃料電池は通常5セルおきシこ冷却
板を挿入してセルで発生する熱を吸収し、セルを冷却し
て、できるだけ均一な動作温度を保つようにする。従っ
て1tのIIXさがHIJれば厚いほど熱電導が困難と
なり、セルの積層方向支び面内の温度がばらつき、高温
による部材の腐心や低温によるセル特性の低下などが問
題となる1、リブ付セパレータ型のメリットの第1は後
述−rる他のタイプに比べて+2の厚さが薄い為に、ガ
スシールが容易なことであり、メリットの第2は同様の
理由により熱電導が良いごとである。
リブ付セパレータ型の場合、基(オ(2)、(5)はす
べて(θ水処理が施される。これは1E解質マトリ・ン
クス内の電解液が触媒層を通過して基材入流れ出で基材
の気孔を閉塞し、反応ガスの透過性が阻害されるのを防
止する目的で行なわれている。基材への撥水処理の方法
については特開昭60−220565 号公報、特開昭
60−133663号公報に詳しく記述さ?1゜ている
また同じ基材でも43部には炭化ケイ素などの現水性の
材料を充填して電解液を保持させ、湿潤ガスシール部と
する場合が多い、従ってリブ付セパレータ型の場合電解
液に占められた部分は、電解質保持マトリックス(1)
と触媒層(3)、(6)それに湿潤ガスシール部(8)
、(9)である。しかし長期間の運転の間には電解液が
飛散、蒸発などにより不足してくる。そこで、ガス分離
板αlの一部に外部リザーバ(24)を設けて、湿潤ガ
スシール部(8)、(9)やマトリックス(1)に当接
させ、外部からマトリックスfl)への電解液の補給を
可能にしている。
外部リザーバについては特開昭58−161269号公
報、特開昭59−21mm969号公報に詳しく記述さ
れている。
外部リザーバを形成するには2〜3IIII1mm  
程度の厚さの不遇気性の部位が必要であり、ガス分離板
αのは外部リザーバを形成する部位として最も適してお
り、外部リザーバ(24)の形成が容易なことがリブ付
セパレータ型の第3のメリットとなっている。
一方、リブ付セパレータ型のデメリットは、電解液の膨
張に対する吸収機能が不充分なことである6燃料電池は
動作中に水を発生するので、この発生水が電解液を希釈
してマトリックスに収納される以上に電解液の体積を増
大させ、動作圧力、動作温度、電流密度、反応ガス利用
率などの動作条件によって電解液の体積は大きく変化す
る。この体積の増加分はマトリックス内を移動して湿潤
シール部(8)、(9)や外部リサーバ(24)に収納
されるが、セルの大きさが大きくなりマトリックス内の
移動距離が長くなると、体積の膨張速度に比してマトリ
ックス内の電解液の移動が間に合わなくなり、体積の増
加分は触媒層(3)、(6)に入ってフラッディングを
起こしたり、さらに撥水処理された基材内(2)、(5
)に入ってマトリックスに戻れなくなり、次に体積が収
縮したときにマトリックス内の電解液が不足してクロス
オーバが生しるなど極めて深刻な事態を生じた。マトリ
ックスから触媒層を通じて基材へ電解液が流出するのを
防く為に18水性を強化した層を触媒層と基材との間に
設けることが特開昭50−101837号、特開昭60
−170168号、特開昭60−24mm655号公報
などで開示されているが、その効果は充分でなく、セル
の面積が大きくなればなるほどリブ付セパレーク型にお
いてはこの電解液の膨張に対する吸収機能の不備がほと
んど致命的な欠陥となっていた。
この欠陥の改良案として電極基材内部や後方に電解液の
膨張に対する吸収機能(リザーブn能)を持たせようと
する試みは古くから行なわれている。
まず特開昭47−31mm37号公報にはマトリックス
に対し、燃料電極の後方に多孔性板とさらにその後方に
電解液室を配置して”ピン”で電解液を流通させマトリ
ックス内の電解液量のコントロールをするという構成が
記述されている。また特開昭50−101836号公報
にはマトリックス材料を燃料極の触媒層や電極基材を貫
通して基材裏面にまで配置してリザーブ機能を持たせた
構成が記述されており、特開昭53−32352号公報
(米国特許4,064,322号)や特開昭53−32
353号公fit (米国特許4,038,463号)
には基材内部に親水域と疎水域とを形成しリザーブ機能
を持たせた構成が記述されている。しかしこれらの構成
はいずれも極めて複雑でこれら構成を実現するには数多
くの工程を必要とする為高コストにつきしかもこれらの
構成には基材での反応ガスの拡散性を阻害する要素が多
く含まれておりリザーブ機能についても必ずしも充分で
はなかつた。
一方、特開昭53−30747号(米国特許第4,03
5,551号)公報に記載されている構成は非常にシン
プルで単に基材に撥水処理をしないというものであり、
基材は上記公報の実施例よれば厚さO,:3mm〜0.
5mm気孔率75χ〜88χ平均小孔寸法14〜83μ
mのカーボンペーパーを使用しこの基材の小さな気孔が
電解液に対するリザーブ機能を有し、残りの大きな気孔
が反応ガスの流路として働くというもので基材にはマト
リックスの最大小孔よりも小さな小孔を存していてはな
らないとしている。この構成によればリブ付セパレータ
型において、ガス拡散性阻害の影♂の小さな燃料電極側
の基材の撥水処理をしないというだけで、リブ付セパレ
ータ型にリザーブ機能を付加することができるが、上記
明細書の実施例の範囲内ではリザーブ機能は不充分であ
った。
またリブ付セパレータ型の第2のデメリットとして、ガ
ス分離仮に形成された反応ガス流路の凸部(リブ)直下
の触媒層に対して反応ガスは基材を横方向に流れる必要
がある為、ガスの拡散性が不充分であるとの見方もある
が、特開昭59−73852号公報に記載されているよ
うに一般に用いられている1m巾1 mm〜1.5mm
 、4材の厚さ0.3mm −0,4mmの構成ではほ
とんどこの問題を生しない。しかし特開昭59−404
7mm号公報に記載されているような基材の厚さ0.4
mmに対して内部にまで触媒層を侵み込ませたものでは
このデメリットは深刻である。
また先に説明した燃料電橋側の基材に10水処理をせず
リザーブ機能を付加したものについても基材の厚さが薄
い為に電解液がリザーブされた場合にガスの拡散性に問
題があった。
リブ付セパレータ型に次いで代表的な電池構成は、リブ
付電極型である。このタイプについては米国特許4,1
mm5,627号、同4,165.349号及び特開昭
58−68881号公報に詳しく記載されている。
第9図はリブ付電極型の代表的な構成を示す断面図であ
る。
リブ付電極型では基材(2)、(5)の厚さを厚くして
これに反応ガス流路αυ、OX5を形成している。
従ってガス分離板0φはフラットな薄い不透気性の板と
なっている。
リブ付電極型の最大且つ唯一のメリットは、電解液の膨
張に対する吸収機能があることである。
特開昭58−6888号公報によれば、リブ付基材の平
坦なシート部の平均ボア径を25〜45μmとし、リブ
付基材のリブ部の平均ボア径をシート部の60〜75χ
つまり15〜34μmとすることで7mm−リツクスか
らあふれた電解液を選択的にマ]・リツクスに次いで毛
管吸引力のおおきなリブ部に収納できろとしている。ま
た、マトリックスに電fW ?&が不足した場合にはリ
ブ部に収納されていた電解液が・・−ト部触媒層を経て
マトリックスに供給されるとLでいる。
リブ付基材の厚さは一般に1.81程度、ガス/、%離
板が0.8mm程度で触媒層と電解質保持マトリックス
層が合わせて0.61程度になるので、tlの厚さは5
.0mm程度とリブ付セパレータ型よりも多少厚くなる
。これはリブ付基材の機械強度が弱い為にリブ付基材の
ウェブをなかなか薄くできないことによる。またリブ付
基材はポーラスであるからガスシールの必要な領域t2
はリブ付セパレータ型よりもずって増えて4.2mm 
と3倍の厚さになる従ってガスシールが難しい。これが
リブ付電極型の第1のデメリットである。また熱伝導の
悪い領域も同じくリブ付セパレータ型の3倍の厚さにな
る為、より高性能な冷却器を必要とし高コストになるこ
れがリブ付電極型の第2のデメリットである。
またリブ付基材はポーラスで機械強度が弱い上に溝を形
成しているので溝と平方な方向で割れやすくハンドリン
グが難しいこれがリブ付電極型の第3のデメリットであ
る。
さらにまたリブ付電極型ではガス不遇気性のガス分離板
の厚さが0.8mm と薄い為に外部リザーノλを設け
ることができない。またポーラスなリブ付基材に外部リ
ザーバを設けることは難しく設けることができたとして
も高コストになる。従って電解液の外部補給が難しい。
リブ付電極型に対する電解液の補給方法としては、特開
昭61−47073号及び開開61−47074号に記
載されているように積層型燃料電池の上から下へ電解液
たれ流して、リブ付基材に電解液を吸収させる方法がと
られている。
しかし、この方法だとセルごとに補給される電解液の世
の把握が難しくまた補給後運転する際に積層体の上から
下まで縁部がTi電解液ぬれている為にリーク電流が流
れ電池を損う恐れもある。従って外部リザーバを設かる
ことが難しいことは第4のデメリットである。
さらにもう一つリブ付電極型では酸化剤電極基材内での
酸化剤ガスの拡散性が問題になる。リブ付基材のウェブ
の厚さが機械強度の面かぐ; IJ −” (tセパレ
ータ型の基材の厚さく0.3〜0 、4m m )にま
で薄くすることができないことから、まず酸化剤電極基
材にtO水処理を施した場合には撥水剤によって基剤の
気孔率が低下したり、基材繊維間に撥水剤のフィルムの
膜が生して酸化剤ガスの拡散性がある程度阻害されるが
、リブ付電極型の場合ウェブの厚さが厚いだけ拡散性阻
害の程度がリブ付セパレータ型よりも大きく、その分セ
ルの出力電圧が低下する。次に酸化剤電極基(オに撥水
処理を施さない場合には、酸化剤電極基材に初期電解液
をリザーブしない場合でも電極基材の気孔容積の5χ程
度の電解液はマトリックスから酸化剤電極触媒層を介し
て酸化剤電極基材に移動し、撥水剤と同様に酸化剤ガス
の拡散性が阻害され、その分セルの出力電圧が低下する
。燃料電極基材中に電解液をリザーブした場合に比して
酸化剤電極基剤でのリザーブの許容値が小さいのは、特
開昭53−30747号公報に記載されているように燃
料ガスに多く含まれている水素と酸化剤ガスに含まれて
いる酸素との拡散性の違いによると考えられる。従って
酸化剤電極基剤内での酸化剤ガスの拡散性が不充分な為
に出力電圧が低下することがリブ付電極型の第5のデメ
リットとなっている。この為特開昭58−68881号
公報に記されているようにウェブの気孔径をできるだけ
大きくして電解液が保持されないようにしたり、特開昭
59−27466号公報に記されているようにウェブに
リブよりも長い炭素繊維を用いるなどリブ付基材内で素
材を変化させる必要があり高コストになっていた。
リブ付セパレータ型とリブ付電極型以外に、この2つの
タイプの折中案的なタイプがハイブリット型と称せられ
て特開昭58−94768号公報などに開示されている
。第10図はこのハイブリッド型の構成を示す断面図で
ある。ハイブリッド型では酸化剤電極側にリブ付セパレ
ータ型の構成を用い、燃料電極側にリブ付電極型の構成
を用いている。
ハイブリッド型では燃料電極側に電解液の膨張に対する
唆収機能を持たせると共に酸化剤電極に薄い基材を持っ
てくることで、リプ付電極型の第5のデメリットである
酸化剤電極基材でのガス拡散性を改善している。またガ
ス分離板ばりブ付セパレータ型に比べれば薄いが、外部
リザーバを形成することができなくはない。またガスシ
ール及び熱伝導の悪い領域L2とセルの厚さも、はリブ
付電極型よりも多少改善されている。
しかしハイブリッド型ではガス分離板の片側にのみ溝を
形成する為に、ガス分離板がゆがみやすく割れやすく面
圧をかけても平滑になりにくいという欠点があり、これ
がほとんど致命的なデメリットとなっている。またガス
分離板と基材の両方に溝加工をしなければならない為、
高コストにならざるを得ないというデメリットである。
また、いずれのタイプでも電極基材に力水処理をしない
場合、ガス分離板に存在する微細な気孔に単電池内の電
解液が移動するという現象があり、せっかく電極基材に
リザーブされていた電解液がガス分離板に移動してしま
う為に電解液が不足する。従ってマトリックス内の電解
液量が不足してクロスオーバーが著しくなり特性が低下
すると共に酸化剤電極で著しい腐食を起こす恐れがあっ
た。
また、表裏に酸化剤ガスと燃料ガスの流れるガス分離板
中に電解液が浸透した場合、リーク電流が流れガス分離
板が腐食する恐れがあるなどの問題点があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の積層型燃料電池は以上のようにいずれの構成にお
いてもまだ数々の問題点が残されていた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、充分なガスの拡散性と電解質リザーブ量を存
し、かつガスシールの必要な領域も小さくてガスシール
が容易であると共に熱伝導性にも優れており、さらに電
極基材がらガス分周「板への電解液の移動を防止できる
など従来よりも総合的に見て優れた積層型燃料電池を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発I!IIに係る積層燃料電池は、厚さが0.3m
m以上0.5mm以下で1n水処理が施された酸化剤電
極基剤と、厚さが0.81以上3.21以下でガス分又
旺板側に(Ω水処理が施されており触媒層側には↑8水
処理が施されていない燃料電極基材とを備えたものであ
る。
〔作用〕
この発明のおける酸化剤電極基材はPlさが0.3mm
以上0.5mm以下で撥水処理が施されているので、基
村内でのガスの拡散性阻害が最小限にとどめられる。ま
た、燃料電極基材が厚さが0.8mm以上3.2mm以
下でガス分離板側には↑C水処理が施されており触媒層
側にはIΩ水処理が施されていないので、触媒層側にお
いては充分な電解質リザーブ量とガスの拡散性が得られ
、ガス分離板側においては電解質がガス分離板に移動す
るのを防止する。また、ガスシールの必要な領域もリブ
付セパレータ型より少し大きいがリブ付電極型やハイブ
リット型よりもはるかに小さいため、ガスシールが容易
で熱伝導率も良い。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図をもとに説明する。第1
図はこの発明の一実施例による積層型燃料電池一部を示
す断面図である。この実施例において特徴的な事は、酸
化剤電極基材(5)と燃料電極基材(2)とで仕様が大
きく異なることである。まず、酸化剤電極基材(5)が
全部に撥水処理されているのに対して燃料電極基材(2
)はガス分離板θω側(30)に撥水処理が施されてお
り触媒層(3)側(31)には(8水処理が施されてな
い。また、酸化剤電極基材(5)が0.4’mmの厚さ
であるのに対して燃料電極基材(2)は2倍以上の1.
0鴇mである。
この2つの特徴のうち特に厚さについては電池の性能に
対して穫めて重要な意味を持っている。
その効果については本発明者らが行なった。
いくつかの要素試験の結果を基にして説明する7実験1 表に示した全< ta水処理していない5種類の基材に
ついて4cm 、X 4cmの試験片を各々10枚前後
作り、アセトン中で超音波にかけて洗浄し乾燥した、基
材Aは一般にカーボンペーパーと呼ばれているもので、
紙のように柔軟性があり一般にリブ(;t −L:パレ
ーク型の電極基材として用いられているものである。ま
た基材B−Eは共にカーボン製でリブ付電極型の電極基
材として一般に用いられてい・=、ものでポーラスな板
状で柔軟性は全くない。
これらの基材が105重量パーセントのリン酸亡所定量
加え190°Cで一昼夜保持した後、21.5φの穴を
あけたアルミハクを両面テープを用いて基材にはりつけ
てB型ガーレ式デンソメータを使って室温でガス透気度
を測定しガスの拡散性の評価を行なった。この実験の目
的は各々の基材に電解液が保持された場合にガスの拡散
性がどの程度阻害されるかを調べることにあった。第2
図にその結果をグラフにして示した。横軸がリン酸型l
(mg/cm” ) (105w/DIIiPOa) 
Ft軸が透気度(ml/min、cm”。
mmAg)を示す。
リン酸を保持していない場合には厚さが薄く気孔率の大
きな基材Aが飛びぬけて透気度が大きく、極めてガス拡
散性が良いことを示している。しかし、リン酸が保持さ
れた場合には、基材Aは他の基材に比べわずかなリン酸
の保持量で急速に通気度が低下している。透気度につい
ては別の実験から20m1/min、cm”、mmAg
以下の透気だと酸化剤電極での空気の拡散性が不充分に
なってセル特性が低下し7ml/min、cm”、n+
mAg以下の透気度になると燃料電橋での水素の拡散性
が不充分になってセル特性が低下することがわかってい
る。基剤Aではわずか10mに/Cm2のリン酸保持量
で急速にガス透過性が低下しはじめるが、通常触媒層(
3)、(6)及びマトリックス+1mm中に保持されて
いるリン酸量は40mg/am”程度であるからリザー
ブ量としてはわずか25χにすぎない。触媒層やマトリ
ックスからリン酸があふれた場合に引き取り、触媒層や
マトリックスC1τリン酸が不足した場合に補充する機
能性から考えると、特開昭53−30747号明細書P
230に記載されているようにリザーブ■が2〜3倍つ
まり80〜1201mmg/cm”必要であるとするの
は多過ぎる感しがするが、リン酸の膨張率とリン酸の消
失を考えると油媒層やマトリックスに含まれるリン4g
 Bと同程度つまり40B7cm”程度は必要であり、
最低でも20m8/Cl1lz程度のリザーブ量は必要
と考えられる。
なお基材Aは特開昭53−30747号明細1件の表1
に示さ寸またA−Dの基材とほぼ同じ規格と考えられる
か、10mg/cn+”のリン酸の体積は基材Aの気孔
率の約25χに相当する。
表 実験2 リン酸を含浸した場合の透気度について基材厚さの影響
を調べる為に基材Aと同じ材質で厚さの異なったものに
ついてリン酸を気孔率の12χ相当含侵し、実験1と同
様にガス透過性の評価を行なった。この結果を第3図に
グラフで示した。横軸が基材厚み〔I〕、縦軸が透気度
(ml/min、 cm”。
mmAg)を示す。基材厚みが厚くなるにつれて透気度
は悪くなるが急激な低下は見られなかった。この実験は
実際の電池について言えば流路凹部から直上の基材を透
過する反応ガスのガスi3過性の評価に相当する。第5
図a、bは基材が薄い場合と厚い場合とにおいて反応ガ
スが反応ガス流路(22)から触媒N(3)へ達する様
子を示したものであり、実験2のガスの流れは図中破線
矢印に相当する。
しかし反応は反応ガス流路凸部(23)直上の触媒層(
3)でも起こり、この場合には実験2とは逆に基材が薄
くなるほどガスが透過しにくくなると予想される(図中
実戦矢印)。そこで横方向へのガス透過性を調べるべく
次に示す実験3を行なった。
実験3 先に行なった実験2と同じサンプルについて21.5φ
の穴をあげたアルミハクをはりつけたままでさらに恵面
全体にアルミハクをはり、ガスが垂直には透過できずに
横方向にのみ透過するようにして透気度を調べこの結果
を第4図に示した。ただしこの場合の横方向の透気度は
単位として先の縦方向の透気度と同様に扱ってはいるが
定義が異なるので数値の絶対値を第3図と第4図とで比
較することはできない。結果は、基材厚さが0.8mm
以下になると透気度が急激に低下するというもので、そ
の低下の急激さは予想外のものであった。この結果は基
材の気孔率のわずか12χがリン酸によって占められた
場合にも基材厚さが0.81未満であれば流路凸部(2
3)直上におけるガス透過性が不充分になり、全体のセ
ル特性が低下することを示唆している。
以上の要素試験から電池の構成について決定的な示唆が
得られた。つまり基材にリザーブ機能を持たせるには基
材の厚さは0.8mm以上でなければならないというこ
とである。このことはリブ付セパレータ型に限らすリブ
付電極型についても言える。リブ付電極型では基材に流
路が形成されているが、基材流路凸部(リブ部)に電解
質が含浸されている場合にはやはり基材の流路凸部での
ガスの拡散が問題である。
従って特開昭58−68881号公報に記載されている
ように平坦なシート部のボア径をリブ部より大きくして
シート部に電解質が含浸されないような構造上の複雑な
改良が必然的に必要になっているのである。
また、リブ付セパレータ型で基材リザーブ機能を付加し
たものは特開昭53−30747号公報に明示されて以
降今日に至るまで実用化に至っておらず大半の研究期間
でリブ付電極型が選ばれている。これはリブ付セパレー
タにおいて、常に0.4mm前後のカーボンペーパーが
用いられ、さらに厚い基材について試みられなかった為
に、リブ付セパレータ型において基材リザーブ機能を持
たせることは無理であり、不充分であると判定されたこ
とによるのではないかと推定される。
しかし第1図に示した本発明の一実施例による構成にお
いてはリブ付セパレータを用いているが、過去のどの型
よりも総合的に見て優れた性能とリザーブ機能を存して
いる。すなわち、第1図の実施例においては燃料電極の
基材1.Ommとし、ガス分離板QOI側(30)のみ
ta水処理することによって充分なリザーブ量とガスの
拡散性が得られており、リブ付セパレータを用いた場合
のデメリットが消滅している。またガスシールの必要な
り■域L2は2.0mmとなりリブ付セパレータ型(第
8図)の1.4mmよりも少し大きいがリブ付電極型(
第9図)の4.21やハイブリッド型(第1O図)より
もはるかに小さい。ガスシールの必要な領域t2の上限
をリブ付電極型と同じ4.2mm とすれば、第1図の
実施例の場合燃料電極の基材の厚さは3.2mmまで厚
くすることが可能である。一方燃料電極の基材の厚さを
ガス拡散からの許容値ぎりぎりの0.8mm とすれば
ガスシール領域L2は1.8mmまで下げることができ
る。従ってガスシール性と熱転ぷについても本発明は良
好であると考えられる。
一方全体の厚さについては第1図では5.0mm とな
りリブ付セパレータ型(第8図)の4.4mmよりも少
し大きいがリブ付電極型(第9図)の5.01と同じで
ある。
また基材は平板であるからリブ付電極と比べてハンドリ
ングが容易であり、0.8mm以上と厚いので充分な強
度を持っている。またリブ付セパレータについては従来
と変わらないので、外部リザーバ(26)を形成するこ
ともできる。さらに基材に凹凸を形成する必要がないか
ら低コストである。
一方酸化剤電極については基材の厚さをO’、4mmと
し、撥水処理をすることによって、基材内でのガス拡散
性阻害を最小限にとどめている。1G水処理は4フッ化
エチレン樹脂や4フッ化エチレン−67フ化プロピレン
共重合樹脂などの疎水性樹脂やフッ化黒鉛などの撥水処
理を有する材料を基材を基材繊維に付着あるいはコーテ
ィングすることによって行なわれてよい。これは例えば
特開昭61−99272号公報等に示す従来のリブ付セ
パレータの場合と同しである。撥水処理した酸化剤電極
の基材の厚さについてはこれに相対するセパレータの流
路の凹凸によるガスの拡散性から見て第3図と第4図の
実験と同様の観点から0.3mm = 0.5mmが許
容範囲である。
なお、リブ付電極型について言えば、酸化剤電極の基材
をta水処理した場合にもt8水処理しないで電解質を
リザーブ(初期リザーブしていなくても燃料極側でリザ
ーブしていれば移動してバランスする)した場合にも基
材でのガスの拡散性阻害があり、0□ゲイン酸化剤とし
て用いるガスが (酸素(0□)での特性と空気での特
性の出力電圧差)が90+wν前後になる。これに対し
て本発明の実施例の場合0□ゲインは80mV前後であ
り、出力電圧はリブ付電極型に比べ10mVも改善され
ている。
また燃料電橋の反応ガス流路に面する電極基材の部分(
30)がtθ水処理されていることによって反応ガス流
路凸部におけるガス拡lit性の改善にもなっている。
しかし最も大きな効果は、電極基材(2)からガス分離
板Oωに電解液が吸い取られるのを防止できることにあ
る。
これによってリザーブされた電解液の現象を防ぐととも
にガス分離板α0)の腐食を防止することができる。
なお、電極基材(2)に対して、第1図のように表面近
傍のみをIΩ水処理する方法としては、酸化剤電極基剤
(5)のta水処理に用いられるのと同様の18水剤を
スプレー法やローラー法などにより薄く塗布することに
よって容易に行なうことができ、撥水処理されている層
の厚さとしては0.1mm〜0.4mm程度が望ましい
なお外部リザーバ(24)に当接された基材部分には撥
水処理は行なわれていないことが好ましく外部リザーバ
(24)と湿潤シール部(9)や基材(2)との電解液
の交換がスムースに行なわれる効果がある。
第6図はこの発明の他の実施例による積層型燃料電池の
一部を示す断面図であるこの例では燃料電極恭材(2)
が、撥水処理が施されているガス分雛仮4mm0+側の
第1層(32)と撥水処理が施されておらずリザーブ機
能を存する触媒層(3)側の第2層(33)を備えてい
る。すなわち、リサーブ機能を存する第1層(32)と
ガス分離板aoiとの間に撥水処理を施した第2 PJ
(33)が挿入されることによって反応ガス流路凸部直
上における第2N7i材(33)中でのガスの拡散性が
改善されている。第1層(32)の厚さはハンドリング
の問題から0.1mmが下限であり、また第2層(33
)の厚さとのかね合いから0.4mmが上限となり、例
えばカーボンペーパなどが用いられる。また第1Nl材
(32)の平均気孔径はガスの拡1mmシ性の面から第
2層基材(33)の平均気孔径よりも大きいことが望ま
しい。また撥水処理された第1層基材(32)の存在に
より第2層基材(33)にリザーブされた電解液がガス
分離板0ωの微小な気孔に吸い取られるのを防止するこ
とができる。従って第1図に示す実施例と同様にリザー
ブされた電解液の減少を防ぐとともにガス分雛板顛の腐
食をも防止することができる。
なお、外部リザーバ(24)に接する第1層基材部分(
34)には撥水処理が行なわれておらず親水材料によっ
て充填され、ン= ’trAガスノールされてし)る、
−とが望ましい。また第7図のように、外部リサーハ(
24)と第2Nk材部分(33)とを当接させてもよい
また、外部リザーバ(24)が無い燃料電池にこの発明
を適用した場合にも上記実施例と同様の効果が得られる
さらに上記実施例では酸化剤電極(7)と燃料電極(4
)の位亙関係を酸化剤電極(7)側を上にしたが逆に下
であってもよく同様の効果がある。
〔発明の効果C 以上のように、この発明によれば、厚さが0.3mm以
上0.5mm以下で撥水処理が施された酸化剤電極基材
と、厚さが0.81以上3 、2mm以下でガス分離板
側に(C水処理が施されており触媒層側には撥水処理が
施されていない燃料電極基材とを備えたので、酸化剤電
極においては基材内でのガス拡散性阻害が最小限にとど
められ、燃料電極においては触媒層側では充分な電解質
リザーブ量とガスの拡散性が得られ、ガス分離板側では
電解質がガス分離板に移動するのを防止できる。また、
ガスシールの必要な領域もリブ付セパレータ型より少し
大きいがリブ付電極型やハイブリット型よりもはるかに
小さいため、ガスシールが容易で熱伝導率も良いなど、
総合的に見て優れた性能を有する積層型燃料電池が得ら
れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による積層型燃料電池の一
部を示す断面図、第2図〜第4図はそれぞれこの発明の
一実施例による要素試験の結果を示す特性図、第5図a
、bはそれぞれこの発明の一実施例による要素試験を説
明する説明図、第6図、第7図はそれぞれこの発明の他
の実施例による積層型燃料電池の一部を示す断面図、第
8図〜第10図はそれぞれ従来の積層型燃料電池の一部
を示す断面図である。 図において、(1)は電解質保持マトリックス、(2)
、(5)は電極基材、(3)、(6)は触媒層、(4)
は燃料電極、(7)は酸化剤電極、(9)は湿潤ガスシ
ール部、alはガス分離板、aυは酸化剤ガス流路、0
.1は燃料ガス流路、(24)は外部リザーバ、(30
)はtθC水処理れた部分、(31)は撥水処理されて
いない部分、(32)は第1層、(33)は第2Nであ
る。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)多孔生電極基材とこれに設けた触媒層とを有する
    酸化剤電極および燃料電極を、電解質保持マトリツスを
    介在し、上記触媒層同士を対向させて配置する単電池と
    、上記酸化剤電極に対設する酸化剤ガス流路および上記
    燃料電極に対設する燃料ガス流路を有するガス分離板と
    を交互に複数個積層して積層体を構成する積層型燃料電
    池において、上記酸化剤電極基材は厚さが0.3mm以
    上0.5mm以下で撥水処理が施されたものであり、上
    記燃料電極基材は厚さが0.8mm以上3.2mm以下
    で上記ガス分離板側に撥水処理が施されており上記触媒
    層側には撥水処理が施されていないものであることを特
    徴とする積層型燃料電池。
  2. (2)燃料電極基材は、厚さが0.1mm以上0.4m
    m以下で撥水処理が施されているガス分離板側の第1層
    と、厚さが0.7mm以上3.1mm以下で撥水処理が
    施されていない触媒層側の第2層と有す特許請求の範囲
    第1項記載の積層型燃料電池。
  3. (3)第1層の基材は第2層の基材より平均気孔径が大
    きい特許請求の範囲第2項記載の積層型燃料電池。
  4. (4)第1層の基材はカーボンペーパである特許請求の
    範囲第2項または第3項記載の積層型燃料電池。
  5. (5)酸化剤電極はその気孔に疎水性樹脂を含侵し、上
    記疎水性樹脂を溶融凝固させて基材繊維を被覆したもの
    である特許請求の範囲第1項ないし第4項の何れかに記
    載の積層型燃料電池。
  6. (6)疎水性樹脂は4フッ化エチレン樹脂および4フッ
    化エチレン−6フッ化プロピレン共重合樹脂の少なくと
    も一種である特許請求の範囲第5項記載の積層型燃料電
    池。
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