JPS6334515B2 - - Google Patents

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JPS6334515B2
JPS6334515B2 JP55073855A JP7385580A JPS6334515B2 JP S6334515 B2 JPS6334515 B2 JP S6334515B2 JP 55073855 A JP55073855 A JP 55073855A JP 7385580 A JP7385580 A JP 7385580A JP S6334515 B2 JPS6334515 B2 JP S6334515B2
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JP
Japan
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signal
suction head
counting
outputs
holder
Prior art date
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Expired
Application number
JP55073855A
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English (en)
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JPS57787A (en
Inventor
Junichi Arikawa
Takashi Shinozaki
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP7385580A priority Critical patent/JPS57787A/ja
Publication of JPS57787A publication Critical patent/JPS57787A/ja
Publication of JPS6334515B2 publication Critical patent/JPS6334515B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06MCOUNTING MECHANISMS; COUNTING OF OBJECTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06M9/00Counting of objects in a stack thereof
    • G06M9/02Counting of objects in a stack thereof by using a rotating separator incorporating pneumatic suction nozzles

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、紙葉類束の中に、計数すべき紙葉
類(以下、正券という)とは異なる異種の紙葉類
(以下、異種券という)が混入しているか否かを
検知手段によつて順次検知しながら、正券を自動
的に計数する紙葉類計数機に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、銀行業務等に用いられる紙葉類計数機と
して、帯封された紙葉類(紙幣)を正券と異種券
とを区別しながら正券を自動的に計数するものが
知られている。
第1図は、このような紙葉類計数機の外観図を
示すものであり、紙幣束1をホルダ2に載置した
後、ホルダ2に設けられたスタート釦(図示略)
を押すと、保護カバー4がカバーモータによつて
閉じられ、前記紙幣束1の計数が開始されるとい
うものである。
また第2図〜第4図は、紙幣束1を計数すると
共に、異種券を検知する機構を示すもので、第2
図においてホルダ2に載置された紙幣束1は、ス
タート釦3により計数が開始されるとホルダ2に
より挾持された後、回転筒7の方向(矢印Aで示
す)に回動されて(第2図は紙幣束1が既に回動
された状態を示している)前記回転筒7上に複数
個設けられた吸引頭8(これらは真空ポンプに接
続されている)の一つに当接され、次いで回転筒
7が反時計方向に回転を始め、以後、紙幣束1は
これらの吸引頭8によつて順次一枚ずつ吸着分離
されて計数される。またこの時、計数途中の紙幣
の寸法は、図中の光源10と11から各々送出さ
れ、同紙幣の上端と下端部を各々通過した光を、
レンズ13と16、反射鏡14と17を各々介し
て受光素子群15と18で受光することによつて
計測されており、(第3,4図参照)、この寸法は
正券の寸法と逐次比較される。そして、この比較
結果から同紙幣が異種券であると判定されると、
バツチソレノイド9が駆動されて計数は即座に停
止され、操作者は紙幣束1を取り出して確認でき
るようになつている。ところで、このような紙葉
類計数機においては、同一種類の紙幣であつても
造幣上の問題や、流通時の諸原因により、その外
形寸法に許容範囲を越えたバラツキがあるため、
前述の異種券の検出方法より明らかなように、前
記紙葉類計数機において異種券として判定された
ものでも、実際には正券(以下、これを疑似異種
券と呼ぶ)である場合が多い。ところで、以上説
明した紙葉類計数機において従来用いられていた
計数制御回路においては、計数途中で異種券また
は疑似異種券が検出された場合には、計数は必ず
停止されてしまうようになつており、この時停止
原因が疑似異種券であると確認されても再計数時
にこの疑似異種券を無視させる手段はなかつた。
したがつて、このように疑似異種券が混入した紙
幣束を計数する場合には、再計数時に一旦帯封を
解き、前記疑似異種券を取り除き、代りに、正券
を追加して帯封をし直し、再度計数を行うという
非常に煩雑な作業が必要であつた。
この発明は以上のような事情に鑑み、紙葉類の
計数途中において異種券が検出されて計数が停止
された時に、操作者によつてその異種券が実際は
疑似異種券(正券)であると確認された場合、再
開手段としてのスタート釦を再度操作するだけ
で、異種券検知および計数を続行することができ
る紙葉類計数機を提供するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、軸を中
心に回転する回転筒と、前記軸から半径方向に離
れた位置に前記軸と平行に設けられてこれを中心
として公転しながら自転し、内部の真空圧によ
り、ホルダに保持された束状の紙葉類を一枚ずつ
吸着分離しながら計数する吸引頭と、該吸引頭も
しくはこれに真空圧を作用させるための管路の真
空圧が紙葉類を吸着し得る値に達した否かを判断
して判別信号を出力するバキユームスイツチと、
該バキユームスイツチにより真空圧が所定値に達
した旨の判別信号が出力されたことを判断して、
前記回転軸および吸引頭を一方向へ回転させるべ
く計数モータに正転駆動信号を出力する回転開始
判断手段と、前記吸引頭が特定位置を通過する毎
にパルスを出力する無接点スイツチと、前記バキ
ユームスイツチから真空圧が所定値に達した旨の
信号が出力されていることを条件として前記無接
点スイツチの出力に同期したパルスを出力するタ
イミングパルス制御部と該タイミングパルス制御
部から出力されるパルスを計数するとともに、既
に計数されたパルスの計数値を、前記ホルダが吸
引頭から離間した開位置にある場合の押しボタン
スイツチの操作により出力されるスタート信号の
入力を条件としてクリアする計数部と、前記吸引
頭にめくり取られる紙葉類についての光学的デー
タを検知する光電変換素子と、該光電変換素子か
ら供給された光学的データにより、前記吸引頭に
めくり取られた紙葉類の券種を判別するとともに
所定の券種以外と判別した場合に前記回転開始判
断手段による正転駆動信号の出力を無効にする異
種券信号を出力する異種券・異常送り判別部と、
該異種券・異常送り判別部から異種券信号が出力
されたことを判断して、前記吸引頭にまだめくり
取られていない紙葉類を押さえ込むことにより吸
引頭によるめくり取りを規制する停止手段のバツ
チソレノイドを駆動するバツチソレノイド駆動信
号を出力するバツチ駆動判断手段と、前記ホルダ
が吸引頭に接近した閉位置にある場合のスタート
ボタンの操作により出力される再スタート信号の
入力を条件として前記バツチ駆動判断手段による
バツチソレノイド駆動信号の出力を停止するバツ
チ解除判断手段とを設けてなるものである。
〔作用〕
上記構成によれば、スタート信号が入力する
と、紙幣を一枚ずつめくり取りながら、このめく
りとりと同期したパルスを計数部にカウントさせ
ることにより枚数を計数することができるととも
に、計数中の紙幣に異種券が混入していた場合
に、前記異種券・異常送り判別部から異種券信号
が出力されて、この異種券信号により、回転開始
判断手段からの正転信号が停止するとともに、バ
ツチソレノイドが作動して紙幣の計数が強制的に
停止される。また、再スタート信号が入力された
場合には、バツチソレノイドによる強制的な規制
が解除されて紙幣のめくり取りが再開されるとと
もに、前記計数部の既計数値に、その後にめくり
取られた紙幣の枚数が加算される。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
第5図はこの発明による紙葉類計数機の駆動機
構を示す図であり、図において、符号21は、第
2図に示すホルダ2を軸21aを中心として回動
させるホルダアームである。このホルダアーム2
1の回動運動は、リンク22を介して、突起23
aを有するカム23を時計方向に回転させるホル
ダモータ24によつてなされる。すなわちホルダ
モータ24の回転によつてホルダアーム21が閉
位置(第5図に示す状態)から反時計方向に回動
した場合には、突起23aがホルダ開スイツチ2
5をオンさせてホルダモータ24を停止させ、ホ
ルダアーム21を開位置にさせる。またホルダモ
ータ24の回転によつてホルダアーム21が開位
置から時計方向に回動した場合には、突起23a
がホルダ閉スイツチ26をオンさせてホルダモー
タ24を停止させ、ホルダアーム21を開位置に
させる。
このホルダアーム21の開位置および閉位置に
応じてホルダ2に設けられた再開手段としてのス
タート釦3(第2図)は、作動板27a,28a
の下部に設けられたスタートスイツチ27または
再スタートスイツチ28を作動させるものであ
る。すなわち、スタート釦3には、ホルダアーム
21の孔21bを貫通するスイツチ棒が一体とな
つて上下動自在に設けられており、操作者が同ス
タート釦3を押すと、スイツチ棒が下方にあるス
タートスイツチ作動板27aあるいは再スタート
スイツチ作動板28aを押し下げ、スタートスイ
ツチ27(開位置)あるいは再スタートスイツチ
28(閉位置)をオンさせる。
なお、軸21aに軸支されたホルダアーム2
1、紙押えアーム29、バネ掛けアーム30は、
ホルダ2に載置される紙幣束1を挾持させるもの
であり、その挾持圧は、引つ張りスプリング31
によつてなされる。また引つ張りスプリング32
は、ホルダアーム21が閉位置の場合に、ホルダ
2に載置された紙幣束1を回転筒7の吸引頭8に
当接させるために設けられたものである。
次に、回転筒7を異種券が目視できる位置で停
止させる停止手段33について述べる。
回転筒7には、計数モータ34の正転(矢印B
1位置)あるいは逆転運動がプーリ34a、ベル
ト35を介して伝達される。また同回転筒7の周
囲には、吸引頭8に真空圧を送る吸引軸8aが複
数個形成され、これら吸引軸8aから所定距離隔
てた回転筒7の周辺に溝36,36……が同吸引
軸8aと同数個形成され、これら溝36と次の溝
36との間は、回転筒7の半径が矢印B2方向に
進行するにつれて短くなるように形成されてい
る。
そして、この回転筒7の吸引頭8を計数位置
(吸引頭8と紙幣束1とが当接する位置)に停止
させる定位置ストツパ37が回転筒7の側部に配
設されている。この定位置ストツパ37は軸37
aを中心として回動自在に取付けられており、そ
の回動運動は定位置ソレノイド38によつてなさ
れる。
定位置ソレノイド38は、ラツチ型ソレノイド
からなり、印加されるパレス性の電圧の極性に応
じて、往復運動をした後、その状態を保持するも
ので、突出片37bを溝36に挿入あるいは離脱
させるものである。
そして、定位置ソレノイド38は計数途中に異
種券が検知され、回転筒7の正転が停止すると、
突出片37bを挿入方向へ回動させる。その後回
転筒7が逆転し、突出片37bが回転筒7の周辺
部に摺接しながら溝36に完全に挿入されると、
定位置検出スイツチ39がオンする。なお引つ張
りスプリング40は突出片37bの挿入時の応答
を早めるために設けられたものである。
次に、上述した停止手段33を制御する制御回
路について第6図、第7図を参照して説明する。
第6図において、SPSは第2図の回転筒7の回
転に伴ない紙幣が計数される毎にオン/オフ動作
をする紙幣計数用の無接点スイツチ、41は計数
途中の紙幣の上端部の位置を第2〜第4図に示す
光源10、レンズ13、反射鏡14、受光素子群
15を用いて検出する上端部位置検出部、42は
同じく計数途中の紙幣の下端部の位置を光源1
1、レンズ16、反射鏡17、受光素子群18を
用いて検出する下端部位置検出部、43はタイミ
ングパルス制御部で無接点スイツチSPSから供給
されるオン/オフ信号に基づいて4種類のタイミ
ングパルス、すなわち無接点スイツチSPSのオン
信号の立上りで常に発生するタイミングパルス
TP1、計数が開始されてからの無接点スイツチ
SPSの1発目のオン信号の立下りだけで発生する
タイミング信号TP20、1発目以降のオン信号
の立下りで常に発生するタイミング信号TP21
2発目以降のオン信号の立下りで常に発生するタ
イミング信号TP22を発生するもの、44は上
端部位置検出部41と下端部位置検出部42から
得られる計数途中の紙幣の上端部、下端部の各位
置情報を基に紙幣の寸法を示すコードを発生し、
この寸法コードをタイミングパルス制御部43の
発生するタイミングパルスTP1で保持する券種
判別部判別手段、45は券種判別部44が供給す
る1枚目の紙幣の寸法コードをタイミングパルス
TP20で保持する正券信号記憶部、46は券種
判別部44が供給する2枚目以降の計数途中の紙
幣の寸法コードと正券信号記憶部45が供給する
1枚目の紙幣の寸法コードとをタイミングパルス
TP22で比較し、もし比較結果が不一致なら異
種券信号DIFを、またタイミングパルスTP21
によつて異常送りが検出されたなら異常送り信号
EFを出力し、これらの出力を操作者によつてク
リアされるまで保持する異種券検出部である。そ
して、第6図に鎖線Aで示される範囲が、光電変
換素子から供給された光学的データにより、前記
吸引頭にめくり取られた紙葉類の券種を判別する
とともに所定の券種以外と判別した場合に異種券
信号を出力する異種券・異常送り判別部としての
機能を果たすようになつている。
またVSWは第2図に示す吸引頭8に紙幣計数
時に供給される真空度により駆動されるバキユー
ムスイツチ、47は無接点スイツチSPSのオン/
オフ信号をバキユームスイツチVSWのオン信号
により有効として出力するゲート、48はゲート
47の出力をカウントする(すなわち紙幣の枚数
をカウントする)計数部、49は計数枚数を設定
するデイジタルスイツチ、50は計数部48の計
数出力とデイジタルスイツチ49の計数枚数とを
比較し、一致した場合に一致信号COを出力する
比較部である。
また、M−RSTは第1図に示すリセツトスイ
ツチ51の出力であり、リセツトスイツチ51を
押した時点ではインバータ52の出力が二値論理
レベルの“1”から“0”となる。これによつて
微分回路53は、リセツト信号RST(正のパルス
信号)をアンドゲート54に送出する。この場
合、バキユームスイツチVSWがオフである場合
(非計数時の場合)に前記リセツト信号RSTをオ
アゲート55を経由して計数部48およびタイミ
ングパルス制御部43のSR型フリツプフロツプ
(以下SRFFと略称する)56をリセツトすると
共に、オアゲート57を介して、異種券信号DIF
を送出するSRFF58および異常送り信号EFを
送出するSRFF59を各々リセツトする。
STARTは、第5図に示すスタートスイツチ2
7から送出されるものであり、ホルダ2が開状態
のときスタート釦3を押下げた後、指を離してス
タート釦3がもとの状態に戻つたときに、ノンイ
ンバータ60は“1”から“0”になる。この時
点で微分回路61はスタート信号STA(正のパル
ス信号)をアンドケート62に送出する。
ADは加算モードを設定する出力信号であり、
加算モードになると、インバータ63に“1”が
供給され、これによりアンドゲート62の入力端
には“0”が供給される。この結果、スタート信
号STAがオアゲート55に印加されるのを禁止
する。
R−STARTは、再スタートスイツチ28(第
5図参照)から送出されるものであり、ホルダ2
が閉状態のときスタート釦3を押下げた後、指を
離してスタート釦3がもとの状態に戻つたとき
に、ノンインバータ64は“1”から“0”にな
る。この時点で、微分回路65は再スタート信号
RSA(正のパルス信号)をオアゲート57に送出
する。
また、計数開始信号CS(正のパルス信号)はバ
キユームスイツチVSWからインバータ66、微
分回路67を経由して送出されるものであり、真
空度が設定値になつた時点で送出される。また計
数終了信号CE(正のパルス信号)はインバータ6
6の出力端からインバータ68、微分回路69を
経由して送出されるもので、真空度が設定値以下
になつた時点で送出される。
上述した異種券信号DIF、異常送り信号EF、
一致信号CO、リセツト信号RST、スタート信号
STA、再スタート信号RSA、計数開始信号CS、
計数終了信号CEは第7図に示す制御回路70へ
送出される。
第7図は上述した停止手段33を制御する制御
回路70を示すものであり、その構成および動作
を、第1図、第2図、第5図、第6図に関連して
説明する。
まず、第1図に示すように保護カバー4は開
き、ホルダ2は開状態になつている。ここでホル
ダ2は紙幣束1を載せて、ホルダ2のスタート釦
を押下げた後、指を離すとスタート信号STAが
SRFF71とオアゲート72を経由しSRFF73
と各S端子に供給される。これによりSRFF71
はセツト(Q=1)されオアゲート74を経由し
てホルダモータ駆動信号HLDMが送出される。
この結果ホルダモータ24(第5図参照)が回転
し、ホルダ2(第2図)が矢印A方向に回動す
る。
一方SRFF73もセツトされ、真空ポンプを駆
動する信号PUMPを送出する。
次に、ホルダ2が矢印A方向に回動するにつれ
て、ホルダ2の紙幣束1は徐々にホルダ2と紙押
え(図示略)とによつて挾持される。そしてホル
ダ2が閉状態になると、ホルダ閉スイツチ26が
突起23aによつて、HLD−CLS−P信号
(“1”)をインバータ75へ送出する。このHLD
−CLS−P信号は微分回路76によつて、立下り
時点で正のパルス信号となり、この正のパルス信
号はSRFF71のR端子に供給されて同SRFF7
1をリセツト(ホルダモータ24は停止する)さ
せると共に、オアゲート77を経由してSRFF7
8をセツトさせる。
SRFF78は、カバーモータ5を正転させる
COV−FWD信号を送出し、この結果保護カバー
4は閉じられる。この保護カバー4が閉じると保
護カバー4の閉塞状態を知らせるスイツチ(図示
略)がCOV−CLS−P信号(“1”)をインバー
タ79へ送出する。このCOV−CLS−P信号は
微分回路80によつて、立下り時点で正のパルス
信号となり、この正のパルス信号はSRFF78の
R端子に供給されて同SRFF78をリセツト(保
護カバー4が閉塞した状態でカバモータ5は停止
する)させる。
一方、真空ポンプが回転し、吸引頭8内の真空
度が上昇して所定の値になると、バキユームスイ
ツチVSW(第6図)は“1”をインバータ67に
送出する。この結果、計数開始信号CSが発生し、
回転開始判断手段としてのSRFF81(第7図)
をセツトさせると共に定位置ソレノイド39に定
位置解除信号INIT−FWDとして送出される。こ
の結果、定位置ソレノイド39は、定位置ストツ
パ37の突出片37bを回転筒7の溝36から離
脱させる。
SRFF81はアンドゲート107を経由して計
数モータ34に正転駆動信号CNT−FWDを送出
し、また保護カバー4が完全に閉塞した時に計数
モータ34は正転回転する。
このようにして、ホルダ2に載置された紙幣束
1は、スタート釦3を押下した後指を離すと、ホ
ルダ2の紙幣束1は回転筒7側に回動すると共に
挾持される。また保護カバー4が自動的に閉じ
て、真空ポンプによつて、回転筒7の吸引頭8に
吸着力が生じ、回転筒7を定位置に停止させる定
位置ストツパ37が解除されて、回転筒7が正転
する。そしてホルダ2の紙幣束1は、その寸法を
順次正券の寸法と比較しながら計数される。
この計数途中に、疑似異種券が検出されると、
異種券検出信号DIFが“1”となり、同異種券検
出信号DIFがオアゲート82、バツチ駆動判断手
段としてのアンドゲート83ノアゲート84、微
分回路85を順次経由してバツチソレノイド駆動
信号BT−FWDとしてバツチソレノイド9に供
給される。この場合、加算モードであれば、イン
バータ86から“0”がアンドゲート83に出力
され、前記異種券検出信号DIFは禁止される。
このバツチソレノイド9は、バツチソレノイド
駆動信号BT−FWDが供給されると計数途中の
紙幣束1の先端部を押え、紙幣が吸着分離して計
数されるのを防止する。この結果、吸引頭8の真
空度が低くなり、バキユームスイツチVSWがオ
フとなる。そしてこのバキユームスイツチVSW
立下り時点において計数停止信号CEが送出され
る。
計数停止信号CEは、各アンドゲート87、ア
ンドゲート88、SRFF89のR端子、SRFF7
3のR端子、SRFF81のR端子、SRFF90S
端子、アンドゲート91に各々供給される。この
の結果、SRFF73がリセツトされて真空ポンプ
は停止し、またSRFF81がリセツトされて計数
モータ34の正転は停止し、SRFF90がセツト
されて、カバー開放信号COV−BWDがカバーモ
ータ5に送られて、カバーモータ5は逆転し、保
護カバー4は開口し始める。そして十分開口した
時点で、保護カバー4の開口状態を知らせるスイ
ツチ(図示略)がCOV−OPN−P信号をインバ
ータ92、微分回路93を経由してSRFF90の
R端子に供給されて、カバーモータ5は停止す
る。
このようにして疑似異種券が検知されると、同
疑似異種券が目視できる位置で計数を停止する。
この疑似異種券が正券と判断され、スタート釦
3を押下した後、指を離す。すると、再スタート
信号RSAが送出される。再スタート信号RSAは、
異種券信号DIFを送出するSRFF59および異常
送り信号EFを送出するSRFF60をリセツトし、
SRFF89をセツトする。また再スタート信号
RSAはオアゲート94を介してSRFF95セツト
すると共に、オアゲート94から定位置停止信号
INIT−BWDとして定位置ソレノイド39に送出
する。
この結果、計数モータ34は、回転筒7を定位
置ストツパ37の突出片37bが回転筒7の周辺
に摺接しながら逆転させ突出片37bが溝36に
案内された時点で、強制的に停止する。すると、
定位置ストツパ37は定位置検出スイツチ40を
オンさせ、この定位置検出スイツチ40から信号
INIT−Pがインバータ96、微分回路97を経
由してアンドゲート98、バツチ解除判断手段と
してのオアゲート99SRFF95のR端子に送出
される。
ここで、計数モータ34は逆転を停止し、また
SRFF89がセツトされていることからアンドゲ
ート98はパルス信号を各オアゲート72,77
に送出し、各SRFF73,78がセツトされる。
またバツチソレノイドにバツチ解除信号BT−
BWDが送られ、再計数状態に移行する。
このようにして、計数途中に疑似異種券が検出
される毎に、この疑似異種券が目視される位置で
計数を停止し、スタート釦3を押して再検知、再
計数を開始する。そして、正券の計数値がデイジ
タルスイツチ49の設定値になると、比較回路5
0から一致信号CO(“1”)が送出される。また、
計数すべき紙幣が無くなると吸引頭8の真空度が
低下することからバキユームスイツチVSWがオ
フとなる。この結果、計数終了信号CEが送出さ
れ、これによつて、真空ポンプ、計数モータ34
は停止し、保護カバー4は開口する。この場合、
異種券信号DIF、異常送り信号EFは送出されず、
ノアゲート100,101の出力は各々“1”と
なる。そしてスタンプモードSTがセツト(“1”)
されると、オアゲート102、アンドゲート8
7、オアゲート103を経由してホルダ2を開状
態にさせるSRFF104をセツトする。同時に、
アンドゲート91を経由してスタンプソレノイド
19(第2図参照)を駆動する信号ST−DRVを
送出する(捺印が行なわれる)。またチエツクモ
ードCKがセツト(“1”)されると、上述した
SRFF104のみをセツトする。この場合、信号
ST−DRVは送出されず、捺印は行なわれない。
SRFF104がセツトされると、オアゲート7
4を経由してホルダモータ24にホルダモータ駆
動信号HLDMが供給され、ホルダモータ24が
回転する。このホルダモータ24の回転によつて
ホルダ2が開状態になると、カム23の突起23
aはホルダ開スイツチ25をオンさせる。この結
果、HLD−OPN−P信号がインバータ105、
微分回路106を経由して、SRFF104のR端
子に供給される。SRFF104はリセツトされホ
ルダモータ24は停止する。そしてホルダ2に載
置された紙幣束1(この場合、計数と異種券検知
が行なわれている)を取り出すことができる。
なおバツチモードBTがセツトされると、アン
ドゲート108の入力端には“1”が供給され、
これにより一致信号COが送出される毎にバツチ
ソレノイド9が駆動されるようになつている。
〔発明の効果〕
この発明によれば、金種判別信号に基づいて、
紙葉類束の中に計数すべき紙葉類と異なる異種の
紙葉類が混入されていたときに、異種券信号を出
力する異種券検出部と、前記異種券信号が出力さ
れたときに、回転筒および吸着頭の回転を停止し
て紙葉類のめくり取り動作を中断させる停止手段
と、該停止手段による計数停止を解除するための
再スタート信号を出力する再開手段と、前記再ス
タート信号が出力されたときに、前記紙葉類の計
数を続行する制御回路とを設けたので、前記紙葉
類束の中に異種の紙葉類が混入していたことが検
知されると、該異種券検出部から異種券信号が出
力され、この異種券信号に基づき回転筒および吸
着頭の回転が停止して、紙葉類のめくり取り動作
が中断される。このとき、例えば、操作者等が前
記異種の紙葉類が計数すべき紙葉類と同種のもの
(疑似異種券という)であることを確認した場合
に、再開手段から再スタート信号を出力させる
と、この再スタート信号の出力に基づいて、制御
回路が前記中断していた紙葉類の計数を続行して
行うようになつている。
従つて、計数する紙葉類の中に疑似異種券が混
入しててもこれを逐一取り出して別の正券と交換
する必要はなく、また、特に帯封された紙葉類を
計数する場合は疑似異種券が混入していても帯封
を解き疑似異種券を取り出し、代わりに正券を追
加して帯封をやり直すといつた大変煩雑な作業か
ら解放されるという効果を奏する。
尚、本実施例においては、疑似異種券が検知さ
たときに計数を続行させる手段として、ホルダ2
に設けられたスタート釦3を押すことにより再ス
タートスイツチ28を作動させる構成としたが、
これに限らず、別位置に再スタートスイツチ28
を操作できるように設けても良いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は紙幣計数機の外観図、第2図は同紙幣
計数機の計数、検知手段の平面図、第3図は同計
数、検知手段の側面図、第4図は同計数、検知手
段の正面図、第5図はこの発明の一実施例の機構
部分を示す平面図、第6図は検知手段の一例を示
す回路図、第7図は第5図に示す機構部分を制御
する制御回路の回路図である。 3……スタート釦(再開手段)、7……回転筒、
8……吸引頭、33……停止手段、44……券種
判別部(判別手段)、46……異種券検出部、7
0……制御回路、RSA……再スタート信号、
DIF……異種券信号。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 軸を中心に回転する回転筒と、前記軸から半
    径方向に離れた位置に前記軸と平行に設けられて
    これを中心として公転しながら自転し、内部の真
    空圧により、ホルダに保持された束状の紙葉類を
    一枚ずつ吸着分離しながら計数する吸引頭と、該
    吸引頭もしくはこれに真空圧を作用させるための
    管路の真空圧が紙葉類を吸着し得る値に達した否
    かを判断して判別信号を出力するバキユームスイ
    ツチと、該バキユームスイツチにより真空圧が所
    定値に達した旨の判別信号が出力されたことを判
    断して、前記回転軸および吸引頭を一方向へ回転
    させるべく計数モータに正転駆動信号を出力する
    回転開始判断手段と、前記吸引頭が特定位置を通
    過する毎にパルスを出力する無接点スイツチと、
    前記バキユームスイツチから真空圧が所定値に達
    した旨の信号が出力されていることを条件として
    前記無接点スイツチの出力に同期したパルスを出
    力するタイミングパルス制御部と該タイミングパ
    ルス制御部から出力されるパルスを計数するとと
    もに、既に計数されたパルスの計数値を、前記ホ
    ルダが吸引頭から離間した開位置にある場合のス
    タートボタンの操作により出力されるスタート信
    号の入力を条件としてクリアする計数部と、前記
    吸引頭にめくり取られる紙葉類についての光学的
    データを検知する光電変換素子と、該光電変換素
    子から供給された光学的データにより、前記吸引
    頭にめくり取られた紙葉類の券種を判別するとと
    もに所定の券種以外と判別した場合に前記回転開
    始判断手段による正転駆動信号の出力を無効にす
    る異種券信号を出力する異種券・異常送り判別部
    と、該異種券・異常送り判別部から異種券信号が
    出力されたことを判断して、前記吸引頭にまだめ
    くり取られていない紙葉類を押さえ込むことによ
    り吸引頭によるめくり取りを規制する停止手段の
    バツチソレノイドを駆動するバツチソレノイド駆
    動信号を出力するバツチ駆動判断手段と、前記ホ
    ルダが吸引頭に接近した閉位置にある場合のスタ
    ートボタンの操作により出力される再スタート信
    号の入力を条件として前記バツチ駆動判断手段に
    よるバツチソレノイド駆動信号の出力を停止する
    バツチ解除判断手段とからなることを特徴とする
    紙葉類計数機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5328498A (en) * 1976-08-30 1978-03-16 Laurel Bank Machine Co Means for finding different types of paper money for paper money counting machines
JPS554627A (en) * 1978-06-26 1980-01-14 Laurel Bank Mach Co Ltd Counter for paper of the like

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