JP3481319B2 - シート処理機 - Google Patents

シート処理機

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JP3481319B2
JP3481319B2 JP24117194A JP24117194A JP3481319B2 JP 3481319 B2 JP3481319 B2 JP 3481319B2 JP 24117194 A JP24117194 A JP 24117194A JP 24117194 A JP24117194 A JP 24117194A JP 3481319 B2 JP3481319 B2 JP 3481319B2
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光吉 大塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート処理機に関し、
詳しくは、実質的に略同一の性状(形状、寸法および印
刷の有無等)を有する複数枚のシートをシート毎に一定
間隔で順次水平方向に所定位置を通過させるようにした
シート枚数計数装置等のシート処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のシート処理機として
は、投票用紙、紙幣、ビール券等の金券・証券類、テレ
ホンカード等の枚数を計数するために用いられるシート
枚数計数装置をはじめ、複写機、印刷機等、種々のもの
がある。
【0003】一般に、このようなシート処理機では、シ
ートは所定経路を移動するように構成されている。たと
えば、シートは両端が支持された上下一対のフリクショ
ンローラの間を移動するので、装置内をシートが通過す
る空間すなわちローラ支持端間に形成されるシート通過
経路の幅は、有限である。そのため、シート処理機は、
一般に、シート通過経路の幅寸法より大きい幅のシート
については、利用できない。したがって、幅寸法の大き
いシートについて利用できるシート処理機は、幅の広い
シート通過経路を備える必要があり、装置自体も大きく
なる。しかし、装置が大きくなると、設置面積が大きく
なる等の点で、一般に、好ましくない。
【0004】また、特に、選挙投票用紙に利用する投票
用紙枚数計数装置のようなシート処理機では、利用でき
る用紙の寸法の範囲が広いことが好ましい。なぜなら、
候補者名等が列挙された様式の投票用紙では、立候補者
数等に応じて、大幅に寸法が変わり得るからである。
【0005】さらに、投票用紙枚数計数装置では、厳格
さを求める選挙の開票作業の特殊性から、装置内を通過
するシートが、常時、見えることが要求される。そのた
めに、従来は、装置の一部に断続的に覗き穴が設けられ
ていた。しかし、装置構成上の制約によって、死角を完
全に無くすことができなかった。また、投票用紙が装置
内に詰まった場合に、容易に取り出すことができなかっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
解決すべき第1の技術的課題は、装置内のシート通過経
路の幅より広い幅のシートについても利用できるシート
処理機を提供することである。
【0007】また、第2の技術的課題は、上記第1の技
術的課題を解決するとともに、装置内を通過するシート
が完全に見えるようにしたシート処理機を提供すること
である。
【0008】また、第3の技術的課題は、上記第2の技
術的課題を解決するとともに、装置内でシートが詰まっ
た場合に、そのシートを容易に取り出すことができるよ
うにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記の
技術的課題を解決するため、本発明によれば、以下の構
成のシート処理機が提供される。
【0010】すなわち、このシート処理機は、略同一の
性状を有する複数枚数のシートをシート毎に一定間隔で
順次実質的に水平方向に供給して所定のシート通過経路
を通過させるように構成する。そして、上記シート通過
経路は、シート通過方向に関して片側にシート通過方向
に連続して形成された開口部を備え、他側はシートの側
縁を導くガイドとして構成される。
【0011】上記構成において、シートはその側縁がシ
ート通過経路の上記他側のガイドに導かれて、シート面
延在方向に移動する。このとき、シートは、実質的に水
平方向に供給されて移動する。ここで、実質的に水平方
向とは、シートが完全に水平方向に延在する場合のみな
らず、斜め方向に延在する場合も含み、さらには、シー
ト通過経路中においてシートが垂直方向に延在する箇所
が含まれてもよい。厳密には、シートが立った状態での
シート面方向の移動、すなわちシート移動方向を含む垂
直面内にシートが含まれた状態での移動は除くというこ
とであり、シートは、上記シート移動方向を含む垂直面
と交差する場合をいう。
【0012】この装置において、シート通過経路の幅よ
り広い幅のシートは、シート通過経路の開口部から、シ
ート面の一部分がはみ出した状態で、シート通過経路を
通過できる。これは、上記開口部が連続しているので、
シートのはみだし部分と干渉するものは何もないからで
ある。
【0013】したがって、上記構成のシート処理機は、
装置内のシート通過経路の幅より広い幅のシートについ
ても利用できる。
【0014】また、シート通過経路の開口部は連続して
いるので、シート通過経路の幅より狭いシートがシート
通過経路を通過するときには、この開口部よりシートを
死角なく、連続的に見ることができる。
【0015】したがって、上記構成のシート処理機は、
装置内を通過するシートが完全に見える。
【0016】なお、シート通過経路の幅より広い幅のシ
ートの場合にも、そのはみ出し部分を、装置外部から死
角なく連続して見ることができる。
【0017】好ましくは、上記開口部に隣接して、上記
シート通過経路に実質的に連続しかつ装置外側方向に延
在し、シートのはみだし部分を支持するシート支持面を
有する拡幅ユニットをさらに備える。
【0018】上記構成において、拡幅ユニットのシート
支持面は、水平方向に移動するシートのはみ出し部分を
支持するので、シートの通過がより安定化する。
【0019】好ましくは、上記シート通過経路より上方
部分は、装置本体から独立して一体的に構成され、装置
本体からシート幅方向、すなわちシート通過経路に含ま
れる方向であってシート通過方向と直角方向に突設され
た枢軸を中心に開閉自在に片持ち支持されるとともに、
円錐状先端を有する位置決めピンを開閉端側に備え、こ
の位置決めピンに対応して係合する円錐状の穴を有する
位置決めバーが、装置本体から突設される。
【0020】上記構成において、シート通過経路の片側
が開口しているので、上ユニットは、枢軸によって片持
ち支持される。上ユニットは枢軸中心に回動することに
よって、シート通過面と上ユニットとの間の空間を広げ
ることができるので、シート通過面へのアクセスが容易
となる。このように上ユニットの開閉する側すなわち開
閉端側に設けられた位置決めピンの先端は、上ユニット
を閉じる際には、装置本体から突設された位置決めバー
の位置決め穴と係合する。そのため、容易にかつ精度良
く、上ユニットを閉状態に復帰させることができる。
【0021】したがって、上記構成において、装置内で
シートが詰まった場合に、そのシートを容易に取り出す
ことができる。
【0022】
【実施例】以下に、図1〜11に示した本発明の一実施
例に係るシート枚数計数装置および2枚ずれシート判定
方法について詳細に説明する。この装置は、選挙投票用
紙用のものである。
【0023】図1は本実施例の装置の斜視図、図2は正
面図、図3は平面図、図4は左側面図、図5は要部拡大
平面図、図6は要部拡大正面図、図7はブロック図、図
8はさばき動作の模式図、図9,10は要部拡大一部断
面正面図、図11は部分断面図である。
【0024】このシート枚数計数装置10は、図1にお
いて、右上部にシート供給部12を備え、左下部にシー
ト回収部18を備え、シート供給部12とシート回収部
18との間にシート通過部14を備える。シート供給部
12に、揃えて重ねたシートすなわち投票用紙が置かれ
ると、シートは下から1枚ずつ一定間隔でシート通過部
14に送り出される。シート通過部14を通過すると
き、シートはその枚数が計数される。そして、計数され
たシートは、シート回収部18に、揃えて積み重ねられ
る。装置10は、シート回収部18のシートが所定シー
ト枚数、たとえば100枚に達すると、自動的に停止す
るようになっている。作業者は、この所定枚数のシート
すなわち投票用紙を装置10のシート回収部18から取
り出して、必要に応じて束を作る等の作業を行なう。
【0025】シート供給部12は、図1〜3に示すよう
に、底面12aと、この底面12aから立設されたシート
通過方向に延在する縦ガイド面12cと、シート通過方
向と直交方向に延在する横ガイド面12bとを備え、図
2に示すように、シート20を位置決めして置くことが
できるように構成されている。図2に示すように、底面
12aからは、シート供給ローラ22と補助ローラ24
とが突出している。シート供給ローラ22は、その外周
面に接触するシートを、シート通過部14に一定間隔で
送りだす。また、底面12aにはシート供給部12のシ
ート20の有無を検出するシート供給検出センサ28を
備える。
【0026】シート通過部14は、図2に示すように、
シート供給部12の底面12aから連続する傾斜したシ
ート通過面15と、このシート通過面15付近にシート
供給部12側から順に設けられた、さばきローラ対30
と、重なりずらしローラ対40と、送りローラ対50と
を備え、また、さばきローラ対30と重なりずらしロー
ラ対40との間には重なりシート検出センサ38が設け
られ、重なりずらしローラ対40と送りローラ対50と
の間には2枚ずれシート検出センサ48,49が設けら
れる。
【0027】回収部18は、図1〜4に示すように、シ
ート通過面15の下端側に設けられた左右一対の羽根車
60を備え、その間にストッパ64が配置されている。
羽根車60の下方には、図1において右上がりに傾斜し
た底面18aと、この底面18aから立設されたシート通
過方向に延在する縦ガイド面18bと、これに直交する
横ガイド面18cとを備える。さらに、回収部18は、
底面18aの上下に、シート21の有無を検出するシー
ト回収検出センサ68を備える。
【0028】次に、本装置10について、シート20の
動きとともに、さらに詳しく説明する。
【0029】図5,6に示すように、シート供給部12
のシート供給ローラ22は、その外周面の一部が切欠か
れた形状であり、この切欠き部にはシート20との摩擦
力が大きくなるゴム製の摩擦部材23を備える。シート
供給ローラ22が回転して、シート供給部12に積み重
ねられたシート20の一番下のシート20aに摩擦部材
23が接触すると、シート20aは、摩擦部材28との
大きな摩擦力によって、シート通過部14に送り出され
る。このようにして、シート20は一定間隔で周期的に
送り出されるようになっている。
【0030】シート通過部14のさばきローラ対30は
フリクションローラであり、図5,6に示すように、シ
ート通過面15から外周面の一部が突出した駆動ローラ
32と、この駆動ローラ32に対向してシート通過面1
5の上方に設けられた固定ローラ36および従動ローラ
34を備える。
【0031】駆動ローラ32は、図5に示すように、右
左の駆動ローラ部32a,32bと、その間にある中央ロ
ーラ部36cとを備える。駆動ローラ部32a,32bの外
周面の一部に摩擦部材33を備えるが、シート供給部1
2のシート供給ローラ22とは異なり、切欠きは形成さ
れていない。駆動ローラ32は、シート供給部12のシ
ート供給ローラ22とともに、駆動ベルト(図示せず)を
介して第1駆動モータ(図示せず)により同期して回転
し、シート20を一定間隔で送り出すことができるよう
になっている。
【0032】図5に示すように、固定ローラ36は、右
ローラ部36aと左ローラ部36bとを備える。固定ロー
ラ36の両ローラ部36a,36bと、駆動ローラ32の
駆動ローラ部32a,32bとには、互いにはまり合う溝
が形成されている。固定ローラ36の取り付け軸(図示
せず)には、固定ローラ36がシート通過方向とは逆方
向にのみ回転可能となるようにするワンウェイクラッチ
(図示せず)を備える。
【0033】また、図5に示すように、駆動ローラ32
の中央ローラ部32cの上方には前後に設けられた一対
の従動ローラ34a,34bからなる従動ローラ34が、
自重によって駆動ローラ32の中央ローラ部32cに接
触するようになっている。
【0034】シートは、図5,6に示すように、駆動ロ
ーラ32と、従動ローラ34および固定ローラ36との
間を、各ローラ32,34,36の外周面に接触しかつシ
ート通過方向直角方向に波打ちながら通過し、これによ
ってさばき作用を受ける。このさばき作用によって、さ
ばきローラ対30を通過した後に、シートが、重なった
状態や通過方向に対して傾いた状態のままであること
は、ほとんどなくなる。
【0035】すなわち、図8に示すように、2枚のシー
ト7,8が、駆動ローラ32と固定ローラ36との間を
通過するとき、駆動ローラ32の外周面に接触する下側
のシート8は、摩擦力によって、送り出される。一方、
上側のシート7はシート通過方向には回転しない静止状
態の固定ローラ36の外周面に接触して、進行が阻止さ
れる。したがって、上下のシート7,8の境界面で滑り
を生じて、下側のシート8だけが送り出される。また、
図5に示すように、駆動ローラ32と固定ローラ36と
がはまり合う溝に沿って、シートは通過方向とは直角方
向に波打つので、さばき効果は一層高まる。なお、この
ようなさばき機構自体は公知である。
【0036】シート通過部14の重なりずらしローラ対
40はフリクションローラであり、図2,6に示すよう
に、シート通過面15から外周面の一部が突出した駆動
ローラ42と、この駆動ローラ42に接近対向してシー
ト通過面15の上方に設けられた従動ローラ44とを備
える。
【0037】駆動ローラ42と従動ローラ44とは、外
周面全体に摩擦部材を備える。駆動ローラ42は、後述
するシート通過部14の送りローラ対50の駆動ローラ
52と、回収部18の羽根車60ととともに、駆動ベル
ト(図示せず)を介して、第2駆動モータ(図示せず)によ
り、同期しながら常時回転するように構成されている。
シートは、この駆動ローラ42の外周面と接触して送り
出される。
【0038】重なりずらしローラ対40は、図2,5,6
に示すように、ブレーキ機構70をさらに備える。ブレ
ーキ機構70は、シート通過面15の上方に設けられ、
ベース板72と、ブレーキ板76と、電磁ソレノイド7
4とを備えている。
【0039】ベース板72は、シート通過方向上流側の
一端72aがさばきローラ対30付近に片持ち固定さ
れ、シート通過面15と略平行にシート通過方向下流側
方向に延在する。
【0040】ベース板72の上面には、その固定端部7
2aに対向する自由端72b側に、電磁ソレノイド74が
設けられる。電磁ソレノイド74は、ベース板72を貫
通しする軸75を有する。電磁ソレノイド74は、通電
時に、この軸75が下方に突出する。
【0041】一方、ベース板72の下面は、従動ローラ
44を枢支するように構成されている。また、ベース板
72の下面の自由端72b側には、ステンレス製のブレ
ーキ板76が片方持ち固定される。ブレーキ板76は、
シート通過方向下流側が固定端76aとなり、シート通
過面15と略平行にシート通過方向上流側方向に延在
し、上記電磁ソレノイド74の軸85が突出すると、押
されて下方にたわむようになっている。たわんだブレー
キ板76は、従動ローラ44の外周面に接触し、従動ロ
ーラ44の回転を強制的に停止することができるように
なっている。
【0042】ブレーキ機構70が作動すると、重なりず
らしローラ対40を通過するシートの重なりを、通過方
向前後にずらす。
【0043】すなわち、電磁ソレノイド74に通電され
ると、従動ローラ44は回転が停止するが、対向する駆
動ローラ42は強制回転している。このとき、重なりず
らしローラ対40に達した重なったシートは、上側のシ
ートが静止状態の従動ローラ44の外周面に接触する一
方、下側のシートが強制回転する駆動ローラ42の外周
面に接触する。したがって、上側シートは進行が阻止さ
れる一方、下側のシートは送り出される。そのため、上
下のシートの間ですべりが生じ、下側のシートのみが重
なりずらしローラ対40の間を通過する。
【0044】ある程度、上下のシートがずれた時点で、
電磁ソレノイド74の通電を解除すると、従動ローラ7
4は自由に回転できるようになる。そのため、シート
は、それ以上重なりがずれることなく、重なりがずれた
状態のままで、重なりずらしローラ対40の間を通過す
る。
【0045】重なったシートがこのようにシート通過方
向前後にずれていると、上側のシートの後端が、後続の
シートの前端と、接触または重なってしまうおそれがあ
る。そこで、このような接触・重なりを生じないよう
に、電磁ソレノイド74に通電するのと同期して、所定
のタイミングで第1駆動モータを停止し、シート供給部
12のシート供給ローラ22およびさばきローラ対30
の駆動ローラ32の回転を停止して、後続のシートを重
なりさばきローラ対40へ送り込まないようにする。一
方、所定時間が経過して電磁ソレノイド74の通電を解
除(停止)するのと同期して、所定のタイミングで第1駆
動モータを再起動し、シートの送り込みを再開する。
【0046】重なりずらしローラ対40の間を通過した
シートは、送りローラ対50に達する。送りローラ対5
0はフリクションローラであり、図2に示すように、シ
ート通過面15から外周面の一部が突出した駆動ローラ
52と、この駆動ローラ52に接近対向してシート通過
面15の上方に設けられた従動ローラ54とを備える。
駆動ローラ52は、外周面全体に摩擦部材を備え、前述
したように、第2駆動モータによって回転する。シート
20は、この駆動ローラ52の外周面に接触して、送り
出される。
【0047】送りローラ対50を通過したシート21a
は、図2に示すように、羽根車60の挿入空間62内に
挿入される。羽根車60は、前述のように、シートの送
りと同期して、図において時計方向に回転する。羽根車
60の湾曲した各羽根61の間に形成された挿入空間6
2に、シート通過部14を通過したシート21aが1枚
ずつ同期して挿入される。挿入空間62に保持されたシ
ート21aは、羽根車60の回転に伴ない、ストッパ6
4に当接して、回収部18の底面18a方向に導かれ、
落下する。回収部18の底面18aは、横ガイド面18b
に対して反対側が高くなっているので、回収部18に落
下したシート21は、横ガイド面18bに沿って揃えら
れる。
【0048】上記の重なりずらしローラ対40におい
て、ブレーキ機構70が作動してシート通過方向前後に
重なりがずらされた2枚のシートは、羽根車60のひと
つの挿入空間62に、2枚まとめて挿入され、湾曲した
状態でストッパ64に当接して、回収部18の底面18
aに落下する。このとき、重なっていた、すなわち密着
していたシートは、互いに分離されることが多い。当初
密着していたシートが一旦分離されると、その後に重な
っても、以前のように強力に密着することは少ないから
である。そのため、重なっていたシートであっても、回
収部18の横ガイド18bに沿って揃えられることが多
い。
【0049】上記の重なりずらしローラ対40の前後に
はセンサ38,48,49を設け、2枚のシートが重なっ
てシート通過したときだけ、ブレーキ機構70を作動さ
せるとともに、その作動結果を確認するように構成して
いる。
【0050】すなわち、シートの重なりを検出する重な
りシート検出センサ38を、さばきローラ対30と重な
りずらしローラ対40との間に設けている。一方、シー
ト通過方向前後にずれた2枚ずれシートを判別するた
め、2枚ずれシート検出センサ48を、重なりずらしロ
ーラ対40と送りローラ対50との間に設けている。
【0051】上記センサ38,48,49は、どちらも、
受光部38a,48a,49aと発光部38b,48b,49bと
からなる透過式光センサであり、シート通過経路をはさ
んで対向して設ける。好ましくは、上部を受光部38a,
48a,49aとし、下部を発光部38b,48b,49bとす
る。これらのセンサ38,48,49は、発光部38a,4
8a,49aと受光部38b,48b,49bとの間を通る光が
シートによってさえぎられると、受光部38b,48b,4
8bが受ける受光量が変化する。これによって、通過す
るシートの重なり状態を判別することができる。
【0052】すなわち、光の透過率が100%でないシ
ートが通過すると、センサ受光量Tが低下する。シート
が重なっていれば、光の透過率はシートが1枚のときよ
り小さくなり、センサ受光量Tも低下する。
【0053】したがって、シートが通過していないとき
のセンサ受光量L0と、1枚のシートが通過したときの
センサ受光量L1との間に第1しきい値(上限値)S1を設
定し、センサ受光量Tをこの第1しきい値S1と比較す
れば、シートがセンサ位置にあることを判別できる。す
なわち、センサ受光量Tが第1しきい値S1より小さけ
れば、シートがセンサ位置にあると判別できる。
【0054】また、シートが1枚のときのセンサ受光量
1と、2枚のときのセンサ受光量L2との間に第2しき
い値(下限値)S2を設定し、センサ受光量Tをこの第2
しきい値S2と比較することによって、シートが重なっ
ているかどうかを判別できる。すなわち、センサ受光量
Tが第2しきい値S2より小さければ、シートは重なっ
ていると判別できる。
【0055】また、上記センサ受光量Tと、第1駆動モ
ータおよび第2駆動モータに設けたパルスエンコードか
らのパルス信号とによって、シートの長さも検出でき
る。すなわち、センサ受光量Tによってシートの通過を
検出したときに上記パルス信号をカウントすれば、その
カウント値は長さに対応する。
【0056】図7は、本装置10のブロック構成図であ
る。図示したように、入出力ポートとA/Dコンバータ
とRAMとを含むCPU91には、電源90とROM9
2とウォッチドッグタイマ93と発振回路94とが接続
されている。さらに、CPU91には、ドライバを介し
て第1駆動モータ95および第2駆動モータ96が接続
され、各モータ95,96のエンコーダと接続されてい
る。さらに、CPU91は、スタートスイッチ19aと
速度切替スイッチ19bとモード切替スイッチ19cとを
有するパネル表示部19が接続されている。さらに、C
PU91には、シート供給検出センサ(センサA)28、
重なりシート検出センサ(センサB)38、2枚ずれシー
ト検出センサ(センサC-1,C-2)48,49、およびシ
ート回収検出センサ(センサD)68が接続され、また、
ブレーキ機構70の電磁ソレノイド72が接続されてい
る。
【0057】ところで、この装置10では、図1に示す
ように、シート供給部12、シート通過部14、シート
回収部18は、いずれも、その一方側すなわち図におい
て装置手前側に、開口部13,14,17を備え、この開
口部13,16,17を介して、装置内にアクセスできる
ようになっている。一方、シート供給部12、シート通
過部14、シート回収部18の他方側すなわち奥側は、
いずれも、装置中央フレームによって形成される壁で行
き止まりになっていて、シートの側縁を導くガイドとし
て構成されている。
【0058】そして、この装置10は、供給部12およ
びシート通過部14の下部と、シート回収部18の下部
とに、図2,3に示すように(図1では図示せず)、装置
手前に引き出すことができる引き出し状の拡幅ユニット
12x,18xを、さらに備える。
【0059】上部拡幅ユニット12xの上面は、供給部
12の底面12aおよびシート通過部14のシート通過
面15と略同じ高さにあり、拡幅ユニット12xを装置
手前に引き出すと、供給部12の底面12aおよびシー
ト通過部14のシート通過面15が拡張される。同様
に、拡幅ユニット18xの上面は、シート回収部18の
底面18aと、略同じ高さにあり、拡幅ユニット18xを
装置手前に引き出すと、シート回収部18の底面18a
が拡張される。
【0060】この装置10は、開口部13,14,17と
拡幅ユニット12x,18xとを有するので、シートの幅
(シート通過方向に直角方向の長さ)が装置10内のシー
ト通過経路の幅よりも広くても、使用可能である。
【0061】すなわち、装置10内のシート通過経路の
幅より広いシートについては、拡幅ユニット12x,18
xを引き出して、使用する。幅の広いシートは、装置1
0の片側すなわち開口部13,14,17からシートの一
部分が幅方向にはみ出す。このシートのはみ出し部分
は、拡幅ユニット12x,18xの上面によって支持さ
れ、垂れ下がらない。装置10内のシート通過経路内に
あるシートの一部分は、通常の寸法のシートと同様に装
置10のシート送り作用を受けるので、シートは、その
側縁がシート通過経路の奥側をガイドにして、シート通
過経路を移動する。このとき、開口部13,16,17が
連続しているので、シートのはみ出し部分は装置10と
干渉することはない。
【0062】したがって、上記実施例のシート処理機
は、装置内のシート通過経路の幅よりも広い幅のシート
についても利用できる。
【0063】また、開口部13,16,17は連続してい
るので、装置10の片側すなわち装置手前側から、死角
なしに装置10内のシート通過経路を見ることができ
る。
【0064】したがって、上記実施例のシート処理機
は、装置内を通過するシートを完全に見ることができ
る。
【0065】さらに、この装置10は、シート通過経路
より上方を、回動自在の箱状の上ユニット80として一
体的に構成している。
【0066】すなわち、図9,10に示すように、羽根
車60の上方において装置本体中央フレームから水平方
向前方に突設された上ユニット支持軸84によって、上
ユニット80は回転自在に支持される。上ユニット支持
軸84には、ばね85が取り付けられ、上ユニット80
を開放方向(図において、反時計方向)に付勢する。
【0067】上ユニット80には、図2に示した、さば
きローラ対30の従動ローラ34および固定ローラ36
と、重なりずらしローラ対40の従動ローラ44および
ブレーキ機構70と、送りローラ対50の従動ローラ5
4と、重なりシート検出センサ38および2枚ずれシー
ト検出センサ48,49の各受光部とが、装置本体から
独立して固定・収納されている。
【0068】また、上ユニット80は、水平方向に延在
するレバー支持軸88と、このカム支持軸88に枢支さ
れるレバー82とを備える。このレバー82には、カム
穴82aが形成されている。このカム穴82aに対応し
て、装置本体中央フレームには、水平方向装置前方に突
出するカム軸83が突設され、このカム軸83はレバー
82のカム穴82aに係合する。
【0069】さらに、図9,10に示すように、上ユニ
ット80は、円錐状の先端部86aを下方に向けて垂直
方向に固定された位置決めピン86を備える。この位置
決めピン86に対応して、装置本体中央フレームには、
水平方向装置前方に突出する位置決めバー87が突設さ
れている。位置決めバー87は、図11に示すように、
装置本体中央フレーム89aと後部フレーム89bとにお
いて、2点支持され、装置中央フレームよりも装置前方
側に突出した先端側には、位置決めピン86の先端部8
6aと係合する円錐状の位置決め穴87aが形成されてい
る。
【0070】上記構成の上ユニットは、図9に示すよう
に、レバー82が閉じられているとき、レバー82のカ
ム穴82aの右端にカム軸83が係止している。すなわ
ち、カム穴82aの形状によって、レバー82が閉じた
状態すなわち上ユニット80が閉じた状態が保持され
る。
【0071】一方、図10に示すように、レバー82の
右端を持ち上げると、上ユニット80は上ユニット支持
軸84を中心に図において反時計方向に回転して、開放
される。このとき、レバー82は、そのカム穴82aと
装置本体に固定されたカム軸83との係合によって、レ
バー支持軸88のまわりに回転する。また、上ユニット
80の位置決めピン86の先端部86aと、装置本体側
の位置決めバー87の位置決め穴87aとの係合すなわ
ち位置決めが解除される。上ユニット80が開放された
ときに、ばね85のばね付勢力によって、上ユニット8
0は開いた状態を保持する。
【0072】上ユニット80を閉じるには、上ユニット
80の右上部(レバー82周辺)を下方に押さえ込む。こ
れによって、レバー82は、装置本体に固定されたカム
軸83とレバー82のカム穴82aとの係合により、レ
バー支持軸88を中心に時計方向に回転する。図9によ
うに、カム軸83がレバー82のカム穴82aの右端に
係止すると、上ユニット80は閉じた状態がロックされ
る。同時に、上ユニット80の位置決めピン86の先端
部86aが、位置決めバー87の位置決め穴87aに係合
するので、上ユニット80は、高精度で位置決めされ
る。
【0073】つまり、上ユニット80は、レバー82を
操作すれば容易に開き、シート通過経路の上方に空間が
形成されるので、シート通過経路内へのアクセスが一層
容易となる。また、上ユニット80の所定部分を押さえ
込めば、上ユニット80は閉じるので、元に戻すのも容
易である。さらに、上下のローラ対の相対位置は、上ユ
ニットの開閉を繰り返しても、高精度に再現される。
【0074】したがって、上記実施例のシート処理機
は、装置内にシートが詰まった場合に、そのシートを容
易に取り出すことができる。
【0075】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施可能である。たと
えば、拡幅ユニットは引き出し状とする代わりに、常時
拡幅した状態で固定されていても、また、別体のユニッ
トとしてもよい。本発明は、実施例に示したシート枚数
計数装置に限定されるものではなく、たとえば、コピー
機、印刷機等のシート処理機についても適用可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るシート枚数計数装置
の斜視図である。
【図2】 図1の装置の正面図である。
【図3】 図1の装置の平面図である。
【図4】 図1の装置の左側面図である。
【図5】 図3の要部拡大平面図である。
【図6】 図2の要部拡大正面図である。
【図7】 図1の装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 さばき動作の模式図である。
【図9】 図2の要部拡大一部断面図である。
【図10】 上ユニットを開放したときの図9と同様の
図である。
【図11】 要部拡大断面図である。
【符号の説明】
10 シート枚数計数装置 12 シート供給部 13 開口部 14 シート通過部(シート通過経路) 15 シート通過面 16,17 開口部 18 シート回収部 19 パネル表示部 20,21 シート 22 シート供給ローラ(シート供給手段) 23 摩擦部材 24 補助ローラ 28 シート供給検出センサ(センサA) 30 さばきローラ対 32 駆動ローラ 33 摩擦部材 34 従動ローラ 36 固定ローラ 38 重なりシート検出センサ(センサB)(第1検出手
段) 40 重なりずらしローラ対(重なりずらし手段) 42 駆動ローラ 44 従動ローラ 48 2枚ずれシート検出センサ(センサC-1)(第2検
出手段) 49 2枚ずれシート検出センサ(センサC-2)(第2検
出手段) 50 送りローラ対 52 駆動ローラ 54 従動ローラ 60 羽根車 61 羽根 62 挿入空間 64 ストッパ 68 シート回収検出センサ(センサD) 70 ブレーキ機構 72 ベース板 74 電磁ソレノイド 76 ブレーキ板 80 上ユニット 82 レバー 82a カム穴 83 カム軸 84 上ユニット支持 85 ばね 86 位置決めピン 86a 先端部 87 位置決めバー 87a 位置決め穴 88 レバー支持軸 89a 中央フレーム 89b 後部フレーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−155119(JP,A) 特開 平5−319632(JP,A) 実開 平5−72848(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/52 B65H 29/20 G07C 13/00 B65H 5/36

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略同一の性状を有する複数枚数のシート
    (20)をシート毎に一定間隔で順次実質的に水平方向に
    供給して所定のシート通過経路(12,14,18)を通過
    させるようにしたシート処理機(10)において、 上記シート通過経路(12,14,18)は、シート通過方
    向に関して片側にシート通過方向に連続して形成された
    開口部(13,16,17)を備え、他側はシートの側縁を
    導くガイドとして構成されたことを特徴とするシート処
    理機。
  2. 【請求項2】 上記開口部(13,16,17)に隣接し
    て、上記シート通過経路(12,14,18)に実質的に連
    続しかつ装置外側方向に延在して、シートのはみだし部
    分を支持するシート支持面を有する拡幅ユニット(12
    x,18x)をさらに備えることを特徴とする請求項1記載
    のシート処理機。
  3. 【請求項3】 上記シート通過経路(12,14,18)よ
    り上方部分(80)は、装置本体から独立して一体的に構
    成され、装置本体からシート幅方向に突設された枢軸
    (84)を中心に開閉自在に片持ち支持されるとともに、
    円錐状の先端部(86a)を有する位置決めピン(86)を
    開閉端側に備え、該位置決めピン(86)の先端部(86
    a)に対応して係合する円錐状の位置決め穴(87a)を有
    する位置決めバー(87)が、装置本体から突設されたこ
    とを特徴とする請求項1記載のシート処理機。
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