JPS6334513A - 蛍光ランプ用照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上Ω■里立！ この発明は、液晶デイスプレィパネルのバンクライト装
置に利用される、主としてフラットパネル型の蛍光ラン
プ用照明装置に関する。

従来■艮血 液晶テレビにおける液晶デイスプレィパネルのバックラ
イト装置は、ＥＬか蛍光ランプを光源に使用したものが
一般的であるが、ＥＬは薄い面発光体で輝度分布が均一
であり利点を有する反面、輝度が低い、良好な白色が出
せないなどの技術的問題が多くて、液晶デイスプレィパ
ネルのバックライトとしては不十分であるのが現状であ
り、そこでＥＬより高輝度の蛍光ランプを光源に使用し
たバックライト装置が多く実用化されている。

この蛍光ランプ用バンクライト装置には、均一な輝度分
布で面発光するフラットパネル型の蛍光ランプ用照明装
置が使用され、これは偏平な有底上端開口のケース内に
、蛍光ランプとその点灯手段、蛍光ランプの光を反射す
る反射板、反射された光を透過させて均一な輝度分布に
して外部に放射する拡散板を収納したものが一般的で、
その−例を第８図及び第９図より説明する。

第８図及び第９図の照明装置（１）は、画面サイズが４
インチ程度までの小形液晶テレビの液晶デイスプレィパ
ネル用バックライト装置として使用されているもので、
（２）は偏平な有底上端開口の矩形のケース、（３）は
例えば直管形蛍光ランプ、（４）は蛍光ランプ（３）を
点灯させるランプ点灯手段、（５）は反射板、（６）は
透光性の拡散板である。

ランプ点灯手段（４）は１枚の矩形のプリント基板（７
）上に複数のランプ点灯回路部品（８）を組付けたもの
で、ランプ点灯回路部品（８）は例えば蛍光ランプ（３
）を低消費電力で点灯させるインバータ回路における発
振トランス、トランジスタ、抵抗、コンデンサなどで、
プリント基板（７）上に半田付けされる。このランプ点
灯手￥＆（４）はケース（２）の底の１端部に収納され
、ケース（２）の底の他の部分に反射板（５）が収納さ
れる０反射板（５）の中央部の真上に直管形蛍光ランプ
（３）が平行に配置され、蛍光ランプ（３）の真上に拡
散板（６）が平行に配置され、拡散板（６）はケース（
２）の上端開口部に固定される。

蛍光ランプ（３）を点灯させると、その光の一部は直接
に拡散板（６）に入射し、（もの光は反射板（５）で反
射して拡散板（６）に入射する。拡散板（６）に入射し
た光は、拡散Ｆｉ（６）内で拡散して、拡散板（６）よ
りほぼ均一な輝度分布で外部に放射され、拡散板（６）
上に平行に配置された液晶デイスプレィパネル（９）を
照明する。

＜”しよ゛　する　　占 上記照明装置（１）を液晶デイスプレィパネル（９）の
バックライトに使用した小形液晶テレビは、長時間の乾
電池駆動可能な携帯式のものが賞月され、そこで、蛍光
ランプ（３）の光が効率良く拡散板（６）から放出され
るように、蛍光ランプ（３）とケース（２）の底との間
に反射板（５）を配置して、拡散板（６）上での輝度が
液晶デイスプレィパネル（９）を実用に値する明るさで
照明するようにしている。このような反射板（５）は、
金属板を白色や銀白色で塗装したものなど様々な専用の
ものが使用されるが、櫃して嵩高い形状のものが多（て
、この反射板（５）を収納するケース（２）の小形化を
難しくしている。また、ケース（２）の底部にランプ点
灯手段（４）と反射板（５）を、無駄な空間を少な（し
て収納するようにして、ケース（２）を少しでも小形化
するようにしているが、これが難しく、また、反射板（
５）でケース（２）内でのランプ点灯手段（４）の配置
パターンが制限される照明装置設計上の不自由さが在っ
た。

このような問題の解決策として、ケースの内面を白色塗
装などで反射面として、ケースに反射板を着用させたも
のがある。しかし、反射板兼用のケース内に蛍光ランプ
と共に収納されたランプ点灯手段が蛍光ランプの光を乱
反射したり、吸収したりして、ケース上の拡散板への光
反射効率が悪くなり、従って、拡散板上の液晶デイスプ
レィパネルを必要な輝度で照明するには蛍光ランプの光
出力を太き（しなければならず、そのため、高消ｆｆｆ
ｆ１力化して液晶テレビを長時間乾電池駆動させること
が難しくなって、実用的でない問題があった。

朋コ立Δｌツロニ盤Ｓ１へ１役 本発明は上記問題点に鑑み、有底のケースの底部に蛍光
ランプ用ランプ点灯手段を収納し、主としてこのランプ
点灯手段を光反射性塗料で被覆して、この塗料の上方に
蛍光ランプと拡散板を配置した構造の照明装置を提供す
る。

■ 主としてランプ点灯手段を被覆する塗料は白色や銀白色
などの光反射性でかつ絶縁性のもので、この塗料でケー
スの底部部分が反射面となって、蛍光ランプの光を拡散
板へと反射し、ケース内の光反射効率が改善される。特
に、ケース底部のランプ点灯手段の配置形状を工夫する
ことで、塗料は従来の反射板と同様な作用を呈して、反
射板の省略による小形化の実現等を可能にする。

１践皿 以下、本発明の各実施例を、第１図乃至第７図を参照し
て説明する。尚、第１図及び第２図は第１の実施例を、
第３図及び第４図は第２の実施例を、第５図乃至第７図
は第３の実施例を示し、この各実施例は小形液晶テレビ
の液晶デイスプレィパネル（９）のバックライト装置に
通用したものである。

第１図及び第２図の照明装置（１０）において、（１１
）は有底上端開口の偏平なケース、（１２）はケース（
１１）の底部に配置されたランプ点灯手段で、プリント
基板（１３）上にインバータ回路などのランプ点灯回路
部品（１４）を組付けたものである０本発明の特徴は、
ケース（１１）の底にランプ点灯手段（１２）を収納固
定しておいて、ランプ点灯手段（１２）を含むケース（
１１）の底部全域に、第２図に示すように塗料（１５）
を所望の厚さで塗布し硬化させたことである。

塗料（１５）は白色や銀白色などの光反射性で、且つ絶
縁性のものである。　　（１６）は塗料（１５）の塗布
後にケース（１１）内の定位置に配置された直管形蛍光
ランプ、（１７）は蛍光ランプ（１６）の真上に平行に
配置された透光性の拡散板で、ケース（１１）の上端開
口部に固定される。

ケース（１１）の底の一端部にランプ点灯手段（１２）
が配置され、塗料（１５）はランプ点灯手段（１２）を
十分に被覆して、表面がなだらかな曲面になるように多
目に塗布される。ランプ点灯手段（１２）のプリント基
板（１３）上のランプ点灯回路部品（１４）を、例えば
比較的大形のものを外側に、比較的小形のものを内側に
配置すると、ランプ点灯手段（１２）を被覆する塗料（
１５）の表面は平均的に内側に下降するなだらかな凹凸
斜面となって、蛍光ランプ（１６）の光の拡散板（１７
）への反射率が良くなる。ケース（１１）のランプ点灯
手１ｉ１　（１２）の窯い底面での塗料（１５）は略平
坦で、この平坦面の真上に蛍光ランプ（１６）が平行に
配置される。

従って、蛍光ランプ（１６）の光は塗料（１５）の表面
で反射して拡散板（１７）に入射し、拡散板（１７）か
らその上の液晶デイスプレィパネル（９）を照明する。

塗料（１５）の表面は凹凸面で、光を乱反射するが、例
えば塗料（１５）を多目にして表面をなだらかな曲面に
し、また、ランプ点灯手段（１２）上での表面を傾斜さ
せるように構成すれば、塗料（１５）の表面で乱反射し
て消失する光の量が少な（でき、反射板の省略を可能に
する。これにより、ケース（１１）内でのランプ点灯手
段（１２）の配置位置の自由度が増し、ランプ点灯手１
９　（１２）を蛍光ランプ（１６）に近付けることで、
ケース（１１）の小形化が可能になる。また、塗料（１
５）に絶縁性に優れたものを使用することで、塗料（１
５）がランプ点灯手段（１２）の絶縁保護材となり、照
明装置の安全設計上有利となる。

第３図及び第４図の第２の実施例は、有底上端開口の偏
平なケース（１８）の底の両端部に２つに分けたランプ
点灯手段（１９ａ）（１９ｂ）を配置し、このケース（
１８）の底部に上記と間じ塗料（１５）を塗布してから
、ケース（１８）の中央部に直管形蛍光ランプ（２０）
を、その真上に拡散板（２１）を収納し、配置したもの
である。

この場合、２つのランプ点灯手段（１９ｍ）（１９ｂ）
のプリント基板（２２ａ　）　　（２２ｂ　）上のラン
プ点灯回路部品（２３ａ）（２３ｂ）を、その上に被覆
される塗料（１５ａ）（１５ｂ）の表面が共に内側に傾
斜するなだらかな凹凸曲面となるよう配置することで、
塗料（１５）は第９図の反射板（５）と似た反射面を持
ち、蛍光ランプ（２０）の光を拡散板（１７）に効率良
く反射する。

第５図乃至第７図の第３の実施例は、ケース（２４）内
にＵ字形蛍光ランプ（２５）を配置したものの一例で、
有底上端開口のケース（２４）の底の一端部から中央部
にかけてランプ点灯手段（２６）を配置し、このランプ
点灯手段（２６）上と残りのケース（２４）の底面上に
上記と間じ塗料（１５）を塗布してから、ランプ点灯手
段（２６）のケース（２４）の中央部にある部分を囲む
ようにして、Ｕ字形蛍光ランプ（２５）を塗料（１５）
の上方に配置し、その真上に拡散板（２７）を配置した
ものである。この場合も、塗料（１５）の表面のＵ字形
蛍光ランプ（２５）と対向する部分が凹曲面で、この凹
曲面の両側が上昇斜面であるように、ランプ点灯手段（
２６）におけるプリント基板（２８）の形状、及びその
上のランプ点灯回路部品（２９）の配置を決めれば、Ｕ
字形蛍光ランプ（２５）の光は塗料（１５）の表面を効
率良く反射して拡散板（２７）に入射する。

尚、本発明はケース内に複数の蛍光ランプを収納したも
のや、蛍光ランプにＳ字形などの曲管形のものを使用し
たものにおいても、通用、回部である。

皇ユ生立来 本発明によれば、蛍光ランプの光はケース底部の塗料で
反射して拡散板を透過するので、ケース内から蛍光ラン
プ専用の反射板が省略でき、従って、構造簡単で、部品
点数の少ない組立作業性の良い照明装置が提供できる。

また、ケース内に収納されるランプ点灯手段の配置の自
由度が増して、より小形の照明装置の設計が容易となり
、特に小形液晶テレビにおける液晶デイスプレィパネル
のバックライトとして価値多なるものが提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第７図は本発明に係る照明装置の３つの実施
例を説明するためのもので、第１図は第１の実施例の一
部省略部分を含む平面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線に
沿う断面図、第３図は第２の実施例の一部省略部分を含
む平面図、第４図は第３図のＢ−Ｂ線に沿う断面図、第
５図は第３の実施例の一部省略部分を含む平面図、第６
図は第５図のＣ−Ｃ線に沿う断面図、第７図は第６図の
Ｄ−Ｄ線に沿う断面図である。 第８図は従来の照明装置の一部省略部分を含む平面図、
第９図は第８図のＥ−Ｅ線に沿う断面図である。 （１１）−ケース、　　　（１２）　−・ランプ点灯手
段、（１５）　−・塗料、　　　　（１６）　−蛍光ラ
ンプ、（１７）−・−拡散板、　　　（１Ｂ）　−ケー
ス、（１９ａ）（１９ｂ）　・−ランプ点灯手段、（２
０）　−蛍光ランプ、（２１）・−・拡散板、（２４）
・・−ケース、　　　（２５）　−蛍光ランプ、（２６
）・−ランプ点灯手段、 （２７）　−拡散板。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 有底のケースと、ケースの底部に配置された蛍光ランプ
   用ランプ点灯手段と、主としてランプ点灯手段を被覆す
   る光反射性の塗料と、ケース内の前記塗料の上方に配置
   された蛍光ランプと、蛍光ランプの前記塗料と反対側に
   配置された拡散板とを具備したことを特徴とする蛍光ラ
   ンプ用照明装置。