JPS6334469Y2 - - Google Patents

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JPS6334469Y2
JPS6334469Y2 JP7494883U JP7494883U JPS6334469Y2 JP S6334469 Y2 JPS6334469 Y2 JP S6334469Y2 JP 7494883 U JP7494883 U JP 7494883U JP 7494883 U JP7494883 U JP 7494883U JP S6334469 Y2 JPS6334469 Y2 JP S6334469Y2
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JP
Japan
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moving coil
magnetic flux
current
coil
moving
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JP7494883U
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JPS59179482U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、可動コイル型リニアモータにおいて
可動コイルを意とする方向に移動させるための給
電方法に関するものである。
可動コイル型リニアモータにおいては、可動コ
イルを任意の方向に移動させるために、フレミン
グの左手の法則により、その可動コイルの位置で
の固定子の磁束の向きから決る方向の電流を可動
コイルに供給することが必要である。このため、
従来は可動コイルに磁気検出素子又は光学的位置
検出素子などのセンサーを取付けることによつて
磁束の向きを検出し、その向きに応じた方向の電
流をコイルに供給する制御装置を必要としてい
た。この制御装置は複雑な回路構成であり製造コ
ストも大きな比重を占めていた。また、電流を供
給するために移動する可動コイルに電線を接続す
る必要があるので、この電線が断線したり移動の
妨げになつたりする問題があつた。
本考案の目的は、高価な制御回路を用いること
なく、可動コイルの駆動方向及び固定子の磁束と
の相対位置によつて決る方向の電流を可動コイル
へ供給することができるところの、可動コイル型
リニアモータを提供することにある。
しかして、その構成は、可動コイル型リニアモ
ータにおいて、可動コイルの端子に集電ブラシを
取付け、固定子側に所要の配電パターンを持つ架
線を設け、ブラシが架線に接触する様にして、架
線からブラシを通りコイルへ電流を供給するもの
であり、可動コイルが固定子における隣り合う磁
石片の中間に来た時、電流の向きが切り替わり、
次の隣り合う磁石片の中間まではそのままの方向
に電流が可動コイルに流れる様な配電パターンと
することに要点がある。こうすることにより、可
動コイルがある方向の磁束を受ける間は同方向の
電流が供給され、コイルが次の逆磁束との切れ目
(隣り合う磁石片の中間)に来た時に電流を切り
換え、次逆磁束により同方向の推力が得られるよ
うになり、極めて効率よく推力が得られる。
以下、本考案を図面に示す1実施例について説
明する。
第1図は1実施例の正面図、第2図はそのAA
断面図、第3図は可動コイル組立体の斜視図、第
4図は第1図のBB矢視図であり架線部の1実施
例を表わす。第5図は第1図BB断面図で可動コ
イル組立体の移動状況を示す。
1は、U字型断面形状を持つヨークであり、こ
のヨーク1の内面にプリント配線等による架線2
を取付け、可動コイル組立体4の上端部に取付け
られた集電ブラシ3A,3Bが常時架線2に接触
する様にする。ブラシ3Aは可動コイル4Aの両
端子を成し、ブラシ3Bはコイル4Bの両端子を
成す。第4図に示すように、架線2の配電パター
ン2A,2Bは可動コイル4A,4Bの移動とと
もにコイル4A,4Bに供給する電流の向きが変
化する様に交叉してある。電流の切り替る位置
は、そのコイル4A(又はコイル4B)に作用す
る磁束の向きが変化する位置、すなわち隣り合う
磁石片5の中間にコイル4A,4Bが入つた時に
なる様ブラシ3A,3Bの位置と架線2の配電パ
ターン2A,2Bを決める。第3図図示の一実施
例は、可動コイル組立体4の長さが4lで、ブラシ
3A,3Bの接触点(頂点)の間隔を3lとしたも
のであり、これら接触点はコイル組立体4の両端
からはl/2ずつ内側に設けられている。架線2
の配電パターン2A,2Bは2lピツチで正(+)、
負(−)の極性が切り替り、切り替る位置は隣り
合う永久磁石片5間の中心にセツトしてある。こ
こで、lは磁石片5の幅を表わし、磁石片5間の
間隔も同寸法である。第4図図示で架線パターン
2A,2Bの破線部はシヨートしないように印刷
配線板2Cの裏面を通してある。
集電ブラシ3A,3Bの位置、形状、及び架線
パターン2A,2Bはこの他にも種々考えられ
る。
第6図に他の実施例を示す。同図においては、
集電ブラシ3A,3Bが2lピツチでもつてそれぞ
れ可動コイル4A,4Bの両端に設けられた例を
表わしている。
第5図と第4図とは位置的に対応するものであ
り、第4図図示における符号A1〜A5及びB1
〜B5はそれぞれ第5図1〜5におけるブラシ3
A,3Bの位置を示す。
次に、上記構成になる本考案モータの作動につ
いて説明する。
第5図1図示において、ブラシ3A,3Bはそ
れぞれA1,B1位置にあり、コイル4Aは通電さ
れ、コイル4Bは通電されていない。コイル4A
に流れる紙面から手前へ向う電流と、磁石5のN
極からS極へ向う磁束とによりフレミングの左手
の法則に従い可動コイル組立体4には矢印R方向
に推力が働く。コイル組立体4が動き出せば、コ
イル4Bにも通電され、第5図2図示の状態とな
り、コイル4A,4BはそれぞれA2,B2位置
のブラシ3A,3Bにより通電されている。この
場合もコイル4A、コイル4Bのうち磁石片5の
磁束が作用している部分に矢印R方向の推力が働
く。コイル組立体4がさらに右へ移動すると第5
図3図示の状態になり、コイル4Aは磁石片5の
間に入り、ブラシ3Aが第4図図示のA3位置と
なり通電されなくなる。ブラシ3Bは第4図のB
3位置にあり、コイル4Bには第5図2と同じ方
向の電流が流れているため同方向の推力が働く。
第5図4はコイル組立体4がさらに右に移動した
状態を示す。第5図5は同図4からさらに右へ移
動した状態である。このとき、架線2に流す電流
の向きを逆転すると、すなわち、第4図図示の正
(+)、負(−)を入れ換えると、第5図5図示と
は電流が全て逆転し、第5図6図示の状態にな
り、フレミングの左手の法則から推力も逆方向に
なる。このように、可動コイル組立体4の移動方
向の切換えは、架線2に流す電流の向きを切り換
えるだけで任意に行うことができる。
以上述べたごとく、本考案は上記の構成を有す
るから、高価な制御回路を用いなくても、可動コ
イルと永久磁石片との相対位置、及び駆動方向に
よつて決る方向の電流を可動コイルに供給するこ
とができるという優れた効果がある。また、本考
案によれば、構造が極めて簡単であり、低コスト
で必要な電流を効率よく可動コイルへ供給するこ
とができ、かつ電線の断線などを生ずることがな
く実用に適した可動コイル型リニアモータを提供
することができるなどの効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は1実施例の正面図、第2図はそのAA
断面図、第3図は可動コイル組立体の斜視図、第
4図は架線部の1実施例を表わす第1図のBB矢
視図、第5図は可動コイル組立体の移動状況を示
す第1図のBB断面図、第6図は架線部の他の実
施例を表わすところの第3図及び第4図に対応す
る図である。 1……ヨーク、2……架線、2A,2B……配
電パターン、3A,3B……集電ブラシ、4……
可動コイル組立体、4A,4B……可動コイル、
5……永久磁石片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向するヨーク内面に、平板状で厚み方向に
    着磁された永久磁石片を、互いに向い合う極性が
    異なる様にまた隣り合う極性が異なるように長手
    方向に配置し、対向する前記磁石片の間の空隙に
    一様な磁束密度を生ずる様にした固定子と、前記
    空隙内を磁束と直角方向に運動でき、かつその有
    効巻線部の巻線方向が磁束と直角である偏平な複
    数個の可動コイルを組み合わせた可動コイル組立
    体とを備えると共に、前記可動コイルの端子に集
    電ブラシを取付け、また前記固定子に所要の配電
    パターンを持つ架線を結合し、磁束の向きから決
    る方向の電流を前記可動コイルに供給することを
    特徴とする可動コイル型リニアモータ。
JP7494883U 1983-05-19 1983-05-19 可動コイル型リニアモ−タ Granted JPS59179482U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7494883U JPS59179482U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 可動コイル型リニアモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7494883U JPS59179482U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 可動コイル型リニアモ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59179482U JPS59179482U (ja) 1984-11-30
JPS6334469Y2 true JPS6334469Y2 (ja) 1988-09-13

Family

ID=30205031

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7494883U Granted JPS59179482U (ja) 1983-05-19 1983-05-19 可動コイル型リニアモ−タ

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JP (1) JPS59179482U (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH058794Y2 (ja) * 1987-03-30 1993-03-04

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JPS59179482U (ja) 1984-11-30

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