JPS6334427Y2 - - Google Patents

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JPS6334427Y2
JPS6334427Y2 JP17995082U JP17995082U JPS6334427Y2 JP S6334427 Y2 JPS6334427 Y2 JP S6334427Y2 JP 17995082 U JP17995082 U JP 17995082U JP 17995082 U JP17995082 U JP 17995082U JP S6334427 Y2 JPS6334427 Y2 JP S6334427Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はサイリスタによつて交流電源を位相制
御する各種電力変換装置の制御装置における電源
異常検出回路に関するものである。
一般にかかる電力変換装置においては、電源が
停電したり、異常に電圧が低下した場合には、正
常な制御動作を望めないばかりでなく各種の事故
に結びつく可能性があり、回生動作をしている場
合に特にこの傾向が著しいことが知られている。
このため停電や低電圧の異常があつた場合に
は、すみやかにこれを検出して何らかの対策を講
じる必要があり、従来はいわゆる停電検出回路を
設け、これによつて電源の停電、低電圧を検出し
て保護動作のための手立としていた。
第1図に従来の停電検出回路の構成例を示す。
第1図において、1は3相交流電源、2は3相交
流電源1の電圧を検出回路に適する電圧に変換す
るための変圧器、3〜8は整流用ダイオード、9
〜11は抵抗器、12はツエナーダイオード、1
3はトランジスタである。14は停電検出回路出
力、Vccは直流電源、GNDは停電検出回路の零ボ
ルトラインを示す。かかる構成の第1図検出回路
において3相交流電源1の電源電圧が正常時に
は、該電圧は変圧器2によつて電圧変換され、ダ
イオード3〜8によつて整流されて直流電圧とな
り、この直流電圧は抵抗器9,10により分圧さ
れ、ツエナダイオード12を介してトランジスタ
13のベースを駆動している。従つてトランジス
タ13のコレクタ電圧すなわち停電検出回路出力
14は、ほぼ零ボルトまで下がつている。
ここで3相交流電源1の電圧が低下するか、ま
たは停電した場合には、抵抗器9,10により分
圧されている電圧も同様に下がつてツエナダイオ
ード12の障壁電圧を越えることができなくなる
とトランジスタ13は遮断され、トランジスタ1
3のコレクタ電圧14は直流電源Vccの電圧まで
上昇し、該電圧によつて、交流電源が正常電圧
か、停電あるいは低電圧状態であるかを判別す
る。
なお3相交流電源1の電圧がどこまで下がつた
時に検出出力を出すかという動作点は、抵抗器
9,10の分圧比やツエナダイオード12の障壁
電圧の選定により調整可能であることは明らかで
ある。
しかしながら上述の停電検出回路は、交流電源
の停電、低電圧状態は検出可能であつても、電源
周波数の検出を行つていないため、制御動作上充
分とは言えない。
なぜならば通常交流電源電圧には、これら電力
変換装置の他にも種々の負荷が接続されており、
それらの負荷の中には誘起電圧を有する電動機等
が含まれている場合が多く、電源が停電しても電
源電圧は急激に低下せず、電圧の降下する変化に
比べて周波数が大きく変化する結果となつて、制
御装置内の位相制御回路がこの周波数の変化に追
従しきれなくなり、動作不良に至つて不具合を生
じることがあつた。これは上記位相制御回路が、
電源周波数が大きく変化しないことを前提に設計
されていることに起因する。
なお位相制御回路は、一般に交流電源電圧に同
期した三角波等を発生させ、この三角波と位相指
令入力信号とを比較することによつて交流電源電
圧の位相制御角を定めるよう構成されているが、
周知であるので、ここでは動作の詳細な説明につ
いては省略する。
上述したように、従来の停電検出回路の如く交
流電源に対する停電および低電圧の検出のみで
は、検出機能としては充分でなく、従来以上の検
出機能を得るためには、交流電源の周波数の変化
をも検出機能として取入れる必要がある。
本考案はかかる点を満足すべく考案されたもの
であり、従来の交流電源の停電、低電圧検出機能
に、交流電源の周波数の変化を検出する機能を加
えるよう構成されている。
以下、本考案を実施例図面にもとづいて説明す
る。第2図は本考案による電源異常検出回路の一
実施例を示す回路図である。第2図において第1
図と同一符号のものは同一のものを示す。15は
波形整形回路で、交流電源電圧を波形整形し、入
力に同期した出力パルスを発生する回路であり、
オペアンプ等を用いて簡単に構成できるので具体
例は省略する。16,17はダイオード、18,
19,22,23は抵抗器、20,21はコンデ
ンサを示し、24,25はオペアンプで、コンパ
レータとして動作する(以下コンパレータと称
す)。26,27は遅延回路、28,29はDタ
イプフリツプフロツプ、30はインバータゲー
ト、31はオアゲートである。32は電源異常検
出回路出力を示す。
第2図に示すように本考案による電源異常検出
回路は、前述の第1図回路に交流電源の周波数の
変化を検出する機能を付加した構成で、図示の如
く3相交流電源1の電圧を変圧器2で電圧変換し
た出力の交流電源電圧を入力とする波形整形回路
15を設け、その波形整形回路15の出力にカソ
ードを接続したダイオード16と、このダイオー
ド16のアノードに接続した抵抗器18とコンデ
ンサ20とコンパレータ24と、コンパレータ2
4の出力を入力とする遅延回路26と、遅延回路
26の出力をD入力端子に入力するDタイプフリ
ツプフロツプ28とで1つのブロツクを構成し、
コンパレータ24の第1の入力端子(+)へは抵
抗器18とコンデンサ20との接続点を入力接続
し、抵抗器18とコンデンサ20の他端はそれぞ
れ直流電源Vccおよび零ボルトラインGNDへ接続
される。またコンパレータ24の第2の入力端子
(−)へは直流電源Vccを抵抗器22および抵抗器
23とで分圧した所定の電圧が入力される。Dタ
イプフリツプフロツプ28のD入力端子へはコン
パレータ24の出力を遅延回路26を介して接続
し、クロツク入力端子(CK)へは波形整形回路
15の出力をインバータゲート30を介してそれ
ぞれ接続する。
同様に波形整形回路15の出力にカソードを接
続したダイオード17と、このダイオード17の
アノード側に接続された抵抗器19とコンデンサ
21とコンパレータ25と、コンパレータ25の
出力を入力とする遅延回路27と、遅延回路27
の出力をD入力端子に入力するDタイプフリツプ
フロツプ29とでもう1つのブロツクが図示のよ
うに構成される。その接続構成は前述のブロツク
と同様のものであるから、ここでの重復した説明
は省略する。
この2つのブロツクのDタイプフリツプフロツ
プ28,29の出力端子Q,Qよりの出力群と、
前記停電検出回路出力14とを共にオアゲート3
1へ入力接続し、そのオアゲート31の出力を電
源異常検出回路出力32とするように構成され
る。
次に本考案の動作につき、第3図イ〜チに第2
図中のイ〜チの各部動作波形を示し、あわせて説
明する。なお、2つのブロツクは同一の検出原理
によるもので、ここでの説明は第2図中のイ〜チ
で示される1ブロツクの動作について説明する。
第3図は電源周波数が所定の値より低くなつた
場合の例を示す。第3図イは交流電源電圧波形、
第3図ロは波形整形回路15の出力波形で交流電
源電圧を波形整形し入力に同期したパルスを発生
する。ダイオード16により第3図ロの「L」の
状態では第3図ハの出力は零ボルトであり、第3
図ロの波形整形回路出力波形が「H」の状態にな
ると第3図ハの出力は、抵抗器18とコンデンサ
20で定まる時定数で上昇し始める。この時定数
と、抵抗器22,23との分圧比により、検出し
たい電源周波数の変化幅を調整すればよく、第3
図では約17%変化した場合を示している。前述し
たように24のオペアンプはコンパレータとして
動作し、前記コンデンサ20の電圧と抵抗器2
2,23とで定まる分圧電圧第3図ニとを比較し
ているので、第3図ハの右側の出力波形に示すよ
うに電源周波数の変化幅が前記17%を越えた時、
コンパレータ24の出力は第3図ホに示す如くな
る。遅延回路26はコンパレータ24の出力を一
定時間遅らせる機能を有し、第3図ヘに示す出力
波形となる。第3図トはインバータゲート30の
出力波形である。Dタイプフリツプフロツプ28
は第3図トのパルス波形の立上り時(矢印で示
す)に、D入力端子の状態によつて出力が変化す
る機能を有し、クロツク入力端子(CK)には波
形整形回路15の出力をインバータゲート30に
より反転したパルス(第3図ト)を、D入力端子
には遅延回路26の出力(第3図ヘ)をそれぞれ
接続しているので、Dタイプフリツプフロツプ2
8の出力は第3図チに示す如く出力する。
同様にダイオード17、抵抗器19、コンデン
サ21、オペアンプ25、遅延回路27、Dタイ
プフリツプフロツプ29から成るもう1つのブロ
ツクでは、上述したブロツク例とは逆に、電源周
波数が高くなつた場合を想定して検出動作点を設
定しておく。そしてオアゲート31により、従来
の停電検出回路出力14と、交流電源の周波数
が、所定の値より高くなつたとき、発生する出力
と、低くなつたとき発生する出力とを優先させた
出力32を本考案による検出回路出力とする。
以上述べた如く、本考案による電源異常検出回
路は、電源の停電,低電圧のみならず、周波数の
変化に対しても高くなる方向、低くなる方向の両
方向共検出能力があり、従来の停電検出回路以上
に電源異常に対する検出の信頼性が向上し、実用
上大いに有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の停電検出回路の構成例を示す回
路図、第2図は本考案による電源異常検出回路の
一実施例を示す回路図、第3図は第2図中のイ〜
チの各部動作波形を示す図である。 1……3相交流電源、2……変圧器、3〜8…
…整流用ダイオード、9〜11,18,19,2
2,23……抵抗器、12……ツエナダイオー
ド、13……トランジスタ、14……停電検出回
路出力、15……波形整形回路、16,17……
ダイオード、20,21……コンデンサ、24,
25……オペアンプ(コンパレータ)、26,2
7……遅延回路、28,29……Dタイプフリツ
プフロツプ、30……インバータゲート、31…
…オアゲート、32……電源異常検出回路出力。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のサイリスタで構成され、交流電源を位相
    制御する電力変換装置の制御装置において、交流
    電源電圧を入力とする波形整形回路を有し、該波
    形整形回路出力にカソードを接続したダイオード
    と、該ダイオードのアノードに接続した第1の抵
    抗器とコンデンサとコンパレータと、遅延回路
    と、Dタイプフリツプフロツプとから成るブロツ
    クを2つ構成し、各ブロツクのそれぞれの前記コ
    ンパレータの第1の入力端子へは前記第1の抵抗
    器と前記コンデンサとの接続点を入力接続すると
    共に、その第1の抵抗器と前記コンデンサの他端
    はそれぞれ直流電源および零ボルトラインへ接続
    し、かつ前記コンパレータの第2の入力端子へは
    直流電源を第2の抵抗器および第3の抵抗器とで
    分圧した所定の電圧を入力するようなし、各ブロ
    ツクのそれぞれの前記Dタイプフリツプフロツプ
    のD入力端子へは前記コンパレータ出力を前記遅
    延回路を介して接続すると共に、そのクロツク入
    力端子へは前記波形整形回路出力をインバータゲ
    ートを介して接続し、2つのブロツクのDタイプ
    フリツプフロツプ出力群と制御装置の停電検出回
    路出力とを共にオアゲートへ入力接続し、該オア
    ゲート出力を検出回路出力とするように構成した
    ことを特徴とする電源異常検出回路。
JP17995082U 1982-11-30 1982-11-30 電源異常検出回路 Granted JPS5985043U (ja)

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JP17995082U JPS5985043U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 電源異常検出回路

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JP17995082U JPS5985043U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 電源異常検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS5985043U JPS5985043U (ja) 1984-06-08
JPS6334427Y2 true JPS6334427Y2 (ja) 1988-09-13

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JP17995082U Granted JPS5985043U (ja) 1982-11-30 1982-11-30 電源異常検出回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1942278A2 (en) 2006-12-26 2008-07-09 Anest Iwata Corporation Scroll fluid machine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1942278A2 (en) 2006-12-26 2008-07-09 Anest Iwata Corporation Scroll fluid machine

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JPS5985043U (ja) 1984-06-08

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